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主将としての務めを果たした森岡

明大スポーツ  ラクロス部(女子部)後半に一挙5得点! 逆転で東海大下し決勝へ/関東学生リーグ戦

◆8・12〜11・11 第30回関東学生リーグ戦(駒沢第一球技場)
▼11・4 準決勝
○明大6{1─2、5─1}3東海大

 鮮やかな逆転劇だった。準決勝の相手は昨年のリーグ戦で敗戦を喫した東海大。序盤に木島朱里(文4=国立)が先制点を挙げるも、2点を返され1−2のまま前半を折り返す。迎えた後半、この日2得点目となる木島の同点ゴールを皮切りに森岡友菜主将(農4=湘南)がハットトリックを達成するなど一挙5得点。6−3で逆転勝利を収め、決勝の舞台へと駒を進めた。

 辛抱強い守りがチームに勝機をもたらした。相手の東海大は昨年も決勝で顔を合わせた強豪チームなだけに、ゲーム開始から苦しい展開が続く。先制点こそ奪うものの、相手の早い攻撃に押されすぐさま2点を献上。リードを許したまま試合は進んだが「相手が強いことも分かっていたので、ビハインドで後半を迎えることも想定内」(森岡)と焦りは感じず。なかなか得点を奪えない中でも、ゴーリー清水百佳(法4=明大明治)のファインセーブや江口菜々子(商3=横浜市立南)をはじめとするディフェンス陣の体を張ったプレーで追加点を与えなかった。この粘り強い守りに応えるかのようにオフェンス陣が奮起。ハーフタイムを挟み迎えた後半。「強引にでも決めてやろうと思った」(木島)と、フィジカルで相手ディフェンスを押しのけ放った執念のシュートは同点のゴールに。このゴールがオフェンス陣を着火。1点を追加され再び逆転を許すが「とにかく点を取ることに必死だった」と森岡の同点ゴールで振り出しに。その3分後には梶田ひかり(商4=倉敷南)も意地を見せ、逆転のゴールネットを揺らした。その後も「とどめを刺してやろう」と森岡がダメ押しの2ゴール。今年のスローガンに掲げる「ぶち壊せ」の通り、破壊力抜群の攻撃を見せつける形となった。

 いよいよ大詰めを迎える。運命を分ける決勝の相手は優勝候補と目されている慶大だ。「目の前の相手に勝つことに焦点を当てて全員で勝ちにいく」(森岡)と対戦相手に対する特別な感情は抱かない。チームの勢いは最高潮を迎えた今、自分たちのプレーを確実にするのみだ。悲願の大会4連覇を目指し、選手の闘志はすでに燃えている。

[丸山拓郎]

試合後のコメント
黒岩茜コーチ

「勝って良かったですね。(前半はリードを許したが)想定ではあったので、後半は逆に吹っ切れて思いっきり伸び伸びプレーできたのが良かったですね。相手がブレークが早い、足が速い、クリアで運べる、ミスが少ないので競るだろうなというのは想定していたので、極力自分たちのミスを少なくして伸び伸びやることを後半からスイッチ入れてできたのが良かったです。(ハーフタイムの指示は)これといった指示はしてないんですけど、点数以上に負けの雰囲気がチームに漂っていたので、ゲームの入りからしっかりやって、ボールを守るんじゃなくて、積極的に奪いに行くということを言っていきました。(後半流れが来たのは)ドローが取れるようになったのは流れが来た要因だと思います。(4年生の活躍は大きかったが)執念だなと思いました。(守備は3失点で粘ったが)ゴーリーに救われたというところは大きかったんですけど、江口とかが守備の時に粘ってボールを取ってくれて、得点を取ったのは確かに4年生なんですけど、細かいところは下級生が頑張ってくれたなと思います。(前半はミスが目立ったが後半は修正した)練習でやっていることをもう一回頭に入れてやろうとやっていきました。(決勝までの1週間はどう過ごしたいか)チームのベースになるところはできあがっているので、あとは微調整していくだけかなと思います。あとは一人一人が伸び伸び自分の得意なプレーをしっかりできるように、一人一人が心技体をしっかり高めていければいいなと思います(決勝への意気込み)絶対勝ちます」


森岡
「(今のお気持ち)最高にうれしいです。それだけです、本当に。(苦戦も想定内)相手が強いということも分かってたので、ビハインドで後半迎えることも想定内というか、自分たちが逆転しなければいけない展開になることも予想した上で準備をしてきました。焦りとかも全然。やることやるだけという気持ちで全員が戦ってたと思います。(同点のポイント)とにかく自分たちが取る点数しか考えてなかったので、その時に同点になったという感じはあまり覚えてなくて、とにかく点を取ることに必死でした。スキがあったらいこうと思ってたので、それがアタックとして自分がやることかなと。強い気持ちを持ってやってたので、多分直感です(笑)。(ダメ押しの5、6点目)いけるって確信を持って。ゴーリーとの勝負だったので、とどめ刺してやろうと思って入れました(笑)。(ビハインド時はゴーリーの活躍が大きかった)本当にそうですね。ゴーリーがいいところでセーブをしてくれたので流れが持ってこれたかなと思います。(終盤までスタミナが持続、練習などは)特に何をしたってわけでもないです。(精神面)今日はみんなどんな状況になっても立ち向かうという気持ちを忘れずに戦ってたから、終盤とか関係なしにそこの強さかなと思います。(4年生の活躍が顕著)一人一人がチームのために戦う、自分のやることをやるってだけだと思います。負けたら引退とかは全然考えてなかったです。(東海大戦対策)相手がどういう攻撃してくるかとか、相手が得意とするプレーには対策をしていました。スピードがあるプレーヤーが多かったので、それに対してですかね。(昨年までのチームの違い)今年は"ぶち壊せ"ってスローガンがある通り、どのカテゴリーでもどの学年でも一人一人が毎日ステップアップすることをこだわってやってきました。みんなで勝ちにいくチームに段々近付いてるのかなと思います。試合で言ったら全員が点を取れるところが一番の特徴かなと思います。(ここから1週間)一番準備するのは今日挙がった課題をつぶして、自分たちを磨くってところですかね。(次戦に向けての意気込み)関東4連覇に気負いせずに、とにかく目の前の相手に勝つことに焦点を当てて今日みたいに全員で勝ちにいきます。絶対勝利つかみます」

梶田
「勝ててほっとしているっていうのと良かったっていうのが1番ですね。まあヒヤヒヤした場面も多かったですし、結構長い時間苦しい状況だったんですけど、全員で最後までやることをやろうって言って前向いて戦えたんで良かったなって思います。(強化してきた点)自分たちは基礎的なところがまだまだできてないので、相手が東海だからとかじゃなくて自分たちのやれることを増やそうってずっと取り組んできて、そのあとにじゃあ東海に対してどう戦うかっていうのを詰めていった感じです。(チームの雰囲気)試合が近付くにつれて『これで行ける』っていう自信や、勝てる確信をチームだけじゃなくて128人全員で持って、どんどん高めていけたと思います。最後までブレずに自分たちのやることをしっかり出し切る。で相手はうまいですけど、しっかり立ち向かっていこうっていうっていう、そういう覚悟は4年生にはあったと思います。4点目を決めた時は強気で空いてたら(攻めて)いこうっていうだけだったんで、点取るぞとか意気込んだわけじゃなくてその時もできることをしっかりやるっていうだけでした。決勝も今日と同じくらい苦しい状況とか展開になるとは思うんですけど、今日の経験をしてやっぱり自分たちのやることを最後まで明確にそれを信じて全員で戦えば、必ず結果はついてくるってわかったので、決勝も最後までブレないで慶應に立ち向かって勝ちたいと思います」

木島
「(試合を通して抱いた東海大の印象)相手が強いというのは分かっていました。ミスも少なかったのですが、そこは今まで想定していた通りのチームでした。(この一戦に向けて)自分たちが下手というのは自覚していたので、とにかく基礎力を上げていこうと取り組んできました。(序盤は苦しい展開)そうですね。でも、点が入らなかったのは自分たちのミスからチャンスを失っていた部分が多かったので、とりあえず無駄なミスはなくして自分たちのボールにしっかりとできれば点を取ることはできると思っていました。(そんな中での先制点)いい感じにスペースが空いてチャンスが生まれたので、あとはゴールを決めるだけという思いだけでシュートを打ちました。あの1点でチームに勢いも出てきたと思います。でも、2点目の方が良かったのかな。同点のゴールだったのですが、あそこは強引にでも決めてやろうと思って打ちました(笑)。(ハーフタイムを挟んでの得点でした)チアの人にも勇気づけられましたね。ハーフタイムのパフォーマンスもそうですし、応援席が近かったので声もすごく聞こえていて、みんなが応援してくれていると分かったので心強かったです。(応援は大きな励みになりましたか)そうですね。家族と友人が来てくれるということは知っていて、見てくれているんだなという思いはありました。見られているから緊張するとかはなかったのですが、応援してくれるからには自分の役割はしっかりと果たしたいなという気持ちはありました。(主将はやれることはできたと言っていました)練習からできないことは試合ではできないので、練習ではできることをとにかく増やそうとやってきて、その練習通りのことが今日は出せたのではないかなと思います。(今日は4年生で全得点)全員気持ちがこもってたのかなというところはありますね。4年生とは、まとまっていこうという話したりしましたし、メンバーだけでなく応援する人も含めてチーム全体でこの試合に勝ちにいこうというのは言っていました。(決勝に向けて)慶応も逆ブロックで圧倒的な強さを持っている印象です。去年は優勝しているというのはありますけど、今年はまた違うチームだと自分たちも思っているので、挑戦者の気持ちでしっかりと相手に臨んでいけたらいいなと思います。(ご自身の目標は)今日は2点だったので、今度も2点取れたらいいなと思います(笑)」

清水
「前半は1―2の状況がずっと続いていて苦しい展開でした。責めている中でも点が取れず、こっちはずっとしのぐだけでした。東海はどんどんシュートを打ってくるのでとにかく決めさせないっていう気持ちでした。『いつか流れはくる』ってずっと信じていたので、辛抱強く守ることができたと思います。(ブロック予選ではリードを許す展開は少なかった)リードされた状況のことを想定していましたし、リードしている状況とされている状況、両方とも想定していたのであまり焦ることなく、いつか自分たちのペースになると思っていました。(東海大の攻撃で苦しんだところは)相手の1番の選手はシュートがうまいとか、ドローがうまいとかだったり、15の選手はどんどんシュートにカットで来たりっていうのは試合前から注意していました。でも、みんな知っていたというか、チーム内での共通認識だったので、やられる中でもしっかりと守ることはできたと思います。(TO中はどんなお話が)オフェンスが責めている中でもなかなかうまくいっていなかったので、そこの修正点とかですね。でもタイムアウトの時間もないので『大丈夫、大丈夫!』みたいな感じでしたね(笑)。早くセットしようとか。(チームを救った森岡のゴール)本当に頼もしいというか、これまでもずっとチームを引っ張ってきてくれたので、小さいながらも強気のプレーで頑張って決めてくれました。(決まった瞬間は)本当にうれしかったですね。頼もしいです。(最上級生の活躍)こういった舞台でプレーできるのはAチームだけですけど、B、Cチームの活躍だったり、他の4年生が下級生の育成係をしたり、チームにプラスになることをしてくれています。本当に対等な立場でチームを引っ張ってくれているので、4年生の力は大きいと思います。(同期に対する信頼は)全員がお互いを信頼し合っていると思います。Vリーグが明日あるんですけど、それも絶対に勝ってほしいですし、しかも相手は慶応なので、うちらよりも先に勝って次の試合にもつなげてほしいと思います。(今日見つかった課題は)ディフェンスはブロック予選の時からいつも通り出来たと思うので、あとはより精度を上げていくことです。オフェンスは自分たちでどう流れをつくっていくのか、そういったところは個人個人が突き詰めていくことです。次もそういった感じだと厳しい戦いになってしまうと思うので。でも『いつか明治の流れがくる』ってみんな思いながら今日プレーして逆転できたので、そこはブレずに来週もやっていきたいと思います。(この試合に向けての練習は)相手の攻撃が速かったりとか、シュートを遠目からでもガンガン打ってくるとか分かっていたので、いつもより早めに構えるとか最後まで付いていくとかは考えていました。でもこれはどの相手に対しても一緒だと思うので、ディフェンス陣は自分たちのプレーができたかなと思います。(決勝の相手は慶大)いつも通り自分たちのプレーをするということは変わらないので、128人一丸となって立ち向かっていきたいと思います。(決勝に対する意気込み)今日も前半苦しかったですけどいつも通りのプレーができたのでこの結果になったと思います。試合まで一週間しかないですけど、みんなが少しでも成長して今日よりもさらにいい試合ができればいいなと思います」

高野裕美(情コミ4=富山)
「東海大が強いのは最初から分かっていて、自分達は挑戦者という気持ちで臨みました。今までやって来たことを出せば勝てるという強い気持ちでいきました。(去年のブロックで負けてる相手だった。特別な感情は)去年はブロックではたしかに負けましたが、このファイナルのトーナメントでは勝てました。それが自信ではありました。ただ、新しいチームでは試合をしたことがなかったので、嫌な意識は全くなかったですけど、強い相手だというのはとても分かっていました。(3点に抑えた)ゴーリーがしっかりとセーブもしてくれましたし、今まで練習で多くのパターンを想定してきました。具体的には相手のキーマンやシステムに対して備えてきたので、不安がないまま臨めたのが、その要因だと思います。(序盤の失点)相手の強いところでやられたので、自分達が甘かった部分が多くありました。どういう攻撃をして来るかしっかり絞るというところで。ただ、三点とられるのも試合の前にはしっかりと想定していたので、そんなに気にせずに修正できるところを修正してやれました。(相手の攻め)厳しかった。攻めるのが上手なチームだし、1―1も強いですし、フィールドも強かったですし、うまいなとは思いました。でも自分達もやってきたことで対応できたので3点に抑えることができてよかったと思います。(後半の点数を多く決めた)オフェンス陣が強い気持ちでシュートまでいってくれたのと、ディフェンスは耐える時間なので。そこから、ダブルドパスで相手のボールを奪うところにシフトして、オフェンス時間を長くできたことが要因だす。(前半からの切り替え)それも想定してたので、まだ1―2だよねという気持ちで、スタートからの気持ちで、やり直しました。こっちがやりたいようにやれば大丈夫という気持ちで後半に入れました。(久しぶりの試合)リーグは開幕戦と最終戦のみ入ってました。出られなかった悔しさが自分としてもすごくあったので、その分、今日絶対に返してやろうという気持ちでいきました。(去年の変化)去年は年上の先輩方についていくだけになってました。今年は自分がディフェンスに入ることで危ないシーンを守ろうという気持ちになりました。自分がディフェンスの軸になってやろうという気持ちです。(チームの強み)オフェンスが誰でも得点できるところですね。ディフェンスも一人一人の能力は高くないですが、みんなでカバーできるところをカバーしています。全員で一枚岩になってやれてるところが強みだと思います。(チームはスタミナがある)今年は春からフィジカル面で勝負しようということになりました。フィジカル鍛えたりとか、長時間練習し、ケアしてという形で体造りをかなり重視してきました。あとは疲れる前にフライというのをやって来たので、みんなが全力で出られるような試合作りができました。(次の相手について)スピードのあるチームです。東海でやってきたことをそのまま継続してやれば大丈夫というか慶応が相手でも勝負になるとは思います。勝とうという気持ちが一番大事なので強い気持ちを持ってやりたいです。(意気込み)関東4連覇するために、自分のやることをやりきるだけです」



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