検索
 HOME > 自転車部

ロード2連覇を逃し12位に付いた野本

自転車部  ロードで結果を残せず 総合6位に終わる/全日本大学対抗選手権

◆8・31〜9・3 第73回全日本大学対抗選手権(長野県大町市美麻地区)
▼男子個人ロードレース
 野本――12位
 竹村――42位
 眞砂、松本、池西、隈園、花田、渡邉――途中棄権
※176選手が出場、うち完走は45選手
▼男子総合順位――6位 ※トラック競技も含む
 まさかの展開となった。トラックで総合5位に付き、好調なまま迎えたインカレ最終日。チームの目標である総合3位入賞はロードに委ねられた。昨年度のロード優勝者である野本空(政経3=松山工)を中心としたチームで高順位が期待されたが、チームで連携して動くことができず、完走者は野本と竹村拓(法2=北桑田)のみ。悔いの残る形で幕を閉じた。

 ロード連覇を果たせなかった。野本は序盤からメーン集団で待機するも、逃げとの差が6分ほど開き「もう少し早めに気付いてチームを動かせればよかった」(野本)。前半は抑えて後半に仕掛けるレースプランが裏目に出てしまった。アップダウンの激しい過酷なコースでどんどん人数が削られていく中、他大は野本を徹底的にマーク。1人で思い通りに動くのが厳しい場面だったが、すでにチームはちぎれておりフォローに回ることができなかった。「インカレは一人では勝てない」(野本)。大一番でチーム力の低さが浮き彫りになってしまう結果となった。
 「ロードで点を取れなかったのは想定外」(眞砂英作主将・政経4=高松工芸)。チームとしても波乱の展開となった。昨年通りにチームプレーができていれば総合優勝も圏内だったが、トラック班からのいい流れをうまく引き継ぐことができず。改めてレースで結果を出すことの難しさを痛感したインカレとなった。
 それでも、練習の成果は確実に実を結んでいる。完走を果たした竹村は、昨年のインカレでは力及ばず途中棄権。その悔しさから冬には筋トレをし、夏合宿ではトータル600〜800km乗り込んできた。メーン集団からは離れるも「完走できて成長を感じることができた」(竹村)。沿道からの応援に背中を押され雪辱を晴らした。今後はトラック練習も取り入れ、来年のインカレを見据える。

 今大会で4年生は引退を迎え新体制となる。「今年以上にまとまったロード班を作って結果を残してほしい」(松本祐典・法4=北桑田)。野本を中心に、竹村、インカレ初出場だったものの安定した走りを見せた花田凱成(農1=祐誠)らが来年のロードを制覇するためのカギとなる。「(来年こそ)表彰台に上がってくれたら」(眞砂)という先輩からの期待に応えるため、新生自転車部の挑戦が始まる。

[上代梨加]


眞砂
「(レース全体を振り返って)ロードはそんなに調整していなくて、2週間ぶりにロードに乗ったんですけど思ったよりきつくなくてかなり踏めていたので、いけるかなと思ってました。最後のインカレで一番ロードで走れてたのでそこまで悔いはないかなと思います。やっぱり総合3位が目標だったので、ロードで点が取れなかったというのは明治としては想定外だったんですけど、前回はトラックが全然取れなくてロードが取れて、今年はトラックがしっかり取れてロードが取れたので、二つとも経験した3年生は来年それを生かせばかなり総合を上げることができるので下のためにはなった展開ではないですかね。(マークきていた選手は)学校で見ていたので上に中央と朝日がいて、日大は遥か彼方に行ってたのでとりあえず中央、朝日、法政には勝てるようにと思っていたんですけど、こんな形になってしまいました。一番納得いってないのはロード班なんじゃないですかね。トラックから良い流れで来ていたのでこういう結果になったのはロード班が一番悔しいと思います。来年から野本中心にやっていくと思いますけど、そこは改善していってくれると思うので僕から特に言うことはないです。(後輩に望むこと)去年僕が総合順位をあげますと言って今回上がったと思うんですけど、この流れで来年も行ってくれて表彰台に上がってくれたらなと思います。(どんなチームにしてほしいか)前年度が期待されていたチームで、ピリピリしていて、今年はピリピリしすぎることなく良いムードでトラック進めていってくれたので、この感じの雰囲気と同じ感じでロードもトラックもうまい感じでやっていってもらいたいです。(自身の競技生活)中学校から続けて来たので、これで完全に退くということで最後は今までの思い出とか考えていました。結局優勝はできなかったんですけど、就活やりながらでも個人追い抜きで入賞できるまでに持っていって、ロードもそこそこ走れるまでに持っていったのでもっとこれをやっとけばいい結果が出たという後悔はないです。むしろやっと競技生活が終わったという感じですね。(今後の関わり方)明治ではOBの方にお世話になったので、その分のお返しとしても還元を後輩にもしていきたいなと思います。東京から離れて四国に帰っちゃうので大会に来るというのは難しくなるんですけど、大きい大会には顔を出していきたいと思います。(大学に入って変わったこと)高校の時も主将を任されていたんですけど、同期が1人しかいなくてなし崩し的に主将になって完全に自分だけ競技を見てやっていたのですけど、大学に入ってインカレという大学対抗戦が本命になってきてその中で明大の主将になって、どうやったらうまいことチームをまとめて全員がいい結果を出して大学の順位を上げていくかというマネジメントをする際にやっぱり人間性の成長というか、社会に出てないですけど社会に出たような感じで人間として成長できた4年間だったなと思います。一般の学生はこういう経験ができないので、こういう言い方は偏見で悪いかもしれないんですけど、1つのことに集中してやるというよりは勉強とかしながら大学生活4年間頑張ってきたので見聞はすごい広がりましたし、OBのすごい年上の方と話したり、人間面での成長が大きかったですね。(自身にとっての自転車競技とは)僕は自転車競技がなかったら明治大学に来れてないですし、父がケイリン選手で兄が自転車始めて、兄が自転車を始めたころは全然興味がなかったんですけど高校に入るために自転車やるかと思って工芸高校の自転車部に入って何だかんだ結果出してきていつの間にか大学に入って今ここにいるんですけど、自転車をやっていなかったら今頃就職して毎日へとへとになりながら働いて、みたいな感じになっていたので、やっぱり自転車を頑張ることで人生の幅が広がったと思います。練習とか嫌いですけど自転車やっててよかったなって思うし引退して何年か経ったら乗りたくなるんじゃないですかね。"自転車は人生"という感じです」

松本
「(レースを振り返って)トラック終わって総合5位で、ロード次第で3年間目標にしていた総合3位以内というのが手の届く位置にありました。すごい気合いも入っていて、ロードメンバーも良い状態だったんですけど、走ってみたらロード合宿で行動を共にした4人よりも全然走れなくて、動いていないのに脚だけが削られていくような、むしろ脚を溜められている状態のはずなのに全然駄目でした。中距離メンバーが動いてくれて、有利な展開に持っていってくれたのはありがたかったです。それでも自分が勝負所でちぎれてしまって、結局ポイント圏内に入れずリタイアしてしまったというのはすごい悔しくもありますし、申し訳ない気持ちが大きいです。(最後のインカレ)最後なので、今までの自転車人生の全てを出し切るような走りができればいいなと考えてスタートしました。(レース展開は)前半からいったらきついというのをチームで考えていて、後半勝負ということで前半あまり動かずにやっていたのですけど、自分自身動いていないのに全然脚がなくて動けなかったので、展開というより自分か力が出せなかったのか弱かったのか、とりあえず自分が駄目だったなと思います。(明治から逃げを出さなかったのは)最初からいっても前から降ってくると考えていたので、動いていかなかったです。集団にいるだけでも、ペースの上下で脚を削られていった感じです。(ロード班として振り返って)雰囲気とかよくて、スタートする前まで総合3位いけると感じるくらい自信もあったのですが、レースで結果を出すのは難しいものだと改めて感じました。(今後は)就職するので、自転車競技の最前線は退いて、余裕ができればアマチュアで楽しみながら自転車に乗れればなと考えています。(後輩には)ロードメンバーは、竹村も完走していますし、野本も来年狙える実力があります。花田も最後まで頑張ってくれました。来年は3人とも実力を伸ばして上位で走れるチームになっていると思いますし、新入生にも強い子が入ってくるみたいなので、今年以上にまとまったロード班を作って結果を残してほしいなと思います」

野本
「(レース前の意気込みは)今回はトラック班がすごい頑張ってくれて総合5位という成績を挙げてくれたので、やはり狙うところとしては10年ぶりくらいの総合表彰台でした。2人くらい入賞すればそこに届く勢いだったんですけど、そうはならなくて本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。(レースが終わって、率直な感想)自分の実力不足とチーム力の無さが今回の敗因だと思います。総合成績にも絡めなかったのが悔いというか、残念です。(具体的には)逃げが6分とか開き始めて、もう少し早めに気付いてチームを動かせればよかったんですけど、チーム力が心配だったので序盤で動いたら失敗するかなと思って。それで後半になって焦ってペース上げて追いつこうとしたけど、それを相手のチームに利用されて、どんどん空回りして良くない連鎖が続いたのが残念だなと思います。(今大会はチームワークを発揮した大学が上位に入賞していました)インカレは一人では勝てないのでチームの動きがカギになるんですけど、動けてた人数が少なかったです。(合宿ではスタミナを強化した)スタミナは付いていたんですけど、相手も交代で僕をチェックしてきて、1対5だと流石に勝てなかったです。そこでうまくチームメートと連携して交代でいければ、同じ条件で戦えたかなと思います。もっとチーム全体の力を底上げしないと、他大にはかなわないと思います。(予想していたレースプランが裏目に出た)そうですね。前半は抑えて後半は勝負にいったんですけど、そこを相手にうまく突かれたという感じです。プラン的には悪くなかったんですけど、まだ実力不足と感じました。(マークしてきたのは)鹿屋体大、京産大、中大とか。中大が一番マークが強かったですね。前に逃げを出してるチームからは徹底的にやられた感じがします。(フレームを新しくした)いつもエアロフレームを使ってるんですけど、今回は軽量フレームで臨みました。その成果もいまいち出なかったので、何とも言えないですね。(今回のインカレを通しての課題)ここまでチームがバラバラだと僕自身の力も今以上に上げないといけないですし、チームにはチームで頑張ってもらわないといけない。全体的に数値的なデータで他大に並んでないので、冬場は数値トレーニング、基礎的なことはしようと思います。(花田選手が完走直前までいきました)1年目なので、来年につなげてくれればいいなと思います。(愛媛国体に向けての取り組み)団体追い抜きに力を入れていくと思うんですけど、インカレ中一回もトラックやってないので、この1カ月でトラックを踏めるような体づくりをして、国体で表彰台立てるように頑張りたいです」

竹村
「率直に完走できたっていうのは、去年完走できなかったことに比べたら成長したと思うんですけど、目標が20位以内でポイント圏内に入ってロード総合優勝そして学校総合3位以内だったのでそれが達成できなかったのはすごい悔しいなと思います。(今日のコンディション)結構良くて、前半から動くとやっぱり僕は野本さんとか松本さんとか周りの強い選手と比べて脚(の力)がないので、動き過ぎたら絶対に後半持たないと思って、なるべく前の方で集団待機で前に引ける時は引いてって感じでレースをしようと思ってました。脚の調子自体は結構よかったですね。(レースプラン)前半50kmくらいは動かずに後半勝負って形だったんですけど、早い段階から前に逃げができてて追わないといけないのが明治とか逃げを成せてないチームでした。でもなかなか差も詰まらず、ペースが上がって僕がちぎれてしまった時に大半がちぎれてしまって、前は野本さん1人だけになってしまってチームプレーっていうのができなかったかなと思いますね。(コースを走ってみての感想)いやもう本当にきつかったですね。ちぎれる前は激坂の所がみんなの応援がすごくて、ちぎれてからも集団で完走できるかできないかっていう瀬戸際だったので、そこで応援の力があったから僕は完走できたと思ってます。沿道、補給所、登りの一番下の所、激坂、ホームストレートからみんなが頑張れ頑張れって言ってくれて応援の力がすごい大きかったと思います。(レースを通して成長を感じたか)それはありますね。やっぱり去年は半分も走れずに完走できなかったので。コースが違うのでめちゃくちゃ(力が)上がったかっていうとそうじゃないかもしれないんですけど、完走できたっていうのは一種の成長を感じることができたので、来年こそは20位、10位以内でポイントに絡むっていうのを目標にやっていきたいなと思います。今後はトラック競技の方もやりたいなと思ってて、冬は筋トレとかトラックのトレーニングとかして、スピードなり筋力なりが自分にはまだ足りてないと思うので。長い距離を走る脚っていうのは付いてきてると思うので、そこを潰して来年の頭からまた乗り込んでパワーと体力両方の実力をしっかり上げて、またこの1年間積んでいきたいと考えています。(興味のある種目は)中長距離なのでスクラッチやポイントレースとかのレース系と4kmの個人追い抜きが速くなると独走っていう面でもロードレースで生かされるので、4kmの個人追い抜きと1kmタイムトライアルのタイムを上げるっていうのをまず第一にして、団体追い抜きだったりレース系を走っていきたいと考えています。(今後の目標)新体制になるのでもう自分も上から2番目の、上級生下級生の区別だったら上級生になるので、今までは引っ張っていってもらってましたけど、自分がしっかり引っ張っていけるようにしたいです。来年のチームの目標は主将たちが考えてくれると思うんですけど、そのチームの目標プラスアルファ自分の目標ですね。インカレでの結果だったり、全日本選手権だったりを出せるように。今回すごい悔しかったので、何も出せずに終わってしまって完走だけというのがあるので、この悔しさを忘れずにまたこれから1年間頑張っていきたいなという風に思っています」

花田
「全日本と同じくらい辛くて、初めから我慢のレースになってしまいました。自分の走りがあまりできなかったです。(レースプランは)後半勝負と考えていて、後半の登り区間で自分の持ち味を出した攻めた走りをしたいと思っていました。(コースは)全日本に比べるとあまり苦しくはないコースですけど、個人戦に比べると登り区間も増えていて、僕向きのコースなんですけど、それでも周りの選手の方が強かったです。(合宿で)かなり距離も乗れるようになってきて、スタミナの面では自信を持って臨めましたけど、レース強度になったところで、全然歯が立たなくて、力不足を実感しました。(経験になったこと)野本さんは全日本で優勝できる力があったのに、チームとして僕たちが動けていなかったので、本当に申し訳ないです。(4年生とは最後ということで全員でゴールしたかったですけど、力不足で申し訳なかったです。(チームとしては)日大、鹿屋体大がとても動けていて、数も実力も劣っているので、もっと個人の力を伸ばしていって、それに対抗できるように力つけて、野本さんのアシストができるように頑張りたいです。(今後)冬に向けてもっと力をつけて、爆発的パワーが圧倒的に足りないので、そこは絶対的課題です」


ニュース
 
 この記事へのご意見はこちらからお寄せください。
 今後の明大スポーツ運営への参考にさせていただくほか、ご意見としてご紹介させていただく場合もございます。
 ※必ずEmailアドレスをご入力ください。
 ※htmlタグなど、一部本文中にご利用できない記号がございます。
Email: