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NEW MEIJI  (6)「自分のプレーでチームを勝たせる」 前田剛  

 新たな時代の幕開けだ。無念にも全国大学選手権初戦で京産大に敗れ、屈辱のシーズン閉幕となった昨年。雪辱を誓い新たに掲げた今年のテーマは「NEW “MEIJI”」。古川満主将(商4=桐蔭学園)と梶村祐介(政経4=報徳学園)を主軸に、FW・BKともに日本一の軍団を目指し、選手権優勝奪還に燃える。本企画「NEW MEIJI」ではチームを日本一へ導くキーマンを1年間に渡って紹介していく。
 第6回は、気持ちを前面に押し出すプレーでチームの中軸を担う前田剛(営4=報徳学園)。今季、新チーム始動直後から古川主将が離脱。東海大戦においては梶村副将もが戦線離脱と、ここまでFW、そしてチームをけん引してきた。プレーからあふれる熱きスピリットを持つFWに、最上級生として迎える最後のシーズンに懸ける思いを伺った。(この取材は5月28日に行ったものです。)
「課題見つかる80分間 ディフェンス噛み合わず慶応に惜敗!/招待試合」(5月29日更新)の記事を踏まえた内容となっています。本記事と併せて、そちらもご覧ください。

豪快な突破でプレーでも<br>リーダーシップを発揮する
豪快な突破でプレーでも
リーダーシップを発揮する

――慶応戦(28―33○)を振り返っていかがですか
 ブレイクダウンドミネートというテーマを掲げていたのですが、あまりチームがそれを遂行できずに前半受けに回ってしまって、前半あれだけスコアされたら後半逆転するというのはなかなか難しいことだと思うのでそこは本当に反省です。前半の最初のフィジカルバトル、ブレイクダウンのところで受けてしまったというのが敗因だと思います。

――ゲームキャプテンとしての意識はありましたか
 もう4年なので梶(梶村)がいてもいなくても満(古川)がいてもいなくても自分がリーダーシップを取ってやるというのは当たり前のことだと思います。でも明治に入ってゲームキャプテンをAチームでやるのは初めてでしたが、そんなに特別変わったことをしようとかは思わなかったです。いつも通りやりました。

――古川主将が不在の中、FWそしてチームをここまで引っ張ってきて
 満がいないという状況は秋にも可能性はゼロではないので、そういう状況の中でもそれを言い訳にせず残った4年生を中心にチームをひとつにまとめるという部分が大事になると思うので、僕はそこを中心にやっていきたいと思います。

――梶村副将も前回のケガで離脱し、主将・副将がいない中での影響は
 梶は的確なコミュニケーションというか意思疎通を的確にしてくれるので心強い存在ですが、でもそこがいなくなったからって鶴田(馨・営4=筑紫)もいて堀米(航平・商4=流経大柏)もいて。今年はリーダーが不在になってもリーダーシップを取れる人間がいっぱいいると思うので、いるに越したことはないですがいなくても大丈夫かなという気持ちはあります。もう4年なので自分はどちらかというとリーダーシップとか一生懸命やるところとかが評価されている部分が大きいと思うので、プレーでチームを引っ張っていきたいというのはあります。

――実際プレーしていてはどうですか
 まだまだというか、自分が目指しているところまでは全然いけていません。自分が個人としてスキルアップしてレベルアップしないとこのチームを勝たせることはできないと思うので、自分に矢印を向けてやっていきたいと思います。

――今シーズン最上級生になられて変化は
 本当にもう時間がない中でラグビーに全部ささげるというか、そういう絶対チームを勝たせるという気持ちはあります。日本一になったら人生変わると思うので、本当に日本一になりたいですね。プレーは今までと一緒のことをやっていても絶対成長しないので、今までは気持ちとかアグレッシブさだけをやっていたのですが、今年はスキルとかボールキャリーにしても真っ直ぐ行くだけではなく少しずらしたり、フットワークを使ったり。ブレイクダウンも前までいらないところもファイトしてそれもそれで自分の持ち味だと思うのですが、持ち味があまり良いように3年間生きなかったのでそこは変えようと思っています。

――どういうふうに変えようとしているのですか
 今までトレーニングも筋トレばかりで週10何回とかやっていましたが、3年間それであまり良い結果が出なかったのでそれをもうやめて、他のバランストレーニングとかをやったりしています。

――ポジションは今ナンバーエイトではなくフランカーをやられていますが
 セカンドフェーズでボールタッチが増えるというのと、8番はハイボールが出ることが多くてハイボールは井上(遼・政経3=報徳学園)の方がスキルが高いのでいろいろと変わっています。春に試してみているという感じです。
今春はフランカーとしての出場を重ねている
今春はフランカーとしての出場を重ねている

――今後どのようなプレーを目指してやっていきたいですか
 肩に力が入り過ぎてプレーしていたら去年と一緒なので、余裕を持つというか脱力して。ボールキャリーするとかタックルするというのを意識して今やっているので、そこの精度をもっと高めていこうと思います。本当に3年間ずっと一緒のことをブレずにやってきたのですがそれだとたぶん自分自身も成長できないと思うので、今年は変える勇気を持ってやっているので、本当に秋には完成させたいなと思っています。

――今個人として強化しているところは
 タックルした後にすぐに立ち上がって、相手がラインブレークされた時とかも諦めずに追うとか。去年は他のところでエネルギーを使ってしまってそういうプレーはできなかったのですが、今年は少し余裕を持ってプレーしているので、戻りの部分とかタックルした後すぐジャッカルする部分とかそういうところは成長していると感じています。

――秋に向けてチーム内でどのような存在になりたいですか
 ポジションはどっちでやるかは分からないですが、やっぱり明治の4年のバックローとしてはチームを勝たせないといけない存在だと思うので、絶対自分のプレーでチームを勝たせられるような存在になりたいと思います。

――今シーズンのご自身の目標をお願いします
 取り組む姿勢とかエネルギーの部分も自分に必要なところですが、そこだけではなくて一プレーヤーとしてスキルアップして、プレーヤーとして評価されるように今年は頑張っていきたいと思います。

――ありがとうございました

◆前田剛(まえだ・ごう) 営4 報徳学園高出 180cm・103kg
 ポジションはフランカーとナンバーエイト。豪快なプレーもさながら、チーム一の熱いパッションでこれまで第一線で戦ってきた。今季はプレーにおいても磨きをかけ、一プレーヤーとしての覚醒を目指す。高校日本代表、U20日本代表。

[石塚真維]



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