検索
 HOME > 硬式野球部

早稲田相手に2安打完封勝利を収めた野村

硬式野球部  「守りの野球」実った!野村完封でまず1勝/東京六大学春季リーグ戦

◆4・10〜5・30 東京六大学野球春季リーグ戦(神宮球場)
▼4・24 対早稲田戦1回戦
○明治3−0早稲田
 昨日までの雨から一転、神宮の空には晴れ間が広がった。球場に詰め掛けた観客は1万8千人。この一戦への注目度が表れている。内野スタンドもほとんど埋まり、明治の応援席は満員に膨れ上がった。明治は08年秋、09年春、秋の3季連続で早稲田から勝ち点を奪えていない。果たして、駆けつけた観客の期待に応えることができるか。

 試合は初回に動いた。荒木(郁・営4)が相手のエラーで出塁すると、すかさず山口(政経4)が送りバントを決め一死2塁。3番・中村(法3)がレフト線へタイムリーツーベースを放ち1点を先制する。

 その裏、先発・野村(商3)の初球はいきなり146キロを計測。その後も140キロ台後半のストレートで押し、わずか9球で三者凡退に抑えた。野村は斎藤(早稲田)との直接対決で2戦2敗と勝てていない。初回の投球には、もう負けるわけにはいかないという気合が表れていた。

 2回以降、明治は毎回のようにヒットを放つが、後が続かない。一方野村も凡打の山を築いて早稲田打線をほぼ完璧に抑え、両者のスコアボードに0が並んだ。

レフトスタンドへ2ランを放つ上本
レフトスタンドへ2ランを放つ上本


 1対0の明治リードで迎えた7回、1死から阿部(寿・情コミ3)が早稲田の守護神・大石からヒットを放つ。続く山内主将(文4)がしっかり送り、二死2塁のチャンスで迎えるは上本(商2)。大石が投じた4球目だった。打った瞬間それとわかる打球はレフトスタンドへ。上本がリーグ戦初となる2ランホームランを放ち、2点を追加した。満員の明治応援席はこの日一番の盛り上がりを見せた。

 それでも簡単には勝たせてくれないのが早稲田。8回裏、先頭打者に四球で出塁を許すと、代打・大野(早稲田)のゴロを処理した阿部(寿)の送球を、セカンドベースに入った上本が投げ急いで落球。次打者を三振に打ち取るが一死1、2塁のピンチを招く。そして9番・大石の放った鋭い打球が一・二塁間を抜けたかと思われたが、上本がダイビングキャッチ。自分のミスを帳消しにした。最後はファーストゴロに抑え、ピンチを切り抜ける。
 野村は9回裏を三者凡退に抑え、終わってみれば許した安打はわずか2本。天敵早稲田相手に見事完封勝利を収めた。

 開幕から3試合で失点は0。終盤にエラーが一つあったものの、善波監督が目指す「守りの野球」を実践できたといえる。守備だけでなく、送りバントを確実に決め、1点を必死に取りにいく明治らしい野球だった。4季ぶりの早稲田戦勝ち点奪取へ向け、明日も守りの野球を貫く。

斎藤からタイムリーを打った中村
斎藤からタイムリーを打った中村


[熱田祈子]

ニュース
 
 この記事へのご意見はこちらからお寄せください。
 今後の明大スポーツ運営への参考にさせていただくほか、ご意見としてご紹介させていただく場合もございます。
 ※必ずEmailアドレスをご入力ください。
 ※htmlタグなど、一部本文中にご利用できない記号がございます。
Email: