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現在アシストランキング2位と大活躍中の小川


OBからのエール  (1)小川佳純(名古屋グランパスエイト)  

 昨年43年ぶりにリーグ優勝し、連覇を目標に掲げた本学が前期リーグをまさかの10位で折り返した。
 しかし本学サッカー部には、日本代表にも選出された長友佑都選手(政経4・FC東京)を筆頭に、Jリーグで活躍する数多くのOBを生むすばらしい環境がある。
 明治で成長し、巣立っていった先輩たち。今回は今をときめくOB選手から、明治時代を振り返ってもらうとともに現役生へ激励のメッセージをもらった。

名古屋グランパスエイト・小川佳純選手(平19商卒)

 第1回目はプロ2年目、今年名古屋グランパスエイトでブレイクしているサッカー選手の一人・小川佳純。今シーズンは3得点5アシスト(6月15日現在)と、チームに欠かせない選手にまで成長している。そんな小川がエースとして過ごした明治での4年間は、人として大きく変わった大切な時間だった。

「後悔しないよう、1日を大切に」

――まず、明大サッカー部で学んだものは何でしたか?
 たくさんありますが、一つ挙げるなら「自立」ですね。学生から社会人になる上で、さらには生きていく上で大学生活は「自分を確立していく4年間」だと思っています。サッカーを続けるにしても、普通に就職するにしても大切な自立心を明治では学びました。サッカーでお金を稼いでいる今は、学生とは違って1年が勝負です。そのため自己管理が大切になってきますが、その点で明治で学んだ自立心が生きていますね。

――明治時代、サッカーの面で成長したところはどこですか?
 体の部分ですね。自分は体は小さかったんですが、4年間でだいぶ大きくなりました。でもサッカーの面よりも人として大きく変わったと思っています。さまざまな人と出会って、多くの人に支えられてここまでくることができたと思っています。

――「人として大きく変わった」ことは、現在どのように影響していますか?
 プロとして今自分はサッカーをさせてもらっていますが、これは試合を見に来てくれる人や、携わってくれているたくさんの人たちのおかげで、プレーできているんです。そんな人たちのために「いいプレーで恩返しがしたい」と思いながらプレーしています。周囲への感謝は忘れないようにしています。

――小川選手がなかなか結果が出なかったときに支えになっていたものは何ですか?
 同じ代の同期です。横のつながりは本当に強かったですね。同じサッカー部の同じ代になった仲間たちって、運命的な人たちだと思うんです。つらくなったときは同じ学年の仲間が助けてくれました。部員を、仲間を大切にしてほしいですね。仲間がつらいといは自分も助けになるようにしていました。

――そんな同期の仲間たちとどのようにつらい時期を乗り越えていったのでしょうか。
 自分が4年生の時の前期リーグも、あまり結果が良くなかったんです。ミーティングを何十回としましたね。仲が良い学年ではあったんですが、なあなあではなくお互い厳しくやっていけていました。誰かのミスはちゃんと指摘して、逆に良かったところもちゃんと言い合う。分かち合えていたと思います。結果的に後期リーグは無敗でインカレにも出場することができて、満足のいく4年間を過ごせました。

――4年間で一番印象に残っている試合はありますか?
 4年生の後期リーグでの駒大戦(※1)ですね。1部リーグに初挑戦だった3年生の時、駒大にボコボコにやられたんです。正直歯が立ちませんでした。4年の前期で引き分けて、後期に逆転勝利することができた。チームとして成長したなって感じた瞬間でした。最後に負けた試合(※2)も、印象的ですけどね。

※1…2006年9月20日に行われた第80回関東大学1部リーグ戦(後期)、駒大戦。前半を1−2で終えリードされるも、後半4分に小川のゴールで同点に。さらに33分、小川の逆転弾が決まり見事勝利した。
※2…2007年1月7日に行われた第55回全日本大学選手権(インカレ)の決勝トーナメント1回戦関大戦のこと。1−2で敗れたものの、「年明けまでこのメンバーでサッカーをする」という目標を達成し、充実感を胸に小川の4年間は幕を閉じた。

――では、名古屋での現在の目標は何ですか?
 「小川がいなきゃダメだ」と言われるような選手になることです!

――ありがとうございました。最後に明大サッカー部へエールをお願いします。
 特に4年生へ。今のそのメンバーでやれる試合ってのは限られてる。一試合一試合を大事に、後悔しないように戦ってほしい。優勝できる力が今のメンバーにはある。大学サッカーは気持ちが大きく左右するから、自分たちをおごらずに、一日一日を大事に。


◆小川佳純 おがわよしずみ 173cm・67kg 背番号29
 サッカー部時代は明治のエースとして部をけん引し、4年時には後期リーグ無敗という記録を打ち立てた。
リーグのベストイレブンと4年間最多出場賞を獲得。現在は名古屋グランパスエイトでストイコビッチ監督の下、安定した結果を残している



◎こぼれ話◎

 昨年12月に行われたインカレのグループリーグ最終戦。本学は破れグループリーグ突破はならなかったが、この試合に小川選手が名古屋から駆けつけていた。「オフだったんで、東京まで見に行きました」。OBになっても明治愛は変わらない!


☆次回予告☆

 次回は今年見事J1に復帰した東京ヴェルディの福田健介選手(平19政経卒)。小川選手とともに、4年時には明治をリーグ3位にまで引き上げた立役者だ。「今も明治の試合結果はチェックしています」(福田)と、こちらも小川選手と変わらぬ明治愛の持ち主。そんな福田選手からのエールにご期待下さい。6月22日掲載予定。

[松原悠]

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