検索
 HOME > ラグビー部

セットプレーからトライを決めた三好

ラグビー部  Cチーム 慶応相手に9トライを奪い、秋シーズン初戦を白星で飾る/練習試合

◆9・10 練習試合(八幡山グラウンド)
▼Cチーム
 ○明治63{35―12、28―12}24慶応
 夏合宿の成果を十分に発揮し、慶応から大量得点を奪ってみせた。前半は相手の持ち味であるBK陣に翻弄(ほんろう)される。しかし、春から積み上げてきた低いタックルで応戦し、35―12で折り返す。後半もその流れを継続し、安定したセットプレーを起点に終始相手を圧倒した。終わってみれば80分間で一度もリードを許すことなく、63―24でノーサイド。大差での勝利となったが、出足の遅さが新たな課題となった。

 ルーキーの活躍が光った。前半2分、敵陣からBK陣がフェーズを重ね、最後はハーフウェイラインでパスを受けた右ウイング石川貴大(政経1=報徳学園)が右隅にトライを決め幸先よく先制する。その後、前半9分には同点トライを許すも、わずか2分後に敵陣22メートルラインからスタンドオフ森勇登(政経1=東福岡)のパスを受けた石川貴のトライで14―7と勝ち越す。さらに前半24分、相手のハイパントを左サイドで受けたフルバック猿田湧(営1=秋田工)が敵陣へビッグゲインし、左隅にグラウンディング。「カウンターは自分の得意なプレー。周りを見て回ったところでパスした結果、トライにつながった」(猿田)。28―12で迎えた前半33分には、敵陣ゴール前で「セットプレーで積極的に話せていた」(フッカー三好優作・文1=松山聖陵)と、意思疎通の取れたラインアウトからモールを形成し、そこから抜け出した三好がトライを決める。前半は主戦力として1年生が躍動し、35−12と大差で終える。
 個々人の修正力の高さを見せた。後半開始直後に、明治キックオフミスから早々にトライを献上する。「イージーなミスが多くなってしまった」(猿田)と、焦りからノックオンなどのペナルティーを連発。35―17と点差を縮められるが、後半13分にビックプレーが飛び出す。後半から出場した笹川大五(政経2=明大中野)が自陣ゴール前でボールを奪取し、フォローに入った小島昂(法1=明大中野)が突破を図る。さらに前に蹴ったゴロパントを自らキャッチし、インゴールへ飛び込み49―17とさらに点差を広げた。まさにピンチをチャンスに変えた攻撃で、相手の反撃の芽を摘んだ。その後1トライ献上するも、結果63―24でノーサイド。秋シーズンの初戦を白星で飾り、上々のスタートを切った。

 点差はつけたが、内容には反省が残る。「試合の入りを練習してきたが、結局試合で成果が出なかった」(ゲームキャプテン・右フランカー石川卓・法4=明大中野)と浮足立ってしまい、防げるトライを許してしまった。また、後半終了間際には自陣ゴール前でフェーズを重ねられ、トライを決められるなど詰めの甘さが出た。FWとBK間のコミュニケーションが改善のカギになる。そしてチームは、いよいよ対抗戦へと進む。「下が底上げしていけば上も上がる」(猿田)。1年生の躍動は、チーム全体の底上げにつながる。切磋琢磨(せっさたくま)を胸に、部員全員で長く熱い秋に臨んでいく。

[最上隼也]

試合後のコメント
ゲームキャプテン・右フランカー石川卓(法4=明大中野)

「前半最初はすごく流れが悪かったですが、後半途中からしっかり修正できたので、そこは良かったのかなと思います。悪かった点は最初の入りが悪く、しっかり一本取っても、また取って取られての繰り返しだったので、しっかりディフェンスを集中してやりたかったです。ずっと試合の入りを練習してきたのですが、結局そこが悪かったです。多分選手同士のコミュニケーションが、自分たちが思っている以上に足りなかったと思うので、修正していきたいと思います。ゲームキャプテンではとりあえず、態度で示すこと。ずっと意識してやってきたので、それを自分だけじゃなくてみんなに伝えることも意識してやりました。ディフェンスの間を突かれたのは、ファーストロー出たときに、セカンドの意識などずっと練習でやってきたことが試合でできなかったです。もっとセカンドマンがしっかりファーストロー入ったあとにセカンドの意識をして、セカンドがしっかり止めるということをやっていきたいと思います。 ペナルティーの多さに関しては、自分たちのミスでずっとペナルティーしていました。しっかりそこをレフリーとコミュニケーション取ってしっかり修正できると思います。自分たちで直していくべきだと思います。セットプレーはFWにずっと言っていたのですが、FWはセットプレーが大切なので、練習からずっと意識してやってきて試合でも出せた結果だと思います。秋への意気込みは今下のチームにいるので、上のチームに戻れるように日々の練習から頑張って、一つでも上のチームにいけるようにやっていきたいと思います」

フッカー三好優作(文1=松山聖陵)
「久しぶりの対外試合だったので良い気持ちで臨めました。全体的にダブルタックルの意識が薄かったですが、個人的にはファーストタックルでしっかり下に入ることができなかったので、まだまだ課題を修正していきたいです。セットプレーは良かったですが、試合の入りが良くなくて個人的な精度のところが甘かったのでそこは修正していきたいです。キックオフでのレシーブのリフトが甘いので、セットピースでの個人のスキルを上げていきたいです。FWはセットプレーで積極的に話せていたので、良かったです。フィールドでのディフェンス面でうまく話せていなかったので、そこをもっとコミュニケーション取ってやっていきたいです。後半は暑さにやられてしまって最初は入り良くなくて走れていなかったです。ラインアウトやスクラムでは慶応を圧倒できていたので、それを継続できたらと思います。1年生試合で慶応と戦ったときよりもディフェンスの圧力がすごくて、それを見習って明治もアタックできたらなと思います。この試合でアピールできなかったところがあるので、流経大戦に向けて日常の練習から意識変えてアピールしていきたいと思います」

左ウイング桑原颯太(情コミ4=桐蔭学園)
「ABC含めて最初の大事な試合だったし、先週の同志社戦で入りが良くないということで入りを意識して練習してきたつもりだったんですが、自分たちの意識が低くて前後半入りが良くなかったです。アタックは個人技でうまくゲインできていましたが、ディフェンスのPXYの近場のところができていなかったです。プライドを持ってやろうと僕から意識して言っていたんですけど、Dゾーンに入ってからのディフェンスが全然甘かったです。そこはFWとBKのコミュニケーションのところでうまくいかなかったのか、レビューしながら考えていきたいです。BKは、キックオフのときにウイングが下がっていたので最初からボールをちゃんと回せたらなというのは思いました。ちゃんと回せたらノーホイッスルでトライ取れる場面もあったので、そこのコミュニケーションだけ改善できればもっとBKでFWを引っ張ってトライできると思います。あと、イージーなところでミスが多かったです。きついときこそディシプリンを守れたほうが次につながっていくと思います。慶応に4トライされてしまって、もっとノートライでシャットできたしいらないトライが多かったなと思います。Dゾーンで粘れればトライを防げたと思うし、最後のトライは特に雰囲気が悪くなるトライなのでいらないです。慶応は早いテンポで仕掛けてきて、明治のディフェンスがもたついてうまく動かされました。試合の入り、PXYのところやDゾーンのディフェンスを意識してやっていきたいです。BKはキックオフからも攻められるように改善して少しでも上のチームでプレーしたいと思っています」

右ウイング石川貴大(政経1=報徳学園)
「今回は1年生が復帰戦でした。周囲の先輩たちも1年から盛り上げていこうということで、最初の入りの良い試合だったと思います。具体的にはアタックの部分やコミュニケーションの部分が良かったと思います。一番通用した部分はランです。自分は力強いランが得意なので通用して良かったです。相手を抜けて良かったです。結構BK陣が中心のプレーができて、BKはBKなりに、外に展開することだったり前に当てたりすることだったりゲインを切って最後は外で回そうということを意識しました。悪かった部分は、ディフェンスの部分で慶応の一人一人のキャリーが強くてゲインされていたので、ゲインされないように次からしていきたいです。前半から後半にかけて、裏のスペースを見るという意識を徹底しました。夏合宿では、1年生は試合に出れなかったんですけど、1年生だけの練習だったりを通して絆が深まって、今回の試合で結果が出たんだと思います」

フルバック猿田湧(営1=秋田工)
「最初のミーティングで立ち上がりしっかりやっていこうと言っていました。最初トライ取って良い流れだったのですが、そのあとは取られる場面が多かったです。あと、後半はイージーなミスが多かったし、課題は多かった思います。スタートからやるということと、しっかりチャレンジして練習してきたことをしっかり出すということを話し合っていました。Cチームとして試合をしていて、上のチームに上がるには、ただやっていても上がれないと思います。今日はチャレンジして失敗してもそこから次につなげていけたと思います。自分はケガをしていて5月ぶりの試合でした。トライはカウンターが自分の得意なプレーでもあるので、周りを見て、回ったところでパスして、それが結果トライにつながったので、良かったと思います。首をケガして、コンタクトを控えていました。走り込みとかはしていたので、そこの部分は落ちてはいなかったのですが、コンタクトの部分の積み上げが少し遅れていて、復帰してからの練習はしっかり集中してやるようにしました。ディフェンスの間を突かれているのは、フルバックとして後ろから見ていましたが、一人がタックルしてそのあと起き上がってもう一回次のフェーズにまた戻るというのが遅くてあまりできていなかったと思います。そこをもっと意識して一人が一回ではなく二回も三回も連続して仕事するようにすれば改善できるかなと思います。フルバックとしては、後ろから指示しっかり出すという、ちゃんとウイングと話しながら上がるとか下がるとかコミュニケーション取れたので良かったと思います。あとはアタックのときに自分がプレーの指示で、ディフェンスの指示だけでなくアタックの指示も出していきたいと思います。ハーフタイムでは、前半できなかった裏のプレーとかをどんどん使って、後半はベストなプレーを選択できるようにという話をしました。秋への意気込みは、個人としてはフルバックとして体を生かすことと、キックの精度を上げてエリアとかエリアマネジメントができるようにしていきたいです。チームとしては秋開幕しましたが自分は下のチームにいるので、上に上がれるようにしたいです。下が底上げしていけば上も上がると思うので、がむしゃらにやっていきたいと思います」

古田翔悟(法3=筑紫)
「春シーズンはケガで出られなかったので、夏合宿では気持ちだけが前に出ちゃって冷静にプレーできなかったです。ポジションはいつもセンターで、スタンドオフはやっていないんですけど、冷静にまわりを見ていけるところは自分でいって、気持ちはポジティブにプレーは冷静にやろうと思って臨みました。前半はBKだったら、練習でやっているようにテンポ良く組織としてアタックできていなかったので、僕が後半スタンドで入ったらしっかり外振れるところは振って、FWを上げるところは上げるところを意識してやりました。ハーフタイムはその部分と、ディフェンスでFWが順目に走れていなくてBKがリードしなきゃということを話しました。最後トライを取られてしまったのも、いつもの順目でFWが動けていなくてトライをされてしまったのではなくて、逆に攻められてトライを取られたので、トライ取られたこと自体は悪いですけどそこまで悪い取られ方ではなかったと思います。すごく良いアタックはできなかったけど、振る場面はボールをうまく振ることができました。個人的にもっと精度を上げなきゃいけないですが、冷静にプレーできて短い時間でしたが走れたというのが収穫になりました。次は流経大戦ですが相手がどうとかではなく準備をしっかりしたいと思います」

ニュース
 
 この記事へのご意見はこちらからお寄せください。
 今後の明大スポーツ運営への参考にさせていただくほか、ご意見としてご紹介させていただく場合もございます。
 ※必ずEmailアドレスをご入力ください。
 ※htmlタグなど、一部本文中にご利用できない記号がございます。
Email: