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3年連続の3位で悔しい結果となった女子団体

バドミントン部  最後の団体戦は悔しい3位 躍進見せた1年/全日本学生選手権

◆10・20〜26 第68回全日本学生選手権(一宮市総合体育館)
▼女子団体
・準決勝
明大0―3筑波大〇
 悲願達成とはいかなかった。準決勝は秋季リーグ戦で勝利した相手・筑波大。2コート同時並行で行われる第1、第2シングルスには西口涼子(農2=埼玉栄)、十河茉由(商3=高松商)が出場するも、相手に押され敗北。続く第1ダブルスには、前日にインカレ初勝利を挙げた上杉夏美(商1=埼玉栄)・小原凛々子(文1=聖ウルスラ学院英智)組の1年生ペアが果敢に挑んだが及ばず、チームカウント0―3のストレートで敗れた。3年連続の3位ではあるが、団体戦では4年生が引っ張る最後の大会。優勝を狙っていただけに悔しさの残る結果となった。

 プレッシャーに苦しんだ。負ければ終わり、勝てば心強い4年生が後に控えているという状況で出場した上杉・小原組。「そこまで回したい」(小原)と何としてでも勝って先輩につなげようと挑んだ。しかし、チームが追い込まれている中での試合は「プレッシャーがあった」(上杉)。さらに相手はユニバーシアード銅メダリストで日本ランキング7位の加藤・柏原組(筑波大)。スマッシュなどゲームスピードの速さに返すのが精いっぱいで、ミスから第1ゲームを11―21の大差で先取される。続く第2ゲーム序盤も攻められる展開でインターバルへ。苦しむ1年生ペアに瀬川桃子主将(商4=埼玉栄)から「『自分たちの力を出し切って終われるように』と言われた」(小原)アドバイス。その言葉に送り出された上杉・小原組は変わった。インターバル時点で5―11の6点差があったが、徐々に盛り返すと15―15の同点に。取っては取られてのシーソーゲームが続き、ジュースにもつれた。最後はラリー戦で敗れたものの先輩の一言が2人のプレーを引き出し、格上相手に最後まで粘る力を与えた。

 “本気”が躍進に結びついた。「1年間本気で優勝を目指して取り組めるチームに変われた」(瀬川)。新チーム発足時から全ての団体戦で優勝することを目標に掲げてきた女子チーム。その結果、リーグ戦では入替戦行きばかりだったのが春季リーグでは4位、秋季リーグでは3位と1部校として定着、東日本選手権では優勝という結果を残し、インカレ以外のすべての団体戦で創部初の快挙を達成。決して簡単ではない目標を掲げて努力をしてきた。「自分たちもそういう風にならなければいけない」(西口)。苦しい中でもチームをまとめ引っ張ってきた瀬川を筆頭とする4年生の姿は下級生の目にも焼き付いている。今年のチームで挑んだ最後の団体戦・インカレでは3位に終わったが「思い残すことはない」(瀬川)。インカレ優勝を果たせなくとも、女子部の歴史を変えたことは確かだ。最後まで全力で戦い続けたチームの1年を締めくくった。
 
 個人戦にすべてをぶつける。個人戦にはシングルス3人、ダブルスでは5ペアの計11人が出場予定。シングルスでは秋季リーグ戦で全勝した後藤にこ(文4=聖ウルスラ学院英智)、ダブルスでは昨年、準優勝を決めた瀬川・村上晃(商4=青森山田)組という4年生の最後の学生大会での勇姿に期待がかかる。「集大成として結果を出したい」(瀬川)。団体戦の悔しさを力に変え、個人の戦いに挑む。

[花岡桃]

試合後のコメント
瀬川

「(3年連続の3位)一昨年の3位は正直ラッキーだった印象です。昨年は強豪を倒していたので意味のあるものでした。今年は優勝を目指していただけに悔しさがあります。今日出てくれた選手もみんな頑張ってくれたので、思い残すことはないです。第2ダブルスと第3シングルスに4年生がいる形で、出たかった気持ちもないわけではないですが、思い残しはないです。相手の第1ダブルスは力のあるペアだったので、第3シングルスまで粘って戦う予定でした。シングルスどちらかが取って、私たちのペアが取って、最後後藤が勝つという流れを想定していました。やっぱりシングルスのどちらかが勝ち切らなきゃいけなかったのだと思います。(主将としての1年間)一言では表せません。私たちが入ってきた時は優勝なんて目指せるチームではなかった中で、こうやって一年間本気で優勝を目指して取り組めるチームに変われました。そういうチームをつくれてよかったです。正直一年間本当に苦しかったです。キャプテンとして、チームメート一人一人のことを考えなきゃだし、外部と連絡を取ったりして練習試合を考えたりするも自分でした。また、自分は絶対に勝たなきゃいけなく、勝っても当たり前でないといけません。全部を背負うのは本当に苦しかったです。みんなにも厳しいことを言わないといけないですし、本当はみんなともっと仲良くしたかったです。ただ、厳しさをもってやらないと優勝は狙えません。また、大学に入った時はあまり団体戦で勝ちたいって気持ちがありませんでした。高校の時は自分の結果がでればいいと思っていました。その結果として個人タイトルを取ったこともありましたが、団体戦ではなかったです。そんな中、明治にきてキャプテンをさせてもらい、周りのことを考えたりしていく上でチームで勝ちたい気持ちが強くなりました。周りのことを考えられるようになったのもみんなが自分を成長させてくれました。(今後のチーム)他の大学に比べ、明治はまだまだこれからです。今年創部初の順位を春リーグ、東日本、秋リーグで出すことができました。最終目標のインカレ優勝はかなわなかったので、この経験をいい経験で終わらせないで次の年の結果につなげてほしいです。今までは厳しい子ことをたくさん言ってきましたが、もう私はOGの立場になります。私はキャプテンになってからOGの先輩にとても助けられたので、私もキャプテンが終わったから終わりではなく、これからもOGとして今のチームを支えていきたいです。高崎さんや鈴木萌先輩や佐川先輩、森先輩などもともとすごく仲がよかったのでたくさん相談に乗ってもらいました。こういう学年関係なく仲がよく団結力があるのは、本当に明治の強みだと思います。(男子やOB、OGが今日も駆けつけた)結果としては日本一になれませんでしたし、自己満足な部分もありますが、私は団結力では明治が日本一だと思います。明治に入って本当によかったです。(十河が新キャプテン)私はみんなに対して厳しいし、恐れられていた部分もあると思います。でも、十河は違った形でみんなを引っ張れると思ってます。(個人戦に向けて)この団体戦の悔しさと自分たちが4年間明治を引っ張ってきた自信を持って、明治を背負って戦う最後の集大成として結果を出したいと思います」

十河
「公式戦では初めて戦う相手でした。筑波と練習試合した時には勝っていたので今回ファイナルで負けたというのは勝ち切れなかったのですごい悔しいです。練習の時は相手もあまりやる気もないのであまり比較はできないです。(相手への印象)クリアでつなげていくというより、球が上がったら沈めて打ってくるという感じのプレーでした。それに対応できずに押し込まれて崩されるのがすごく多かったです。私としては自分からどんどん仕掛けて攻めていこうと思っていました。(2面展開)隣で西口がやっていましたが特には意識はしていないです。(一年を振り返って)一昨年のチームと比べて今年のチームはみんなの意識も上がりましたし、一人一人の勝つという意識が変わりました。チームの団結力も上がったのでそこはすごく成長しました。私自身はトレーニングも増えたというのもあって一二年と比べると体力もついたと思います。また、今回は勝ち切ることはできなかったのですが勝ち切れるところは勝ち切れるようにちょっとずつはなってきました。(来年からの主将になるが)プレッシャーは感じます。今回の4年生がみんな強くて引っ張ってくれたのでその4年生が抜けるのは大きいです。周りからも戦力が落ちたねと言われるかもしれませんが、そう言われないように一人一人がもっと意識して勝てるようにしていかないといけません。あと、自分はあまり引っ張っていくという性格ではないのですがやはりキャプテンになる以上このチームで今回の結果を超えていかないといけないので去年やってきたこと以上のことをしてチームみんなで優勝目指していきたいです。(個人戦への意気込み)2回戦目の相手が山場です。なのでそこを絶対勝ちたいです。一試合一試合気が抜けない試合が続くと思うので集中して勝っていきたいです。2回戦の相手は法政大学の勝俣さんです」

西口
「優勝を目標にしていたので3位は悔しいです。(試合は)相手が強いことは分かっていて、正直入る時に不安な気持ちになりました。攻める姿勢を変えずにプレーした結果が1ゲーム目ぎりぎりでも取れたと思います。2ゲーム目はその攻めの姿勢が無くなる場面が多くなり、相手が少しペースを変えてきて、それに対して受け身になってしまったのが結構大差で取られた原因です。ファイナルは奥まで飛ばせていないことをあまり修正できていなくて自分でもそこまで飛んでいないという自覚がなくて決め急いだり、大事なところでサイドアウトをしてしまい、あの点差で負けてしまったと思ってます。でも最後まで守りだけじゃなくてスマッシュやカットで攻めていくことができたので秋リーグよりは成長できたのかなと感じています。(ラリー戦)私はラリーをするタイプなのでラリーに持ち込んでチャンスが来て粘り勝つというときは点数とれていました。相手に攻められてそれを拾えず一本でミスしたり、自分が先に攻め急いでミスしてラリーなく終わるときは悪いパターンなのでラリー戦が長引いたときは結構良かったと思います。(隣のコートには十河さん)十河先輩が先に1ゲーム目を先取して、私も後に続こうと思って1ゲーム目取れたし、十河先輩が2ゲーム目を先に取られてしまって、自分は取りたいと思ったけど取られてしまいました。隣で頑張っている先輩のことは意識しながら試合していました。(オーダー)4年生の先輩がオーダーを決めていて、これがベストのオーダーだということで私たちに任してくれました。自分の役割を果たすだけだと思って、あまりプレッシャーは感じずここが自分の役割の場所だと思ってやりました。(4年生との団体戦最後)最初はリーグ戦や東日本、インカレで優勝頑張ろうということを全体で立てたんですが、心のどこかで無理なんじゃないかという気持ちを持っている自分がいました。それでも4年生の先輩たちはその目標に対して諦めずにずっとやっていて東日本では優勝できました。本当に願いながら本気で練習すれば、優勝という言葉で言うのは簡単でも大変な目標も達成できるんじゃないかと思わせてくれました。後藤先輩が『ベストを尽くせたとかそういう試合はみんな多いかもしれないけど、内容はどうであれもっと泥臭く勝ちにこだわって、もっと責任を背負って試合をしないと優勝はできないと思う』というのを最後のミーティングで言っていただいて。自分もベストのパフォーマンスをすれば自然に結果はついてくると思っていたんですが、それだけではダメでもっとベストパフォーマンスじゃなくても相手に勝つということをこれから意識して試合に臨んでいかなければいけないんだなということを学ばせてもらいました。(4年生に対しては)4年生より意識が年下はなかったと正直思うのでじれったかったり悔しかったり四年生としてチームを引っ張っていくのはすごく大変だったと思うんですが、それでも最後まで試合に出ている私たちを応援してくれて、チームを引っ張ってくれて本当に素晴らしい先輩方でした。自分たちもそういう風にならなければいけないし、2年生だからとか下級生が下の意識を持たないで、ちゃんと引っ張っていく気持ちでこれからやっていかなければいけないなと思いました。(個人戦)4年生の後藤さんと組ませてもらって本業はシングルスだけど今回はダブルスなので思い切り勝ちにこだわって一戦一戦を戦っていきたいと思います」

上杉
「優勝目指してたので悔しいですし、後ろ二つに四年生がいて、そこに回せなかったというのが悔しいです。(1ダブ任されて)相手は世界学生で上の方にいっていたり、大学の中でも1番、2番を争う人だったので、向かっていこうと思っていました。(2ゲーム目の粘り)1ゲーム目は0ー2で回ってきて、緊張したと言うか固くなりすぎてミスが多くて、それが2ゲーム目の11点目まで続いたんですが、そこから瀬川さんに『もうここまで来たらほんとに悔いが残らないように全力出して、もうちょっとできたのに、というのがないように頑張って』と言われて、最後思いっきり頑張ろうと思いやりました。(第1、第2シングルス負けた中だった)上でアップしながら見ていて、1ゲーム目はどちらも取って、行けるかもと思ってたけど負けちゃって。自分たち取らなきゃと思って、プレッシャーがありました。スマッシュとかもネットにいっぱい掛けちゃったりだとか、入れていこうと言うのがあって、相手もスマッシュがすごく早くて、とにかく上げてばかりでした。1ゲーム目の時から、2ゲーム目の後半みたいな自分たちから触れるようなプレーができたら良かったという後悔はあります。(瀬川さんがついた)2ゲーム目の最後の時以外はゲーム中のアドバイスとかしてくれて、いっぱいになり過ぎて自分で考え切れてなかったところを冷静にアドバイスしてくれて、回りが見えるようになったり、思い切りやっておいでって言って押し出してくれて心強かったです。(4年生との団体戦が最後)去年とかよりはリーグも東も成績は上がってるが、全部優勝を目指していて、今回も去年と同じ3位に終わったので、もっと4年生と一緒に優勝したかったと思います。(団体戦振り返って)2ー1で勝ってるときに回ってきたりだとか1ー2で負けてるときに回ってきたときに、大事なポイントのところで勝ちきれないのばかりで。1ー2で回ってくるとつらいけどそこで勝ち切れないと団体戦で信用してもらえないと思うので、プレッシャーとかあってきついですが、メンタル強くしたいです。練習中からとにかく集中して最後まで諦めずに、集中力を切らさずに練習したりして、最後まで戦い切れるようにメンタルつけていきたいです。(今回の課題は)技術面では攻め続けられるように。打ったあとの次やレシーブで下がりすぎて打たれてしまうので、自分から前に出て早くするという攻撃的な形を自分から作れるようにしたいです。あとは普段のゲーム練習から最後競った場面でも自分たちが勝ち切れるようにしたいです。(4年生からは)『今まで厳しくしてきつかったと思うけどついてきてくれてありがとう』とか『来年こそは優勝できるように頑張って』と言われました。(個人戦)来年から信用して使ってもらえるようになるには強いところを倒していかなければならないと思うので、明日は全部勝てるように頑張ります」

小原
「(第1ダブルスでの出場)相手が強い人という予想はしていました。それでも自分たちのプレーが出せるように思い切ってやろうと思いました。(試合前)シングルスの2人がやっていたのですが負けてしまって、自分たちの後ろに4年生が待っているという状況でした。なのでそこまで回したいねということと、相手もインカレでいい結果を残しているので引かないでいこうと話していました。かなり緊張はしました。(第1ゲームを落とした)緊張が大きくて。大学生になってこういう大きい舞台で出ました。今までは先輩達が勝ってきたあとで自分らがやるというものだったのでそこまで緊張はしなかったのですけど、自分らが負けたらもう終わりです。緊張は大きかったです。(2ゲーム目での粘り)1セット目では大差で負けてしまって2セット目も大差で11を取られました。ですが、その時に瀬川先輩がアドバイスをして下さいました。ここまで来たら自分達のできることを出し切りなと。自分たちの力を出し切って終われるようにと言われました。そこから吹っ切れたのか分かりませんが、点数が取れるようになりました。(1年を振り返って成長した点)練習とかでも瀬川先輩などが強い球を打ってくれて、そういう球をうけれるので高校の時と比べると良くなりました。最初の春リーグとかでは、自分は1回も試合に出られていなかったですが秋リーグでは出させてもらいました。今回もインカレの準決勝という大きなところでも出させてもらえたというのは少しは春よりは成長したと思います。たただ、こういう大事なところでポイントを取れていないのでそこはまだまだかなと思います。(個人戦にむけて)個人戦では8にはいることを目標に頑張りたいです。全日本総合がかかるので」


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