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惜しくも入賞を逃した野田

競走部  野田惜しくも入賞ならず9位 実業団で再起を図る/日本選手権男子・女子20km競歩

◆2・18 第101回日本選手権大会男子・女子20km競歩(六甲アイランド甲南大学周辺コース)
▼男子20km
9位 野田 1時間20分24秒
18位 大楽 1時間23分41秒
35位 村尾 1時間26分53秒
57位 永原 1時間29分47秒
 ジャカルタで行われるアジア競技大会の代表選考を兼ねた今大会に明大から4人の選手が出場した。天候にも恵まれ上位3選手が大会記録をたたき出すなか、明大勢トップでゴールしたのは野田明宏(商4=清風)。昨年よりも順位を一つ上げたが目標としていた1時間19分台には届かなかった。大楽享平(文3=滋賀学園)は自己記録を更新、村尾宥稀(文1=札幌東)は初出場ながらも前半10kmまで第3集団に食らいつくなど成長を見せた。

 有終の美は飾れなかった。序盤から大会3連覇中の高橋(富士通)、松永(富士通)、山西(京大)が先頭を歩くなか、野田は第2集団中央を維持していた。しかし中盤から徐々に集団がばらけていき、13km付近で野田の表情に苦しさが表れた。「一気に体が動かなくなってしまった」と前半の勢いあるスピードは陰りを見せ、そのまま後退して結果は9位。20分切り、5位以内という目標を成し遂げることはできず「全体的に力不足だった」(野田)。大会記録を果たした3人との差を実感させられた。
 次なる舞台は実業団だ。進路先でも競技を続ける野田。今年度遂げたユニバーシアード7位の実力を発揮させ、来たる東京五輪に向けて、社会に出てからも野田は歩き続ける。
 
 確かな成長を見せつけた。日本選手権という大舞台で23分台の自己ベスト記録を達成した大楽。「一つ殻を破れた」と積み上げてきた練習に花が咲いた。初出場であった村尾も攻めの歩きで前半10kmをベストタイムで折り返す。20kmの耐性が足りず、後半こそ失速してしまったが「元旦競歩に比べれば落ち込みが少なかった」。この1カ月で積極的に自分の短所と向き合った。同じく、永原秀人(農2=成田)も前半は好調だったものの、後半に失速。「距離が足りなかった」と今大会を機にスタミナ強化を目指す。
 ステップアップを図る。例年、3月に行われる能美競歩で明大勢は良い結果を残している。野田の出場は未定だが「大楽、永原、村尾には頑張ってもらいたい」(吉澤コーチ)と3人のさらなる成長に期待が寄せられる。迫る関東インカレに向けて、能美での活躍は必須だ。

[綾部禎]

レース後のコメント
吉澤コーチ

「(野田について)目標が20分切りの、5位以内だったのですが、今回達成できなかったのは非常に残念です。練習の方は日本陸連の合宿、自衛隊体育学校の方で練習していたので、最近見ていなかったのですが、今日のレースの動きを見て、良い調子だなと思いました。後半楽しみだなと思ったのですがそこは何かが足りなかったのか、もったいなかったなと思います。(大楽について)良かったと思います。もともと23分台という記録は出すだろうと思っていたので、ようやく出してくれたなという感じです。(村尾について)前半から果敢に攻めてくれて、評価できる印象です。後半は思ったようにはいかなかったですけれども、あとは持久的な部分を伸ばしていけば、もっと上の記録も目指せると思います。一応自己ベストですし、まだ若いのでレースプランも積極的にできていて良かったと思います。(能美に向けて)例年みんな良い記録が出ているので、野田は未定ですが、今回も大楽、村尾、永原には頑張ってほしいです」

野田
「目標としてたタイムよりは1分ほど遅かったので、力不足でしたね。コンディションはここ数日で調子が良くなっていったので、悪くはなかったと思ったんですけど、今自分が出せる力を発揮して挑んで、負けた感じですね。少しペースが上がった13kmあたりで、一気に体が動かなくなってしまい、キツくなりした。少し我慢したんですけど、思った以上に足が止まって、そのままズルズル落ちていった感じです。(日本陸連・自衛隊体育学校での練習について)そこでの練習で力がついたというわけではなくて、短期間で力がつくわけでもないので、持続して練習はしていたので、少しずつ力はついていっている感じです。(上位の入賞者と自分の差は)やはりスピードの差とスピードを出すときの動きの差、全体的に力不足というところです。動きが良くないとスピードも出ず、失格になってしまうので、上との差はありますね。来年から実業団の方で競技を続ける予定なので、これからも頑張っていきたいと思います」

大楽
「1時間25分台が3回続けて出て、今回23分台で一つ殻を破れたので、安心の気持ちが大きいです。(要因は)12月ごろから練習をしっかり埋められていたので、慌てず入れました。今まで練習を詰めていたのが今日の結果につながったと思います。コンディション的には1週間くらい不調だったんですけど、練習面で試行錯誤して、当日になってやっと力が戻ってきた感じですね。今日の天候も合わせて、けっこう良い状態で臨めていたのではないかと思います。(野田について)現段階では勝負にならないと思っていたので、最初は落ち着いて入ったので、自分のレースができました(能美に向けて)学生選手権が含まれてくるので、今日よりは記録よりも順位を意識して、上位入賞を目指してやっていければなと思います」

永原
「ここ1ヶ月くらい、しっかりと練習できていて、結構自信を持ってやったんですが、後半動かなくなってしまってしまいました。そこが駄目でした。大会前はいい感じできていて、今日も10kmくらいまでは調子が良かったんですが、少し距離が足りていませんでした。1時間26分を切れればいいなと思っていて、12kmくらいまではそのペースでいけていたんですが、後半はきつくなってしまいました。(能美大会も控えているが)今回の反省を活かして、練習で距離を積極的に取り入れて、後半で粘れるように頑張りたいと思います。(今後の目標)去年は関カレのメンバーに選ばれなかったので、まずはメンバー入りをして結果を残すというところから目指してやっていきたいと思います」

村尾
「10kmはベストタイムで通過しようと思っていて、それは達成できたんですけと、そこからの粘りができませんでした。1年目ということもあるんですが、距離への耐性がまだまだ足りないなとすごく痛感しました。ただ、元旦競歩のときに比べて落ち込みが少なかったので、そこはプラスに捉えて、1ヶ月後の能美では後半のペースダウンが抑えられるように頑張りたいと思います。特に15〜18kmくらいが悪かったので対策をしていきたいと思います。(今シーズンを振り返って)とても充実していたなと思います。競技の面ではもちろん、生活の面や勉強面でも。先輩方から学んだこともたくさんあって、これまでは気張りすぎてしまっていたんですけど、いい意味で抜きどころがだんだん分かってきて、記録も順調に伸びてきているのかなと感じます。(今後の目標)後輩も入ってくるので、負けないように練習して、まずは関カレそして全カレに出場することを目標に頑張ります」


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