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5位に終わり悔しさをにじませた野田

競走部  野田は悔しさの残る5位 3年生の健闘光り総合7位に浮上/関東学生対校選手権

◆5・25〜28 第96回関東学生対校選手権(日産スタジアム)
[2日目]
◆男子3000mSC予選
1組 3着 東島 8分56秒82(決勝進出)
2組 10着 南  9分12秒96(予選敗退)
◆女子100mH準決勝
1組 3着 藤森 14秒00(決勝進出)
◆女子100mH決勝
6位 藤森 13秒80

[3日目]
◆男子200m予選
5組 7着 里村 21秒85(予選敗退)
◆男子400mH予選
3組 5着 金子 51秒91(準決勝進出)
◆男子800m予選
2組 5着 安藤 1分53秒60(予選敗退)
3組 2着 保坂 1分51秒40(準決勝進出)
5組 7着 田村 1分54秒78(予選敗退)
◆男子4×400mR予選
1組 7着 明大(野、安藤、金子、浅川) 3分14秒62(予選敗退)
◆女子200m予選
2組 5着 藤森 25秒31(予選敗退)
◆男子800m準決勝
2組 4着 保坂 1分53秒37(準決勝敗退)
◆男子1万mW決勝
5位 野田 41分59秒03
6位 大楽 42分03秒48
11位 斎藤 42分51秒09
◆男子3000mSC決勝
5位 東島 9分03秒36
◆男子棒高跳決勝
6位 廣瀬 5m00
 熱戦が続く関東インカレ。2日目は女子100mHに出場した藤森菜那(情コミ2=浜松市立)が自身初の決勝進出で6位入賞を果たした。3日目は男子1万mWで野田明宏(商4=清風)が5位、大楽享平(文3=滋賀学園)が6位とW入賞。また、男子3000mSCで東島清純(営3=米子松蔭)が5位、男子棒高跳では廣瀬卓(理工3=北嵯峨)が6位と昨年も入賞を果たした2人が今年もポイントを積み重ねた。これで対校得点は27点となり、1部残留はほぼ確実となった。

 無念の結果となった。野田、大楽、斎藤駿太(文2=湘南工科大附)の3選手が出場した男子1万mW決勝。中でも野田は昨年の同大会で3位、3月の全日本競歩能美大会で2位に入りユニバーシアード出場を決めるなど、優勝への期待が高まっていた。レース開始早々は独歩状態を展開するが、3000mを過ぎたあたりから失速。5000m地点では「体がついていかなかった」(野田)と東洋大の3人に次々と抜かれていった。レース終盤、9000m地点では高橋(早大)にも抜かれ、昨年を下回る5位でフィニッシュした。失速の原因は「調整ミスだった」(野田)。全日本競歩能美大会のあとにケガをし、練習を積めなかったことが結果に響いた。「ワンツーを争わなければならない」(野田)相手である及川(東洋大)に大差をつけられ敗北したことに悔しさを募らせた。だがユニバーシアードでも「コンディションさえ合わせていければ不安はない」(野田)と力強く語る。「団体、個人ともに優勝する」(野田)と世界の舞台での活躍を見据えている。
 1歩ずつ差を詰めている。2年ぶりの出場となった大楽は野田と4秒差の6位。尊敬する先輩の真後ろにつけた。3月に行われた全日本競歩能美大会では自己ベストを1分以上更新し、8位に入賞。力を着実に付け始めており、今大会の3枠中1枠も実力でもぎ取った。第2集団を積極的に引っ張り、終盤にはラストスパートを見せた。「微妙な順位」(大楽)と自己ベスト更新にも表情は浮かなかったが。好調が続いている。「野田さん抜けた後を埋めていける選手になりたい」(大楽)と気合も十分だ。新エースへの成長に期待がかかる。

 3年生が意地を見せつけた。棒高跳の廣瀬は1週間前に肉離れを起こし、状態は万全に程遠かった。ケガを押しての出場だったため1本しか跳ばないと決めていた廣瀬。ここまでの試技をすべてパスし、一発勝負で挑んだ5m00だったが、見事1回目の試技で成功。4m90で7位だった昨年を上回る結果となった。この成績を収めることができたことについて「応援が力になった」(廣瀬)とチームメートへの感謝を述べた。また、3000mSCでは東島が5位で入賞した。序盤から先頭集団から離れるものの慌てなかった。「どれだけ我慢できるか」(東島)の計画通り2000m付近で落ち始めた選手を捕まえると4位に浮上。最後に山口(日体大)に競り負け5位に順位を落としはしたが、しっかりと対校得点を持ち帰った。春先からのいくつかの故障で満足に練習が積めなかったが、昨年から2つ順位を上げた5位入賞と実力が付いたことがうかがい知れる。両者ともにケガで万全でない状況ながらも上級生となったプライドをみせた。「僕らの世代がチームを引っ張っていかないといけない」(東島)と上級生としての意識を結果で示した。

 現在の対校得点は27点で16チーム中7位。10位だった昨年より更なる飛躍の望める位置につけている。最終日は、昨年5位入賞を果たした阿部弘輝(政経2=学校法人石川)や25日の1万mで4位に入賞した坂口裕之(政経3=諫早)らが出場する5000mが行われる。またハーフマラソンには中島大就(商2=世羅)らが出場する。目標を残留に据えていた時代はもう終わった。今年はさらに1歩先を行く明治を見せつける。

[島田雄貴]

試合後のコメント
野田

「(今日のレースを振り返って)調子は正直良くなかったので、最初に出ていけるところまで逃げ切ろうというプランだったのですが、やはり調子が悪く、体も動かずズルズルとあのような結果になってしまいました。(今日までの調整)3月の能美のあとに肉離れをしてしまい、1カ月ほど練習ができない期間が続き、練習を再開したのが5月に入ってからだったので、この1カ月でどれだけ調子を取り戻せるかでした。正直、1カ月あれば大丈夫かと思っていたのですがそううまくはいきませんでした。(レースプラン)今の調子と今やるべき事が何かを考えた時に、最終的にはいつも通り前に出るのが良かったと思いました。(東洋大のプレッシャー)特に何も感じませんでした。追いつかれて抜かれてしまった時には体もいっぱいいっぱいだったので仕方がない事だと思っていました。自分の力がなく調子が合わなかっただけだと思います。トップのゴールタイムを見ても勝ってもおかしくはないタイムだったので、3月の負傷など自分の調整ミスだと思います。(今日の敗因)言い訳にはしたくないのですが3月の負傷が一番の原因かと思います。(天候の影響)自分は特に暑さに対しては弱くないので、それよりも疲れてきた時の風の方が気になりました。(ユニバーシアードに対しての不安)不安があったら負けだと思っているので、夏のレースに向けてどこまで自分のコンディションを整えて、暑さの対策をできるかだと思います。対策をしっかり練ってコンディションを合わせていければ不安はありません。(今日のレースの課題、収穫)故障をしたら元も子もないということです。本当は自分が勝って8点をとってチームの1部残留に貢献するというのが一番の目標だったので、それが出来なかったのが自分の中で一番悔しいです。せっかく監督やチームメートが期待をしてくださったのにそれに応えられなかったのが情けなく感じます。(足首の負傷)いつなのか覚えていないのですがレース中にくじいてしまい、大したことはないと思うのですが、レース後半は痛みに耐えながらのレースでした。(ユニバーシアードまでのプラン)予定としては7月のホクレン(ディスタンスチャレンジ)の1万mに出場するつもりです。その後8月のユニバーシアードまでは何も出ないので、7月でどれだけ調子上がっているかを確認して8月のユニバーシアードに合わせていきたいと思います。(他選手について)早稲田の高橋や後輩の大楽が来ているというのは分かっていたのですが、今の状態として抜かれたとしてもついていけないと分かっていたので、気持ちはつこうと思っていても体がついていかず、結局東洋の1年生や後輩の大楽に後ろにつかれ高橋(早大)にも負けてとなってしまいました。及川(東洋大)と競ってワンツーを争わなければいけなかったので悔しいです。この結果をバネに今後につなげていきたいです。(大楽の成長について)これくらいで歩いてもおかしくない実力を持っていますし、今回も41分とかで歩いてもおかしくない選手なので当たり前かなとは思います。(今後の意気込み)8月のユニバーシアードがあるので、今の状態からコンディションを上げていって、団体個人ともに優勝できればと思っています。これからも競技を続けていくので今日のようにならないように故障に注意し、体調管理をしっかりやっていけたらと思います」

大楽
「競歩部門は1部残留のための得点源として周りから期待されていました。その中で、6位とちょっと微妙な順位かもしれないですが、点を取れて一安心です。入賞したことはうれしいですが、後輩にも負けているのでうれしさよりも安心の気持ちの方が強いです。(自己ベストを更新したが)もともとのベストが遅かったので、更新して当たり前ではありました。でも、この暑さの中でベストが出せたことは自信になりました。本当は表彰台を狙っていかないといけなかったけど、今のコンディションではこれがいっぱいいっぱいでした。(コンディション)一週間前くらいから調子は絶不調で『無理かもしれない』って思いもしました。でも、やれることをしっかりやっていったら最低限合わせることができたので試合までのアプローチも良かったと思います。慢性的な疲労があるのか分からないんですが、ずっと体が重く歩けなかったので、ひたすらケアとストレッチをしました。あとは練習をやり過ぎないようにしっかり落として、基本的な食生活と睡眠を徹底して改善しました。これまでずっと追い込んでいたので、体は疲れていました。(1年生の頃に出場した時と比べて)あの時は当たって砕けろみたいな精神で挑みましたが、今は3年生にもなって上級生なので、1部残留に貢献しないといけません。その分、緊張感もありました。野田さんが学生トップレベルで強くて明治も競歩強いと言われていますが、野田さんが抜けたらイマイチな面もあると思っています。そこをしっかり僕が埋めていけるような選手になりたいです。表彰台に東洋大の1年生が2人もいたので、負けてられません。(野田の一つ後ろでゴール)そこは全然気にしていなくて、ずっといた集団の3人で競ることばかり考えていて、歩いている時は記録も何も気にしていませんでした。ゴールしてみたら意外と近くに野田さんがいたことに気付きました。『いけたな』って思いましたし、もちろん悔しかったです。(レースプラン)自分のペースで歩ければ結果は出ると思っていたので、その結果としてあの3人の集団ができました。ラストまで集団を引きずったら勝てる自信があったので、それまでいかにしっかり歩くかでした。競っていたのも一年生だっので、流石に負けられませんでした。本当は40分台を狙いたかったんですが、暑かったのでハイペースでいったらまずいと思い1km4分10秒前後で行こうと思っていました。ちょっと越えてしまいましたが、大方予定通りです。(学生個人選手権に向けて)そこではしっかりもっと上の順位を目指して頑張っていきたいです」

東島
「(レースの感想)大学にポイントを持って帰ることが出来たのが一番安心しました。(調整について)春先ぐらいから、いくつか故障であったり、足を痛めたりしていたのであまり練習を積むことができませんでした。その点で調整不足だったかと思います。故障は大きなものではなく1週間2週間で治る程度のものでしたが、継続的に練習を積むことができなくなったのが積み重なってしまいました。(レースプランについて)引っ張るというよりは後ろから付いていってそこからどれだけ我慢して一つでも前に行くというプランでした。だいたい実行できたと思うのですが、最後競り合いになったところで負けてしまったのでまだまだ実力不足かと思います。(前に選手がいたことに対する焦り)いつも後ろから一つずつ一つずつというレース展開が多いので次の目標がいるという考えで走っていました。(残り2周でペースを上げたことについて)余裕があったというよりはここから頑張らなければいけないという気持ちで走りました。(最後の競り合いについて)春先から継続して練習を積めなかったという点でレースを2本走れる体力が無かったと思います。(昨年から順位を上げたことについて)去年より順位が上がったというのは勝負に対して強くなったという点で良いと思うのですが、表彰台まではまだまだ遠いですし、タイムも去年と比べて良くないのでまだまだ課題がたくさんあると思います。(レースの課題)故障して走れない期間があり練習を積めなかったという点で練習し続ける事が大事だと思いました。(レースの収穫)去年より順位がよかったという点で勝負に対する執念、勝負にこだわる姿勢という点は成長していたのではないかと思います。(中距離、長距離どちらに重きを置くか)大学に入っての最大の目標は箱根駅伝を含め三大駅伝だと思うので長い距離に対してしっかり走れるようにしていきたいと思います。(今後の予定)次は全日本の予選会までは何も無く、予選会は1万mで、3000mSCとは違った調整をしなけれいけないので、しっかりと練習期間を持つという意味で何も入れていません。(全日本予選への意気込み)前回シードを落ちているのでしっかりと予選を通ってシードを取り戻すという点で、箱根駅伝に向けての大きな通過点だと思います。(3年としての気持ち)坂口もですけど僕らの世代のいうのがこれからチームを引っ張っていかないと明大は強くなっていかないと思います。もっともっと自分たちが練習から引っ張っていければと思います」

廣瀬
「1週間前に肉離れをしていて、出れるか出れないか微妙な状態で、痛みもまだ残ってて、走るのも辛かったんですけど、3年生になって意地もあったので本数を絞って出場を決めました。4m70ぐらいから始めたかったんですけど、入賞ラインが5m00だったので、一発で決めようと思って、飛べたって感じですね。(肉離れを起こす前から違和感はあったのか)いや、全くなくて、日曜日の跳躍練習の時におかしいと思って病院に行ったら『軽く切れてるね。飛ばない方がいいよ』っていう話だったんですけど、そうも言ってられないんで(笑)。(5m00を一発で飛ぶことができた要因)完全にイメージですね。イメージした通りにしたら勝てるんで、練習も一本だけ足合わせしてそれ以外は全部パスして、公式練習も飛ばないで、本当に一発勝負でしたね。(昨年を上回る記録、順位だったが)結果としては上回ってよかったです。一本で決められたっていうのは一年間の収穫ではありますね。(今日の記録については)満足はしてないですけど5m00は飛べたんで、自分の仕事はしっかりしたかなと思います。(応援は力になったか)だいぶ力になりましたね。長距離、短距離関係なく応援してもらえるのが関東インカレしかないので、力になりますね。(ポイントを獲得し、チームに貢献したが)一部の方がレベルが高くて熱い試合ができるので、できるだけ貢献したいと思っていたので、よかったです。(大会自体は大会新記録が出るレベルの高い試合だったが)やはり触発されましたね。1位の来間さん(順大)は15cmの自己ベストで、2位の江島(日大)は僕が一緒に練習をしているクラブチームの後輩なので、いい刺激をもらいましたね。早く追い付きたいですね。(今後の予定は)来月の日本学生個人選手権にケガが治ってれば出ようと思うんですけど、間に合わなかったらその時また考えます。全日本インカレも参加標準記録は切ってるので、そこでどれだけ高いパフォーマンスができるかですね。(この1年での成長)最後の足が痛い状態でも、自分のマックスポールを使えたので、完全に治るともっといい動きができるんじゃないかなとおもいます。(今年中にどこまで記録を伸ばしたいか)5m40ぐらいまではいきたいですね。(今後の意気込み)明大記録を更新して、自分の出身の京都記録が5m40なのでそこも更新できればなと思っています」

藤森
「(200mに出て)自分の本種目じゃないんですけど、一応シーズンベストは出たのでよかったです。ハードルのための体力づくりを兼ねて走りました。大会に向けてはハードルを主にやっていて、走り込み自体はしていませんでした。でもシーズンインしたので、これから走り込んでいきたいです。(100mHは6位という結果)順位は全然良くないので、日本インカレではもっと練習を積み優勝を狙っていきたいです。タイムもどんどん速くしていきたいです。13秒前半を狙っていたんですけど、まだまだ練習不足でした。(後半離されている印象だったが)後半が苦手になってしまいました。それも体力がないならだと思います。あとは競り慣れていないのもあります。今回のレースで課題がはっきりと分かったので、今後につなげていきたいです。コンディションもそんなに悪くなくて、シーズンに入ってからずっと関カレを目指してやってきました。でも、この後に大事な大会が一週間ごとに続いていくので、そこも記録を狙っていきます。(それに向けた調整の仕方)ケアも大事になってきますが、短い時間で質のいい練習をしていき13秒前半を出したいです」

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