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キャリアハイの活躍を誓う


東京六大学野球 2017〜秋〜  (2)開幕前インタビュー 齊藤大将  

 覇権奪回へ、秋に強い明治を見せつける。12年ぶりの5位に沈んだ昨季から、夏場を乗り越えチームも個々も一回りに成長。春の課題であった得点力不足もオープン戦では兆しが見えてきた。目指すのは秋連覇と日本一。全員野球で勝利をつかむ。
 笑顔でラストシーズンを飾る。齊藤大将投手(政経4=桐蔭学園)は大学日本代表選手として7月に日米大学選手権、8月にユニバーシアードに出場。主にリリーフで登板し、ユニバーシアードでは連覇に貢献した。世界の舞台で経験を積んだエースが、明大を日本一に導く。(この取材は9月2日に行われたものです)

――侍ジャパンでの3か月間はいかがでしたか
長かったようで短かった3か月です。自分よりいいピッチャーがたくさんいる中でプレーできたことはすごくいい経験になって、刺激にもなりました。得るものは多かったのです。チームから抜けて、短期間で作り上げて勝つ集団にしていく中で、今の自分にないものや大きな差というものを感じました。

――ご自身の成績は
いい印象は一切ないです。途中から打たれない投球はできたんですけど、四球が多かったりあまりいい内容ではなかったです。他大の選手の方が良かった印象です。

――印象に残った試合や場面はありますか
毎試合毎試合が印象に残っています。全部の試合の中で「つないで点を取る」ということができていたので、そういう部分がすごく印象に残っています。

――海外での試合はいつもと違った雰囲気でしょうか
海外では環境が変わる中で体調を崩すことはあるんですけど、台湾は時差も1時間で食事以外の環境の変化は特になかったので、今回は体調面でも問題はありませんでした。

――ユニバーシアード決勝では善波監督に喝を入れられる場面もありました
「何やってんだよ」って感じで声をかけられたんですけど、確かに自分が悪いので。しょうがないです。リーグ戦でもよくあることです。点差も点差で、厳しく投げる場面じゃないことも分かっているのに連続でフォアボールを出しているので、言われて当然かなと思いました。(代表期間は厳しい指導もあった?)当たり前のことを言われているだけなので、自分は厳しく言われている感じはないですけど、言われても切り替えて投げています。

――竹村主将(春樹内野手・政経4=浦和学院)の活躍はいかがでしたか
今までやったことのなかった経験なので、初めはまとめ切れていない部分もあったと思うんですけど、チームの一人一人が春樹を支えるというか、足りない部分をしっかり補っていけていたので、それに春樹が応える形ですごく良くまとまって一丸となってできていたチームになったと思います。

――代表の明大選手たちは
部屋も違いましたし自分で動く時間も多かったので、あまりコミュニケーションを取る機会は多くはなかったですけど、部屋に入ってからの片づけとか、そういう動きとかはやっぱり率先してできていました。そういうところは良かったと思います。(明大野球部っぽさ)他の大学は4年生が動かなくてもよかったり結構自由なところも多いので、そういった意味では片づけとかもしっかり取り組んでいる部分はあったと思います。

――ご自身2度目の代表参加でしたが、2度目だからこそ分かることは
去年に比べてふざけたというか、いい意味で明るい選手が集まっていたと思います。去年はきっちりまじめにやる感じでしたが、今年は真逆で、ある意味「こんなんで大丈夫かな」って感じることもあったんですけど、オンとオフの切り替えがしっかりできていたので、結果につながったんじゃないかなと思います。

――関西の選手が面白いとお聞きしました
本当に(エピソードは)いろいろあるんですけど、決勝の日に、出発の時間前だったんですけど、食事をとって荷物を持って集合するっていうスケジュールで、本当にたまたまなんですけど、関西大学の阪本が、鍵を閉めてないのに部屋の扉がなぜか開かなくなったっていう(笑)。それでインスタに「試合直前なのに鍵が開かない」って言ってドアノブをがちゃがちゃしているだけの動画をアップしていて(笑)。SNSがオッケーな選手も多かったので、そういう選手から見せてもらって、それ観てみんなで結構笑っていました。本当は朝食を食べてから集合だったんですけど、朝食の時間すらないっていう(笑)。そんなこともありました。

――決勝戦もいい雰囲気で臨めたのでは
みんな笑っていました。プレッシャーも感じていたと思うんですけど、準決勝で戦った韓国がその前のリーグで2−1といい試合をしていたので。いい試合になるんじゃないかなというのはみんな思っていました。(代表チームでミーティングなどは)部屋にたまって話したりする時間は結構あったんですけど、全員でミーティングというのはなかったです。

――代表期間中、明大に残っている選手たちと連絡などは
連絡を取ったりはしていないですけど、試合の状況とかは確認させてもらっていました。オープン戦の結果は気になりますし、代表にいる選手のチームと試合したりもしていて「今日どっち勝った」とか話していました。

――特に仲良くなった選手は
結構ピッチャーと一緒にいたので、東海大学の青島投手だったり、日体大の松本投手だったり、あとは相変わらずに立命館大学の辰巳選手は去年の代表から一緒で結構面白いところがあるので、今年もすごく笑わせてもらいました。

――刺激を受けた選手は
刺激を受けたというか単純に「すごいな」って思った選手はたくさんいます。立命館大学で投げている東投手とかは安定していい結果残していますし、森下も要所要所しっかり抑えていましたし、そういう意味では本当にみんなすごいなっていうのはありました。今年の日米の時から、東海大学の青島投手のチェンジアップの練習を見たりしていました。

――現在の調子はいかがでしょうか
あまり悪くはないと思うんですけど、いいかと言われるとそうでもないので。ここから一週間で最後の調整をして試合で勝っていけるような状態にしたいです。チェンジアップは投げられたら投げるという感じですけど、数多く投げていないだけで、もともと投げてはいるので、今季のリーグ戦でどうなるかは分からないです。

――夏に重点的に取り組んだことは
キャンプも途中で帰りましたし、すぐ代表に行って試合が続いたので、あまり重点的に練習する部分はなかったですね。実践は多くても実際に投げているイニングも少なかったですので。体重が台湾で少し減ってしまったので、少し増やせればなと思います。

――オープン戦は残りわずかですが、マウンドに上がる際意識したいことは
ここから1週間で各段にレベルアップすることはないので、今までやってきたことを少しでもできるように細かい部分の修正をしていって、その細かい修正が自分の力として変わっていければいいなと思います。

――ラストシーズンとなりますが、今までと違うものを感じますか
春が本当に悪かったので、失うものはないですし本当に上見てやるだけなんで、一つでも上の順位を目指してやるしかないと思います。みんな優勝しか見ていないと思うので、そういう意味では全員がいい状態です。

――いよいよドラフトが近づいています
かかるかどうか分からないですけど、気にしてもしょうがないです。決めるのはプロの方のほうなので。自分がどうしたから選ばれるとかじゃないですし、プロ野球に行くために努力するわけでもないです。ただ、一切気にしていないかって言われたらそれは嘘になります。自分がやるべきことは見失っちゃいけないです。今はこのチームに所属しているので、このチームで勝つために一生懸命やるというのが大前提だと思うので、全力で優勝を目指してやっていきます。

――チームの優勝に向けてカギとなることはございますか
代表から帰ってきてすごく感じるのは、技術は当たり前なんですけど、それ以外に前向きさが足りないというか自主性が足りないと感じました。がむしゃらにもっとこう「野球馬鹿」じゃないですけど、そういう感じの選手がもっと増えたら本当にいいチームになるんじゃないかなと思います。(代表は野球馬鹿が多かった?)そうですね、本当に優勝のためにというか。代表にくる選手って大学でもトッププレーヤーなので、本当に優勝を目指している人たちしか集まらないんですけど、大学では試合に出られない選手も多くて、そういう選手の気持ちが前向きになりづらいというのがあると思うので、難しいとは思います。でも、そこを全員が前向きにやっていかないとチームとして成り立たないです。

――支えてくれたファンにメッセージをお願いします
自分たちが1年生の頃から4年間ずっと応援してくださっている方々がいて、その方々の応援の期待に負けないようにというか応えられるように。応援してくださった分の恩返しのようなプレーができればいいと思います。

――最後に改めて今季の意気込みをお願いします
学生最後のリーグになるので今まで以上に成績残したいというのと、このチームで最後笑って終われるように全員で必死になって一球一球集中してやっていければばと思います。

――ありがとうございました

◆齊藤大将(さいとう・ひろまさ) 政経4 桐蔭学園高 178p・75s 左投左打 投手

齊藤 昨季・通算成績
試合勝利敗戦打者投球回安打四死球三振自責点防御率
昨季
171
412/3
34
16
35
12
2.59
通算
44
423
1021/3
81
42
101
27
2.37





[星川裕也]

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