ハンドボール部 大乱戦!!制したのは…/秋季菅記念ミニミニカップ
◆11・21〜22、28〜29 平成21年度秋季菅記念ミニミニカップ(日体大健志台体育館他)
▼11・21 対桐蔭横浜大戦(日体大健志台体育館)
〇明大2{8−11,11−9,10−3}1桐蔭横浜大
▼11・22 対日体大B戦
明大0{11−11,12−12,7−10}1日体大B〇
春に続き、独自のルールを採用している今大会。前半30分後半30分の総得点で勝者を決める公式ルールに対して、予選リーグでは1セット17分で2セット先取のセット制を取り入れている。得点システムも1点シュートしかない公式ルールとは違い2点、3点シュートも新たに採用。特に3点シュートはキーパーが攻撃に参加した場合に与えられるため、普段見られないプレーも飛び出し、大会を大いに盛り上げる。また他競技における新人戦の位置付けとなる大会のためチーム構成は1、2年中心。新人同士の交流も大会の一つの目的となっている。▼11・21 対桐蔭横浜大戦(日体大健志台体育館)
〇明大2{8−11,11−9,10−3}1桐蔭横浜大
▼11・22 対日体大B戦
明大0{11−11,12−12,7−10}1日体大B〇
春季ミニミニカップでは強豪筑波大Bチームを破って見事ベスト4入りを果たしただけに、今回こそは……と期待が懸かった今大会。しかし予選リーグ2戦目で王者日体大Bチーム相手に1、2セット目は引き分け、最終セットもあと一歩まで追いすがるも惜敗し決勝トーナメント進出はならなかった。
前日、苦戦を強いられながらも桐蔭横浜大相手に薄氷勝ちを収めた明大。続く2回戦はインカレ4連覇を果たした日体大のBチームとの一戦となった。
1セット目、試合は本学のキーパー、糸(商2)の好セーブから始まった。インカレで引退した兄からキーパーのポジションを受けついで初の大会。プレーにも気合いが入る。序盤はミスから相手に点を取られる苦しい展開となった。相手の固い守りになかなかフリーでシュートを放つことができない本学。体勢を崩したまま放つ苦し紛れのシュートでは王者日体大のゴールは破れない。反対に巧みなパス回しからフリーでシュートを打てる状況を作り出す相手チーム。「視野もうまくない」インカレで日体大と対戦した時監督がこぼした日体大との差。ここでもう一度改めて実感させられることとなった。しかし中盤10分、高田の2点シュートで反撃ののろしを上げるとそこから怒涛の5連続得点。6点差あったビハインドはみるみるうちに1点差まで詰め寄る。そして1セット目ラスト10秒。冷静に放たれた高田の同点打は相手のゴールを捉え、1セット目終了のホイッスルが鳴った。
1セット目を11−11の同点で終えて迎える2セット目。序盤連続3得点を決めた本学。このまま流れに乗っていきたいところであったが開始2分に得点してからはオフェンスで沈黙状態が続く。じわじわ迫る日体大。12分に追いつかれてからは一進一退のシーソーゲームが展開された。同点で迎えた16分30秒、本学のミスから相手にボールを奪われる。選手も、観客も会場全体が“終わった”と思ったに違いない。接戦に終止符が打たれた…と思ったその瞬間、日体大の選手が完全にフリーのシュートを外した。12−12。接戦はまだ終わらない。
3セット目序盤は、これまでの2セットがうそかと思わせるような一方的な展開に始まる。開始1分、今試合初の7メートルスローで相手に1点目を許すと調子を崩す明大をしり目に日体大が得点を荒稼ぎ。6連続得点で試合の流れを完全にものにした。一方明大の得点を示す電光掲示板は、高田が1点決めるまでの8分間0点のまま。コート後方では糸が好セーブでチームを後押しするが、打てども打てども決まらない本学のシュート。「序盤の大量ビハインドで精神的にまいってしまっていた」(松本監督)。その後攻勢に転じる場面も見られた本学だが、時すでに遅し。序盤の大量リードを守り切った日体大がこの大乱戦を制した。
大接戦の末、金星を逃した本学。しかしこの激闘はまた1歩、頂に近づいたことを確実に示している。逃した魚が大きいだけに、落ち込んだ様子も見せる選手たちだったが、課題も見つかり次に繋がる良い試合であったことは間違いない。この1敗はいつか日体大を捉えたときの喜びを倍増させることだろう。
〜試合後のコメント〜
松本監督
「引き分け2本で最後は自滅した形となった。ミニミニカップは1年後2年後のチームづくりを見据えて試合している。試合を見てレギュラー取りもしているので選手には一生懸命プレーしてほしい。もう少し勝ちにこだわったプレーをしてもらいたかった」
[社川拓人]
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