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金山は強烈なフォアハンドで勝利を得る


新人記者のイチ推し選手!2017  (2)金山晴菜 団体戦無敗で応えた最高の恩返し  

 
 明大スポーツ新聞部には毎年多くの新入部員が入部してきます。入部してから5カ月以上にわたり、それぞれの担当部で取材を重ねてきました。まだまだ未熟な記者ではありますが、これまでの取材の成果として、それぞれの担当部の1・2年生の中からお薦めの選手を取り上げさせていただきます。これからの明大体育会の未来を担っていく選手ばかりです。ぜひご覧ください。

 強烈なフォアハンドは見る者を魅了する。金山晴菜(政経1=野田学園)は高3の全国選抜とインターハイの団体戦全てで、試合の勝敗を決めるS2として出場。10戦0敗と圧巻の成績を収め、団体W初優勝の原動力となった。明大でもその実力を存分に発揮する。


持ち味
 鮮烈デビューを飾った。5月の春関は予選突破。本選1回戦は序盤こそ動きが硬くミスを連発したが、中盤以降は盤石の試合運びでストレート勝ち。パワフルなショットを左右に打ち込む自分の特徴を体現した。「自信になった」と大学初の公式戦は上々のスタートを切った。
 原点は「鬼キツ」な練習。中学まで在籍したテニスクラブでは泣くまで振り回し練習が続けられ、常に強打を求められた。「どんな相手にも打ち勝てる」。ジュニア時代に培ったラリー力には絶対の自信を持っている。最大の武器は逆クロスへの回り込みフォアハンドストローク。「エースや一発がすごい」(斉藤佳帆・文3=拓大紅陵)。その強烈な一撃には先輩も舌を巻く。

優勝へ
 精神面向上のたまものだ。中学時代にスランプに陥った金山。フォームを何度改善しても成果が出ない日々に焦りが募っていた。そんな金山を大きく変えたのは田中聰規監督(野田学園)との出会い。「私をすべて変えてくれた」。野田学園在学中に一番成長したのは間違いなく人間性だった。高校時代は成果が形となって表れ、スランプを脱出。不動のS2としてチームをけん引した。特に印象深いのは高3次のインターハイ。準々決勝の京都外大西戦は自分にチームの命運が託された。序盤は劣勢だったが、後ろで大声援を送る仲間たちを見ると、自然と自分のテニスができるようになった。実力を発揮し、接戦を制した。「私が負けるとチームが負ける」。そう強く思うことができたのは田中監督の指導の下、3年間野田学園でテニスができたからこそ。チームに団体2冠をもたらした無敗の活躍は、自分自身を大きく成長させてくれた田中監督への最高の恩返しだった。
 リーグ戦の勝ち頭になる。明大に入学してからも団体戦の方が「自信がある」と気合十分だ。女子チームは今年から1部リーグ初参戦。1年目から関東制覇、王座優勝を狙う。期待の星の挑戦は始まったばかりだ。

 ◆金山晴菜(かなやま・せいな) 政経1 野田学園 160p
利き腕は右。バックハンドは両手打ち。

[渡部伊織]


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