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先制点を許し、天を仰ぐ野村

硬式野球部  ミスに泣き、早稲田との初戦落とす/東京六大学秋季リーグ戦

◆9・11〜10・31 平成22年度東京六大学野球秋季リーグ戦(神宮球場)
▼9・25 対早稲田1回戦
 明治2―4早稲田○

1回戦
早稲田
明治
 台風12号の影響により、強風吹き荒れる神宮球場。それでも、明治と早稲田の好カードということもあり、14000人の観客が集まった。勝ち点奪取にむけ、初戦を勝ち取るのは紫紺か、それとも臙脂(えんじ)か。

 明治・野村(商3)、早稲田・斎藤の六大学を代表するエース同士の先発で試合が始まった。野村は初回、140キロ台後半の直球と140キロに迫るスライダーで三者凡退に抑える。それに負けじと斎藤も直球と変化球をうまく折り合わせた投球で、通算300奪三振を含む、2奪三振で上々の立ち上がり。両投手の気合いのこもった投球は、緊迫した投手戦を感じさせるものだった。

 しかし、点数が動いたのは2回と早かった。先頭の土生(早稲田)に、慎重になりすぎたか、四球を与えてしまう。送りバントと内野ゴロで2死三塁。続く大野(早稲田)の打球はショートへ。ショートがうまく取ったものの、悪送球でバッターランナーはセーフ。もちろん三塁ランナーもセーフで、課題の守備で相手に1点を献上してしまった。

 それでも打線は4回、打ちあぐねていた斎藤から2死一、三塁のチャンスをつくる。ここでバッターは打撃好調の西(法4)。期待に応えるサード強襲の内野安打で同点に持ち込んだ。盛り上がる明治ベンチとスタンド。しかし、反撃ムード高まったものの後続が凡退してしまう。やはり早稲田、簡単に流れは渡さない。

 両チーム決定打を欠いたまま、迎えた6回。先頭の松永(早稲田)がセンターへのヒットで出塁。さらに四球と右飛間の進塁で、2死一、三塁。バッターボックスには先制の失策を誘った大野が入った。幾多のピンチを抑えてきた野村の渾身の6球目。打球は無情にもライト線へ落ち、三塁走者が生還。さらにスタートを切っていた一塁走者も生還し、2点のリードを許してしまう。さらに、8回は失策に近い内野安打と、送りバントで2死三塁のピンチを迎える。そこで走者土生は3盗。それに焦ってしまったか、送球がそれ、土生は難なく生還。最悪の形で追加点を許す。

 打線は斎藤から代わった大石の前に決定打を放てない。そして最終回、西の二塁打と代打島内(法3)の四球で2死ながら、一塁、二塁のチャンス。バッターボックスには、守備から途中出場の山内主将(文4)。「(途中出場なら)大事な場面で打席が回るはず」と語っていた山内主将。2ストライクから粘り、大石の投じた6球目だった。振り抜いた打球はレフト線を破る適時二塁打。で1点を返し、なおも二塁、三塁のチャンス。打席には代打の池永(営4)が立つ。投手の足元へ強い打球を放つも、大石が好捕し、ゲームセット。応援歌神風がむなしく神宮に響いた。

 早稲田のそつのない攻撃により初戦を落としてしまった明治。しかし、最後回の攻防で意地は見せられた。第2戦の相手先発は好調の福井(早稲田)が予想される。守備ではミスなく、打撃では無駄な打席を減らすことができれば、勝利をぐっと手繰り寄せられるはずだ。
[木村揚輔]

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