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試合終了後肩を落とす選手たち

ハンドボール部  2回戦で関大に大敗 インカレを有終の美で飾れず/全日本学生選手権

◆11・3〜7 第59回全日本学生選手権大会(いしかわ総合スポーツセンター)
▼11・4 2回戦(いしかわ総合スポーツセンター)
明大21{14―14、7―15}29関大○

 勝利のピースは最後まで埋まらなかった。前日の1回戦を逆転勝利で突破し勢いに乗る明大。2回戦の相手は関西学生リーグ3位の関大との一戦だった。試合は序盤から一進一退の攻防を繰り広げる。前半を14―14で終え迎えた後半。先制点こそ取ったものの、その後はミスや相手GKの好セーブもあり関大ペースに。明大は終始後手に回り21―29の惨敗。4年生最後のインカレは2回戦敗退という結果で幕を閉じた。

 相手の修正力が上回った。前半は「やろうとしたことができていた」(加藤良典監督)と前日の大経大戦の勢いそのままにペースを握る。積極的に相手ボールをインターセプトし得点につなげるなど“攻めのディフェンス”を貫き14―14のタイで前半を終えた。しかし後半「相手が自分たちのオフェンスに合わせ修正してきた」(宮崎大樹・営3=法政二)と関西学生リーグ3位の相手は簡単には勝たしてくれない。7分22秒から5連続失点と守りから素早い攻撃に転ずる関大の戦術に対応できず点差を付けられる。22分30秒には相手選手が退場し数的有利になったが、その時間帯でさえ2失点を喫するなどちぐはぐなプレーで流れを取り戻せなかった。さらに残り時間を気にするあまり、パスミスからの逆速攻で点差を離されてしまうなど「最後の最後で一番ダメなパターンに持ち込んでしまった」(宮崎)と、1勝8敗と不振に終わった秋リーグと同じ展開で21―29の大敗。結局1年間、課題は克服できなかった。
 敗因は「自分たち上級生が修正できなかった」(宮崎)こと。だがこの試合、スタメン出場を果たした4年生は一人もおらず、途中出場も工藤龍毅主将(政経4=桃山学院)のみ。下級生が多く出場する中で、残された3年生のみがチームを引っ張るというのは難しかった。

 この1年を糧にする。「不完全燃焼」と振り返る山田信也(政経2=愛知県私立愛知)。昨年は好成績を残しただけに、あと一歩で勝てない歯がゆさが残った。「今年負けた理由というのを選手たちが一番分かっている」(加藤監督)と言葉は厳しい。だが入替戦やインカレ1回戦のように勝つ底力はある。「来年頑張ってもらいたい」という工藤主将の言葉を胸に、チームはリスタートを図る。

[最上隼也]

試合後のコメント
加藤良典監督

「前半はやろうとしたことができていて良かったのですが、後半は向こうもハーフタイムで修正してきてそこに自分たちが対応しきれなかったです。昨日の試合が全部中に集まってきてしまう攻撃でした。なので今日はセンターをきっかけにアウトに展開していくという指示をして、それでうまく点を取れるようになっていました。ディフェンスもサイドまで追い込んでサイドで失点されていたので、前半は本当にやろうとしたことが出来ていたと思います。前半から積極的に速攻までいこうという話をしていました。それがフットワークの部分で足がよく動く結果になったというのはあると思います。今日はもう速攻で点を取ろうという話をしていたので、そこの部分で意識的に攻守の切り替えを早くできたと思います。ハーフタイムはディフェンスに関してはしっかりサイドまで追い込んでいるので後はポストの動きの確認です。オフェンスも良い形で点が取れていたのでそれを継続していこうという話をしていました。流れが変わったのは、連続でディフェンスで失点しまったというのがありますね。そこで守り切れなかったというのは大きいです。そこで守ってしっかりオフェンスまでいければ流れは変わったと思います。失点してセットオフェンスの繰り返しだったのでそこの部分ですね。守るところで守れなかったり、相手が一人いない時にミスして2点取られてしまったり、今年は当たり前のことを当たり前にできなかったです。来年は当たり前のことは当たり前にやる。相手が一人少なかったらしっかり点を取る。1対1ができてたらシュートまで持っていく。そこの部分でしっかり基礎に戻ってやっていこうと思います。工藤の出場は意図というよりも松本が前半からフルで出ていてあまりシュートも入っていなかったというのもありました。なので1回ゲームの流れを変えたいなというのがあって工藤を出しました。服部晃は後半止められなくなったというより、前半はディフェンスができていたから服部晃も止められていました。後半はディフェンスが全然機能しなくなってしまい止められなくなってしまいました。服部晃がというよりディフェンスですね。フットワークの部分です。今日良かったのは1年生ながら青山とキーパーの服部、あとはこれから期待という意味では松本が来年センターとして中心となってゲームコントロールすると思うので、そこのリーダーシップ含めてやってもらいたいと思います。チームとしてはしっかりディフェンスで守って速攻で点を取れるチームにしたいです。失点を毎試合25点以内に抑えられるくらいにディフェンスの精度を高めて、そこから速攻で点を取れるようなチームを目指します。本当に今年負けた理由というのを選手たちが一番分かっていると思うので、練習の時にしっかり自分たちの一人一人が実戦を意識してやらなければいけないです。意識的な部分を変えないといけないですし、上級生が引っ張ります。そこは来年に向けての課題です」

工藤
「この試合を勝つためにやってきて、ここで結果を出すためにリーグ戦とかもやってきたんですけど、勝てなくて悔しいです。(今日の試合の敗因)やっぱり勢いだと思います。チームの一体感で関大に負けてたなと、試合始まる前くらいから思っていて、勝つチームってそういうチームなのかなって思いました。(不完全燃焼)これからハンドボールを続けるわけじゃないので、悔しい、燃え尽きた感はないです。(下級生主体で苦しい1年)今年1年勝てなかった分、来年頑張ってもらいたいなと思います」

宮崎
「試合は完全に最後飲まれてしまいました。ここぞという時にミスが出てしまい最後の最後で一番ダメなパターンに持ち込んでしまいました。自分たち上級生が修正できなかったというのが一番の敗因だと思います。前半はオフェンスも球を回せていて、点の取り方もバラけていて、相手の嫌な所をしっかり突くというシンプルな攻め方ができていました。ディフェンスも最初は逆サイドにいかれてしまいましたが、しっかり修正してキーパーともあっていました。最初にミーティングしたことをしっかり遂行できたので前半は同点まで持ち込んだという感じですね。ハーフタイムは前の試合でノーマークを決めていなかったので、工藤さんがしっかりノーマークを決めて流れを持っていこうと話していました。前半の流れをそのまま出そうという感じだったのですが、相手が自分たちのオフェンスに合わせて修正してきて、それをしっかり見切って攻められなかったです。それと、相手の流れの時間をしっかり守るということ、オフェンスで一点取ってしっかり守るということができていなかったので、来年は上級生がそこをしっかりやって下級生をサポートできるようにしたいです。ターニングポイントとしては多いですが、3点離されて、そこから5点差までいったところで1回オフェンスで取れなかったところですね。あれでオフェンスがしっかりシュートまでいくか、ディフェンスでしっかり守れていればまだ食い下がれましたが、そこでもう。タイムアウトは流れを変えるためにあると思うのですが、それをしっかり使えなかったというのがズルズルいった要因かなと思います。後は相手が5人の時にみんながミスしてしまって、上級生がしっかりできていなかったというのもありました。前半はサイドシュートが入ってしまっていたので、1回全員で下がって、相手が小さいのでロングシュート勝負でいこうと話していました。最初はシャットできていて良かったのですが、相手がクロスしてきた時にポストと上の連携でマークチェンジをしっかりできていなくて取られてしまいました。そこを前半も同じようにやられているのに後半もまた出て下がらないでやられてしまっていたり、ポストが二人なのに見ていなくてやられてしまうことがあったので、そこをしっかり修正していきます。来年は自分たちが最上級生になって、意気込みや目指す場所はもちろんインカレ優勝なのですが、上ばかり見ていてもしょうがないので今のみんなの現状を計ってまた1から組み立てていこうかなと。またチャレンジャーに戻ったのでしっかり1から組み立てていきたいです」

山田
「初戦は僕が抜けた中でもみんなで戦って勝てたので、大会の入り方としては良かったと思います。2試合目は中央だと思ってたところに関大がきて、去年もそんな感じだったのでそこは問題ないんですけど。去年の感じだと関大にそこまで悪いイメージはなくて、むしろ中央よりは悪くない感じでした。試合前のムードも良かったとは思います。前半は得点も失点もそこそこで終われて、でも後半の途中でシュートが入らなくなる場面がすごく長くあって、相手にしっかり決められて粘れなかったです。そこから焦ってミスして、ディフェンスも点取られちゃう感じでした。シュートを決めれない時間をどう切り抜けるかっていうのはリーグ戦からの課題で、そこを修正できなかったことが敗因。流れを断ち切る練習とかを増やしていきたいと思います。(個人的にどんな大会だったか)個人的には調子が良くなかったなと思います。今まで自分が自分がってなる部分が多かったんですけど、もうちょっと周りの人を信頼して、生かしていかなきゃいけないなと思う大会でした。(1年間振り返って)ほとんど勝てなくて、春リーグ終わってからどうすればいいか考えたし、課題の部分がどうしてもできなかったり。最後の試合もシュートを決めきれていれば全然勝てる相手だったし。そういう意味では不完全燃焼だったなと思います。4年生があまり試合に出てなかったんですけど、練習でも声を掛けてくれたりしたので、それに応えられなかったことが悔しいです。去年のあれだけの成績を今年につなげなかったことはいけなかったと思うので、この経験を生かして来年再来年、どうすれば勝てるかを突き詰めてやっていきたいです。言葉は悪いけど良い経験にはなったのかなと思います」

服部晃大(政経1=愛知県私立愛知)
「僕が出てる以上飛知和さん(龍哉・営4=法政二)さんはこのインカレ1秒も出れていなくて、その中で僕が良いプレーできなくて負けてしまい、申し訳ないという気持ちが強いです。(試合展開)入りのディフェンスは、ミーティングでここに打たせようって言っていたところで打たせれなくて、真逆で打たれたり、やらせてるではなく、相手のやりたいようにやられてしまいました。オフェンスは相手のキーパーによく弾かれているなというのを見ていて思いました。ミスも後半増えて、うまくいってない感じは伝わってきました。単純に点数で見て21−29。点を取られすぎだし、取れなすぎという結果だと思います。取られすぎに関してはキーパーの自分に1番責任あると感じてます。個人的に対策していたのに、対策通りに体を動かせなかったです。(前半止めてた)止めてたにしても14点。前半にしては多い方だと思うので、もっと止められる場面で止められたら良かったです。(大会振り返って)前回の大阪経済大学から、信也さんが失格になったり、僕を含め下級生がまったくいつも通りのプレーができなかったり。その中で勝ち切れたのは大きかったとは思っていて、この流ればあればいけると思ってたんですけど、そんなに甘くなかったです。(来年に生かせること)個人としては勝負所でのセーブが弱いので上げていって、この2試合も全然出し切れなかったので、来年春季リーグから頑張っていきたいと思います」

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