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痛恨の押し出しで悔しさをにじませる大越

硬式野球部  小さなミスから慶応に大敗…/東京六大学秋季リーグ戦

◆10・17 平成21年度東京六大学野球秋季リーグ戦(神宮球場)
▼対慶応1回戦
 明治3−8慶応○
 4勝3敗勝ち点2で3位タイの明治。対戦相手の慶応は今春2連勝している相手とはいえ今季2位と侮れない。4季ぶりの優勝のためには決して落とせない試合となった。

 相手先発は今シーズントップタイの4勝を挙げている中林(慶応)。プロ注目左腕を打ち崩せるかがこの試合のカギだ。中林攻略のため「上から叩いて低い打球が打てる選手を起用したい」(善波監督)との理由から今シーズンケガで出場機会が少なかった遠山主将(商4)を1番で起用した。また不調の謝敷(商3)を8番で使い、4番に東大戦で好調だった矢島(商3)を据える大幅な打線組み替えで2位慶応に挑んだ。
 
 打順の組み替えが功を奏したか初回、山口(政経3)、荒木(郁・営3)の俊足コンビを一、二塁に置き、5番の千田(営4)がライト線を破るタイムリー放ち2点を先制する。また、2回にも加点し、3−0と試合の主導権を握った。
 
 明治は今シーズン防御率1.71と好調の難波(情コミ2)が先発。初回を3人で抑える好調な立ち上がりを見せる。しかし2回、ミスが失点につながってしまう。1アウトランナー二塁、打ち取ったかに思われたが、サードの送球に対しファーストの足がベースから離れてしまう。そんな小さなミスを慶応は見逃さない。続く山本(慶応)、長崎(慶応)に連続タイムリーを浴び3失点。試合を振り出しに戻されてしまう。

 日が暮れ、闇に包まれ始めた4回。首位打者の経験もある小野寺(慶応)が先頭のバッターボックスに立つ。その5球目、乾いた打球音が球場を包む。一塁側が歓声に沸いた。明治にとって痛恨のライトへの勝ち越しホームラン。あっという間の逆転劇に三塁側明治ベンチには不穏な空気が立ち込める。

 悪い流れは簡単には切れない。5回裏、代わった大越(政経4)が捕まった。四死球二つとヒットを与え、ノーアウト満塁で4番伊藤(慶大)を迎える。フルカウントからの7球目、無情にもボールは枠外に。この押し出しフォアボールを与えて大越はワンアウトも取れず降板してしまう。代わった西嶋(商3)もタイムリーを打たれ、結局この回4失点で点差は5点と広がってしまった。

 試合終盤から降り出した雨のように、打線も3回以降立ち直った中林の前にチャンスすら作れず沈黙し、そのままゲームセット。第1試合が長引き15時に試合が開始したこともあり、試合終了時刻は17時45分と遅くなった。それ以上にこの5点差という大敗は明治ナインに隠しきれない疲労感を与えた。

 今春2連勝した慶応相手に初戦を落としてしまった。しかしまだ優勝の可能性が消えた訳ではない。明日の先発はエース・野村(商2)が予想される。奇跡の逆転優勝は野村の右腕に託された。

[木村揚輔]

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