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インゴールめがけてステップを切る渡邊弐

ラグビー部  Bチーム 東海大の猛攻を抑え快勝 後半戦は失点0/練習試合

◆8・27 練習試合(サニアパーク菅平メイングラウンド)
▼Bチーム
 ○明治31{19―14、12―0}14東海大
 夏の成果が出る試合結果となった。Aチームの勝利に続き、Bチームも東海大と対戦。前半はモールトライを含め2トライを献上したが、セットプレー前にFWが集まるなどコミュニケーションを密に取りながらの試合運びでトライを重ね、19―14で後半戦へ。メンバーを入れ替えて挑んだ後半では、前半で取られたモールトライを狙いにいくなど意地を見せた。結果2トライを追加し31―14で終えた。

 着実にトライを重ねていった。前半6分に東海大に先制点を挙げられた明治だったが、その3分後。敵陣10mから展開しスクラムハーフ加藤哲朗(法4=秋田)からボールを受けた左ウイング平間丈一郎(政経4=国学院栃木)が、左右にステップを切りながらディフェンスを堂々と突破しインゴール左中間にトライを挙げる。さらに、前半17分には敵陣ゴール前で相手のペナルティーに対しクイックスタートを切り、左フランカー廣井雅宇(文4=明大中野)がインゴールし追加点。「Aチームが自分たちの試合の前にやっていて、勝ってくれたので自分たちも負けないぞという気持ちになった」(廣井)と意地を見せた。スクラムでは劣勢に立たされた場面もあったが、前半では東海大を2トライで抑え19―14とリードを保った。
 ゴールラインを死守し失点ゼロを達成した。前半の勢いそのままに後半開始2分で小宮カズミ(文3=目黒学院)がFWのサポートを受け相手ディフェンスを突撃してトライ。後半13分には敵陣ゴール前でのマイボールラインアウトからモールトライを狙ったが、東海大のモールディフェンスを突破できず断念。「モールも組んだらスコアするというのが理想」(左ロック中尾将大・商3=つくば秀英)と悔いの残る場面だった。しかし、その2分後には左センター渡邉弐貴(営3=国学院栃木)がマイボールをしっかりインゴールへ運び点を追加。終盤には東海大に自陣ゴール前まで攻められ我慢の時間が続いたが、焦った東海大が先にペナルティーを犯し試合は終了。31―14で点差を付けて勝利した。

 勝利への満足感の反面、課題も見つかった。後半戦で粘りを見せたディフェンスだが「ここでボールを取るぞという意識が共有できていなかったのでボールを奪うタイミングを見失っていた」(廣井)と、次のステップに動き出せず相手のペナルティー待ちという状態が続いた。それでも着実な成長を見せるディフェンスを関東大学ジュニア選手権が始まる秋までにさらにレベルアップさせたい。

[長谷川千華]

試合後のコメント
ゲームキャプテン・左フランカー廣井雅宇(文4=明大中野)

「明治大学として夏合宿最後の試合で締めくくりだったので、今まで練習で積み重ねてきたものを発揮できる試合にしようと話しました。気持ちを出していこうということも前日から言って試合に臨みました。Aチームが自分たちの試合の前にやっていて気になっていて、勝ってくれたので自分たちも負けないぞという気持ちになりました。前半はスクラムで劣勢に立ったところもあって監督からも言われて後半は修正できましたが、監督に言われる前に自分たちで修正する能力が必要だと思いました。また、ゴール前のディフェンスも粘り強くできていましたがFWとBKがリンクしてチームディフェンスをしないと、これからシーズン入るのにディフェンスがバラバラになってしまうと思います。ハーフタイムには、この合宿の集大成が出せていない前半戦だったので切り替えて気持ちを前面に出すラグビーをしようと話しました。後半の最後の粘りもコミュニケーションが取れていましたし、ファーストタックルが下に入ってセカンドが上に入るタックルができていたので良かったと思います。ただ、ここでボールを取るぞという意識が共有できていなかったのでボールを奪うタイミングを見失っていました。ペナルティーも多くて、絶対に減らさないといけないしフィールドに立っている人間がリーダーシップを取って規律を守らなければいけないと思います。それでも後半戦を0で抑えたのには意味がありますし、ディフェンスのシステムに意識を持って取り組むことができたのが良かったです。この夏合宿で目標に掲げていたのがコミュニケーションを取ることだったので、1年生から4年生まで四分割するのではなく一つのチームとしてまとまりを意識することを大切にしていました。今日の試合でもそれが生きていたと思います。あっという間にシーズンに入るので、一人一人が競争意識を持ってAチームを狙っているので良いチーム状況だと思います。自分自身もCチームから始まってBチームでゲームキャプテンを任せてもらえるまできたので、4年間やってきて紫紺のジャージーから目を逸らしたことはないですし、この状況に満足せずにやっていきたいです」

左ロック中尾将大(商3=つくば秀英)
「率直に勝ててうれしかったです。Aチームも勝ったので勢いに乗って勝てたらなと思っていました。自分自身上のチームに出るのが貴重な経験なので、自分のすべきことを明確にしてタックルして倒れた後の戻りとかも意識して遂行できたと思っています。試合ではモールはできましたが、スクラムで押されてしまうところがあったので課題を修正していきたいです。相手のスクラムの組み方の相性もありますが、自分たちのスクラムを組むことが大切。モールも組んだらスコアするというのが理想です。ディフェンスも春から意識してきたことが出た試合だったと思います。この夏合宿では少しでも上のチームに試合に出ることと、タックを意識していました。セットプレーが弱いので、強化していきたいです」

左フランカー朝長俊(農3=長崎北陽台)
「夏合宿最後の試合の東海大戦にダブルスコアで勝てたことは誇れることだし、チームで掲げていた“アティチュード”ができていたと思います。自分は前で体を張ってチームを引っ張ることを意識しました。モールは1本、2本取られたところがあって、ラインアウトもモールも対策はしていましたが東海大のモールは強くて押された場面もありました。プレッシャーはそこまで感じなかったですが、接点での存在感はすごかったです。後半も立ち上がりにトライを取って流れをつくれたらよかったのですが、アタックで食い込まれたところもあって少しチームが停滞してしまいました。そこでFWが勝って前に出られたらよかったかなと。勝った中でも課題はたくさんあります。BKは今日はスペースを見て回してトライとかもあってすごく良かった分、FWももう少し頑張りたかったです。夏合宿は自分のプレーを確立することを目標にしてきて、この最後の試合を終えて見つけることができました。スピードを生かしたタックルと、ディフェンスはいろいろなところに走ってブレイクダウンでファイトすること。まだアタックの中でスピードが足りなかったり持久力も足りないので秋に向けて改善していきたいです」

左センター渡邉弐貴(営3=国学院栃木)
「今日は菅平最後の試合だったので、ダブルスコアで勝てたことが春の集大成を表せたと思います。Aチームがしっかり勝ってくれたのでBも良いテンションで入れました。アタックでは一歩でも前進すること、ディフェンスは横とコミュニケーションを取って内側もしっかり押さえることを意識しました。ダブルタックルも成功したので、テーマの“アティチュード”を実行できました。コミュニケーションで防げるミスも多いですし、コミュニケーションが一番大事だということに気が付きました。前半は立ち上がりで受けに回ってしまって、コミュニケーションが取れていなくてBKも食い込まれてしまいました。それでもスコアできたのは一人一人前に出てボールをきれいに運べたことにあると思います。課題はゴール前でBKが危機感を持つことです。ゴール前でスコアされてしまっていました。あとはアタックで外までボールが回ったときのブレイクダウンやペナルティーをしないことを意識することです」

左ウイング平間丈一郎(政経4=国学院栃木)
「みんな気持ちが入っていて、試合の結果はともかく内容が良かったです。試合に意識したことは4年生として声を出すことは当たり前ですし、ウイングとしてトライを取ることが“アティチュード”かなと思ってしっかり遂行できました。自分たちの試合の前にAチームが勝ったので、Bチームもここで勝たなければ意味がないと思って4年生中心になってまとまれたかなと思います。前半は、コミュニケーション不足で自分たちのミスからトライを取られてしまいました。それは今後のシーズンに向けて修正していくべき課題です。それでも勝てたのは試合に対する態度が良くて気持ちが負けなかったからだと思います。後半も前半と変わらずやってくれました。この夏合宿ではどのチームにいてもやるべきことは変わらないので、全員がリーダーの意識を持って取り組むことを目標にしていました。課題は個人のスキルを大きくすることです。秋のシーズンに向けて成長していければと思います」


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