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COUNTER ATTACK  ルーキー特集(2)「ゼロ」からのスタート 付属校出身の愛されキャラ 佐藤俊輔  

 
 新世代がチームを活性化させる。濱西康一新監督を迎え初の公式戦となった関東トーナメントでは11位と苦杯をなめた。それでもチームは秋のリーグ、インカレに向けて再出発を切った。まずは6月7日に初戦を迎える新人戦で、強い明治を見せたい。本特集ではそんな男子バスケットボール部のルーキー7人を紹介する。

 2人目に紹介するのは佐藤俊輔(営1=明大明治)。高校時代では結果を残すことができなかった。その悔しさを晴らすために、付属校出身者ながら大学バスケに飛び込んだ。背番号「0」に懸けた「ゼロからのスタート」という思い胸に、実力を積み上げていく。1、2年生にはガードポジションの選手は佐藤の他に2人のみ。4年間で出場機会を狙う。

――バスケを始めたきっかけを教えてください
「兄に連れられて幼稚園生くらいからボールを触ったりして、気付いたらやってました。しっかりと始めたのは小学2年生の頃でした」

――高校時代について教えてください
「キャプテンをやってました。成績は本当に言えないくらいですね」

――明大明治高はどんなチームですか
「礼儀とか人間性を重んじるチームです。バスケのことはもちろん、人としてということに重きを置いていて、部活の理念に『社会に出てから通用する人間になる』というものがあります。結局バスケでは結果を残せなかったんですけど、何をやるにしても大事な源になる部分を教わりました。それがあったから、今も大学で頑張ろうと思ってます」

――明大のバスケットボール部に入ろうと思ったのはなぜですか
「高校で結果を残せなかったからです。高校で部活を引退してから、一時バスケから離れてたんですけど、やっぱり楽しくなくて『バスケしかないな』って思ってたんです。それからは地元でバスケをしていました。その時に地元で芳賀希さんという有名な方がいて、その方は『やる気があるなら(大学でも)やりなよ』って言ってくれて。でも『自分なんてとんでもない』みたいなことを言ってたんですけど、『やることをやって限界決めるならいいと思うけど、大したこともやってないのに限界は決めんじゃない。やることやって、行くとこ行ってそこで通用するかどうかを考えたら』と言われました。自分の中でもやりたい気持ちはあったんですけど、臆病者でいつも無難な道を進んできたので、一歩踏み出せなくて。芳賀さんはその後も半年くらい誘い続けてくれて、道をこじ開けてくれました。いろんなところに連れてもらって、いろんな社会人の上手な方とやって、もっと高いレベルでやりたいなと思うようになったんです」

――いつ頃からバスケットボール部に入ろうと思ったのですか
「バスケ部と最初に連絡取ったのは去年のインカレ(11月)のときです。マネージャーの福澤晴夏さん(政経2)が明大明治なので、高校の先輩に紹介してもらいました。最終的に決めたのは1月くらいで、3月26日から練習に参加させてもらって『一週間くらい見てから入れるか決める』って濱西康一監督に言われ、4月2日に入部することができました」

――大学バスケで感じたことは何ですか
「当たり前なんですけど、フィジカルとスピードです。自分はただでさえ小さくて、入ってきた時、永田(渉・政経1=盛岡南)とか亮(宮澤・情コミ1=盛岡南)に『中学生かと思った』って言われたくらいです。シュート練習とかパス練習とかは入れさせてもらえたんですけど、対人練習とかは『危ないから入っちゃダメ』と言われて最初は外で見てて、AチームとBチームに分かれてから練習に参加できるようになりました。練習に参加する前はもっと通用しないかなと思っていたんですけど、自分ができることもあるなというのはここに来て分かったので、それをこれから伸ばしてやっていきたいなと思います」

――具体的な課題は何ですか
「自分の実力に自信がないからだと思うんですけど、ポイントガードとしてプレーすると、プレーに余裕がなくてゲームコントロールができないです。ポジションとしてはまとめ役ですが、自分は遠慮してしまう部分があります。まずは自信を持ってやらないと、プレーにもそういうのは表れてしまうと思います。でも一番はフィジカル面です。本当に弱いので、そこでまず負けないようにしたいです」

――慕っている先輩はいますか
「ひろさん(山口裕朗・営3=足立学園)と雄士郎さん(堀・営3=大分舞鶴)と長谷川さん(寛元・法2=洛南)です。ひろさんと雄士郎さんはガードのことを教えてくれます。長谷川さんはインサイドの方なんですけど、いろいろな指摘をしてくださいます」

――憧れの先輩はいらっしゃいますか
「少し恐れ多いんですけど、憧れは齋藤拓実さん(営4=桐光学園)で、目標は啓斗さん(菊池・法4=東北学院)です。自分と身長が変わらないので、その中でどういうプレーをしているのかを聞いて、見て学んでます。齋藤さんは目標というか、すごいなという(笑)。一緒のチームで同じ体育館で見れてることが幸せという感じです(笑)。YOUTUBEでいろんな試合見るんですけど、ここの体育館にいるのは自分がYOUTUBEで見ていた人。ここは夢のような空間ではありますね(笑)」

――付属校出身では河村健太郎選手(商2=明大中野)がいます
「ここに入部する最初のきっかけは河村さんです。河村さんがこの道を作ってくださいました。昨年、この特集(記事はこちら)を見てて、河村さんがここでやっていることを知って衝撃を受けました。その時から体育会という道もあるのかと意識し始めました。河村さんがいなかったら、ここに入ろうとは思ってなかったです。こんな言い方は変ですけど、河村さんがやれるということは、自分もやれないことはないと思って。それぐらい気持ちの面や努力の面には自信がないわけではないです。河村さんはすごい尊敬している先輩です」

――背番号「0」を選んだ理由を教えてください
「兄が富樫勇樹(千葉ジェッツ)やベンドラメ礼生(日立サンロッカーズ東京・渋谷)と同じ世代で、自分も結構見ていてガードの人で『0』はかっこいいなと思いました。あともう一つ理由があって、一番下手なのでゼロからのスタートっていう。これを濱西さん(濱西監督)に言ったら『なにかっこつけてんだ』みたいなこと言われました(笑)。でも、本当に一番下手で底辺からのスタートなので。一歩ずつ頑張ろうという気持ちがあります」

ひたむきな努力でレベルアップを目指す
ひたむきな努力でレベルアップを目指す

――仲のいい同期はどなたですか
「義也(植松・営1=桐光学園)とは中学2年生の時に川崎市選抜で同じで、それ以来はあんまり話さなかったんですけど、やっぱり大学来るとお互いに知り合いがいないので、入学してからすごく仲良くなりました。学部も同じで、ずっと一緒にいて先輩から『友好関係が広がらないから、たまには離れろ』と言われるくらい一緒にいます。なので、最近は『脱・義也』を図っています(笑)。義也以外の同期は結構いじってきますね。でもいじってくれる分にはありがたいですね。そこに自分が存在できるので。こういうこと言うとみんな勢いよくいじってくると思うんですけど(笑)」

――いじられキャラなんですね
「いじってこない人はいないですね。先輩にも結構いじられます。スアレスとか顔が濃いのでケバブとか言われたり(笑)。特に亮はすごいです。まだ自分はユニホームが届いてないので『お前服違うじゃん。どこのチームだよ』みたいなことを毎日言ってくるんですよ。あと、翔太(渡辺・政経1=宇都宮工)は俺の顔を見るたびに、第一声は『きも』って言います。それから1日がスタートします」

――持ち味は何ですか
「周りに比べたらないです。もし、あるとしたら3Pシュートです。上手さとか身長とかではなくて、練習した分だけ上達すると思っているので。同じガードの翔太がガンガンドライブするタイプなので、同じ土俵で戦ってもダメだなと思います。翔太とは違うタイプのガードになりたいです。そしたら、チャンスがあるのかもしれないという気持ちでやっています」

――今年の目標を教えてください
「さっき挙げた課題のフィジカルとハンドリングは、1年をかけても克服するのは難しいと思いますがクリアしたいです。あとはレベルが高校までとは全然違うので、このレベルに慣れてその中で自分の持ち味が出せるようにしたいです」

――新人戦への意気込みをお願いします
「出れる可能性は低いと思いますが、ガードが少ないので、もしかしたら出れる状況になるかもしれません。その時に少しでもチームの力になりたいです。『俺は出ないから』という感じのスタイルはふざけては言っていますけど、そういう気持ちがあるとダメなので。自分はいつでも出れるように、やれることを最大限やりたいです」

――次の相馬陸選手(国際1=東海大札幌)の紹介をお願いします
「第一印象はすごく怖かったんですけど、最初からよく話しかけてくれました。とにかく優しいです。そして、いじられ仲間です。共に頑張ろうって感じです(笑)」

――ありがとうございました

◆佐藤俊輔 さとう・しゅんすけ 営1 明大明治高出 168cm・65kg
登録ポジションはPG(ポイントガード)。 高校時代には文化祭で漫才を披露するほどのお笑い好き。得意なモノマネは福山雅治。


[古賀章太郎]

◆2017年度新入生一覧◆
背番号
名前
出身校
ポジション
高校の成績
#7
植松義也
桐光学園
PF(パワーフォワード)
インターハイベスト8
#0
佐藤俊輔
明大明治
PG(ポイントガード)
全国出場なし
#13
相馬陸
東海大付札幌
PF(パワーフォワード)
インターハイベスト16
#34
富田一成
藤枝明誠
SF(スモールフォワード)
インターハイ出場
#36
永田渉
盛岡南
PF(パワーフォワード)
国体ベスト4
#9
宮澤亮
沼津中央
SF(スモールフォワード)
インターハイ出場
#15
渡辺翔太
宇都宮工
PG(ポイントガード)
ウインターカップ出場



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