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次世代の司令塔として成長を続ける渡辺


新人記者のイチ推し選手!2017  (11)渡辺翔太 身体能力光る 未完の大器  

 明大スポーツ新聞部には毎年多くの新入部員が入部してきます。入部してから5カ月以上にわたり、それぞれの担当部で取材を重ねてきました。まだまだ未熟な記者ではありますが、これまでの取材の成果として、それぞれの担当部の1・2年生の中からお薦めの選手を取り上げさせていただきます。これからの明大体育会の未来を担っていく選手ばかりです。ぜひご覧ください。
 小さな巨人が相手ディフェンスを翻弄(ほんろう)する。身長は168cmと小柄な渡辺翔太(政経1=宇都宮工)。しかし、持ち前のスピードを生かしたドライブで得点・アシストを量産し、体格のハンディを感じさせない。持ち味の速い展開をつくりだし、チームを活性化させる。

継続力
 不断の努力の結果だ。公式戦デビューとなった関東大学選手権。その東京成徳大戦ではリングをつかめるほどの跳躍力、強い体を生かしたプレーでファウルをされながらもシュートを3本決め、存在感を示した。この卓越した運動能力の原点は、幼稚園から8年間続けた柔道にある。「柔道のおかげでフィジカル面で困ったことはあまりない」。幼少期から筋力トレーニングを重ねてきた。この努力の積み重ねが、現在の渡辺の大きな武器になっている。
 強い意志で立ち直った。主将を務めた中学時代。最後の総体を前にケガを負い、無念の欠場となった。その後もバスケができない日々が続き「高校で続けるか悩んだ」という。それでも続けられたのは「バスケが好きだから」。色あせないこの思いが今も渡辺を支えている。

出会い
 出会いに恵まれた。中学までは県大会出場止まりだった渡辺を高校での千村隆コーチとの出会いが変える。「シューターなんだから迷わずに打てばいいんだよ」。この言葉が背中を押し「一番印象に残っている」と語る高校1年次の新人戦では、1試合で12本の3Pシュートを決め、20点差からの逆転劇を演出した。その得点力を武器に2年次からスターターとして活躍。3年次には絶対的なスコアラーとしてチームを全国大会に導くほどに成長した。
 新たな出会いがさらなる進化を促す。明大では入学のきっかけとなったユニバーシアード日本代表の齋藤拓実(営4=桐光学園)に師事。その指導により、バスケに対する理解を深め、自身の得点よりガードとしてチームを生かすことを重視するようになった。この意識改革の結果「自分で攻めるべきかの見極めができてきた」と冷静に戦局を分析できるようになった。小さな体に秘めた無限の可能性は、少しずつ開花し始めている。

◆渡辺翔太(わたなべ・しょうた) 1998年生まれ。栃木県出身。168cm・69kg 背番号15は推しメンの齋藤飛鳥が15枚目のシングルでセンターになったから。

[長沼遼太]





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