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照準を合わせる園倉


新人記者のイチ推し選手!2017  (5)園倉乘儒 己と戦うスナイパー    

 明大スポーツ新聞部には毎年多くの新入部員が入部してきます。入部してから5カ月以上にわたり、それぞれの担当部で取材を重ねてきました。まだまだ未熟な記者ではありますが、これまでの取材の成果として、それぞれの担当部の1・2年生の中からお薦めの選手を取り上げさせていただきます。これからの明大体育会の未来を担っていく選手ばかりです。ぜひご覧ください。
 自分の敵は自分だけ。冷静に的を射続ける園倉乘儒(農2=啓新)。入学後すぐにレギュラーに抜擢された期待の逸材だ。2年生となった今年は関東学生春季大会で自己最高の成績を記録。男子団体2位に大きく貢献した。理想の射撃を目指し、日々射を極めている。

確固たる信念
 人と競わない。点数は気にしない。結果は二の次。これが園倉の考え方だ。「自分が満足できればそれでいい」。一見、ただのエゴに聞こえるこの言葉にも強い信念が隠されている。根底にあるのは射撃を楽しむ気持ち。「楽しくなかったら終わり」。初めて銃を握った時からその射撃に対するモチベーションは変わらない。
 飛躍の年を迎える。今年に入ってからの公式戦では「楽しい射撃ができた」と手応えを感じている。自己新記録を更新するなど結果も上々だ。1年生の間を「大学や部に慣れる時間」と位置付けていた園倉。団体戦のレギュラーから外れても決して腐ることはなかった。1年間の努力がようやく実を結ぼうとしている。

人生の分岐点
 自分の手で未来を切り開いた。中学3年から射撃を始めた園倉だが、進学先には射撃部がなかった。そこで自ら部を設立。迎えた高校3年次のインターハイ。「『あれっ?』という感じだった」と本人も予想外の優勝を果たす。この大金星が園倉の人生を大きく変える。
 その大会を現在の射撃部主将の柳川由太郎(法4=明大中野)が観戦。「明治でもやっていける」とスカウトを決意する。「明治に入らないか?」。だが園倉は困惑。卒業後は自衛隊への入隊を考えていた。射撃もやめるつもりだった。その気持ちを変えたのは「自分がどのくらいやれるのか」という高い向上心。両親の後押しもあり、明大の一員になることを決めた。
 選んだ道に後悔はない。明大への進学は「間違ってない」。現在は実弾を用いるSBR(スモールボアライフル)の免許を取得中。常勝明治&怺へ、フル回転する覚悟はできている。最終的な目標はインカレでの男女アベック優勝。「貢献していきたい」。そう短く語った園倉の自分との戦いはこれからも続く。

[楠大輝]

 ◆園倉 乘儒(そのくら・じょうじゅ) 農2 啓新高 170p・55s 実家はお寺で僧侶の資格も取得済み。



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