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スプリントで後塵を拝した野本(右)

自転車部  野本入賞ならず 悔しい地元凱旋に/愛顔つなぐえひめ国体

◆9・9〜10・10 愛顔つなぐえひめ国体(愛媛県大三島しまなみ特設ロードレースコース他)
▼成年男子個人ロードレース
 野本――26位
 眞砂――45位
 池西、川邉――途中棄権
※89人が参加、うち完走は57人
 地元優勝は果たせなかった。野本空(政経3=松山工)の出身地・愛媛県で開催された今回の国体。本命であるロードレースは大三島を3周する全長121.2kmの特設コースで行われた。野本は有力選手として期待されていたが、終盤に粘り切れず。26位という悔しい結果に終わった。

 多くの選手がゴールしていくさまを、見届けることしかできなかった。最終盤までもつれた今回のレース。勝負はゴール手前のスプリントで決まった。集団走を一つ抜け出し、草場(日大)が悠々と1着。遅れて数十人が横一列でゴール。野本はさらにその後ろにいた。最後は「集団の中にいるのも辛い状態」。勝負をかけた残り半周、得意の上りで追走に挑んだため、ゴール前に脚は限界を迎えていた。しかしその追走もむなしく集団に飲まれ、残ったのは疲労のみ。何とか食らい付き続けたが、望んでいた入賞には届かなかった。
 
 6年間、この夢舞台を目指してきた。競技を始めた高校1年次から“愛媛国体の中心選手”と目されていた野本。それからインカレ個人優勝、RCS(ロードレースカップシリーズ)年間優勝など数々の実績を挙げてきたが、それでも掲げる目標は地元での優勝だった。今年のインカレ後も平坦での走力を上げる巡行練習や、体重増加のための食事トレーニングを敢行。しかし、結果は付いてこなかった。会場には小学校からの友人や親戚も来場。「良い結果を出して喜ばせてあげたかった」と強く悔しさをにじませた。
 
 長年の目標を失った今、喪失感は大きい。だからこそモチベーションを下げないために「次の目標を探したい」と語る。来年はいよいよ最上級生。全ての試合が学生生活最後となる。「自分がどうあるべきかをしっかり考えて臨んでいきたい」。これからも、走り続ける覚悟はある。

[三ツ橋和希]

試合後のコメント
野本

「(意気込み)地元開催なので入賞は確実にして狙うは優勝だったんですけど、どちらも達成できなかったのですごい残念だなと思います。僕が競技始めた高校1年生の時から愛媛国体があるって言われて、僕らが中心選手になると言われていたのでそれに向けて6年間頑張ってきたんですけど、結果が出なかったのが愛媛県民として残念です。(レースプラン)最後、ゴールが平坦スプリントでさすがにプロ選手とかには勝てないと思って。どこかで逃げ切りを決めれば勝てる可能性があったので、逃げを形成したかったんですけど決め切れなかったのが敗因だと思います。(追走2人のところですか)そうですね。あそこしか勝負するところがなかったので。僕の脚がもっと強ければ逃げを形成してしっかり踏んでいけたと思うんですけど、最後の最後で捕まっちゃって、完全に作戦が崩れました。(最後のスプリント勝負は厳しかった)結構逃げで脚を使ってたので、集団の中にいるのも辛い状態でこれスプリントになったら厳しいという感じはしました。(目の前で草場選手がゴール)僕の同期がそれだけ活躍してるなか、自分が活躍し切れないのは自分の力がまだまだ足りないということを改めて実感させられました。(入る前のコンディション)インカレ前はロードしか乗ってなかったんですけど、スピード練習で結構バンクに入ってて良かったとは思います。でも付け焼き刃な感じがあったのは残念です。トラック乗ってる選手はインカレ前からずっとトラック練習してて長いスパンでスピード練習してるのに、僕は1カ月で押し込んでやっちゃった感じがあるので、スピードが少しは上がったんですけどトラック選手ほどは出し切れなかった。なかなか厳しかったです。(他の練習は)逃げが形成された時のために平坦巡行みたいな、一定のペースで淡々と踏めるような力を付けるために海岸線沿いを走ったりとかしてました。一応集団から抜け出すぐらいの力は付いたのかなと思います。(練習以外の取り組み)インカレは軽量フレームの黄色い自転車を使ってたんですけど、今回はエアロバイクで平坦重視のフレームに変えました。でもちょっと踏み切れてない感じがありました。(食トレも)平坦が重視されて、ある程度体重あった方が有利に働くので、体重を増やすためにしっかり食べ物食べてたんですけど、思ったよりは増えなかったですね。(地元国体で馴染みの人と話したりは)僕の小学校からの友達がわざわざ今回のために応援に来てくれたり、結構友達とか親戚とか昔からの自転車の知り合いとか、愛媛県にいる僕の人生に携わってくれた方々が応援に来てくれたので、その前で良い結果を出して喜ばせてあげたかったんですけど、それがかなわなかったのは自分の実力不足だと思います。(目標としてた国体が終わって、モチベーションが切れたりなどは)それはちょっとあるかもしれないですね。この大会は僕が競技始めた時から言われてた大会なので、それが失くなってしまうのは自分としても喪失感があります。次の目標を何か探したいですね。そうしないとモチベーションも続かないので、どこかで新しく目標を立てたいと思います。(これからの意気込み)僕は3回生で、次からが全部最後の大会になると思うので、最後の大会で自分がどうあるべきかをしっかり考えて臨んでいきたいと思います」

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