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結成3カ月で急成長を遂げた仁平・酒井組

バドミントン部  男子は最下位で入替戦へ 女子は3連勝で勝ち越し決める/関東大学春季リーグ戦

◆4・29〜5・7 関東学生春季リーグ戦(葛飾区水元総合スポーツセンター他)

[4日目]
▼男子(1部リーグ)
○明大4―1法大
 大平○2―0桐田
 澁谷○2―1山澤
 武石・西谷組○2―0西川・野村組
 酒井・仁平澄組○2―0西・小森園組
 小笠●0―2野田

▼女子(1部リーグ)
○明大3―2早大
 十河○2―0中西
 西口●1―2松岡
 瀬川・村上組○2―0中村・桃井組
 仁平明・鈴木成組●0―2中西・吾妻組
 瀬川○2―0松本

[5日目]
▼男子(1部リーグ)
 明大2―3早大○
 澁谷●0―2古賀
 大平●1―2松本
 武石・西谷組○2―1中里・小野寺組
 酒井・仁平組○2―0渡辺・吉村組
 岡野●0―2小野寺

▼女子(1部リーグ)
○明大4―1青学大
 西口○2―0寺田
 十河○2―0岩谷
 瀬川・村上組○2―0長瀬・石上組
 仁平明・鈴木成組○2―1寺田・縄田組
 鈴木い●1―2石橋
 最後まで苦戦を強いられた。春季リーグ最終日、男子はここまで全勝の早大との対戦。第1ダブルスの武石優斗(商3=札幌一)・西谷春樹(政経3=青森山田)組がファイナルゲームにもつれ込む激戦を制すと、続く第2ダブルスでも勢いそのままにストレート勝ちを決めた。しかし、シングルスでは全敗と今大会覇者の早大に苦汁を飲まされ、2―3で惜敗。1部リーグ最下位で、明日行われる入替戦への出場が決まった。一方、3戦目から連勝中の女子は青学大と対戦。第1シングルスの西口涼子(農2=埼玉栄)が流れを引き寄せると、第3シングルスを除く全ての試合で快勝した。目標のリーグ優勝には及ばなかったが、1部4位と大きく前進して見せた。

[男子]
 またも僅差で届かなかった。チームカウント2―2で迎えた運命の第3シングルス。勝敗を委ねられたのは、今季リーグ初出場の岡野伸哉(政経4=青森山田)。2年次秋の入替戦でも同じ大一番での出場を経験していたが「緊張していないつもりでもしていた」(岡野)。相手の小野寺(早大)は1年生ながら日本ランキング28位の実力者。スキのない高精度なプレーに試合序盤から苦しめられ、思い通りに試合を展開することができない。ネット戦で上がった球からアタックを重ねる得意の戦法も、試合が進むと徐々に見破られ点差は広がるばかり。打開を図れないまま14―21、13―21と2ゲームともに大差をつけられ、完敗を喫した。この結果、2―3でチームも敗戦。1部6位で入替戦行きが確定した。

 新生ダブルスの躍進が止まらない。第2ダブルスの酒井健登(政経2=埼玉栄)・仁平澄也(政経1=埼玉栄)組がまたもストレートで制し、春リーグ5戦全勝を達成した。第2ゲーム終盤には「連戦の疲れから足が止まってしまった」(酒井)と連続得点を許し一度はジュースにもつれ込んだが、高い集中力で粘り強く耐え抜き22―20で見事逃げ切った。フレッシュな2人の活躍ぶりに「すごい信頼度は上がっている」(小笠裕貴主将・政経4=名経大市邨)。短期間の中で確立しつつあるプレースタイルにも「ローテーションがまだまだ課題」(酒井)と依然満足はしていない。5日間通して存在感を放った酒井・仁平組が、エースペアとなる日が近いことを予感させた。

 勝ち切れない弱さが響いた。リーグ全5戦中4戦が2―3での敗北と、勝利にあと一歩が及ばない。「一人一人の、自分が勝つという気持ちが足りていない」(小笠)。チームカウント2―2という重要な場面で、重圧をはねのけ勝利をものにできる存在が今のチームに必要だ。迫る入替戦までのわずかな時間でどれだけ気持ちを切り替え、全員で勝ちを取りに行けるか。1部残留を懸け、筑波大との一戦に臨む。

[女子]
 危なげない戦いぶりでチームに勢いを与えた。第1シングルスに登場した西口は、第1ゲームから持ち前のフットワークを駆使して相手のスマッシュやドロップショットをことごとく返しミスを誘った。ラリー戦に持ち込み主導権を握り最後はスマッシュ。得意の形で着々と点数を積み重ねていき、そのままこのセットを21―13で奪った。「いい流れで最後までつなげる」(西口)と第2ゲームでも気を抜かず、相手優位の展開ではクリアで粘り、相手の体制が崩れたり、シャトルが浮いたところですかさず決めに行く。言葉通りチームに流れを呼び込むプレーを見せ、第1シングルスをものにした。自分の試合後すぐに第2シングルスに控えていた十河茉由(商3=高松商)の元へと駆け寄り「茉由さんなら大丈夫です、勝てます」(西口)とエールを送った。その言葉を受けて十河も21―18、21―7と相手を圧倒し、今大会不調であったシングルス陣の奮闘でチームの勝利に王手をかけた。
エースダブルスとして安定感を見せた瀬川・村上組
エースダブルスとして安定感を見せた瀬川・村上組



 4年生ペアの貫録を見せつけた。チームの勝利がかかった場面で第1ダブルスに登場したのは、昨年度の関東女王でありインカレ準優勝コンビである瀬川桃子主将(商4=埼玉栄)・村上晃(商4=青森山田)組。第1ゲームでは一人が相手を崩し、もう一人が決めに行くスタイルを貫き21―14でこのゲームを奪取。ゲーム間で「自分たちならもっと相手の点数を抑えられる」(村上)と互いに話し合い、もう一度気を引き締めた。まさに有言実行。第2ゲーム、インターバルを挟んでの13連続得点に加え、相手に一度しか連続得点をさせない完ぺきな試合運び。最後は村上が渾身のスマッシュを決め、21―6でこのセットを取りチームの勝利を決定づけた。第2ダブルスの鈴木成美(商1=埼玉栄)・仁平明花(文2=福島県立富岡)組は第1ゲームを落とす苦しい展開。しかし、今リーグを通して培った大事な場面での勝負強さを発揮し、セットカウント2―1で勝利をもぎとった。第3シングルスこそ落としたものの、明大ペースに持ち込んで早々に試合を決め、青学大との力の差を見せつけた。

 女子は3勝2敗と勝ち越して春リーグが閉幕した。前半戦で課題にあげられたシングルス陣は不調ながらも要所で勝ち切りチームの勝利に貢献。ダブルス陣は、瀬川・村上組が安定した強さを見せた中、鈴木成・仁平明組の台頭もチームにとってプラス材料となった。リーグ戦を通して3勝と同じ1部で全敗だった昨春から大きく勝利数を伸ばし、存在感を見せつけた。選手たちは勝利の余韻に浸りながらも「秋リーグは優勝できるようにがんばる」(村上)とその目は次に向けられている。向上心を胸にさらなる飛躍を誓った。

[上代梨加・桐山雄希]

試合後のコメント
小笠

「(配置)相手の古賀(早大)とは相性的に悪くない相手だったので1シンに澁谷を置きました。過去にリーグで最初にやった時は勝ったのでというのもあります。岡野には4年生として勝つというのが理想だったのですがそうはいかなかったですね。もっと4年生として後輩の尻を拭うではないががっついても良かったのではないかなと思います。大平は最後惜しかったですが、勝ち切れない。これが今の明治の弱さですね。(小笠は出場せず)今日は自分がキャプテンとして出るべきだったのですが結果今まで勝てていません。勝てないやつは下がるべきじゃないのかなと。実力が全ての世界なので身を引いて裏方に回りました。(ミーティング)今年から始めました。話し合いの機会を多くすることで下からの意見が出せるのを当たり前にしたいからです。下が思っていることを客観的に見て、反省や改善策が出てくるんじゃないかなと。コミュニケーション取ることでほかの人の意見も分かり、意見が出だしたのは良いことだと思います。(第3シングルス)去年までだったら高野さん(平29商卒・現日立情報通信エンジニアリング)がいてしっかり勝って取れたのでこちらも安心感がありました。今年はもういないのですその中で誰が務めても大丈夫なような準備をもっとするべきじゃないのかなと感じてます。2―2でも最後に勝てなかったら意味が無いのでそのプレッシャーを跳ね除ける強い意思があるやつが出なきゃいけないかなと思ってます。今回のリーグ戦ではまだその役割を担えるやつはいないですね。今回は上でしっかり決めるという気持ちが強かったので。(頼れるのは)今のところダブルスです。すごいパフォーマンスをしてもらったのですごい信頼度は上がっています。酒井と仁平は全勝しててすごいですね。彼らは高校時代から一緒だったので初見とかではなく、合うとは思ってました。(入替戦)自分がキャプテンとしてもうちょっとまとめられなかったかなと思っていています。一人一人を信頼して逆に一人一人に信頼される。そういうチーム力というのが足りなくこういう結果になりました。誰かが取るということではなく自分がとるというのをもっと強い意志でやって行ければ違う結果になったと思います。(相手は筑波大)去年も筑波とやっていて向こうはメンバーも変わってません。こっちが減りましたがチャレンジャー精神で行ければと。もちろん勝つつもりでいきます。上3つでしっかり終わらせます。足元すくわれるとかとかではなく一人一人が全力を出し楽しんでできればいいと思います」

岡野
「正直、僕が2年生の時の入替戦の時も2―2で回ってきて(経験があったので)結構プレッシャーなくやろうと思ったんですけど、実際緊張してないつもりでも緊張しててあんまり良くなかったのかなというのはありました。(今回の相手と戦うのは)初めてで、自分のアタックとかは当たってたのでやりづらさとかはなかったんですけど、自分のミスが多くてそれを比べると相手の方がミスなく精度が高いプレーができてたので、そこの差が出たのかなと思いますね。(相手に何度か連取されていたが)やっぱり自分のミスで点を取られてたっていうのがあるので、そこを繋いで改善できればもうちょっとラリーもできて点数を取られることもなかったのかなと思います。普段通りのプレーは、自分からネットに打って上げさせてスマッシュを打つことなんですけど、まあところどころはできてたんですけど、やっぱり相手も相手でそういうプレーをやらせたら駄目っていうのに多分気付かれたんで、途中からあんまりうまくできなかったというか、そういうのはあったと思います。(リーグ戦を終えて)今1勝4敗で、まあ1勝はしたんですけど入替戦回っちゃうってことなので、気持ち切り替えて次入替戦しっかり戦って、まず1部残留できるようにしっかりしていきたいなと思います」

酒井
「自分自身は無敗で終わることができたんですけど、やっぱりチームとして最下位で入替戦に行くことになってしまったので、悔しい気持ちの方が大きいです。自分たちができることは第3シングルスに回すことだけなので、それができたことは良かったです。(ゲーム内容としては)良くはないですね。言い訳にはしたくないですけど、連戦の疲れから足が止まってしっかり動かすことができなかったので。そこからミスが増えてしまったかなと。相手の一人は高校の同期で、あのペアとも一回やってて勝ってたので悪い印象はなかったんですけど、今回のリーグ戦では一番やりづらい相手ではありました。(春リーグ全勝で終えて)正直できすぎな結果かなというのはあって、でもこうやって勝ち続けることができたのは自信になります。ただ鼻伸ばすのではなくて、気を引き締め直して練習を重ねて、また結果を残せるようにしたいです。(仁平澄とのプレースタイル)リーグ戦の中でもある程度確率はしてきましたけど、ローテーションがまだまだ駄目ですね。今後、二人の得意パターンというのをどんどんつくっていければなと思います。今はパワー不足なのとやっぱりローテーションがまだまだ課題です。あとは先輩として後輩を引っ張っていく力が足りていないです。なるべく声掛けて引っ張っていくことは意識してるんですけど、仁平も一人でできるところはあるので、今回に関しては好きにやっていいよと。考えすぎてもいいことないし、迷っていても良いプレーはできないと思うので、仁平がやりやすいように声を掛けるようにはしてました。(今のチームに足りないもの)一人一人が自分が勝つという気持ち。誰かに頼るのではなくて、自分が勝ってチームの勝利に貢献するという意識をもっと高く持つべきと思います。ダブルスのエースとしてこれから戦っていきたいですし、秋も全勝でチームの勝利に貢献したいです。(入替戦に向けて)筑波大は強いですけど勝てない相手ではないですし、今回こうやって勝ってきたことで自分自身は自信があるので、力出し切ってサポートも含めて勝利に貢献したいです」

村上
「(リーグ戦を振り返って)最初は2敗したんですけど、後半の3戦全勝できて、最初の2敗の分を取り返せて良かったと思います。インカレの個人戦で2位という結果も自信になりましたし、みんなのレベルも上がっているので、みんなで勝ち取った結果だと思ってます。(プレー中の心境)気を抜かずに自分たちのプレーをどんどん相手に合わせずにやっていたと思います。1ゲーム目は14点取られて、自分たちならもっと点数を抑えれるかなという感じで話しました。(今後に向けて)関東学生選手権はダブルスで上位に行きたいし東日本も団体戦にみんなで頑張って、秋リーグは優勝できるようにみんなで頑張ります」

西口
「試合前は不安な気持ちがあったんですけど、今日がリーグ最終戦だし、一番勝てる可能性のある相手だったので、いい流れで最後までみんなに繋げられるようにがんばりました。前日は勝てる相手に負けてしまったんですけど、プレー自体はそこまで悪くなくて、足もしっかり動いていたので、今日は前日のことは引きずらないでやろうって思ってました。(試合前に)楽しく、何も考えないで思いっきりやれば大丈夫だから、ってチームメイトや主将から言われたのでその通りにやりました。(自分の試合が終わった後)すぐに茉由さん(十河)のところに行きました。茉由さんは昨日も格上の相手に素晴らしいプレーをして勝ってくれたので、茉由さんなら大丈夫です、勝てます、と試合が始まる前に声をかけてあとはベンチで応援しました。(今回のリーグ戦は)あんまり調子が良くない中で、リーグ戦前の練習で勝っていたこともあって、5日間全試合に出させてくれた監督や主将、チームメイトのみんなに感謝したいです。課題としては、大会にしっかり照準を合わせて準備することと、あとはアタック力ですね。相手の甘くなった球を決めきれるパワーがなかったり、ただ繋ぐだけになってしまっているので、これからは決めきるパワーをつけていきたいと思います。これから東日本やインカレ、秋リーグと試合が続いていくんですけど、この春リーグの調子のままだったら勝ち抜いていけないと思うので、もっともっと練習をして上位を狙っていけるようにがんばりたいと思います」

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