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主将不在の中、積極的に声を出す副将・渡辺


ボールパーク便り  冬を越え新体制でシーズンに臨む! 恒例の沼津キャンプ開催  

◆2・20〜24 沼津キャンプ(県営愛鷹球場)
 W奪冠Wに向け、新チームが本格始動だ。今月の20日から24日にわたって行われている毎年恒例の沼津キャンプ。2日目のこの日は、9時から17時までポジションごとに分かれ、守備・打撃練習を行った。グラウンドには学年に関係なくチームメートを鼓舞(こぶ)する声が響いた。

 「雰囲気が良い」。選手から口々に聞こえた言葉に、新チームのカラーが見てとれる。この日は、体育会各部の主将、主務が集まるリーダーズキャンプ・マネジャー研修会への参加のため、吉田有輝主将(商3=履正社)が不在。副将以下数名で練習を執り仕切った。春は12年ぶりのリーグ5位、秋はあと一歩で2位に甘んじた昨年度は、最上級生の連携不足が課題に浮上した。「今年は吉田だけでなくて、他もどんどんチームを引っ張っていこう」(氷見泰介捕手・政経3=豊川)。昨年度の先輩たちの反省を生かし挑んだ新体制では、副将をはじめとした新4年生が積極的に先導。「主将不在な分、各自が自覚を持って引っ張っていけている」(渡辺佳明内野手・政経3=横浜)と、かえって最上級生にチームを率いる意識を芽生えさせ、上々の手応えをつかむ結果となった。

 熾烈(しれつ)な争いは始まっている。リーグ戦経験豊富な最上級生に、昨秋のフレッシュトーナメントで栄冠を手にした新3年生世代と役者は粒ぞろい。昨年度スタメンを張った選手ですら「レギュラーが保証されているわけではない」(渡辺)。春季オープン戦だけではなく、今年は8〜21日にかけてアメリカでのキャンプも控え、チームの機運は高まる一方だ。実戦経験を積み、勝負の春を迎える。

[谷山美海]

参加選手のコメント
橋裕也投手(総合3=向上)

「チームの雰囲気はとても良いですが、まだまだ甘いところもたくさんあるので、厳しさを持ってやっていきたいです。(投手陣の先導役かつ副将という立場)4年生で今回のキャンプに参加している投手は自分だけなので、自分が最上級生として引っ張っていかないといけないという気持ちは当然あります。チームの勝利のために何ができるかっていうことを自分なりに考えて、それをマウンド上でのパフォーマンスや普段の生活から意識していきたいと思っています。(下級生が頼もしい)長江(理貴投手・文2=帯広緑陽)、伊勢(大夢投手・営2=九州学院)、森下(暢仁投手・政経2=大分商)はすごく力がありますし、そういった後輩たちは自分にとって本当に良いライバルだと思っています。幹部になり、気持ちの変化は)言動の一つ一つに責任が伴うなということを、強く感じています。(後輩から学ぶことは)自分が成長するためには、後輩からのアドバイスも不可欠だと思いますし、そういったところには上下関係はないと思っているので、後輩たちとのコミュニケーションや情報共有は惜しまずにやっていきたいです。(先発、リリーフなどのこだわりは)昨年度は全てリリーフでの登板でしたが、マウンドに上がれば目の前の打者を抑えるだけだと思っています。厳しいところで踏ん張れるように、日頃からしっかりと練習に取り組んで、どこでも起用されたところで投げられるようにしたいです。(リーグ戦に向けての意気込み)まずはチームの優勝が一番の目標だと思うので、全員が同じ方向を見られるように、自分が背中や言葉で引っ張っていきたいです。アメリカキャンプでも明治の看板を背負って、外に出向くということを忘れずにやっていきたいです」

氷見
「(副将として)グラウンドに入っていれば主将も副将もあまり関係ないので。副将だからとかはなく、自分では主将になったつもりで、あまり遠慮せずやってます(笑)。元々学年としては仲が良くて、それがうまくはまっていけばもっと良くなると思います。(中野主将時代との違い)中野さんの時は中野さんが引っ張っていて、周りの4年生のアシストが足りないと感じていたので、逆に今年は吉田だけじゃなくて、他もどんどんチームを引っ張っていくという雰囲気です。まだここからという感じですけど。(捕手というポジションも引っ張る立場)試合に出て活躍するのももちろんだと思うんですけど、それだけじゃ駄目だと思うので。キャッチャーの中では僕が一番経験してるので、その経験を下に下にとつなげていこうとしています。(スタメン争いではライバル)他の人がどうこうというよりも自分のやるべきことをちゃんとやっていけば結果的に試合には出れると思うので、まずは自分の課題をやっていこうと思います。(沼津キャンプで重点的に行なっていることは)守備ですね。今はまだ2日目ですけど、守備、ノック、サインプレーとかの連携を一番やってます。(アメリカキャンプは実戦形式)今で基礎作って、その実戦に向けてやっている途中です。この沼津でやったことをいかにアメリカでやれるか。そのアメリカでやれたことはそのまま、そこで出た課題はつぶしてリーグ戦という感じで段階的に一歩ずつ上がっていきたいです。オフシーズンの意気込み)春まで2カ月切ってるので、まずは今やるべきことをチーム全体で、特に4年生は一日一日を大事にやっていきたいです。そうしていけば最終的にいいところにいけると思います」

平塚大賀内野手(政経3=春日部共栄)
「チームはいい雰囲気でやれていると思います。仲が良い学年なので、チームワークはあると思います。(吉田主将は)周りをしっかりと見て、背中で引っ張っていくタイプですね。(個人としての状態は)やるしかないって感じですね(笑)。もう状態とか言ってる場合じゃないですからね、優勝に向かって自分ができることをやるしかないです。(取り組みは)全体的に伸ばしてますね。重点的にとはないんですけど、このひと冬で結構いろんな組みました。とにかく基礎から見つめ直しましたね。いまはファーストがメインですが、いろんなところで練習してます。(ファーストは昨季定まらなかったが)とにかくみんながライバルです。秋も高瀬やったり、吉田が来たので、誰がライバルとかではないですね。(冬季特別トレーニングに参加)自分は話を聞きにいきました。レベルの高い練習メニューを教えて頂いたので、とても身になりました。自分は打撃、守備、走塁、ピッチャー、キャッチャーのを全て見学する役割でした。みんながやっているのを横で話を聞いてたりしました。(チームとしての目標)リーグ戦で勝って、日本一になることですね。四冠に向けてあくまで春は通過点なので、春は絶対取りたいです。(個人としての目標は)4割5分、5本塁打、1盗塁です!」

渡辺
「(沼津キャンプの雰囲気は)主将不在な分、各自が自覚を持って引っ張っていけているかなって感じです。当然(主将が)いるに越したことはないですけど、最上級生みんなが頑張っているように感じます。(内野は)一番試合出ているのが自分なので、先頭に立って引っ張っていっています。(2月頭に行われた冬季特別トレーニングにも参加)自分は昨年も参加したので、今年はトレーニングをメインで行いました。自主トレに応用するような内容も多かったんですけど、股関節の柔軟性だとか打席に入る前に意識すべきことを教えてもらって、為になったと思います。(チームの雰囲気づくりのために心がけていること)上から下に指示を出すのは簡単なので、同学年にもいっそう強く言うことで、下から上への意見も行きやすくなったり、4年生が仲が良くて必然的に会話が多くなるので、チーム内でのコミュニケーションは例年以上にとれていると思います。(練習外でも)ごはんに行ったり、他にもお風呂とかでもどこでも積極的に会話するようにしています。同学年とはいつでも話せるので、できるだけ下の学年と、特にポジションが被っていない投手や外野と話すように意識しています。(ポジションはショート)そうですね。ショート一本でやろうと思っています。(これからに向けて)結果が全てだと思っていますし、自分もレギュラーが保証されているわけではないと理解しています。ショートっていうポジションで結果が出せるように、確かな守備をやっていきたいです」

村上貴哉外野手(法3=松山東)
「(新体制は)自分たちの学年は1年生の時から仲が良いと言われ続けて、実際に雰囲気も良いです。リーグ戦経験の多い選手も多いですし、チームとして手応えを感じています。(吉田主将は)チームをまとめることも、個人で結果を残すことも大事だと思うので、なるべく僕たち他の新4年生が負担を軽くしてあげることが大事だと思います。(ポジション争いについて)外野は2年次からスタメンで出ていた逢澤と去年からリーグ戦に出場している越智が有力なので、何とか残り一つの枠に入り込みたいです。昨秋はリーグ戦出場しましたがレギュラーに定着したわけではないので、この沼津キャンプとアメリカキャンプを経て、自分をどれだけ売り込めるかというのが、カギになると思います。(伸ばしたい強みは)持ち味は足の速さです。昨秋は1盗塁しか決められなかったので、安打で出塁するのはもちろんですけど、塁に出たあとも積極的に走って相手にプレッシャーを与えていきたいです。打撃+αでチームに貢献できることを身に付けていきたいです。(チームメイトから学ぶこと)逢澤と渡辺は下級生の頃からずっと試合に出ているので、二人を客観的に見て、考えたりします。あと、越智くんは同じ愛媛県同士なので、ライバルとして意識しているところはあります。(今季の意気込み)まずはチームが掲げるW奪冠Wっていうのを目標に、春のリーグ戦で優勝するのが一番です。個人としては、まずはレギュラー定着してリーグ戦で活躍できるように頑張ります」

北本一樹内野手(文2=二松学舎大付)
「(沼津キャンプの雰囲気は)新1年生も何人か加わって、新体制で本格的に動き出して、いよいよシーズンが始まるなって感じです。(内野は)佳明(渡辺)さんが中心になってやっています。(北本選手はサード)基本はそうですね。(調子は)上がってはきているけど本調子ではないので、これからって感じです。リーグ戦に合わせて徐々に上げられたらいいと思います。(2月頭には冬季特別トレーニングにも参加していました)仁志(敏久氏)さんから教えてもらいました。知らない感覚をいろいろ知って、面白かったです。野手陣は基本的に守備とかトレーニングだけで『プロはこういうトレーニングをしているんだな』っていうのを感じました。それを明大に持ち帰って、何回か練習に取り入れたりもしました。(最上級生を見て)主将、副将、寮長と幹部の方がみんな自分の意見を持っていらっしゃって、有輝(吉田)さんを中心にまとまっているように感じます。(アメリカキャンプは新2、3年生は全員帯同)入学前に帯同したのは森下、長江、伊勢、和田(慎吾外野手・商2=常総学院)だったので、野手はほとんどが初めてです。しっかりと学んできたいです。(春に向けての目標)結果が全てだし試合に出ないと意味がないので、どうにかして結果を残すっていうのを念頭にやりたいです。チームは一体感があるので、他の5大学に負けないように頑張ります」

長江
「(沼津キャンプの雰囲気は)明るい雰囲気ながらも、練習内容に関しては先輩方が厳しい空気を作ってくださっています。(高橋さんが参加者唯一の最上級生)入部した時からお世話になっている先輩なので、少しでもサポートできるように下でまとまって、投手陣で勝てる試合をつくっていきたいです。(目指すは先発投手)先発ローテを1年通して守れるようにっていうのを目標にしています。そのためには、春の最初から起用してもらわないといけないので今は苦しい時期ではあるんですけど、しっかり練習していきたいです。(昨年度の新人戦での好投も自信につながった)リーグ戦とはもちろん違うと思うんですけど、長いイニングを投げさせてもらえたのは経験にも自信にはなりました。(2度目のアメリカキャンプ)前回は実戦も最終日の1イニングだけだったので、ただがむしゃらにやるだけでした。今年のアメリカキャンプでは自分の中でリズムを作りながら、自分の登板日にベストコンディションを持っていくっていうことを意識してやっていきたいです。(2月の頭には、冬季特別トレーニングにも参加)投手陣は主に投球とトレーニングですね。投球練習は堀内恒夫さんに40分間つきっきりで見てもらって技術指導をしてもらって、トレーニングは鈴木尚広さんに体の使い方を教えてもらいました。(春のリーグ戦に向けて)チームで日本一になるっていう目標があるので、それに貢献できるような投球をするっていうのが一つと、個人としては春に先発枠をしっかりもぎ取って、そこで最後まで投げ抜くこと。沼津から帰ったらオープン戦、その後アメリカキャンプと続くんですけど、環境が変わっても自分のやることは変えずに、よそ行きにならないように心がけたいと思います」

森下
「(今日は久々の投球)いや、もう1月ごろから投げていました。(感触は)いいですね。今日も普通に投げました。フォームとかは特に変えていないです。(沼津では)いつも以上に投げ込んでいきたいと思います。(投げていない間は体幹を鍛えていたと伺いました)トレーナーの方についてもらいながら体幹の筋トレやウエートをしてました。(善波監督からは)また一からやろうと。(吉田主将の率いるチームの雰囲気は)メリハリがあって、やる時はやるというのがしっかりしたチームだと思います。(自分がチームの中心となっていくことへの自覚)自分が一番リーグで投げているので、第一先発を狙ってしっかり投げていきたいと思います。(後輩へのアドバイスなどは)もっと教えていかなければいけないと思いますし、自分が言えることは言っていきます。(沼津の次はアメリカキャンプ)実戦が入ってくるので、試合の中で出せるようにしっかりそれまでに基礎を固めていきたいです」

入江大生投手(政経1=作新学院)
「(沼津キャンプの雰囲気)2年目ということで、少し気持ちは楽です。(吉田主将のカラーは)有輝さん自体が関西の人でとてもおもしろい人なので、やる時はやる、ふざける時はふざけるというメリハリがしっかりしています。(かなり投手陣が抜けた)1年間リーグ戦に出させてもらって、いろんなことが経験できて、その経験を今年生かさないといけないので、ちょっとした責任は出てきました。(状態は)あまりよくないです。ここからグイーンと上がるんじゃなくて、状態が上がりすぎて反り上がるくらいにします(笑)。(課題は)身体の使い方ですかね。筋力的な問題ではなくて、体勢が悪いですね。(この冬の取り組み)2年生になってからアローズっていうトレーニングをさせてもらえるところに行って、レッドコードという体幹をやりました。基本投手で、野手でも行っている人はいます。毎年ですね。(開幕までより磨きをかけていきたい部分は)試合に対する気持ちの持っていきかただったり、ピンチでの気持ちの入れ方を今年は今まで以上に強く持ちたいなと思います。(目標は)自分が投げる試合は点を取られず0点で抑えたいです。(起用法は)特に言われてはないです。こだわりもないです。任されたら絶対に0に抑えたいと思います」


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