検索
 HOME > 硬式野球部

宮台の攻略が明暗を分ける


東京六大学野球 2017〜秋〜  (33)命運握る最終カード 東大撃破で40度目のリーグ頂点へ!/東大戦展望  

 覇権奪回へ、秋に強い明治を見せつける。12年ぶりの5位に沈んだ昨季から、夏場を乗り越えチームも個々も一回りに成長。春の課題であった得点力不足もオープン戦では兆しが見えてきた。目指すのは秋連覇と日本一。全員野球で勝利をつかむ。
 優勝争いも大詰めだ。最終カードの相手は、第5週で法大から15年ぶりとなる勝ち点を挙げた東大。“東大史上最高の左腕”と称されるエース・宮台(東大)や、主将の山田(東大)、中軸を任される楠田(東大)などの1年春からリーグ戦出場を果たした最上級生がチームをけん引する。また、今季は1番を務め、現在打率3割4分4厘の辻居(東大)、ここまで2本の本塁打を放っている新堀(東大)などの下級生の台頭も警戒しなければならない。例年以上に力のある選手がそろう赤門軍団を倒して、5位に沈んだ春の雪辱を果たす。

 実力十分の投手陣が立ちはだかる。ドラフト候補のエース左腕・宮台は、1年秋からチーム2番目に多い6試合に登板した。一時ケガに悩まされフォームを崩していたが、現在は復調。今季の法大1回戦では、9回2失点完投でリーグ戦通算6勝目を挙げた。最速151qのキレのある直球を軸に相手打者を封じ込める。宮台は法大2回戦にも6回からリリーフで登板し、歓喜の瞬間はマウンドで仲間と抱き合った。ここまで先発もリリーフもこなす獅子奮迅の活躍で2勝を挙げている。また、第2先発として登板が予想されるのが濱崎(東大)だ。昨季リーグ戦で8試合に登板し、チーム内で1位の防御率を収めた。精密なコントロールで安定した投球を見せる。そしてリリーフには、ここまで通算42試合に登板している最上級生の柴田(東大)や、豪快な投球フォームから力強い球を投じる2年生右腕・宮本などが控える。
 
最終カードで有終の美を飾る
最終カードで有終の美を飾る


 今季の躍進は強力打線なしでは語れない。チーム打率1割7分8厘、本塁打はわずか2本に終わった昨季。しかし今季は、チーム打率2割3分8厘、本塁打はリーグ2位タイの7本、そして個人打率トップ10に辻居、楠田の2選手がランクインしている。上位から下位まで当たりが出ている切れ目のない打線の中で、特に注意すべきはクリーンアップだ。3番の楠田は2年春からレギュラーに定着し、力強いスイングを武器に中軸を務めてきた。学年が上がるごとにプレーが洗練され、ラストシーズンとなった今季はキャリアハイのここまでで3割2分3厘、2本塁打、6打点を記録している。また、16年春から長打力を武器に東大の4番に座るのは田口(東大)だ。スタメン定着からいきなり3割1分7厘をマークすると、16年秋から3季連続で本塁打を放っている。今季はここまで10個の四死球を選んでおり、選球眼の良さも警戒しなくてはならない。そして今季途中から5番に入ったのは、ケガから復帰した主将・山田だ。宮台、楠田らとともにルーキーイヤーからリーグ戦出場を果たし、不動の遊撃手としてチームを支えてきた。174p、75sと決して大柄ではないが、リーグ戦通算3本塁打と遠くに飛ばす力は十分にある。この最上級生クリーンアップの前に、いかに走者を出さないかが勝利のカギとなる。

 継なぐ*球も集大成だ。中野速人主将(法4=桐光学園)を中心に、チームスローガンに継なぐ≠掲げたこの1年。戦後初のリーグ3連覇がかかっていた春は、まさかの12年ぶりとなるリーグ5位に沈んだ。失意のどん底にあったチームを、4年生を中心に再建。「4年生みんなで本音をぶつけ合った。引っ張っていく姿勢を持っていこうと思えた」(中野)。すると今季開幕戦ではエース・齊藤大将投手(政経4=桐蔭学園)が早大を6安打完封。圧巻の投球で現在は通算11勝、防御率はリーグトップの1.61をマークしている。また、立大1回戦では河野祐斗内野手(文4=鳴門)が決勝ソロ本塁打、立大2回戦では水野匡貴投手(農4=静岡)が自身1年半ぶりとなる完投勝利を挙げた。竹村春樹内野手(政経4=浦和学院)はリードオフマンとして3割2分1厘、7四死球を選び、堅実な守備でチームを救ってきた。泣いても笑っても4年生にとっては今季がラストシーズン。「もう一度、皆さんに喜びと感動を与えられるように精一杯プレーしていきたい」(中野)。全力プレーで優勝への望みをつなぐ。

[桐山雄希]

応援へ行こう!
対東大戦 
10月21日 13時試合開始予定(一塁側)
10月22日 11時試合開始予定(三塁側)

神宮球場アクセス
・東京メトロ銀座線 外苑前駅より徒歩3分
・都営大江戸線 国立競技場駅より徒歩7分
・JR総武線 信濃町駅より徒歩10分 千駄ヶ谷駅より徒歩15分

過去の東大戦スコア
シーズンスコア成績
17年春○6−25位
○13−0
16年秋○9−2優勝
○7−4
16年春○1−0優勝
●2−3
○12−3
15年秋○2−02位
○2−1
15年春○2−04位
○7−0
14年秋○6−3優勝
○4−0
14年春○7−03位
○10−0
13年秋○5−0優勝
○16−0
13年春○10−0優勝
○2−0
12年秋○11−34位
○14−0
12年春○11−04位
○5−0
11年秋○15−7優勝
○7−3
11年春○2−04位
○4−0
10年秋○7−24位
○5−2
10年春○7−03位
○14−0
09年秋○9−2優勝
○13−1
09年春○2−13位
○4−2
08年秋○6−03位
○2−1





●東京六大学野球 2017〜秋〜のバックナンバー

ニュース
 
 この記事へのご意見はこちらからお寄せください。
 今後の明大スポーツ運営への参考にさせていただくほか、ご意見としてご紹介させていただく場合もございます。
 ※必ずEmailアドレスをご入力ください。
 ※htmlタグなど、一部本文中にご利用できない記号がございます。
Email: