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2度のTDを奪った阪本

アメリカンフットボール部  東大に昨年の屈辱を晴らす完封勝ち

◆5・3〜6・18 春季オープン戦(アミノバイタルフィールド他)
▼5・3 対東大戦(アミノバイタルフィールド)
〇明大34{0−0、14−0、0−0、20−0}0東大
 春季オープン戦、初戦の東大戦は攻守で圧倒し34−0で勝利した。第2Q(クオーター)に4thダウンギャンブルでRB#32小泉亜斗夢(政経2=足立学園)が先制TD(タッチダウン)を決めるとその流れに乗り、QB#15阿江保智(情コミ3=六甲)とWR#11阪本真一朗(政経4=駒場学園)の連携を中心に得点を重ね、第4Qでは20点を奪取した。ディフェンスでは東大オフェンスのファーストダウンを3回に抑えるなど、スキのない守りで1点も与えなかった。昨年のオープン戦で敗北した東大に快勝し、次戦の関西学大との定期戦に弾みをつけた。

 終始、試合の流れは渡さなかった。両チーム無得点で迎えた第2Q。最初のシリーズで、阿江からWR#7森平貴大(営4=横浜栄)への22ヤードの4thダウンギャンブルでのパスを成功させ、敵陣3ヤードへ持ち込む。その後、東大のディフェンスに苦戦しながらも4thダウンギャンブルで小泉のTDで先制点を奪取した。この試合で光ったのは阿江と阪本のパス連携。「どこに投げても阪本さんは取ってくれる」(阿江)「阿江とは1年前から信頼関係はちゃんと築けている」(阪本)と両選手の相性の良さを発揮し、第2Q、第4QでTDを奪取した。
 ディフェンスがチームに流れを生んだ。ランで攻めてくる東大に対し、タックルをはじめとする強く、素早い動きで心身ともにプレッシャーをかけ、多くのミスを誘い出すことに成功した。さらに第4QではDB#14加藤直輝(文3=鎌倉)からパスインターセプトが飛び出すなど、ランからパス中心に変更した攻撃態勢にもしっかりと対応することができた。昨年ディフェンスを率いていた杉山将太(平29文卒)が抜けたことにより不安要素はあったが「個々の力が劣る分、みんなで止めるっていうのを意識している」(LB#8氏家倫太郎主将・政経4=埼玉栄)と全員で守り抜くという姿勢で相手に得点を与えなかった。

 快勝の中にも課題を残した。「前半の段階でヤード的には4本は決めれていたのに結果では2本しか決めれていないのはちょっとした詰めの甘さが影響している」(岩崎恭之監督)や「チームの狙いとしてはランを出すということを第一前提としていたがパスが自然と多くなった」(阿江)などランの詰めの弱さを実感した。さらなる追加点を取るチャンスはあっただけにオフェンスにとって34得点は満足の行くものではない。またディフェンスでは「ロングゲインを許す機会が何度かあって、そういうプレーをしていると全勝は程遠いと思う」(氏家主将)と少ないが上に目立ったミスやレイト・ヒット等の反則等を反省点にあげるなど、完封という結果に満足せずさらなる高みを目指す。

 次戦は春の大一番、関西学大戦だ。「倒さないと日本一になれない相手」(氏家主将)と日本一を目指すグリフィンズにとって気合の入り方も桁違いだ。東大戦で得た課題を修正して挑むことはもちろん、一人一人の力と心を結束し、難敵からの大金星を目指す。

[坂田和徳]

試合後のコメント
岩崎監督

「(今日の試合を振り返って)前半の段階でヤード的には4本は決めれていたのに結果では2本しかきめれていないのはちょっとした詰めの甘さが影響していると思います。例で出すとするならWRの阪本は少しずつ少しずつヤードを残しているような場面が特に目立っていました。また加藤も小柄だがカットバックの切れの良さを武器にそこをもっと伸ばして当然レギュラー争いの中に入っているので頑張ってほしいです。(攻撃に関してQBで中村を使わなかったのは)本人の調子の悪さと外から客観的に試合を見させることで次の試合につなげるためでした。(代わりに出場した阿江について)阿江は初戦のせいか緊張もあり小さなミスが多くあったと思うので次までには修正してくれることを期待しています。(同じQBで1年の西本の出場について)最初は緊張でがちがちだったんですけどなんとか1本パスを通したことで立ち直ってくれたのでよかったです。(森平ではなく、阪本の方がパスが多くきていたがそれは狙いだったか)相手との取引でなった結果です。(1年生のRB山田の活躍について)足の靭帯のけがから復帰した試合だったが大学生相手に物怖じせず、よく走ってくれました。私としては高校からの活躍は知っていたので今日ぐらいの活躍はやってくれるだろうと思っていました。(ディフェンスについて)よく守ってくれたのは評価するが余計な反則が多く、次の試合はもちろん、競った試合は今日のように上手くはいかないと思うので修正しないといけないと思います。(RBの活躍について)計算できる選手が出ているので今日もよく機能してくれたと思います。(DLの活躍について)1年生含め出場できる選手は動かしましたが今の持てる力は出せたと思います。(関学戦に対する気持ちの面での調整について)お客さんも多く、春で1番選手たちも気合が入っていると思いますので特に心配はありません。(関学戦に向けて)まだ春なので結果を気にせず、どれだけ自分らが通用するのか確認していきたいです。いつも通り自分たちのプレーをどれだけ精度高くやれるかが鍵になると思います」

氏家
「公開試合最初の試合として勝ったのはよかったんですけど、中身はまだまだなんで、次の関西学大戦ではそこもこだわってやっていきたいです。(完封したことについて)完封したことはよかったんですけど、ロングゲインを許す機会が何度かあって、そういうプレーしていると全勝は程遠いと思うので、そういうところをあと1週間やっていきたいです。(昨年敗れている東大に勝利したことは)率直によかったです。(関西学大戦までどういう練習をしていきたいか)結果だけでなく内容にもこだわって、普段の練習から関西学大戦を意識してやっていきたいと思います。(関西学大戦への意気込み)倒さないと日本一になれない相手なんで、そこをみんなおのおの考えて、一体となれば勝てない相手ではないと思うので、同じ学生なんで倒したいと思います」

阪本
「(今日の試合の振り返り)個人としてはパスキャッチのあとにランアフターキャッチができなかった、走れなかったことが一つ課題として残りました。チームとしては長いドライブを続けていくなかで出てくるミスであったり、最初ランで出すと言ってたんですが、ランが出なかったことが課題ですね。その分、パスで切り替えられたことがいいことなのかなと思います。(開幕戦からタッチダウンを2回決めたことについて)自分はタッチダウンとかにはこだわってなくて、自分に飛んできた球をすべてとる気持ちで挑んでいるので、特にタッチダウンについて強い気持ちは持ってないです。(パスが練習中からうまくきまっていたかについて)そんなことはなくて、QBの阿江が試合に強いタイプの人間なので、今日はたまたまうまくいったのではないかと思います。(阿江選手とのコンビネーションについて)1年前から信頼関係はちゃんと築けているのではないかと思います。(森平選手ではなく阪本選手にパスが多くいった点について)たまたま内側のレシーバーにボールが集まったからだと思います。(第4Qから出てきた1年生について)緊張すると思うので、いつも通りやるようにと伝えました。(関学戦に向けて)ランを修正して、パスは森平と連携をとってさらによくしていきたいと思います。(去年と比較した関学戦への思いについて)自分は関学に1回も勝っていなくて、去年も惜しいところで負けてしまったので、今年は特に強い気持ちで挑もうと思っています。(去年と比較して大差で勝った今日の試合について)去年のチーム(明大)とは違うと思い、間違いなく東大には負けないチームだと思っていたので、いつも通り挑んでいました。(チームの雰囲気について)完成には程遠いので、そこはキャプテンとかと頑張っていきたいと思います。(これからの意気込みについて)今日は阿江が信じて投げてくれたので、継続して信頼されるレシーバーになれるように頑張ります。

阿江
「とりあえず勝ってよかったです。あとは自分の課題である決めきるとこを決めきれないというところは、TOP8に挑戦していく中ではまだまだ足りないと思いました。(昨年敗れた東大に勝利したことは)チームとしてはとりあえず勝つということを目標にずっと練習していたので、そこを達成できたのはチームとしてよかったです。(パスプレーは狙い通りか)チームとしての狙いとしてはランを出すということを第一前提としてあって、それが決まらないときに自分のところに回ってくるというのが気持ちの中であって、チームという方針であったランを出すっていうのができていなかったのはチームとしての課題ですね。(森平より阪本へ通すパスが多かったが)僕個人的には、森平さんと阪本さんが2人いるのは心強いですし、どこに投げても阪本さんは取ってくれるので、そこはちょっと任せちゃう部分もあったんですけど、狙い通りにはできました。(1年生QBは)緊張とかもあって心配していたんですけど、まあでもやってくれるだろうとは思ってました。僕の後輩で口うるさく言っていたので、できている部分もできていない部分もあったんですけど、いい経験になったかなと思いました。(RBのはたらきは)福田(夕斗・政経3=日大三)と寒川(拓・商4=法政二)さんがいないっていうのは正直攻撃力に劣る部分はあるんですけど、加藤貴と小泉はプレーを見せてくれるプレーヤーなので、僕自身すごいわくわくしています。(試合中も声を出していましたが)わりかし雰囲気は作ろうとしていましたし、オフェンスからテンポをつくらないと勝てる試合も勝てないので、そこは意識していきました。(ディフェンス陣は)すごい心強かったです。あれだけ抑えてくれると心強いですね。(いよいよ来週は関西学大戦ですが)まだまだ粗削りで、できている部分とできていない部分があったんですけど、もう両極端にはっきりわかったので、寮に帰ってしっかりミーティングしてそこはアジャストしないといけないです。とりあえず目の前のことをやっていかないとと思ってます。(今日よかった部分は)インターセプトされなかったっていうのがよかったですね。自分の個人の目標がノーインターセプトだったので、ボールをファンブルしたのが一つあったんですけど、とりあえずノーインターセプトでよかったです。(今日の課題は)前半のラストの方の4thダウンで、レシーバー空いていていたんですけど投げきれないところがあって、今日二つ4thダウンがあって、二つとも成功できなかったというのが課題です。(関西学大戦への意気込みは)僕が目立ちたいとかそういうことじゃなくて、とにかく勝ちたい、勝てるQBになりたいので、1点差でも2点差でも勝てればいいと思うので、泥臭くやるべきことを消化していきたいです」


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