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力強くラインを突破する猿楽

ラグビー部  Bチーム、慶応に惜敗するも「明治ラグビー」の一端見せる/関東大学ジュニア選手権

◆9・12〜12・13 関東大学ジュニア選手権(秩父宮ラグビー場他)
▼11・15 1stフェーズ カテゴリー1 慶応戦(慶応日吉グラウンド)
明治26{26−8、0−26}34慶応○

◆スコア◆
明治
慶応
前半後半得点前半後半
PG
DG
2626
26
合計
34
 ジュニア選手権予選最終戦。勝てばセカンドフェーズへの自力出場が決定する大一番で、迎えた相手は慶応。対抗戦で敗れたAチームの雪辱を果たすべく、Bチームは勢いよくグラウンドに飛び出した。

 試合開始直後から攻勢に出るも決め切れない明治。逆に開始7分、呉(政経4)のハイパントを奪った慶応が前のめりになったラインをあっさりと突破。早くもトライを決められ、さらに11分にはドロップゴールで追加点を奪われ0―8とリードを広げられる。しかし、前半20分のライン突破から得た5メートルスクラムをきっかけに、明治は真価を発揮し始める。強烈な押しで相手のFW陣を崩壊させ、スクラムトライを奪うことに成功。さらに、34分の相手の5メートルスクラムにおいても相手FW陣を粉砕。そのままなだれ込みながらのトライを決めた。今年のチームには見られなかった「これこそが明治」と観客に思わせる劇的な2本のトライを演出し、逆転に成功する。その後完全に流れを掌握した明治は、ブレイクダウンで慶應を圧倒。優位に立ってプレーを進めていく。木村(商1)の縦への突破によるトライなどさらに2本のトライを追加し、26−8という大差をつけてのスコアで前半を折り返した。

 だが後半、「前半のスコアの余裕から油断する気持ちが出てきてしまったのかもしれない」(渋谷・文4)と、選手たちのプレーに気持ちが乗りきらず、試合の主導権が完全に慶応に移ってしまう。後半5分には、モールからサイドに素早くボールが展開され、縦への突破を許しトライを奪われる。その後もチャンスをものにできないどころか、自分たちのミスでピンチに変えてしまう。中に人数を集めさせられた後にサイドを割られるというパターンで2本のトライを獲られ26−27とついに逆転を許す。更に38分にダメ押しのトライを奪われ、結局26−34でノーサイド。明治はまたもや勝てる試合を自分たちのミスで逃してしまうことになった。

 同日に行われた試合で関東学院が帝京大に敗れたことで、明治はセカンドフェーズ進出を果たしたものの、「今日の試合はスクラム以外に良いところがなかった」(土橋コーチ)、「後半から気持ちが折れてしまった」(池島・営4)と試合を振り返る選手、コーチの表情は硬い。だが、「(Aチームは)前半のスクラムトライを見て何も感じないはずがない」(松浦・商4)というコメントが示すように、FWから崩すラグビーを体現してみせたことにはなによりも変えがたい価値があるのではないだろうか。次はこの試合を見ていたAチームが、今週末に控える帝京大戦で真価を発揮する番だ。

[石川雄治]
◆先発メンバー&リザーブ◆
(リザーブのカッコは交替時間)
1.PR松浦 雄樹
→17.木暮(後半17分)
9.SH下村 真太朗(法2)

16大澤 裕(政経4)

2.HO鈴木 亮大郎(政経2)

10.SO筆谷 優樹(政経1)

17木暮 宗(商2)
←1.松浦(後半17分)
3.PR小野 慎介(政経2)

11.WTB木村 圭吾
→18.笠原(後半35分)
18笠原 卓(法2)
←11.木村(後半35分)
4.LO鎌田 祐太郎(法4)

12.CTB安部 亮佑(法4)
→20.津久井(前半30分)
19榮長 寛(政経3)
←7.池島(後半39分)
5.LO渋谷 泰志

13.CTB猿楽 直希

20津久井 信介(政経4)
←12.安部(前半30分)
6.FL堀江 恭佑(商1)

14.WTB川口 直哉(商4)

21石井 彰太郎(法3)

7.FL池島 昇平
→19.榮長(後半39分)
15.FB呉 基烈
→22.石丸(後半23分)
22石丸 剛也(政経4)
←15.呉(後半23分)
8.NO.8竹内 健人(営1)

〜試合後のコメント〜
黒須コーチ
 「前半は悪くなかったが、後半シャットアウトされてしまった。チャンスで獲り切れなかったうちとチャンスで獲り切った慶應さんの差が出てしまったためだろう。今日は全員で勝とうということでチーム全体が集まっていたいたし、そういう点では一体感が感じられる試合だった。これからA、Bともに帝京と戦うことになるが、課題となるのはFWサイドでのブレイクダウンでのディフェンスとアタック」。

土橋コーチ
 「向こうのほうが勝ちたいという思いがあったし、そのための準備ができていた。スクラムでは押せていたものの、ラインアウトの修正やミスを少なくするといった課題の修正がこの段階になっても残ってしまっている。今日の収穫はスクラムだけだが、その点を評価してチーム選考をしたいと思う」。

松浦
 「今日の敗因は小さなミスから崩れていってしまったこと。完敗だった。だが、前半のスクラムトライこそ、明治のラグビーだ。ああいったプレーにAチームは何も感じないはずがない。今、Bチームは池島、渋谷、鎌田ら四年生を中心に声を出しまとめあげており、いい雰囲気でやれている。これからもFWで崩していくことが目標」。

鈴木
 「今日はセットプレーの精度で負けた。チームに迷惑をかけてしまい、本当に悔しいです。前半のスクラムトライは、ファーストスクラムの時点で押していけると感じたのでみんなで話し合って狙いに行こうとした。しかし獲りきれないところがあったので次の試合からはもっと狙いに行きたい。Bチームはまとまっているし、しゃべる選手も多い。BチームからAチームに出られる選手が増えれば良いと思う」。

小野
 「前後半で相手が特に変わったわけじゃないのに、連続で取られてしまってその後の修正ができなかった。こっちが得点を取れずにいたことで、点差以上に焦ってしまった。とりあえず次に進めることにはなったので、また頑張りたい」。

渋谷
 「前半はFWの調子がよくて修正すべき点はラインアウトだけだった。後半はみんな浮き足立っていてミスをとられ、気持ち的にも沈んでしまった。プレーしている自分たちは変わっていないと思っていても前半のスコアの余裕から油断する気持ちが出てきてしまったのかもしれない。次の試合でリベンジする。Bチームの強みであるチーム内のまとまりをAチームにも伝えていきたい」。

池島
 「前半はFWが優位に立ててよかった。後半はメンバー交代がうまくいかなかった。気持ちも折れてしまった。毎回勝てる試合を落としてしまっている。全ては気持ちの問題だ。(Bチームで)ミスしても前向きにポジティブにつなげようと心がけている。次まだ試合あるので頑張りたい」。

猿楽
 「今日は自分たちのミスと気持ちが敗因。完璧になめきってやっていた。前半は自分たちのやりたいラグビーがよく出来たと思う。まとまりはAチームよりもBチームのほうが断然良くて楽しくラグビーができる。Aチームは勝たなきゃいけないというプレッシャーがあると思うのでまとまるのも難しいと思う。Bチームの中心となっている人はやっぱり池島さん。次は帝京戦ですが相手が誰でも楽しくラグビーをするのが目標です」。

◆2009年・関東大学ジュニア選手権カテゴリー1星取表◆全日程終了
(明治戦スコアをクリックするとその試合の記事をご覧になれます)
帝京大早稲田慶応明治関東学院法大勝敗勝点順位
帝京大
○17−5
○29−10
●17−27
○39−10
○20−12
4勝1敗
19
早稲田
●5−17

○38−0
●29−36
○17−5
○51−24
3勝2敗
16
慶応
●0−38
●10−29

○34−28
○33−22
○62−36
3勝2敗
15
明治
○36−29
○27−17
●26−34

●19−34
●24−30
2勝3敗
12
関東学院
●5−17
●10−39
●22−33
○34−19

○28−19
2勝3敗
10
法大
●24−51
●12−20
●36−62
○30−24
●19−28

1勝4敗
以上の結果により、上位4校(帝京大・早稲田・慶応・明治)はそれぞれ2ndフェーズへ進出、
下位2校(関東学院・法大)はそれぞれカテゴリー2の上位2校との入替戦へ

◆2009年・関東大学ジュニア選手権明治試合日程◆
(スコアをクリックするとその試合の記事をご覧になれます)
月日対戦相手場所開始時間結果
1stフェーズ(カテゴリー1)
9・20関東学院八幡山14時
●19−34
9・27早稲田上井草15時
○36−29
10・11帝京大八幡山14時
○27−17
10・25法大八幡山14時
●24−30
11・15慶応日吉14時
●26−34
2ndフェーズ
未定帝京大未定未定


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