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攻撃の起点となった堀米

ラグビー部  流経大相手に40点差で快勝 ジュニア戦開幕2連勝/関東大学ジュニア選手権

◆第39回関東大学ジュニア選手権(八幡山グラウンド他)
▼9・17 流経大戦(流経大グラウンド)
 ◯明治47{12―7、35―0}7流経大

 
◆スコア◆
明治
流経大
前半後半得点前半後半
PG
DG
1235
47
合計

 勝負どころで強さを発揮した。ジュニア選手権2戦目の相手は、昨年完封勝利を収めた流経大。終始降りしきる雨の影響もあり、序盤からハンドリングミスを頻発。先制トライを献上してしまう。その後2トライを追加するも、12―7と油断できない僅差のまま前半を折り返す。それでも後半に入ると、高い修正力で試合の主導権を握り5トライを奪取。失トライをゼロに抑え、最終スコア47−7でノーサイド。開幕2連勝となり、次戦の帝京大戦へ弾みをつけた。

 立ち上がりでのミスが響いた。前半7分、相手FWに自陣深くまでゲインを許すとそのままディフェンスラインを突破され、先制トライを献上。出鼻をくじかれる形となったが、その5分後、敵陣中央から左フランカー辻惇朗(政経2=常翔学園)が相手ゴール前までビッグゲインを披露すると、スタンドオフ堀米航平(商4=流経大柏)がつなぎインゴール右隅に抑え込んだ。続く前半17分には、敵陣22メートルラインでのマイボールスクラムからBKが順目に展開。堀米のオフロードパスを受け取った右センター渡邉弐貴(営3=国学院栃木)がトライを決めた。立て続けのトライで主導権を握ったかに思われたが「相手のディフェンスに受けてしまった」(ゲームキャプテン・右フランカー廣井雅宇・文4=明大中野)。自陣で我慢を強いられる場面が増え、アタックに結び付かない。明治本来の動きを出し切れないまま12―7と1トライ差で前半を折り返した。
 連続トライで波に乗った。後半は序盤から攻守が激しく入れ替わり、両者とも得点に結び付かない時間が続く。試合が動いたのは後半19分、相手ボールラインアウトのオーバーボールをフッカー松岡賢太(商2=京都成章)が確保。左サイドへ展開すると、フルバック石井雄大(政経3=国学院栃木)からパスを受けた石川貴大(政経1=報徳学園)がライン際を駆け抜け、インゴールに持ち込んだ。さらに後半25分には、敵陣ゴール前のマイボールラインアウトからFW陣がフェーズを重ねゴールラインに迫り、最後は三好優作(文1=松山聖陵)がトライ。「意識が変わってきた」(ナンバーエイト朝長駿・農3=長崎北陽台)とルーキーの連続トライにチームは奮起し、流れは完全に明治へ。その後はBK勢が敵の士気を削ぐダメ押しの3トライを追加し47―7で試合終了。「リズムが出てきてから良い試合ができた」(廣井)と許した得点は先制点のみ。終盤に一気にスコアを突き放し、明治の底力を見せた。

 決勝トーナメント進出を大きく手繰り寄せた。完封勝利とはならなかったものの「明治の高いスタンダードでやろう」(堀米)と遂行すべきことは変わらない。次戦の相手はジュニア選手権5連覇中の帝京大。昨年はわずか1トライに抑え込まれた相手に「気を引き締めて準備していく」(右ロック中尾将大・商3=つくば秀英)。紫紺のジャージーを目指す選手たちが、大一番に強気の姿勢で臨む。夏合宿のリベンジを誓い、反撃ののろしを上げた。

[清水康佑]

試合後のコメント
ゲームキャプテン・右フランカー廣井雅宇(文4=明大中野)
「前半あまり良くなくて、後半に自分たちのリズムが出てきてからはいい試合ができたと思うんですけど、しっかりと最初から自分たちのラグビーをやらないとこれからシーズンが深まっていったら勝てない試合になってくると思うので、最初から自分たちの調子を100パーセント出すという気持ちで今後は取り組まないといけないと思います。個人としてはいつもより周りを鼓舞するようなアクションがなかったので、そこがチームに影響してしまったかなという反省があって、今後チームの流れが良くない時こそ、持って盛り上げていきたいと思います。後半にかけて、ブレイクダウンのところで軽いプレーが多かったのでしっかりキルする意識を持ったのと、後ろの攻撃がうまくリンクできていて、外側のアタックがうまく効いたので、そこから得点が取れたかなと思います。前半は相手のディフェンスに受けてしまう部分があって、体が高くなり2人目のタックルを食らってしまいフィジカルで負けてしまったというのが前半の良くなかった原因かなと思います。雨でも自分たちのラグビーをやらなければいけないと言っていたんですけど、ノックオンが多かったりとか簡単なハンドリングミスが多かったので、今後修正していきたいなと思います。セットプレーは自分たちの強みである前に出るスクラムというのがあまりうまくいかなかったです。ラインアウトも簡単なサインミスがあったのでそこはしっかりと修正しないといけないのと、FWのユニットレベルでもう少し緊張感を持って自分がしっかりと引き締めていかないといけないなと思います。ディフェンスは相手がしっかり両サイドにラインを引いて、アタックをしてくるチームだったのでコミュニケーションをとってやっていければと思います。最初の失点は1人目が下に入って2人目が上に入るという部分がおろそかになってしまったので前に出られてしまったというところです。立ち上がりを意識するためには日々の練習から、学校が始まって朝の練習になっても入りを意識してやっていかなければいけないなと思います。自分がチームを盛り上げられる存在に成長して、それを評価していただいてAチームに必要な存在であると思っていただけるようなラグビーを目指してやっていきたいです」

右ロック中尾将大(商3=つくば秀英)
「序盤はミスが多かった中で、流経大のアタックを受けてしまうところがありましたが、相手の流れのままいかせずに点を取らせなかったのはよかったと思います。後半から点を取って流れを変えれました。雨が降っていたのでラインアウトでは長いボールを入れてしまうと滑ったりするので、短いボールを入れてみたり、BKで展開するところも近めでっていうのは意識していました。スクラムは序盤合わなかったところもありましたが修正できたと思います。ヤンボールのスクラムも何本かスチールできたのでよかったと思います。ハーフタイムはセットプレーの修正を中心に話しました。個人的には前半は体を当てるアグレッシブなプレーができていませんでしたが、後半で修正してひたむきにラグビーしようと心掛けました。ボール持ったらまっすぐ前にいけるように意識しました。夏合宿で帝京大には負けているので、気を引き締めて準備していきます」

ナンバーエイト朝長駿(農3=長崎北陽台)
「前半フィジカルでも気合いでも負けてて、相手の方がフィジカルで勝負しようという気がありました。なので中間のミーティングで自分たちのプレーに変えていこうと話して、後半メンバーが変わったのですが意識が変わってきたので結果につながったと思います。 コミュニケーションも増えていました。雨の日でしたのでBKに回してもゲインできないのでFWで勝っていかないと前には進めないと思っていました。前半はFWが負けていて、つられてBKもゲインできなかったので後半は改善されてBKも元気になりました。(個人として)ミスが目立ってそのぶん取り返そうとやったのですが、重要な試合では小さなミスが命取りになるので気をつけたいです。今日なんかは自分は雨対策が足りていなかったです。(帝京は)負け続けているのでまず、ジュニアで勝って上に良い影響を与えたいです」

スクラムハーフ梅川太我(営1=石見智翠館)
「明治のスタンダードを相手関係なしに出そうという話をしていました。僕はいつも下のチームでやっていて、今回いろんなことが重なってスタメンで出させてもらって、自分の強みをしっかり出して思い切りやろうと思っていました。しかし、前半のところで乗り切れなくて、FWがフィジカルの部分で負けていたので、そこはしっかり修正しようという話をしていました。後半の最初はバタバタしていたのですが、フィジカルの部分でだいぶ勝ててきて、後半の後半は勝てていたので、この結果になったと思います。(突然の先発出場でした)緊張もありましたが、ここで、オドオドしていてはダメだなと思いました。だから、1年生関係なしに思い切って、自分の持ち味のコミニケーションを出そうと思って試合に臨みました。(球出しは)トライとれたところはテンポの良いところだったのですが、止まったところでのFWのオーガナイズをもう少しできたらいいなと思います。雨で滑っていたので、広く当てるのではなく近場でそこから外に展開することが後半はできたと思います。(前半のトライは)フィジカルの部分で相手がガツガツきていたので、もう一度チャレンジャーということを忘れずにしっかりやろうと話していました。フィジカルの部分で負けないように指示をしていました。(後半の得点は)フィジカルの部分で負けないようにする気持ち一人一人出てきて、ファイトができていたことがきっかけだと思います。(試合中意識していたことは)僕はハーフとしてFWのオーガナイズのところで、流経大さんが、ブラインドサイドを狙ってくるアタックが多かったので、順目順目にディフェンスをするのではなくて、バランスよくFWに指示できるような意識づけをして指示をしていました。(今シーズンの目標は)まだまだ自分のスキルが足りない部分があるので、そこをもう一度上げていって、ジュニアだけで止まるのではなくて、強みを出していって、対抗戦Aチームに出れるようにやっていきたいです」

スタンドオフ堀米航平(商4=流経大柏)
「前半の部分で相手の被ってくるディフェンスに対して良いオプション選択ができなかったというのと、あと相手がフィジカルの部分で来たところに対して少し受けてしまいました。でも後半は仕切り直して修正できて、良いアタックでトライできた試合でした。ハーフタイムはとにかくフィジカルの部分でこっちの方が上のはずなのに相手に合わせてしまっていたから、そこはしっかりと積み上げてきたものがあるしフィジカルの部分は絶対に負けてはいけないという話がありました。天候が悪いというのは向こうも同じ条件で、個人的にも良いキャッチができなくて少し遅れてチャージされたりだとかもあったので、雨という状況でもそういうミスしていいというわけではないからそこは良くなかったと思います。後半の方が相手もプレッシャーがそんなになかったというのもあるし、しっかり交代したメンバーがエナジーを出してくれて、後半はブレイクダウンを修正して良いテンポでアタックできたのかなと思います。昨日Aチームが良い試合をしていたから、自分たちジュニアもAに上がるために良いプレーでやろうという意気込みでやりました。流経は結構逆目攻撃をしてくるチームだから、しっかりと前を見てFWが勝つということだけはゲームメイクの部分で話しました。ゲームメイクは自分でも強気にどんどん仕掛けていこうという意識で、チームとしても別に傾向とか関係なく明治の高いスタンダードをやろうという感じでやっていました。今はジュニアで出ているけど、どのレベルで出ても自分のスタンダードを下げないように常に高いレベルでやるようにして、上に出た時にもチームでやろうとしているところを遂行できるように、そこはこれから準備していきたいなと思います」

右ウイング矢野湧大(文2=大分舞鶴)
「今日の試合は前半全然攻められなくてずっと自陣で苦しんでいて、流経大のブレイクダウンが強かったです。ずっとマイボールを確保できなかったので、苦しい展開が続いてしまいました。後半はハーフタイムにそれをヘッドコーチに言われて、後半の入り、キックオフをミスしてしまい少し良い流れが来るまでは時間がかかったのですが、一度こっちに流れが来てからはずっと明治ペースで攻められたのでそこは良かったと思います。押され気味だったのは、ブレイクダウンで負けていてターンオーバーされたり、逆に自分たちがボール取れなくて、明治が良い攻めができなかったのでそこは少し苦しみました。コミュニケーションは雨と風か強く、声を出していたと思うのですが聞こえない部分とかもあり、そこは反省点です。雨の中ということもありますし、雨の中だからこその攻め方というのもあるので、そういうところがやはりできなかったです。後半は明治の方がスタミナがあったのと、集中力も切れなかったと思うので、その点で勝ったことが大きいかなと思います。トライシーンは前半あまりボール回ってこれなくてトライを取れなかったので、後半は絶対取ろうという強い気持ちを持っていたので、取れて良かったです。秋の意気込みとしては、これからもっと強い大学とやることになると思います。まだまだ時間はあるので、しっかり毎試合出た反省点を修正して次の試合もその次の試合も勝てるように頑張りたいと思います」

フルバック石井雄大(政経3=国学院栃木)
「前回も前半の入りが悪くて今回も悪くなってしまったことは反省点です。ただ後半は良かったと思うので、前半から明治のラグビーをやっていきたいです。前半はコミュニケーションやコールが足りていなくて、相手ペースになってしまうことがありました。雨の日でしたのでエリア合戦になると思っていたので、フルバックとしてまずはボールキャッチをしっかりして落とさないということを頭に入れて、自分たちの陣地を広げるようにしました。後半はいい風が吹いていたので、前半に蹴れなかった分、後半にいい流れでできました。ディフェンス面ではファーストタックルがきまっていたので、慌てることなく抑えられました。BKは雨の場合は回すことが難しいのですが、今日は全員が精度高く回せてできたので良かった点だと思います。(個人として)エリアはうまく取ることができたのですが、コミュニケーションミスからの判断ミスがあったのでそこは改善します。(帝京は)夏合宿で負けていますし、その負けも勝てる試合を落としたという感じでしたので、次は必ず勝てると思います」

古田雄也(商4=国学院久我山)
「前半は相手のディフェンスにやられていて、アタックができていないように見えました。スクラムも強みにしているのに圧倒できていなかったので、自分が出場したらその部分を変えようと思っていました。前回の慶応戦からフッカーからプロップに転向して、今回プロップとして出場するのは二回目だったので、自分はスクラムで変えていこうと臨みました。押せていなかったところを押してチームに元気を与えたり、フィールドでもゲインできなかったところで積極的にキャリーして前に出ようと心がけていました。雨でしたが、自分は気にせずにプレーできました。前半はフィジカルでやられていてブレイクダウンでターンオーバーされてそれが嫌だったということもあって、ブレイクダウンで人数をかけ過ぎてしまった部分がありました。一人一人がしっかりやっていればターンオーバーされないので、焦りが出てしまったと思います。流経大はとてもアグレッシブなディフェンスで、アタックしづらかったです。前半スコアを取れず後半たくさん取れたので、それを前半からできたら帝京大相手にも良い試合ができると思います。次の帝京大もフィジカルが強い相手なので前半からしっかりアタックして、自分もチームに良い影響を与えられたら良いなと思います」

◆ジュニア戦 対流経大戦の先発メンバー&リザーブ◆
1.PR新妻 汰一(政経2=佐野日大)→17. 古田雄(後半0分)
9.SH梅川 太我(営1=石見智翠館)→21. 安部(後半34分)
16三好 優作(文1=松山聖陵)←2. 松岡(後半23分)
2.HO松岡 賢太(商2=京都成章)→16. 三好(後半23分)
10.SO堀米 航平(商4=流経大柏)
17古田 雄也(商4=国学院久我山)←1. 新妻(後半0分)
3.PR船木 頌介(政経3=秋田工)→18. 笹川(後半38分)
11.WTB澤田 陵(文4=明和県央)→23. 石川貴(後半17分)
18笹川 大五(政経2=明大中野)←3. 船木(後半38分)
4.LO土井 暉仁(政経3=常翔学園)
12.CTB射場 大輔(政経2=常翔学園)→22.森(後半14分)
19坂本 龍哉(商2=国学院久我山)←20. カヴェナー(後半6分)
5.LO中尾 将大(商3=つくば秀英)
13.CTB渡邉 弐貴(営3=国学院栃木)
20カヴェナー 聖也(文4=大分舞鶴)←6. 辻惇(前半12分)→19.坂本(後半6分)
6.FL辻 惇朗(政経2=常翔学園)→20. カヴェナー(前半12分)
14.WTB矢野 湧大(文2=大分舞鶴)
21安部 耕平(法2=大分舞鶴)←9. 梅川(後半34分)
7.FL廣井 雅宇(文4=明大中野)
15.FB石井 雄大(政経3=国学院栃木)
22森 勇登(政経1=東福岡)←12. 射場(後半14分)
8.No.8朝長 駿(農3=長崎北陽台)

23石川 貴大(政経1=報徳学園)←11. 澤田(後半17分)


◆2017年・関東大学ジュニア選手権明治試合日程◆
(スコアをクリックするとその試合の記事をご覧になれます)
月日対戦相手場所開始時間結果
1stフェーズ(カテゴリー1)
9・10慶応明治八幡山G15時
○45―21
9・17流経大流経大G15時
○47―7
10・9帝京大帝京大G13時
10・22東海大明治八幡山G13時




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