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9回、逆転サヨナラ2ランを放った今日のヒーロー荒木(郁)

硬式野球部  荒木(郁)のサヨナラ弾で早稲田を粉砕/東京六大学春季リーグ戦

◆5・17 平成20年度東京六大学野球春季リーグ戦(神宮球場)
▼対早稲田1回戦
○明治4X−3早稲田
 いよいよやってきた、早稲田との決戦の刻(とき)。リーグ戦の優勝を大きく左右する大事な一戦だ。試合は天王山にふさわしく一進一退の攻防が続いたが、最後の最後に、誰も予想だにしなかった劇的なシナリオが用意されていた…。

 先制点を奪ったのは早稲田。2回、本学先発の岩田(営4)が、先頭の原に四球を与えてしまう。その後2死二塁から7番・小島に左中間へのタイムリー二塁打を浴びた。さらに岩田は、4回にも松本の右前安打と犠打野選などで1死二、三塁のピンチを招くと、6番・宇高に右前にもっていかれ、追加点を奪われた。

 だが明治も負けじと反撃に出る。4回まで早稲田先発の斎藤を打ちあぐねていたが5回、荒木(郁・営2)の安打などで1死二塁のチャンスをつくり打席には投手の岩田。ここで岩田が野手顔負けの打撃で中前に運び、1点を返した。

 しかし8回、疲れの見える岩田に再び早稲田打線が襲いかかった。1死から4番の原に二塁打を許すと、2死から宇高の放った打球が二塁手と中堅手の間にポトリ。この間にランナーが生還し、貴重な追加点を奪われてしまった。

 明治打線も5回以降は斎藤の後を受けた大石の前に完全に沈黙、3−1のまま9回を迎える。先頭の池田(法4)は、この回からマウンドに上がった松下に簡単に打ち取られてしまい、1死。このまま試合は終了してしまうかと思われた。しかしこの後に待ち受けるドラマの、真の幕開けはここからだった。続く小道(法3)が左中間へ二塁打を放つと、千田(営3)もこれに続いて左前タイムリーを放ち、1点差に迫る。1塁側学生席の応援のボルテージも最高潮に達する中、打席には荒木(郁)。フルカウントから、甘く入ったインコースのストレートを完ぺきにとらえた。打球は打った瞬間に“それ”とわかる、逆転サヨナラホームランとなってライトスタンド中段で弾んだ。あまりにも劇的な幕切れに、神宮球場に詰め掛けた2万人の観衆は大いにわいた。

 野球はゲームセットまでわからない――。まさにその言葉どおりの展開となった今試合。この勢いそのままに、8季ぶりの優勝へまい進してほしい。

[佐藤慧]

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