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関東学生選手権初優勝を決めた武石・西谷組

バドミントン部  武石・西谷組が同校決勝を制し優勝を飾る/関東学生選手権

◆6・6〜24 関東学生選手権(葛飾区総合スポーツセンター他)
▼6・24 男子ダブルス(千葉商科大学)
武石・西谷組――1位
酒井・仁平澄組――2位
 関東学生選手権最終日、準決勝と決勝が行われた。男子ダブルスは武石優斗(商3=札幌一)・西谷春樹(政経3=青森山田)組と、酒井健登(政経2=埼玉栄)・仁平澄也(政経1=埼玉栄)組がそれぞれ準決勝を突破し、2組とも決勝へ進出。明大同士での優勝争いとなった。お互い攻めたプレーを繰り広げ、武石・西谷組がストレート勝ち。先輩の意地を見せる結果となった。

 同校決勝の末に優勝を果たした。「普段から一緒に練習しているけど、勝率は五分五分」(武石)という武石・西谷組と酒井・仁平組。その言葉通り、23―23まで両者一歩も譲らず白熱した戦いとなった。容赦ない攻めのプレーで武石・西谷組が1ゲーム目を勝ち取ると波に乗り、2ゲーム目は17ー8まで引き離す。しかし酒井・仁平組も引き下がらない。18ー16まで驚異の追い上げを見せ、今季入替戦以外は無敗である新生ダブルスの実力を発揮した。武石・西谷組はペアを組んで2年経っている。試合をしていくうちに「先輩としても負けたくない」(西谷)という気持ちになり、最後まで油断することなく確実に点を取り21ー17で勝利を収めた。

 リベンジを果たした。酒井・仁平澄組は準決勝で入替戦にて敗北を喫した因縁の相手と対戦。そのため序盤は「悪い記憶があって、動きが硬くなってしまった」(仁平)。そのまま試合の流れをつくることが出来ず15ー21で1ゲーム目を落とす。しかしすぐに気持ちを切り替えた。落ち着いていつも練習していた通りのプレーをすることでテンポよく点を重ねていき、13点差をつけて2ゲーム目を制した。第3ゲームでも調子を上げ、酒井のスマッシュがさく裂。連取を決めると17―3と相手を大きく引き離した。終盤、勝ちへの焦りから相手に連続して得点を許す場面もあったが、最後は冷静に仁平澄がスマッシュで勝利を決めた。

公式戦デビューで頭角を現した
左から酒井、仁平澄、西谷、武石


 予想以上の好成績となった。春季リーグ戦では最下位、その後の入替戦に敗れ2部降格となり厳しい状況に置かれていたが、その悔しさをバネに今大会で実力を見せつけ、男子ダブルスの強さを証明できた。しかし西谷は「1位、2位を取ったからといって油断はしてはいけない」とストイックな姿勢をあらわにした。今後の大会では、ダブルスがどこまでチームを率いていけるかが結果を左右する。「両方のダブルスで引っ張っていきたい」(武石)。成長を遂げた2組が、この春苦汁を舐めたチームを秋に再び1部へと押し上げる。

[上代梨加]

試合後のコメント
武石
「昨年からあまり結果を出せなくて、今年は結果を出せてうれしいです。新人戦でタイトルは取ったとことはありますが、こういう大きいのは初めてです。ベスト4まで残った段階で決勝で(酒井・仁平組と)やる可能性はあるかなって思ってました。大会始まった時はベスト4に入りたいって思っていたけど、いざベスト4になってみるともっと上に行きたいって気持ちが純粋にわいてきました。(決勝前に何か話したか)一緒のユニホームでいこうかって軽く話したくらいです。いつもやっている相手だから、全然緊張はしませんでした。いつもやっている相手だからこそ、逆にやりにくさがありました。逆に他大の相手の方がやりやすいです。お互い手の内が分かっているし、集中を切らした方が負ける戦いでした。やることはいつもと一緒だけど、球筋とかも読まれることが多いから、できるだけ速さやパワーで負けないように先に攻めることを意識してました。足とかもしっかり動かせましたし、1セット目を取り切れたのが大きかったです。どっちも低いプレーが得意なダブルスだから、そういう展開が多くなりました。普段から一緒に練習しているけど、勝率は五分五分ですが結構負けてしまいます。(リーグ2部降格を受けてどう準備してきたか)リーグでは結構勝てていた中で2部に落ちちゃったことで、逆にチャレンジャー精神で挑めました。誰相手にもおごらず最初から集中して声出すことができてました。だから、危ない試合でも勝ち切れる場面が多かったです。(高野・宮嶋組の穴)去年の段階でこの結果を出せていたら一番よかったけど、あの二人の代わりになることはできないです。でも、喜んではくれると思う。実力的には酒井・仁平組とそこまで変わらなく年が上なだけだから、両方のダブルスで引っ張っていきたいです。(今季はいまだ1敗のみ)自信にはすごくなりましたが、過信には絶対しません。まだ東日本もありますし、リーグも2部だけどあるので、もっと力を上げていきたいです。(今後は関東優勝ペアとして見られるようになる)意識し過ぎずに、自分たちのプレーをし続けられればまた良い結果を出せると思います」

西谷
「同校決勝という目標でやっていてそこができたので優勝以上にうれしいですね。僕らが準決勝の時に(酒井・仁平が)勝って俺らも負けてられないなと思いました。(調子)練習から悪い感じではなかったです。今年に入って武石とのコミュニケーションとかローテーションも確立されてきました。去年までは安定しない波のあるダブルスだったのですが今年は安定して勝てるようにしようという目標でやっていたので結果優勝することができて安定したかなと思います。この大会に向けての対策とかは特にはしていなかったのですが、対戦相手を見てどういうプレーをしてくるとか自分の中で一戦一戦イメージしていました。(練習メニュー)ダブルスのリーダーとして山角さんが仕切ってやってくれています。練習は特には去年と変わった部分はないと思います。ただ、意識次第で変わるのかなと思います。自分たちも高野・宮嶋組が抜けてやらなきゃいけないという意識のもと練習に取り組んでいて今回結果が出て間違っていなかったなと思います。もっと磨ける部分もあり、課題も見つかりました。(その課題とは)足が途中で止まってしまうので前に前に攻めていけるプレーができている時は点数は取れます。足が止まってしまうとネットに引っ掛けたりとかそういうミスが多くなってしまいます。(同校対決)決まった時は良かったなあと思いました。あんまり勝ち負けは意識していなかったですね。とりあえず同校決勝でやるという目標で来てたので。決勝もどちらが勝ってもおかしくない状態でした。自分たちが最初取れたので流れのまま行けました。1セット目が勝負だったかなと思います。(接った試合展開)練習でも勝ったり負けたりとかなので1、2ゲームとかであまり勝負が決まらないのが結構多いです。ただ、僕ら組んで2年経っていて向こうは組んでまだ半年も経っていません。後輩としてすごく心強いです。若干ですが先輩としても負けたくないなとは思いました。練習の中でも酒井・仁平とはやっています。お互いどういう球筋でとかは分かっています。手の内とかもわかっている状態でどう転ぶかですね。試合になったらお互い勝ちたいという気持ちが出てきて、練習とはまた違った緊張感だったり勝負の駆け引きだったりがありました。勝ちたいという欲が出たかなと。(酒井・仁平と話したこと)よく勝ったなくらいです。次当たるので馴れ合いというかそういう感じの話は無かったです。試合終わっても特には話してはないですね。お互いが意識し合いいい距離でやれば緊張感も生まれてくるので、その距離を大事にしたいです。(ペア結成)僕がシングルスを1年ではやっていたのですがぼくは元々ダブルスメインでやっていました。それもあって秋にリーグ戦にむけて武石と組んでみないかということでコーチから言われました。組み立ての頃はお互いに意地を張って、『なんでこういうことできないんだ』などお互いに譲れないところがありました。しかし最近になってそれがなくなってお互いできないのは自分のせいだと考え方が変わったのかなと思います。あんまり人のせいにはしなくなりました。お互い理解し合えています。成長したかなという気がしますね。(武石とは)仲は悪くはないですね(笑)。そんな言い訳でもないですし、普通よりいいかなくらいです。武石は人にない球のタッチとかを持っていてそれを生かせるようにしなきゃなとは常に考えてやっています。(高野・宮嶋組への意識)あまり気にはしていませんでした。意識していないといったらうそになるのですが程々にくらいですね。今年から1ダブですが特には緊張とかはありませんでした。シングルス陣が不調で0ー2とあとがない状況でしたが去年も自分たちが負けたら終わりな時に戦ってきました。そういった面で起用されたのかもしれません。(高野・宮嶋組が)抜けてからこれまで以上にしっかりやらなきゃとは思いました。背中で見せてくれていてそれを自分たちがどう感じるかという感じでした。引退のときも『これからお前たちが頑張らないといけない番だから』とは言われましたが特にはアドバイスなどはもらっていません。(その言葉を聞いて)やるしかないなと思いました。(ダブルス陣が引っ張る)話し合いはもちろんですが個々にその自覚はあると思います。やはり明治は少数で変えがいないので一つ一つのペアの完成度や勝ちに対する思いは強くないと勝てないと思います。ダブルスが、1位、2位取ったからといって油断はしてはいけないです。出てないペアもいるので。やはり勝ち続けられるダブルスを2ペアでつくっていかないとなと思います。次は東日本インカレです。優勝したからといって満足するわけではなく上位目指して頑張ります」

酒井
「(今日の反省)準決勝の相手は入替戦で負けてた相手で、嫌な負け方してて、そのイメージのまま入ってしまったので1ゲーム目は取られてそこで2ゲーム目以降はしっかりと修正ができたのでよかったと思います。(決勝で勝てなかった)いつも練習している相手で、変な意識はしないで入ろうと思っていたんですけどそれでも意識してた部分はあったかなと思います。(今年に入ってダブルス陣で話し合い)高野・宮嶋組の2人が抜けて、戦力が落ちるということは分かっていて周りからも言われていて、リーグ戦で全勝して今回も結果を残せたのは今までやってきたことは間違ってなかったと思います。(入替戦以降の切り替え)負けてしまったので、勝って秋リーグで上がれるようにという意識で、2部で勝つというよりは1部でしっかり勝てるようにやってきました。プレーで変えたことは特にないです。(仁平について)明治に来てくれて感謝してますし、1人でできるタイプですし、前も後ろもできてすごく信頼しています。でも、勝負になったときに何かに徹するプレーをできるようにしないといけないかなと思います。普段はピアス、ネックレス、指輪とかしてて、チャラチャラしていると思います。大学生なので練習しっかりしていれば私生活で何しようがいいとは思うので。見た目だけでなくプレーでも目立って結果残せればいいかなと思います。(今後に向けて)まだまだ課題はありますし、克服して東日本、インカレ、秋リーグ、結果を残せるようにしたいです」

仁平澄
「(準決勝の相手が入替戦で負けたペア)勝ちは意識してたんですけど、やっぱり自分たちのいつも通りのプレーをしようと心がけていました。(序盤動きが硬かったが)まだ入替戦の時の悪い記憶があって、動きが硬くなってしまったんですけど、2セット目からサーブまわりでいろいろコースを変えながらやっていったら、勝手に相手が崩れていったので、そこを修正できたのがよかったですね。(相手が攻めたプレーをしてきても)特にやりづらさはなかったです。途中から気持ちを切り替えられました。(終盤相手に連取される場面がありましたが)焦りはちょっとありましたね。勝ちを意識して硬くなったかなと思います。(武石・西谷組と試合をするのは)練習では何回かあったんですけど、公式戦では初ですね。お互いある程度球をわかっているので、いつも通りのプレーをするのはそうなんですけど、そこに何か一つでも二つでも工夫できるところがあれば工夫してやっていこうかなと思ってやっていました。(接戦を繰り広げていました)先に攻めよう攻めようっていう意識でプレーしてたんですけど、やっぱり相手も(攻めが)早かったのでなかなかそれができなくて、最後押し切られちゃった感じですね。(体力的には)疲れてなかったんですけど、焦りがありました。(大会を通してわかったのは)自分たちの普段通りの力が出せれば、こうやって結果を出していけるんだなということ。自信になりました。(反省点は)決勝の2セット目の勝負どころとか、準決勝の最後の1点とか、大事な場面でぽろぽろミスがあったので、そこをしっかり決め切れる力というか実力をもっと練習でつけられたらいいかなと思います。(これから取り組みたいこと)結構自分も酒井先輩もサーブまわりが得意なので、そこでいかに相手を崩して優位にラリーを進められるかっていうのを突き詰めてやっていきたいなと思っています」


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