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信闘  (4)栗田大輔監督インタビュー  

 王座奪還を成し遂げる。昨季は、2冠を果たした前年度を超えるべく、3冠を目指したが無冠に終わった。リーグ戦は、優勝争いに加われず4位。総理大臣杯では準優勝を果たすも、集大成のインカレはまさかの初戦敗退。Jリーガーを5人輩出するなど力のあるチームだっただけに、勝負の厳しさを感じる1年となった。
 今季のチームスローガンは「信闘」。自分、仲間、今までやってきたことを信じて“闘う”思いを込めた。新主将には岩武克弥(政経4=大分トリニータU―18)が選出。2年次からレギュラーの岩武が、背中でチームを引っ張る。今季の4年生は、パワフルで元気いっぱい。「3冠のためには自分たちの色を出さないといけない」(岩武)。勢いを良い方向へ統一し、今季こそ3冠を狙う。本特集はそんなサッカー部の1年を追い続ける。
 4月7日に迫った関東リーグ開幕。4月2日から5日まで、副将対談、主将インタビュー、フィジカルコーチインタビュー、監督インタビューをお届けします。リーグ開幕前日である4月6日には瓦版を更新する予定です。
 第4回目は栗田大輔のインタビューです。(この取材は3月28日に行われたものです)


――各学年の印象を教えてください
栗田監督:4年生は、非常に勢いがあって元気がいいです。その勢いと元気がノリにならないようにできれば良いチームになると思います。3年生は、まだまだおとなしいです。まだまだやらないとダメです。2年生もキャプテンが多い代ですが、まだ遠慮している部分があります。先輩後輩の部分と、ピッチの中では全員が競争をする場所というメリハリがもっとあると良いと思います。1年生は、まだまだですね。早く慣れてほしいです。

――昨シーズンを振り返って
栗田監督:結果を残せていないので、近年の明治の成績としては物足りなく見えるかもしれません。他大からすれば強豪というイメージがあるかもしれないですが、明治の選手で納得している人はいないと思います。

――結果が出ない中で学んだことはなんでしょうか
栗田監督:おととしに2冠を取って、昨年こそ3冠を取ろうとしていましたが、3冠と言っても1冠を取るのも難しいです。長い歴史の中で優勝は数えるくらいしかないですし、一つ一つの優勝に向けて日々努力しています。昨年はその深みというか、勝つことや追求すること、勝負の厳しさを感じた1年でした。

――明治が目指すのはどのようなサッカーでしょうか
栗田監督:全員が全力を尽くすことがベースだと思います。大好きなサッカーを通じて、自分の持っているエネルギーを全て注いでほしいです。そして、応援や運営や立ち居振る舞いを含め、人としても成長してほしいです。その上で、強い個人というのを求めています。自己判断や決断力のある、自分の道を切り開ける強い個人の集合体でありたいです。それがベースにありながら、サッカー自体は、クリエイティブで創造性があり、見ている人が面白いと思ったり、感動するサッカーを追求しています。

――選手が人間力を高めるために監督から求めていることはありますか
栗田監督:人として成長しようと思っても、具体的に何をすれば成長するのが分からないと思います。だからこそ、まずは大好きなサッカーを追求することが第一です。自分が1番好きなものに全力を注げない、または、メンタルにむらがあったり、人を見てプレーを変えたり、日によってプレーを変えていては成長しないと思います。常に目の前に与えられることを全力でやること、その中でチームが勝つためにどうするのか考え続けることがまず大事です。その上で、大学生は1番青春を謳歌できる時期です。学校で一般の学生と交流したり、いろいろなことに興味を持ったり、時間を有効に使って、自分の見地を広げることが大切です。サッカーの部分と生活の部分、時間の使い方やいろいろなことに興味を持つことがあって初めて人間性は高まると思います。

――昨年から変えたことや変わったことはありますか
栗田監督:トレーナーやフィジカルコーチやコーチを含めて本当によくやってくれています。環境面をどうやって追求できるかということで、食事面を変えるチャレンジをしました。単純に1日4000カロリーくらいを取れる食事量と、5大栄養素のバランスの良い食事を出してもらえるように寮母さんと相談して改革しました。

――2回の合宿はいかがでしたか
栗田監督:2月の段階でミニキャンプを1泊2日でやりました。初日は、昼の12時30分から夜の23時まで座学やグループワークをして、元日本代表の斉藤俊秀さんに講演してもらったりしました。チームのベクトル合わせや、お互いのコミュニケーションを追求した合宿でした。春合宿は、天皇杯が始まるのでチームづくりや一体感を高めることが狙いでした。

――春合宿のアクティブコミュニケーションの狙いは何でしょうか
栗田監督:3月25日が天皇杯予選の初戦ということで、合宿からそのまま試合に入る形でした。合宿先も高校の宿舎で、ずっと息の詰まった緊張感を持ってやっていました。その中で、全員でリフレッシュすることを念頭に置きました。スタッフ含めて70人でボウリング大会はなかなかできません。単純に楽しもうかなと思いました。そういうノリや勢いの部分を大事にしたいし、オンとオフの切り替えというか、チームを盛り上げたいと思いました。非常に楽しかったです。

――大学サッカーを盛り上げるために必要なことは何でしょうか
栗田監督:気持ち良さや、ピッチだけでなくて応援も含めて全力を尽くすことです。人に感動を及ぼすように、各選手や各大学が取り組むことが第一です。それを見て、ファンが増えたりスポンサーが付いたりすると思います。

――応援してくれている方へのメッセージ
栗田監督:今、明治があるのは過去のOBがいるからです。OBの方や一般の学生や保護者や関係者が見た時に、明治のサッカーって面白いな、見に来て良かったなと思える取り組みをしたいです。あとは、強いチームは魅力があると思います。勝つことに徹底的にこだわって今年も頑張ります。

第5回はリーグ戦の展望を瓦版でお届けします。更新は明日、4月6日予定です。
お楽しみに!

[渡部伊織]


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