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少ない人数ながら全員で合宿を成功に導いた

山岳部  ルーキーが着実に進歩 日数減少も無事に全行程完遂/夏山合宿

◆8・24〜31 夏山合宿(山梨県・北岳)
[参加者]小清水・鈴木・服部
 3000メートル級の山々を登頂し、夏山合宿を無事に踏破した。1年生の強化を目的とした今回は、参加人数を考慮し例年の半分の8日間で挑戦。3日目の長時間歩行で疲労が限界になり、1年生の仕事であるテント設営に時間をかけてしまった。それでも、食事当番は合宿全日とも時間に間に合わせるなど1年生が大きく成長。集大成である冬山合宿登頂へ期待できる充実した合宿となった。

 最大の難所は3日目だった。早朝5時に起床し登山を開始。通常は、午後2時までの行動だが、途中の登山道が片方の斜面が切れ落ちていた。そこは足を踏み外せば危険が伴う山道で思うように前へ進めない。さらに、いつもは先頭に起用しない1年生が先陣を切ったことで歩行のペースが低下。目的地にたどり着いた時には午後8時を回っていた。「3日目の遅れはかなり大きいものになってしまった」(小清水健人主将・農3=韮崎)。さらに、キャンプ到着後のテント設営と食事当番に苦戦。「疲れと眠気があり、きつかった」(鈴木光・農1=浜松日体)。初日、2日目と予定通りに完遂していただけに、今後の課題である体力の低さが露呈した登山となった。その後は、北岳を中心に周辺の山を次々と登頂しては下山を繰り返し、無事に全行程を終えることができた。難しい合宿ではあったが収穫もある。小清水主将は「今回は1年生に自主的に動いてもらいたかったが、それができていた」と下級生の確かな成長を実感。冬山決算合宿では、前回の合宿から能力の高さに定評があるルーキーたちの活躍に期待がかかる。

 地力の強さを見せつけた。今年の夏山合宿参加者3人の内1年生が二人。人数減少に伴い今まで通りの準備ができず、小清水主将は山岳部伝統の完全分担制を見直した。「1年生の役割もかなり増えた」(小清水主将)。このイレギュラーな事態にも1年生二人は落ち着いて仕事をこなし、合宿を成功に導いた。ルーキーの大車輪の活躍に小清水主将は「新人合宿よりかなり成長が見られ、ほぼ満点に近いくらいの合宿だった。1年生に求めるレベルとして今は十分だと思っている」と太鼓判を押す。しかし、合宿の目標である体力強化について「歩行でいっぱいいっぱいになってしまい、景色を見ることができなかった」(鈴木)とさらなるレベルアップの必要性が身に染みた。それでも、「3日目の厳しい歩行で、1回も弱音を吐かなかった」(服部晃太郎・国際3=県立鎌倉)。冬山決算合宿に向けて精神面はさらなるステップに進んでいる。山岳部の合宿の中で最も厳しい登山になる決算合宿が次に控える。次に向けて鈴木は「重荷に慣れていないためその体力をつけていきたい」とすでに前を向いた。決算合宿では、ルーキーながら即戦力の活躍が期待される鈴木と服部はさらなる飛躍を誓う。

 3年連続の冬富士の頂を極めたい。このところ2年連続で登頂に成功している山岳部。冬山は今回と大きく異なり、ラッセル(雪をかき分けながら進むこと)を登山中に行わなければ前へ進むことができない。登頂成功のためには、体力のさらなる強化は不可欠だ。小清水主将は「冬は環境も厳しくなる。荷物の量も多くなっていくので1年生がどれだけ対応できるかがカギになる」と1年生のさらなる奮起に期待を寄せる。冬山合宿に向けてすでに準備は始まっている。「基礎を固めていきたい」(小清水主将)。夏山合宿のように一人一人が最大限の力を発揮し、最終目標達成を成し遂げる。

[橋昇吾]

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