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ソフトテニス部  竹綱新体制、好スタート!堂々の2位/関東学生秋季リーグ戦

◆10・23〜24 平成22年度関東学生ソフトテニス秋季リーグ戦(白子コート他)
▼対日体大戦
○明大3−2日体大
▼対早大戦
明大2−3早大○
▼対東経大戦
○明大4−1東経大
▼対中大戦
○明大4−1中大
▼対日大戦
○明大3−2日大

▽順位 2位明大
 新体制となり、初めて臨んだリーグ戦。明大は日体大、日大など強豪校と大接戦を繰り広げた末、勝利を収めた。惜しくも早大戦は落としたものの、リーグ2位と新生明大ソフトテニス部として好スタートを切った。

リーグ1日目

≪日体大戦≫
 リーグ戦初日、初戦に迎えたのは日体大。1部リーグ優勝常連校の手強い相手だ。第1ダブルスの寺下(営2)・桑山(農1)ペアは4−5と惜しくも敗戦。しかし、続く第2ダブルスに登場した経験豊富な竹綱主将(文3)・望月(政経3)ペアが今年の天皇杯ベスト8というペアを相手にストレートでゲームを奪う。そのまま、続くシングルスの堂野(営1)とダブルスの大熊(法1)・今井(農2)ペアも互角以上の試合を繰り広げ見事勝利。最終ダブルスは負けてしまったものの、チームカウント3−2で強豪相手に勝ち星を挙げた。試合前、「初戦が大事」と話していた竹綱主将。その初戦をものにし、チームに勢いを生んだ。

≪早大戦≫
 続く2試合目の相手は早大。これまでも幾度となく明治の前に立ちはだかった最大のライバルであり、「そろそろ勝たなきゃ」(望月)と選手たちにとっても山場となる一戦だ。
 第1ダブルスを任されたのは先の日体大戦で頼もしいプレーを見せた竹綱主将・望月ペアだ。連続ポイントですぐさま1セット目を奪うも、その後は点を取っては取られ苦戦を強いられる。しかし、そんな状況下でも上級生ペアの実力が光った。相手の速攻に前衛の望月が冷静に返球すると、今度は後衛の竹綱の鋭いスマッシュが相手コートにたたき込まれる。試合終盤は積極的な攻撃で相手を封じ込め5−3で第1ゲームを奪った。
 しかし、やはり早大。そう簡単に勝たせてくれる相手ではなかった。寺下・菅原(政経3)ペアとシングルスの岩崎(営4)が敗戦し、チームカウント2−1と追い詰められてしまう。なんとか悪い流れを断ち切りたい明治。第3ダブルスで運命の勝負に挑んだのは堂野・桑山の1年生ペアだ。
 試合序盤は完全に相手ペースだった。相手のスマッシュやボレーに対応するのが精一杯で、2人はなかなか攻撃の糸口を見つけることができない。第1、第2セットを連続で落としてしまうが、3セット目から試合は急展開を見せた。相手のミスによる連続得点から徐々に調子を上げていくと序盤の不調が嘘のように桑山のスマッシュが決まる。攻撃だけでなく時にはアウトラインギリギリの技ありサーブで相手を崩していく場面も見られ、試合終盤には完全に相手を圧倒。アドバンテージにまでもつれこんだ激戦を制し、このゲームを勝利した。「自分で負けたら嫌だ」(桑山)と不安も漏らしていたが、しっかりと後続につなげた。
 ここで勝って早大から白星を奪いたかった明治。しかし、最終ダブルスの大熊・今井ペアが敗戦してしまう。結局、春に引き続きまたも早大の前にひれ伏してしまった。しかし「負けたけど得たものはあった」(竹綱主将)と、手応えも感じられた試合だったようだ。

≪東経大戦≫
 早大には敗北したものの、選手たちの切り替えはできていた。3試合目ともなれば疲れも出てきたであろうが、各選手が激しい打ち合いにも粘りを見せチームカウント4−1で勝利。最終的に初日を2勝で終え、良い流れで2日目を迎えることとなった。

リーグ2日目

≪中大戦≫
 第1ゲームに出場したのは明大の下級生エース大熊・今井ペア。はじめは相手のカットサーブに苦戦するものの、すぐにコツをつかみうまくコントロールする。相手に打ち込まれても落ち着いてレシーブする大熊。相手コートのエンドラインぎりぎりにボールを落とすなど、ナイスショットを連発し得点を重ねる。前衛の今井も絶妙なタイミングでボレーを繰り出し相手に一瞬のスキも与えない。途中、今井のサーブでインかアウトかのジャッジでもめる場面もあり、結局インというジャッジになったがどんよりした空気が流れていた。しかし試合再開後すぐに今井がボレーを決め、流れを引き戻す。結果「緊張せずに流れをつくることができた」(大熊)と4ー0のストレート勝ちでこのセットをものにした。
 
 続いて竹綱主将・望月ペアの登場。1セット目で望月がサーブ連続で失敗するなど序盤から明大のミスが目立ちストレートでこのセットを落とす。どうにか流れをつくりたい2セット目。竹綱が主将としての意地を見せた。相手に鋭いショットを打ち込まれても焦らずアウトを見極め明大のポイントに。望月も竹綱主将を的確なボレーでフォローし、連続ポイントを奪う。この調子で5セットを取り、「チームもまとまって応援してくれていた」(望月)とベンチからの声援を見事力に変え、最後は竹綱主将のナイスショットで第2ゲームが終了。
 
 次のシングルスでは堂野が落ち着いたプレーで難なく勝利。その後も寺下・桑山ペアが続くラリーをしっかりと打ち取り、粘り強さを見せ、結果チームカウント4ー1で勝利を収めた。リーグ優勝経験もある中大を相手に、終わってみれば余裕のゲーム展開となった。

≪日大戦≫
 ここまで早大戦を除けば全勝の明大は日大とのリーグ最終戦を迎える。ここ最近はなくなったものの、驚愕(きょうがく)の優勝回数を誇る日大。対するは「勢いで勝ちに行く」(桑山)明大。今年最後のリーグ戦。ここはなんとしても勝利を収め、来春のリーグ戦につなげたいところだ。新生明大ソフトテニス部の最終戦が始まった。
 まずは大熊・今井ペア。相手のボールをしっかりと見極める今井だったが、打つところは容赦なく打ち込んでくる相手に苦戦する。一方大熊は右へ左へ必死にボールを追いかけるが返すのが精一杯な状況で、最後は「受け身になってしまった」(大熊)と相手の速いサーブに手も足も出ず、3ー5でこのゲームを落とすことに。今井はコートにボールを打ちつけ悔しそうな表情を見せた。
 
 まさかの1敗でチームに不安の色も見えつつ迎えた2ゲーム目。彼らならやってくれるだろう。チームの期待を一身に受け、コートに姿を表したのは竹綱主将・望月ペア。ここで流れを取り戻したいところだったが、絶好調だった望月のボレーが決まらず開始早々、点を落としてしまう。竹綱主将もボールがネットに引っ掛かり決めきれない。結果このゲームも3ー5で相手に奪われてしまう。しゃがみ込む望月とうつむく竹綱主将。

 以前の明大は「負けたらもう雰囲気がよくなかった」(大熊)。だが、今までの明大ソフトテニス部とは違った。もうあとがない明大。この大事なゲームを任されたのが今大会全勝中のルーキー・堂野だ。1セット目、サーブミスを連発しあっけなくこのセットを奪われてしまう。「やれることだけをやる」そんな気持ちで臨んだという堂野は2セット目から本来の調子を取り戻し、落ち着いたプレーを見せた。コースを上手に使い分け、相手を左右に動かしスキを突いてショットを決める。ナイスジャッジで得点を重ね3セット目までを勝ち取る。あと1セット。しかし次第に雨も本降りとなり、冷たい雨が選手の体力を奪う。この後立て続けに2セットをストレート負けで落としてしまう。最悪な天候状態の中、アドバンテージというさらなる追い討ちが堂野を襲う。案の定、点の取り合いが続き、両者一歩も譲らず。取っては取られの繰り返しで「体がきつかった」(堂野)と体力も限界を迎えていた。しかし、明大のベンチからは雨に打たれながら必死に応援する選手たちの姿があった。「試合に出場している選手としていない選手とのモチベーションの差が問題」(望月)。以前、望月が口にした心配はもうなかった。竹綱主将を中心に声を張り上げて声援を送る選手たち。そんなチームの思いが堂野に届き、このセットを見事に勝ち取る。勝敗が決まるこの場面でチームに貢献するプレーを見せた堂野。無邪気な笑顔でベンチに戻った。
 
 堂野の活躍によりなんとか敗北はまぬがれた明大だが、残る2ゲームを取らなければ勝利をつかむことはできない。緊張した面持ちでコートに現れたのは岩崎・菅原ペアだ。先制点は明大。岩崎のナイスボレーが炸裂し、順調に点を重ねていく。途中、相手に1ゲームを取られるものの、さすがは上級生ペア。相手のミスを誘いつつ、菅原がラインの真上にボールを落とすなどミラクルショットを決める。岩崎のボレーも終始絶好調。早い試合展開で5ー1と勝利をあげた。「勝たなきゃいけないところだったし、岩崎さんと組むのは最後だから勝ちたかった」(菅原)、「最後に活躍できてよかった。いいとこ取りっす」(岩崎)と笑顔で試合を終えた。この1勝で勝利にぐんと近づき、ベンチの盛り上がりは最高潮に。残すはあと1ゲーム。
 
 トリを飾るのは寺下・桑山ペア。ここまできたらもう勝つしかない。冷たい雨が降り続く中、新生明大の運命の最終ゲームが始まった。最後の試合にふさわしく、序盤から迫力満点のゲームとなった。「雨でボールが入らないのが不安」と話した桑山はミスを重ね、焦りの表情を見せていた。しかし、寺下が落ち着いてフォローに回る。雨でボールが弾かれ、コートから大きく飛び出したボールも必死に追いかけレシーブする寺下。そのナイスファイトにベンチの応援も一層大きくなる。桑山も徐々に安定したプレーを見せ始め、サービスエースを決める。15ー13と大接戦を繰り広げ、第1セットを勝ち取った。その後は明大ペースでゲームが進み、4ー2。最後の1セットは寺下の強烈なボレーが次々と決まり、桑山も相手の体勢を崩すような力強いショットを決める。最後は寺下が相手コートにスマッシュをたたき込みゲームセット。チームカウント3ー2で日大に勝利を収めた。試合後、「いけるやろ」。そんな気楽な気持ちで臨んだと話した寺下。桑山とも「元気出していこう」と話し、いい雰囲気で試合を終えられたという。

 日大戦勝利が決まったその瞬間、ベンチでは歓喜の渦が巻き起こった。選手たちは互いに肩を抱き、喜びの声をあげた。コートからは寺下、桑山が声をあげベンチに駆け寄った。選手たちはハイタッチをして勝利の喜びを噛み締めた。
 このリーグ戦で明大ソフトテニス部が得たものはたくさんあっただろう。強豪校と肩を並べ、「春につながる」(竹綱主将)2位という戦績。そして何よりチームの団結力。それが一番の収穫となったはずだ。応援に来ていた4年生も「竹綱が結構がんばってる。それに下級生たちもついていってる」(西久保・商4)と新体制に期待を膨らませている。今後は「この結果に満足しないでトレーニングを積んでいきたい」(望月)、「この雰囲気を継続させて春のリーグは優勝」(竹綱主将)と新たな目標へ向かって突き進んでいくことだろう。
 次は来春のリーグ戦。強力なルーキーたちを迎え、さらなる成長を遂げている明大ソフトテニス部の活躍がまた見られるはずだ。

[竹田絵美・若槻春香]

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