検索
 HOME > バスケットボール部

新人戦で主将を務める奥野


COUNTER ATTACK  新人戦まであと2日 奥野綾汰主将インタビュー  

 新世代がチームを活性化させる。濱西康一新監督を迎え初の公式戦となった関東トーナメントでは11位と苦杯をなめた。それでもチームは秋のリーグ、インカレに向けて再出発を切った。まずは6月7日に初戦を迎える新人戦で、強い明治を見せたい。

 今回は主将インタビューをお送りする。新人戦が5月末から開幕した。本戦が今日5日から始まっており、明大はあさって7日から登場。初戦は慶大と対戦する。1、2年生のチームをけん引する新人戦の主将は奥野綾汰(国際2=藤枝明誠)。今回は奥野のインタビューをお届けする。(この取材は5月22日に行われたものです)

――主将になった経緯を教えてください
「1年の時に仕事当番とかを僕が先頭に立って決めていたら、1年経ってみんなが『綾汰がいいんじゃないか』とありがたいことに言ってくれました。自分も嫌ではなかったので、その流れで決まった感じです」

――自分自身はどういうタイプの主将だと思いますか
「チームをまとめるというより、自分が練習を見ていて思ったことをパッと言います。『いわゆるキャプテン』という感じではないですね。プレーで引っ張っていけたらと思います」

――これまで主将を務めていたことはあったんですか
「小学校、中学校とキャプテンをしていて、高校では副キャプテンでした。中学の時は滋賀県国体選抜、高校の時は静岡県国体選抜でキャプテンをやりました。国体でキャプテンやっていたのは一番経験になったと思います」

――キャプテン慣れをされているんですね
「でも、大学はみんな大人だし、個人個人思っていることが違うので、今までとは違いますね。高校まではみんなガキなので(笑)」

――高校の時、国体でキャプテンを務めたのはどういう経緯なんですか
「国体の時はそこのスタッフ全員が『奥野でいいんじゃないか』と言ってくれたんですけど、正直自分的にはもっと他に上手い人もいたし、声出したりまとめたりする人がキャプテンになる方がふさわしいんじゃないかと思っていました。でも、その国体のスタッフの方に言われたのは『お前は他の人が持ってないものを持ってる』と言われました。練習中とかもいろんなところに気を配れたり、プレーの面で泥臭く一生懸命できるところが自分の良さというかそれこそがキャプテンらしさだと思います」

――新人戦チームはどうですか
「野口(龍太郎・政経2=九州学院)と昂矢(須藤・営2=桐光学園)と自分の3人で、このチームは引っ張っていかないといけないです。そういうことは3人でも話しています。ガードも渡辺(翔太・政経1=宇都宮工)が入ってきてくれて、あいつが速い展開でボール運んで、僕ら3人はオフェンス型なので速い展開で攻めて、どんどん点を取っていけるバスケをしたいと思います。課題はディフェンスです。僕ら3人は散々言われてます。自分たちでもディフェンスが得意ではないことは分かっています。なので、ディフェンスは最低限しっかりとやりながら、得意なオフェンスで試合を進めていきたいです」

冷静な判断力でチームを引っ張る<
冷静な判断力でチームを引っ張る
――個人的にはどういうプレーが持ち味ですか
「野口は要所でシュートを決めて、昂矢は果敢にドライブしていくタイプです。自分は2人にないものを出したいです。それは冷静に状況判断することだと思っていて、自分の中での理想は綱井さん(勇介・文3=大阪学院)みたいになんでもできる選手です。冷静にゲームを見て、ドライブで点を取りに行ったり、要所でシュートを打ったり、ディフェンスもしっかりできるようになりたいです」

――理想のキャプテン像は何ですか
「下級生から慕われるようなキャプテンになりたいです。最上級生がしっかりしてないと絶対試合には勝てないので、2年の中で自分がしっかりして、周りの2年生をしっかりさせて、それに後輩が付いて来るチームにしたいので、そのためには慕われるキャプテンが理想です」

――主将としてゲームの中で意識していることは何ですか
「上級生との試合ではやっぱり競る場面が多かったんですけど、タイムアウトとかフリースローで試合が止まる時はみんなで集めて共通意識を持たせてるようにしています。自分が思っていることが全て正しいというわけではないので、自分が言ったことに対して他の人が意見を言うのは全然いいです。そうやって意見を言い合って、考えの共有をみんなでやっていけるようにしたいと思っています」

――今年の新人戦のヤマ場はどこですか
「昨年の優勝校の青学です。やっぱり能力が高い選手が多くて、サイズでも圧倒的にこっちが負けています。そこをどうカバーしていくかというのがカギです。でも、初戦の相手も慶応なので気は抜けないです」

――要となるのは誰ですか
「やっぱり昨年から試合に出てる自分、野口と昂矢ですね。自分ら3人は上級生として新人戦の中で欠けてはいけない存在だと思います。あと、渡辺ですね。ガードは実質、渡辺しかいないので。この前の上級生との試合では、もし渡辺がファウルトラブルや疲れた時のために自分がガードをやりました。『そういう状況も絶対出てくる』と言われたので。渡辺は速い展開に持っていきますけど、自分はあいつとは違ってしっかりとハーフコートでセットして攻めていくということができたらと思います。でも、ガードは自分には少し難しいですね(笑)なので、この4人がカギを握ると思います。でもこの4人がずっと出ているのはきついので、ベンチメンバーが大事になってくると思います。ベンチメンバーも含めた全員で戦う気がないと短期間で何試合もあるので絶対に勝てないと思います。メンバー全員で戦っていきたいです」

――今年の1年生の印象を教えてください
「自分の高校から後輩(富田一成・法1=藤枝明誠)が来たので、初めは富田と接することが多かったんですけど、他にも面白いやつがいっぱいいたので良かったです。富田を介して後輩といっぱい話せています。渡辺は1年生なのにトーナメント(関東大学選手権)で結構出場して活躍していたので、すごいなと。渡辺は伸びしろがあるのでいい選手になると思います。義也(植松・営1=桐光学園)と渉(永田・政経1=盛岡南)はサイズがあるのにしっかり動けるから面白い選手だと思います」

――1年間一緒にやってきて同期というのはどんな存在ですか
「僕らは相当仲がいいですね。寮にいるというのもあるんですけど、月曜日はご飯が出ないので、週に一回集まってご飯食べたり、パーティーしたりして(笑)みんなの誕生日を祝ったり、自分もやってもらってすごくうれしかったです。あーいいっすね、同期って(笑)バスケの面でも私生活の面でも支えられてます。高校の時は縛られてたんですけど、大学ではそれがないので好きな時間にいろんなことができます。そういう面では同期と接する時間も大学の方が全然長いし、そういう面で大学では同期との濃い時間を過ごせています」

――大学バスケ1年目はいかがでしたか
「昨年は初めの方から試合には出してもらって、リーグ戦とかも出られていい経験できました。でも、リーグの2周目の第1戦目専大戦(10月2日)でケガをしてしまって、半年くらいバスケをやれてなかったです。波が激しい1年でした。ケガした時はへこみましたし、すごく悔しかったです。野口や昂矢が試合に出てた中で、自分が出れなくて悔しいという気持ちもありました。でも、今年1年はそういうふうに悔やむことはなしにして、一緒に切磋琢磨(せっさたくま)して上手くなってチームを引っ張っていきたいと思います」

――現在のケガの状況はいかがですか
「完全には治ってないですけどだいぶ良くなりました。でも、今でも痛くて、右膝にサポーターを着けてないとやっていけないです。(ケガは)リバウンド取った時に、膝が内側に入ってしまいました。会場が白鴎大だったので遠かったので、僕と龍太郎しかいなくて。部の荷物を2人で持って帰りました。でも、僕もう歩けなくて、足引きずって帰ったのを覚えてます(笑)ケガの名前は内側側副靱帯2度損傷です」

――初戦の慶大戦はどのように臨みたいですか
「慶応はあんまり大きい選手はいなくて、自分たちも大きい選手がいなくので、似たチーム同士の戦いになると思います。渡辺がしっかりと速いテンポで持ってきてくれるので、そのテンポに合わせて力強く点を取っていきたいです。自分たちはサイズがみんな変わりないので、どこでスイッチしても守れます。なので、誰が付いても守れるようなディフェンスをしていけたらと思います」

――最後に新人戦への意気込みをお願いします
「ここは無難に『優勝します』(笑)。ヤマ場は青学戦だと思うので、しっかり青学を倒してそのままの勢いで優勝したいです」

――ありがとうございました

◆奥野綾汰 おくの・りょうた 国際2 藤枝明誠高出 188cm・88kg 登録ポジションはSF(スモールフォワード)。

[古賀章太郎]


ニュース
 
 この記事へのご意見はこちらからお寄せください。
 今後の明大スポーツ運営への参考にさせていただくほか、ご意見としてご紹介させていただく場合もございます。
 ※必ずEmailアドレスをご入力ください。
 ※htmlタグなど、一部本文中にご利用できない記号がございます。
Email: