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粘りのピッチングで早稲田打線を0点に抑えた野村

硬式野球部  3時間50分の熱闘、決着つかず/東京六大学秋季リーグ戦

◆10・19 平成20年度東京六大学野球秋季リーグ戦(神宮球場)
▼対早稲田2回戦
明治0‐0早稲田
 3時間50分。試合が終わるまで球場の誰もが固唾(かたず)を飲んで試合の行方を、一球一球食い入るように見守った。

 両チーム得点の入らないまま回は進み、試合は9回に突入する。球場の照明は点灯し、カクテル光線でグラウンドは照らされた。この回、リリーフで登板し、これまで攻略しきれなかった福井(早稲田)をようやくとらえ始めた。池田(法4)、小道(法3)のヒットで2アウトながらも一、二塁。ここでバッターは代打戸田(文2)。福井の投じた3球目を振り抜くと打球はショートの横を抜けレフトへ。選手が、そして三塁側応援席の誰もが得点を確信した。しかし、泉(早稲田)の返球がキャッチャーのミットにストライクで収まると、セカンドランナー池田はタッチアウト。紫で埋め尽くされた三塁側からは悲鳴とも言えるべき声が漏れ、一方の一塁側からは歓喜の声が上がり、球場全体を包み込んだ。

 その裏、これまで早稲田打線を抑え続けた野村(商1)にも、疲れの色が見え始める。この回だけで3つのフォアボールを与えると、2アウトでランナーを一塁と三塁に背負う。しかし、ここは1年生ながら数々のピンチを脱してきた野村が勝った。野村の投じた133球目、こん身のストレートは宇高(早稲田)のバットが空を切り、田島(一・商4)のミットに収まる。三振。派手なガッツポーズを見せる野村。この試合最大のピンチを切り抜けた。

 試合はこのまま延長に突入する。両チームランナーを出すも決定打が出ずについに延長12回を迎えた。この回から登板した岩田(営4)が最後のバッターを三振にとると、決着は付かず試合は幕を閉じた。

 紫紺の日が開催され、この日の三塁側は紫一色に染まった。できれば勝ってほしかったと言うのが正直な感想だ。しかし、野球の神様はまだ明治を見捨ててはいなかった。奇跡の逆転優勝へ、最後まであきらめるわけにはいかない。

[鳥居広明]

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