
明大ナインを裏から支えた安井(左)と竹内
硬式野球部 舞台裏から表舞台へ/マネジャー野球大会
◆11・19 早朝マネジャー野球大会(神宮球場)
この日の最高気温は9℃と予想されており、本格的な冬の到来を予感させる。しかし、午前7時で冷え込んでいる神宮球場は寒さに負けない温かな笑顔で包まれた。東京六大学野球連盟と東都大学野球連盟が毎シーズン終了後とに行うマネジャー野球大会。公式な試合ではなく、明るい雰囲気の中行う試合であるが、連盟でそろえたユニホームや、自分の大学のユニホームと同じものを着て本気で挑む者もおり、いつもリーグ戦の舞台裏で見せる緊迫した表情とは異なるマネジャーの姿がそこにはあった。
また、そんな中で”ネタ”を仕込んでくるマネジャーの姿も見られた。ミッキーマウスの手をグラブ代わりに使用したり、応援歌としてコマーシャルの替え歌で歌ったり、打者が打った瞬間に代走が走るなど、終始笑いが絶えなかった。その中でも、試合の合間で気迫のヘッドスライディングを見せる者や、選手顔負けの速球を投げ込む者もおり、試合展開は引き締まっていた。エラーがあっても誰もとがめることはなく笑いで流れてしまう、なんともメリハリのある、そして何とも明るい試合であった。
明治からは4年マネジャーの安井(商4)と竹内(政経4)が参加。安井はショートで先発出場。黄色い声援を背に、打撃、守備、走塁、投球そして笑いとすべてにおいてチームに貢献した。竹内はいつものスタンドではなくベンチから試合を眺めていた。
試合は最終回が終わった瞬間、どこかさみしそうなマネジャーたちは表情をみせた。この試合に参加した多くが4年生。マネジャーとして日々の仕事から解放される一方で、もう大学野球と携わることがないかもしれないという寂しさからだろう。それでも最後の集合写真撮影ではもとの笑顔に戻りで終わることができた。
試合開始、進行をスムーズにできたこと、終わってからの迅速な行動はマネジャーがいなくてはなし得なかった。東京六大学野球、東都大学野球の成功は彼らマネジャーおかげなのだ。そんな神宮の野球を支えてきた彼らマネジャーに私は一言「ありがとうございました」という言葉を贈りたい。
[木村揚輔]
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