検索
 HOME > 明大スポーツ

チーム最多得点を挙げた平島

明大スポーツ  男子は予選リーグ敗退、女子は準優勝 男女ともに目標に届かず/あすなろカップ

◆5・3〜4 第20回あすなろカップ(江戸川区臨海球技場)
▼男子―予選リーグ敗退
▼女子―2位
 ほろ苦い新年度のスタートだ。新2年生のみが出場できるあすなろカップ。国士大とのチームで挑んだ女子は決勝に進出するも、ウインターステージでも同カードで敗北を喫した日体大と東女体大の合同チームに再敗し惜しくも準優勝となった。男子は千葉大との合同チームで参加するも予選リーグで1勝もできず、決勝トーナメントを前にして敗退が決まった。

[男子]
 相手の力に圧倒された。初戦は昨年のリーグ戦において2位という好成績を残した強豪・日体大との試合。格上の相手だけにいつも以上に自分たちのプレーができるかがカギを握っていた。しかし、試合開始後わずか1分、相手の素早い巧みなパス回しをカットすることができず、あっさりと先制点を許してしまう。「スタートから悪い流れになってしまった」(廣津泰雅・商2=明大中野)と、その後も積極的な攻撃を展開する相手にゲームの主導権を完全に握られてしまう。なんとかボールを奪い果敢に攻めに転じるも、相手DFの堅い守備を前になかなかシュートを打つことができない。相手の迫力に押されゲームの中でうまく相手に対応できず、2点ビハインドで前半を折り返す。エンドが変わった後半も相手の正確なボール回しから繰り出される激しい攻撃の前に歯が立たずに失点を重ねる。一方、明大は少ない攻撃のチャンスを細かいミスで潰してしまう場面が目立ち、うまく攻撃へと流れを作ることができない。結果、1ゴールも挙げることができず、0−4で初戦を落とした。「相手に比べ技術力で劣っていた」(小林賢人・政経2=明大中野)と実力の差を痛感する試合となった。
後がない2戦目は、春の練習試合で敗戦を喫している東大との一戦。日体大戦とは打って変わり明大がゲームの主導権を握る中、前半開始早々にゲームが動く。素早いパス回しで前線へとボールを運び、最後は代の中心選手でもある竹内大貴(政経2=蕨)が先制のゴールネットを揺らす。先制点を挙げたことでチームに勢いが出始め、「1試合目よりは自分たちのやりたいことができた」(小林)と、その後も自分たちの攻撃スタイルを展開することができた。相手も果敢に攻める中ディフェンスの選手たちも粘りのある守りを見せ、流れを渡さず前半を1−0で折り返す。後半もその勢いは続き、5分に相手のフラッグダウンからフリーシュートを獲得する。勝利に向け追加点が欲しいこの場面で蝦名陸(営2=東農大三)がしっかりとゴールを決め、チームに勢いをもたらす。しかし、そのわずか1分後にグラウンドボールからゴールを決められ1点を返される。さらに、試合終了間際の後半9分、フェイスオフで奪われたボールを決められ同点にされると試合はそのまま終了。勝ち切れる試合であっただけに、悔いの残る1戦になった。
 多くの課題が浮き彫りになった。個々の技術力をはじめ、試合への対応力や思考力のレベルアップを図る。「まずはチームメイトの気持ちの面での統一から」(竹内)と精神的な面での強化も行っていく。まだまだ代としては成長過程である。今大会を含めて学年大会での結果が残せていない悔しさをばねに、チームのスタイルを一から築き直し、日々まい進していく。

[女子]
 力の差を見せつけられた。日体大・東女体大の巧みなドローと、自らのミスが相まり、立ち上がりから主導権を握られると、パスも通じず攻めの姿勢に転じることが出来ない。「一人一人の技術の差、全てが強い」(仲田流海・文2=東葛飾)相手の勢いを止められず、得点することができないまま0−6というまさかの展開で前半を終えた。
 それでも、粘り強さを見せる。開始早々2失点を許すも、後半3分。「自分が引っ張っていこうと思ってやった」と平島千萌(営2=東京成徳)が待ちに待った1点を加えると、一気に試合の流れを引き寄せる。後半8分には菊地夏子(商2=明大中野八王子)が気迫のプレーで相手のディフェンスを振り切り、さらなる追加点を決めた。また交代したゴーリー・小松宥花(政経2=竜ケ崎一)の好セーブも光り、後半は序盤の2失点で抑えきった。しかし、前半の大量失点が響き2−8で敗戦。ウインターステージに続く悔しい準優勝となった。
 敗北を糧に、前へ進む。7月には新人戦が控えている。今回の敗因として挙げられる「一対一でシュートしていこうという気持ちがなかったこと」(武者あさひ・情コミ2=中村)。この反省を今後に生かし、目標のタイトル獲得へつなげることができるか。選手たちの目標はあくまで「日本一」(平島)。さらなる活躍に期待だ。

[丸山拓郎・垣内萌恵]

選手のコメント
小林

 「2年生だけの大会で、人数の関係で千葉大と合同になったんですけど、あまり一緒に練習する機会がなくて、そういう難しいところがあったんですけど、試合の中ではチームというよりは個人の技術のところでまだ足りないところが大きかったので、こういう結果につながったのかなと思います。(日体大と感じた力の差は)試合の中での対応力というか、ただ攻めればいいというものでもなくて、プレーの中で考えるという面がまだ足りなくて、考えたらミスしてしまうし、ミスしないようにすると考えなくなってしまうし、二つの面がまだ同時にできてなかったので、そういうところが日体大に比べてまだ劣っているなと感じました。(東大戦について)1試合目はプレーの激しさとかも日体大に押され気味で、そのままズルズル終わってしまったというところで、2試合目はプレーの激しさの面とかで改善できて、自分たちの攻撃の時間を確保できたのかなという感じでした。最後はもったいない追いつかれ方をしてしまったんですけど、そういう面では1試合目よりは自分たちのやりたいことができたのかなと思います。(今後この代で伸ばしていきたいところは)正直に言うと僕らのブロックでは日体大がすごく強かったと思うので、そこに追いつかないと自分たちが4年生になった時もその実力差が埋まらないまま行ってしまうと思うので、個人技術とプレーの中で考えるってことを伸ばしていくように改善していかなければと思いました。(この代はどういう風に成長していかなければならないか)試合の結果にも直結してると思うんですけど、激しさの部分とかが足りなくて、ボールを失ってしまう機会が多くて、一球の重みっていうのが大会だと顕著に出ると思うので、練習の時から意識して「このボール失ったら相手に10分ぐらいボールを持たれてしまう」というぐらい強い意識を持って今まで以上に取り組んでいきたいと思います。(今後に向けての意気込み)自分たちは学年大会でいずれも成績を残せていないんで、それを学年が上がるごとにコンプレックスにするのではなくて、悔しさをバネにというか、至らない部分は多いことは痛いほど分かったので、そこを絶対に埋めなきゃ関東制覇も遠いと思いますし、2部にも落ちてしまうと思うので、そういう危機感を持って取り組んでいきたいです」

竹内
 「(日体大戦振り返って)チームとしては日体大がかなり強いというのは知っていて、その上で自分たちができることをやれば勝てると信じてやっていたのですが、入りから日体大の迫力に押され、自分たちのできることもできずに、押し負けてしまいました。(東大戦振り返って)日体大戦の時よりも、1試合を経たことで皆も自分たちのやりたいラクロスを体現することができたと思います。(今後のラクロス部)夏、冬、今日という3回の学年での試合全てで勝ちきれてなくて、自分たちも結果が残せていないので、自分たちの学年になったときに結果を残せるような同期を作っていきたいです。現状として、皆の気持ちの面での入れ違いや、言いたい事が言えてない状況があって、気持ちの面での統一が先ずはするべきことかなと思っていて、ラクロスの練習をするのも当然なのですが、チームとして切磋琢磨してどんどん上手くなっていくというスタイルを築けるように頑張っていきたいです」

廣津
 「(日体大戦振り返って)低めに絞るのがいつもの課題だったのですが、それができず、絞りきれてなかったことでクリースに通され、先制点を与えてしまい、課題が顕著になったことで試合の入りから悪い流れになってしまいました。2失点目は相手が1枚上手だった感じがします。ビハインドになった時にDFとして積極的にタックルしていくという形を取ったのですが、抜かれてしまい、失点を重ねてしまって雰囲気が少しずつ悪くなってしまい、そのまま負けてしまいました。。(東大戦振り返って)春に練習試合をして負けていた相手であったため、2点リードした形で前半を終えた時のチームの雰囲気は良く、その中で勝ち切りたかったのですが、ちょっとしたところから相手に付け込まれて一気に得点を与えてしまい、非常に悔しい試合になってしまいました。(今後の課題、目標)サマー、ウィンター、あすなろと自分たちの代は結果が残せておらす、結果が残せていないということはまだ全体的にレベルが低いということなので、先ずは同期でレベルをどんどん高め合いながら、最終的には自分たちの代のリーグ戦でいい結果が残せるようにしていきたいと思います」

仲田
 「(敗因)先輩も言ってたことなんですけど、前半にバンバン点を入れられて、試合中にそれに対する反省ができてなかったとのと、勢いに飲まれた。ラクロスをして負けたって感じがしました。(準決勝までと決勝で調子は変わりましたか)日体大戦だとドロー後すぐに、ディフェンスが付かないまま一方的に来られて、それが今までにないスピードにやられた。そういうとこで自分にも敗因があるので、反省しなくちゃなっていうのはあります。調子が悪いっていうか普通に練習不足かなって思いました。(明らかに勢いが違うと思った場面は)前半で点を取られた時に、攻めてる時間が全然こっちになかったのでまず自分がセーブして流れを保たないとって思ったんですけど、それが駄目だったから結構最初の方から勢いは感じました。(ハーフタイムのミーティングではどんなお話をされましたか)バンバンやられてるのはわかってるから、とりあえず後半に対する反省と、今できることの確認、何が駄目だったっていうよりも次に向けての反省をしてました。(キーパーの視点から見た日体大チームの強さ)一人一人がちゃんとゴールに向かえてるってところが全然違いました。誰がキーマンっていうのは全然わかんなくて。一人一人の技術の差、全てですね。シュートの勢いも感じました。今までのチームだと打ってこない遠い場所から打ったり、あと力強いというかスピードもあるし技術が高かったなと思いました。(自分の改善点)状況を読んでディフェンスを動かすとか。準決勝までだとセーブでセーブでって感じだったので。自分で直すところもありすぎるんですけど、まずは状況把握の仕方だとか仕組みをもっと理解しないとなってのはすごい反省で決勝見て思いました。(年度最初のこの試合を受け、1年間どう戦っていくか)今年の明治が始まった最初の試合なので、これを勝って日本一につなげていこうって話を私の学年でしてたんですけど準優勝になっちゃったので、いっぱい反省が出たので、この反省を一つ一つつぶして、日本一までに一つでも自分たちが駄目なところを直していきたいなと思います」

平島
 「(今回の試合を振り返って)今回は、みんなで勝つっていうことをメンバーでやってきたので、それができたと思うのでよかったです。(今回の試合はどんな気持ちで臨んだのか)決勝で、ウインターカップのときと同じようにまた日体大と当たると思って、絶対勝とうと思ったんですけど、力の差があったので、この悔しさはリーグ戦で晴らそうと思いました。(決勝戦以前4試合と決勝戦の決定的な違いについて)今回はウインターカップの悔しさを晴らそうとみんなで頑張ってやってきたので、やっぱり最後の試合の重みは結構すごかったです。(日体大との差について)普通に技術面、特に基礎技術が日体大は上手かったし、色んな面でラクロスに関しては負けてると思ったので、頑張っていかなきゃいけないなと思いました。(自身のプレーについて)自分が引っ張っていこうと思ってやりました。(今後の試合に対する意気込みについて)同期で戦う最後の試合は今回で終わってしまったので、リベンジは果たせないんですけど、もう日本一取るしかないなと思っています」

武者
 「今大会は試合まではメンバー内でぶつかることが多かったです。練習の雰囲気が良くないとか、(練習が)うまくいってないとか、自分達だけでパスを回しているとか、色々ありました。ただ、どんどん試合に近づいていくにつれて自分のやることが明確になってきて、要求する声や、意見の声、反省の声が聞こえるようになりました。最終的にはチームがまとまっていい雰囲気でできたかなと思います。(チームをまとめるのは)ほんとに大変でしたね。笑 初めてリーダーとかやったんですけど、個人のこととチームのことを両立するのが一番難しかったです。どういう風にやればムードが良くなるかもかなり考えました。優勝に近付くために何が必要かっていうのもありましたし、やることが多くて。笑 てんやわんやでした。でも、リーダーをやったことは本当によかったなと思います。同期内での気持ち的な問題とかが目に見えてわかるので、やってみてよかったなと思いますね。(冬負けた日体大との対戦について)冬も準々決勝から同じカードで、デジャビュかなと思いました。絶対に負けたくないなと思ってたんですけど、最初の流れから見てみんなまずいなとは思ってました。盛り上げようとはしたんですけど、技術的にも相手の方が上でした。決勝では1点入れられてから優勝しかないっていう始まる前の雰囲気が崩れてしまって、慌ててしまいました。そこで立て直せなかったのも、チーム力の不足です。(前半大量失点の原因は)相手がかなりドローを取っていて、ドローを取られてのブレークとか自分のミスでのブレークとか、自分達のミスが多かったことです。(後半始まる前に何を言ったか)あったことは全部受け入れようと思い、雰囲気だけは絶対に壊さないようにって思ったので、過去は振り返らなくていいから、やって来たことを出すだけだからここで逆転できたらかっこいいよねと言いました。 (敗因は)コーチも言ってたんですが、他人任せなプレーが多くて、自分達が出ていくって気持ちが少なかったことです。1ー1でシュートでいこうという気持ちがなかったのが敗因です。(日体大との差は)シュート力です。(次の目標は)リーグ戦でも1部リーグでやるので、まずは同期がAチームに入ることを目標にしたいです。2年になるとリーグ戦で出てくる人も多くなるので、リーグ戦でリベンジしたいです。(チームはよくなっていきそうか)本質的な問題は見つかったので、どう立て直していくかです。これから自分達の代になるので修正するべき部分はたくさんあります」

ニュース
 
 この記事へのご意見はこちらからお寄せください。
 今後の明大スポーツ運営への参考にさせていただくほか、ご意見としてご紹介させていただく場合もございます。
 ※必ずEmailアドレスをご入力ください。
 ※htmlタグなど、一部本文中にご利用できない記号がございます。
Email: