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東京六大学野球 2017〜秋〜  (36)リーグ戦後インタビュー 添田真海、橋本大征  

 優勝の2文字が儚く消えた。開幕から3カード連続で勝ち点を取るも、慶大戦で失速。自力優勝は消滅し、最終週の早慶戦で慶大に優勝を決められた。チーム打率、防御率はともにリーグ1位と春からの成長は目に見えていたが、栄冠には届かず。春の雪辱は果たせなかった。
 確かな成長を遂げた。春季から勝負強い打撃でチームを救ってきた添田真海(法2=作新学院)は夏の振り込みでさらにパワーアップ。5本の長打を含む自己最高となる12安打を放ち、打率も規定打席未到達ながら5割2分4厘の好成績を残した。「守備で信頼を持ってもらえるようにしたい」と、持ち前のバッティングに加え守備でも信頼を勝ち取るべく、オフ期間の激しいレギュラー争いを勝ち抜く。(この取材は11月5日に行われたものです)

――今季は惜しくも2位に終わりました

最初は春5位という悔しい結果で、この秋は絶対に優勝するという気持ちでやってきたのですが2位という結果に終わってしまった。あれだけやっても2位までにしかなれなかったので、今年以上に来年は頑張らなくてはいけないなという印象です。

――チームに足りなかったものは
個人個人のレベルアップもそうですけど、チーム力というか。一人一人の力がチームの力になると思うので、それぞれが成長していくことが大事なのかなと思います。

――4年生の印象は
やっぱり4年生の存在は大きかったかなと思いますね。キャプテンを中心に動くチームでよく引っ張っていたと思いますし、竹村さん(春樹内野手・政経4=浦和学院)とか齊藤さん(大将投手・政経4=桐蔭学園)とか1、2年生の時から活躍していて経験があった選手が多くいた印象です。良いところは先輩を見習って、悪いところは直していって優勝できなかった悔しさを晴らせるようにやっていきたいです。

――個人としてはどういったシーズンになりましたか
春から試合で使ってもらえないという訳ではなかったのですが、もっと試合に出たいという気持ちは持っていました。この秋は春より出場機会を与えてもらってまあまあ結果も個人的には残せたと思うのですが、やっぱり勝つことが大前提ですし、個人的にもっと成長しなくてはいけないなと思ったシーズンでした。

――春と比べて一番成長した点は
試合の慣れとかもあるとは思うのですが、自分のバッティングは積極的にできたのかなと思います。

――その打撃では長打が目立ちました
夏はバッティングを中心にやってきて、自分もバッティングで使われていると思っているので、それなりの結果は残したいなと思っていました。自分の中では練習から試合の気持ちで打つ練習をやっているのですが、バッティング練習で振れないと試合では振れないと思いますし、イメージとしては遠くに飛ばすのではなく強く打つという意識をもってやっているので、その結果が出たのかなと思います。ウエートもチーム全体で取り組んできて、そこも結果に出てるかなと思います。

――左投手に対しても苦手意識はない
そうですね。自分はあまり左を苦手だとは思っていないので、どんどん左ピッチャーでも使ってくださいって感じですね(笑)。

――中野速人主将(法4=桐光学園)は努力している姿勢を評価していました
やっぱり習慣と環境を高校の時から大事にしているというか、作新の監督が大事にしろと言っていて、それは明治に来ても大事だとはずっと思っています。

――シーズンを通して好調を維持できた秘訣(ひけつ)は
特にやってきたとかはないのですが、約2カ月調子を維持するのは結構難しいと思うんですよ。自分が先週打ったからとか今調子がいいからといった気持ちはあまり持たず、これが普通だといった冷静な気持ちを持ち続けました。その結果が好成績になったと思いますね。

――守備に関してはいかがですか
基本的にはずっと内野でやってきたので内野に対する思いはあるのですが、それでも試合に出られるのならどこでも頑張る気持ちはあります。春終わってからずっとショートを練習しているので、やっぱり来春に向けて新チームでは内野をやりたいなという気持ちは少なからずありますね。

――先日行われたフレッシュトーナメントでは同期の活躍もありました
お互い刺激になっていたりはします。やっぱ2年生が活躍しているのはうれしいですし、応援してくれた分こちらも応援したいです。あまりライバルとかそういうのはいないのですが、みんな競争意識をもってリーグ戦に出たいと思っていると思うので、自分もそれに負けないように自分が引っ張っていく気持ちでやっていきたいです。

――これからオフに向けて取り組むべき課題は
第一に守備ですね。やっぱり内野を守らせてくれるくらい、守備で信頼をもってもらえるようにしたいです。佳明さん(渡辺内野手・政経3=横浜)とか逢澤さん(崚介外野手・文3=関西)とか去年からずっと出ていて周りも期待しています。その期待が今度は自分にも来ると思うのでそこはプレッシャーを感じながらバッティングに関してももっとレベルアップしていきたいです。

――来季に向けての目標はありますか
5割を超える打率は残せたので、今回取れなかった首位打者を規定打席に乗せて狙っていきたいと思います。

――ありがとうございました

添田 今季・通算成績
試合打数安打二塁打三塁打本塁打打点盗塁犠打四死球打率
今季
21
11
.524
通算
16
34
16
.471





 誰よりも経験を積んだ。今季の開幕スタメンに抜てきされた橋本大征捕手(総合2=佼成学園)。終わってみれば全試合出場を果たし、チーム防御率1位の陰の立役者となった。それでも「みんなまだまだ足りない」(善波達也監督)と正捕手確立とはならなかった今季。定位置獲得へ、すでに来季を見据えている。(この取材は11月5日に行われたものです)

――リーグ戦振り返って
やっぱり優勝したかったので2位という結果には満足していないです。(慶大との差)慶応は最後負けられない状況で連勝していて、やっぱり勝ちたいっていう気持ちが強かったのかなと。それが明治には足りなかったと思います。

――リーグ戦通してマスクをかぶり続けました
収穫としてはたくさん試合に出てマスクをかぶることができたっていうのがとても大きかったです。他の大学の打者のことも知れましたし、球場の雰囲気にも慣れることができたので、それはとても良かったと思います。(初スタメンの早大戦は)本当にすごく緊張していて自分のことで精いっぱいだったなという印象です。(そこから成長できた)そうですね。最終戦では周りが見られるようになったり、気を遣えるようになったなと自分では感じています。

――善波監督からはどこを期待されていたと感じますか
日本代表とかがあったので、リーグ戦前に監督から直接見てもらったとかはあまりないんですけど、練習やオープン戦では元気出してチームを引っ張っていくということだけとを考えてやっていたので、そこを買ってもらったのかなと思います。(何か声は掛けてもらったか)いや特に無かったです。自分も当日までスタメンで出るって知らなくて、何も言われずにそのまま試合に入りました(笑)。(リーグ戦中は)技術的な指導もありましたし、『もっと周り見ていけ』とか声掛けていただきましたけど、これっていう指示は無かったですね。

――シーズン通して大変だったことは
相手の打者を研究することが1番大変だったなと思います。試合が進んでいくごとに新しいデータが出てきますけど、それをまとめたり覚えたりを試合のある週はずっとやっていたのでそれが忙しかったなと感じます。(体力的には)3戦目とか空き週を挟まない試合とかは想像以上に体が疲れていて、自分のやりたいプレーができなかったことがありました。

――序盤は打撃好調でした
序盤は無我夢中というか、ボールに集中できていたんですけど、後半は『打たなきゃいけない』とかいろいろなことを考えてしまったのが良くなかったかなと思います。

――リーグ戦で通用したところは
リードは自分が考えて思い通りにいけば、抑えられるなという手応えはありました。(感じた課題は)ショートバウンドのストップや二塁送球、打撃もそうですけど、技術的なところはまだまだ足りていないなと思いました。

――秋は4年生投手の活躍が目立ちました
やっぱり4年生の投手は気迫が違うというか『打たれないぞ』っていう強い気持ちもあったのでいつも良いボールがきていました。3年生以下の投手に比べると気が抜けるところがなくて、しっかり常に全力で投げることができていました。

――齊藤投手から感じたことは
やっぱり捕手から見て、齊藤さんはいろいろな意図を持って投げているんだなというのを感じました。球自体も良いので打たれないだろうなと思って試合を進められました。そういうドラフト1位で指名されるような選手とバッテリーを組めたことは本当に良い経験になったと思います。(言葉は)この間4年生を送る会があってその時に『もっと練習して頑張れ』と声を掛けていただきました。

――3年生以下の投手はいかがでしたか
橋さん(裕也投手・総合3=向上)を中心に下級生は投げていて、あとは入江(大生投手・政経1=作新学院)や石毛(力斗投手・文1=高崎健康福祉大学高崎)。その3人は今年1年しっかり投げられていた部分はあると思うんですけど、まだまだ足りないなと思うので、そこはもっと自分も一緒に頑張っていけたらなと思います。

――フレッシュトーナメントを見て
長江(理貴投手・文2=帯広緑陽)はリーグ戦でも前半に投げていたんですけど、少し調子を落としてしまって。フレッシュの投球を見ているとだいぶ戻ってきて成長しているなと感じました。まだリーグ戦で抑えられるような感じではないですけど、この冬しっかり成長してくれれば軸となる投手になってくれると思います。伊勢(大夢投手・営2=九州学院)もリーグ戦では投げられずにフレッシュでも何点か取られてしまったんですけど、投手としての能力はすごく高い投手なので春投げてくれるといいなと思います。

――新チーム始まってみていかがですか
今日が新チームの初日なんですけど、すごく良い雰囲気で入れていると思います。主将の有輝さん(吉田主将・商3=履正社)が明るく引っ張ってくれる人なので、それにみんなついていけている雰囲気があります。

――来年の投手陣は
今年に比べれば落ちるかもしれないですけど、投げられる投手の数は増えると思うのでそこでカバーできれば良いと思います。(期待は)自分は橋さんが1戦目の先発ができればいいなと思います。あとは2年生で森下(暢仁投手・政経2=大分商)と伊勢が今年全然投げられていないので来季しっかり投げられれば、1年生の石毛、入江にもつなげられるようになると思います。

――捕手争いも厳しくなるのではないでしょうか
自分が秋は出させてもらいましたけど、春出られるかどうかは分からないですし、同級生に捕手が5人いて、上には氷見さん(泰介捕手・政経3=豊川)、小野さん(航大捕手・文3=愛工大名電)がいて、下にも清水風馬(捕手・商1=常総学院)がいるので、まずもう一度レギュラーを取るところを目指して練習していきたいと思います。

――この冬鍛えていきたい部分はどこですか
やっぱり捕手周りの守備ですね。あとは打率2割1分という結果だったので打撃ももう一度強化し直していきたいです。あともう一つ、リーグ戦を戦い切る体力がなかったので、疲れない体づくりも大切にしてやっていきたいと思います。

――最後に来年への意気込みをお願いします
今回はチームに貢献できることが少なかったので、来年もレギュラーを取ってチームの勝ちに貢献していきたいです。

――ありがとうございました

橋本 今季・通算成績
試合打数安打二塁打三塁打本塁打打点盗塁犠打四死球打率
今季
11
33
.212
通算
12
33
.212





[丸山拓郎・楠大輝]



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