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新勢力としてチームに貢献した仁平明(右)・鈴木成組

バドミントン部  男子は秋リーグ王者に惜敗 女子は念願の初白星/関東大学春季リーグ戦

◆4・29〜5・7 関東大学春季リーグ戦(葛飾区水元総合スポーツセンター他)
▼男子(1部リーグ)
 明大2―3日体大○
 小笠●0―2小本
 澁谷○2―1山下
 武石・西谷組●1―2市川・馬屋原組
 酒井・仁平澄組○2―1玉手・山下組
 大平●0―2森田
▼女子(1部リーグ)
○明大3―2日体大
 瀬川●1―2中村
 後藤●1―2池内
 瀬川・村上組○2―1中村・山森組
 仁平明・鈴木成組○2―1池内・鈴木組
 西口○2―0小川
 男女でついに明暗が分かれた。男子はリーグ1位の日体大と対戦。不調の続いていたシングルスで澁谷勇希(政経3=埼玉栄)が勝利を果たすも、ゲームカウント2―3と惜敗。またしても1勝に手が届かなかった。一方の女子は同じく2連敗している日体大を相手にダブルス勢、第3シングルスの西口涼子(農2=埼玉栄)の活躍によりようやく白星を獲得。次戦へと弾みをつけた。

[男子]
 シングルス勢の活躍は今のチームに不可欠だ。チームで今季初シングルス勝利を挙げた澁谷。「3回も負けていられない」という決意の下挑んだ今試合は、スマッシュを積極的に打ち込む攻めの姿勢を見せ、16―18から連続ポイントで第1ゲームを奪った。しかし、続く第2ゲームは落としてしまい、勝負はファイナルゲームに。両チームの声援も過熱する中、ラリーを続けミスを誘うことで得点を重ねる。「最後は気持ちの勝負」(澁谷)とマッチポイントを先取されるも追いつきジュースに。最後まで冷静に3連続得点で試合を決め次につなげるプレーを見せた。ここまで全敗だったシングルス勢からの初勝利。「これからも自分が勝って回せるようにする」(澁谷)と敗戦続きのチームの救世主に名乗りを上げた。
 勝利へのピースはそろい始めている。3戦3勝と好調を見せている下級生ペアの酒井・仁平澄組を得点頭に前半戦2試合でストレート勝ちと活躍した武石優斗(商3=札幌第一)・西谷春樹(政経3=青森山田)組、そして澁谷と戦力は着実に固まり始めている。悔しい結果が続いている小笠裕貴主将(政経4=名経大市邨)やここ2戦で第3シングルスを任されているルーキー・大平洸輝(政経1=埼玉栄)の調子も今後を左右するカギとなることは間違いない。「チームが勝てないことの方が悔しい」(酒井)と次第にチームとしての勝利への想いは強くなるばかり。次戦の相手はリーグ4位の法大。1部の舞台に残り続けるために何としてでも1勝を挙げたいところだ。

[女子]
 待望のリーグ戦初勝利だ。初日、2日目と苦しんだトップシングルスには瀬川桃子主将(商4=埼玉栄)が登場。「流れを変えるには自分が出るしかない」(瀬川)と後にダブルスを控えながらも、自ら出場を決意した。日体大の絶対的エース・中村(日体大)にファイナルゲームまでもつれ込む熱戦を演じ、敗れたもののチームを勢いづけた。続く第2シングルスをあと一歩のところで落としたが、第1ダブルスの瀬川・村上晃(商4=青森山田)組が落ち着いた戦いぶりで確実に勝利を収める。チームカウント2―1と依然負けは許されない状況の中、第2ダブルスを任されたのはいまだ勝ちなしの仁平明花(文2=冨岡)・鈴木成美(商1=埼玉栄)組。第1ゲームを先取され、後がなくなった中でも「負けたらどうしようとか考える雰囲気がなかった」(仁平明)。ベンチの心強いサポートと声援を力に、序盤から連続得点を重ねるとこのゲームを21―15で制した。迎えたファイナルゲームでもその勢いは衰えない。仁平明の鋭い連打に浮いた返球を、鈴木成が前で仕留める強みのプレースタイルで、常にリードを保ち続けた。最後は仁平明がスマッシュで得点し21―17で快勝。この波に乗った第3シングルスの西口がストレート勝ちを決め、5時間に及ぶ熱戦を制した。
 始動してわずか4日の即席ペアが、急成長を遂げている。仁平明・鈴木成組が本格的にダブルスを組んだのは、春リーグ2戦目が初めて。初日の筑波大戦では加藤・柏原組(筑波大)相手にストレート負けを喫したが「試合を重ねるたびに成長している」(瀬川)と日に日に確立を見せている。もともと前衛の鈴木成と後衛の仁平明は相性が良く「スキがあれば鈴木が前に入ってくれて、後ろから連続で打てる形をつくってくれる」(仁平明)とすでにコンビネーションは抜群。伸びしろ十分の新ダブルスから目が離せない。
 初白星を弾みに巻き返しを図る。開幕連敗スタートと前半戦では暗雲が立ち込めたが、やっとつかんだ1勝にチームの雰囲気は一転。「この勢いで明日も勝てるように」(瀬川)。一試合一試合勝ち急ぐことなく残り2日、上昇気流に乗っていきたい。

[花岡桃・横手ゆめ]

試合後のコメント
澁谷
「3回も負けてられないと思ってました。三度目の正直じゃないですが。ダブルスも勝ってくれると思っていて、自分は楽にやろうかなと思って臨みました。1ゲーム目は攻めていけて何の不安もなかったです。むしろ相手が引いているかなって、気持ちは楽でした。ただ、2ゲーム目は負けました。14点くらいにリードしたのですが勝ちを意識したというか。そのままガツガツ行けばよかったのですが、守りに入ってしまいました。相手に先にスピードを上げられてしまって、守ってしまいました。勝負を決めにいけば良かったですね。ただ、ラリーになると点は取れたのでミスしないようにして3ゲーム目はやりました。最後は気持ちの勝負だったので。ネット前とかで前後に揺さぶって、ここで主導権を握れたのかなと。勝てた時は正直ホッとしましたし、これで自信がつけばいいのかなと思います。(プレー)今回はミスしないで自分で攻めていくとかそういうのを意識しているのですが、対戦相手とかも変わっていくので相手のプレーを見極めてというのが大事だなと思います。今回の相手は力も強く、無理に打ったりするとカウンターとか決められたので、ラリーで崩してから打ちに行くというふうにやりました。(シングルス初の勝利)やっと1勝できました。ダブルスが勝ってくれているので、自分が勝てばダブルスも余裕持ってできると思います。これからも自分が勝って回せるようにします。(意気込み)相手がまだわからないのですが、誰が相手でも自分のプレーを出せるように頑張ります」

酒井
「自分たちが負けたら負けという状況で回ってきて、別にそんなにプレッシャーとかはなく楽しもうかなという気持ちで入れました。緊張はしてたんですけど、緊張してないようにできたというか二人で力を合わせてやっていこうという話をしていました。(相性は)組み始めて最初は良かったんですけど、最近はお互い考えすぎてローテーションがうまく回っていない時があったので、考えてもしょうがないということでお互い好きなようにやってカバーし合おうという話はしました。(プレースタイルは)本当だったら自分が前で仁平が後ろという形がいいと思うんですけど、3連戦やってみて逆の方が点数が取れているので、自分は後ろで我慢して打つだけかなと思います。(負けたら負けという場面)別にプレッシャーとかはなかったし、前の2連戦も同じ状況だったのでそんなにプレッシャーとかは感じてないです。(第3ゲームまでもつれ込んだ)自分たちは2―2で第3シングルスに回すことしかできないので自分たちの仕事を果たしたかなと思います。ただ、自分たちは勝ててますけどチームが勝ててないので。チームが勝てないことの方が悔しいです。(第3ゲーム後半から追い上げ)自分たちのプレーを出し切れずに負けることは悔いが残るので、出し切ろうという形でやっていました。(良かったところ)気持ちもそんなに引いてないですし勝負できていたと思うので。ただ欲を言えば2ゲームで勝ち切れたかなと思いますし、勝たないといけないとは思っていたのでそこは反省点かなと思います。(第2ゲーム取られてから)取られてしまったものはしょうがないので気持ちを切り替えて第3ゲーム出だしから足を使ってやっていこうかなと話していました。(日体大の応援)言い方は悪いかもしれないですけど、逆に自分たちが勝って黙らせてやろうという気持ちがありました。(あと2試合)自分たちがやることは変わらないですし自分たちのプレーをしっかりして勝利してチームの勝利に貢献できればいいかなと思っています。(3連勝中)今3戦3勝中でここまで来たら全勝したいかなという気持ちはありますけど、目の前の試合に集中して二人で協力して力出し切って試合ができればいいかなと思います。(明日への意気込み)できることをしっかりやってケアして、明日の試合に臨めればいいかなと思います。勝てるように頑張ります」

大平
「30日の試合の時に攻め方が単調だったので、カットとかいろいろ組み合わせてやろうと思っていたんですけど、相手が逆にそれをうまく利用してきてしまって相手の得意な形になってしまったので、もう少し工夫をした方が良かったと思います。(精神面)プレッシャーというプレッシャーはなかったですけど、また試合に出させてもらってまた2―2で回ってきて勝ちを挙げられなかったのは申し訳ないという気持ちです。(目指す選手像)最初は攻めて勝てればいいと思っていたんですけど、今はラリーして崩してから攻めるプレーヤーになりたいと思っています。(明日以降に向けて)試合に出させてもらえるのなら今度こそ勝ちを挙げて、チームの勝利に貢献したいと思います」

瀬川
「2連敗してしまってチームの雰囲気が少し悪くなっていたので、今日は私が第1シングルスで出ました。そこでチームの流れを変えたいという気持ちで入ったんですけど、相手が日体大のエースだったので、勝ち切れなかったというのはすごく反省点です。でも相手のエースを追い込めたので、それでまず流れはつくれたかなと思います。第2シングルスは負けてしまったんですけど、応援とかすごくチームの雰囲気が今日はよかったので、そこからダブルス2つと最後のシングルスまでいい雰囲気でいい流れで持っていけたのが、今日勝てた要因だったかなと思います。(第1シングルスで出場)下級生の2人が2日連続連敗してしまったので、気持ちの面でも少し落ちてしまう部分があるかなと感じたのもあって、ここで負けの雰囲気を変えるためには自分が出るしかないなと思いました。インカレが終わってから長期間ダブルスメインにやってきていたので不安な部分もあったんですけど、チームの流れを変えるには自分がやるしかないと思ったので、細かい部分とかは少し雑なプレーだったかもしれないんですけど、気持ちでカバーしていこうと思って試合には臨みました。(ダブルスの試合は)今日の相手はすごくレシーブが強かったので、いつも自分たちが決められる球で決められなくて、ラリーが続いてそこで我慢しきれずにミスが多くなってしまって、すごく競った試合をしてしまったかなという印象ですね。でも0―2で回ってきて自分たちが負けたら負けるという場面だったんですけど、チームの軸になっているのは自分たちだと思っているのでそこはしっかり勝ち切らなきゃなという感じで、意識するというよりは自分たちのやらなきゃいけないことをやるという思いで、0―2だったんですけどしっかり勝ち切ることができました。(1ゲームでは26−24まで)この前の筑波戦も30−29まで行ったんですけど、競った場面で勝てるのが強い人だと思うので、そこは自信を持ってやりました。(ファイナルゲームも19−19の場面から連取で勝利)自分たちが負けたら負けなので焦りは感じていたんですけど、自分たちが負けるようじゃ絶対チームは勝てないので絶対勝たなきゃなという気持ちはありました。でも、相手も勝ち急いでるように感じたので落ち着いてやったら相手がミスしてくれたので、落ち着いてできたかなと思います。(仁平・鈴木ペアの試合は)2人とも試合を重ねるたびにどんどん自分たちに自信を持っていってるのがすごく感じられるし、試合を重ねるたびに成長しているなと感じます。すごく2人とも自分のいいものがそれぞれ出せてきているので、2人ともそれを分かっていると思うので、このまま勢いに乗って頑張ってもらいたいですね。(前半戦終了後の2日間は何を意識してきましたか)一番はチームの雰囲気を変えることですね。ミーティングをしたりして、団体戦って応援だったり試合に出ていない子たちがどうチームをサポートできるかっていう部分はすごく大事だと思うので、そういう部分をしっかりみんなで話し合って、試合に出る人が集中してできる環境をつくろうっていうのをみんなで話し合って、それが今日実際できて勝ちにつながったと思っているので、この2日間でチームの雰囲気を変えられたかなと思っています。(明日は早大戦です)エースの中西がカギになるのかなと思います。でも今日のチームの雰囲気がすごくよかったし、今日勝ってさらに雰囲気も盛り上がっていると思うので、その勢いで明日も勝てるように頑張りたいと思います」

西口
「1戦目、2戦目で負けてしまってそのあと二日間の練習でも自分のプレーが見つからなくて、メンタル的にもすごい追い込まれていました。でも今日は後半のダブルス二つとも勝ってくれて、そのままみんなの応援の勢いや『笑顔でやってきて』っていう主将の言葉のおかげで落ち着いて、勝ちにこだわらず自分のプレーをすることができました。トップシングルスの時の方が、自分が流れをつくらなきゃというプレッシャーをいつの間にか感じてしまっていたみたいで駄目になってしまったんですけど、今日はもう緊張してもどうにもならないと思ったので、試合に集中すればきっと結果は付いてくると思って臨めました。1ゲーム目も2ゲーム目も自分から攻めようということではなく、自分からミスせずしっかりコートにシャトルを入れて相手を回していこうと思ってやりました。今日の相手は特に相性が良くて、自分のやりたいクリアだったりヘアピンでフェイントをかけたりということがやらせてもらえました。相手選手は元からあまり強打がなくて粘り強い選手だったので、自分は背が高くて強打を持っている選手が苦手なんですよ。粘りでは負けないんじゃないかということで、最後3シンに起用されました。(明日の早稲田戦)勝ちたい気持ちはみんな持っています。そこで気持ちが先走らないように、落ち着いて一試合に集中できれば結果は付いてくると思うので、自分のプレーを貫きたいです」

仁平明
「チームも自分も今回のリーグで初勝利なので嬉しいです。でも目標はリーグ優勝することなので、初戦、2試合目と負けてしまったことは悔しかったんですけど、まだ終わったわけじゃないですし、ここから挽回できるので切り替えて臨みました。ベンチの雰囲気もすごく良くて、シングルスで2―0にはなってしまったんですけど、4年生が1本取ってつないでくれて。自分らが負けたら負けっていうことよりも、楽しく思い切りプレーできれば自然と結果は付いてくると思ってできました。1ゲーム目は固まってしまって思うようにプレーできなかったので、2セット目はこのまま終わったら後悔しかないし、せっかく先輩が1本取ってくれたのでこのまま終わったら駄目だと思って。切り替えて2セット目入ったら、最初に何本か連続で取れたので、そこで少し体が固かったのも緩みました。相手もかなり前衛派と後衛派っていうのが分かれていて、その後衛派の方にあげてしまうと強打も来ますし、その強打に押されて返した球が甘くて相手の前衛に詰められるっていう展開もありました。攻められるとこっちも引いてしまって、自分たちのプレーができなくなってしまうと思ったのでなるべくこっちが上げないように、低い展開から攻めていけるようにしました。ベンチがすごい声出して盛り上げてくれて、楽しく試合ができました。負けたらどうしようとか考える雰囲気がなかったです。後ろですごい声出して応援してくれたので、こっちも思い切りプレーできたので、勝つことができたのはベンチの力が大きいです。(鈴木成とは)春合宿で少し一緒にやったくらいで組んだのはリーグ2日目からです。自分が後衛派で鈴木は前衛派で相性が良くて。組んでまだ日にちは全然経ってないんですけど、日に日にダブルとしてでき上がってきてます。鈴木がスキがあればすぐ前に入ってくれて、自分も後ろで連続で打てるような形をつくってくれます。自分が我慢して打ち続ければ、甘くなった球を鈴木が前で決めてくれるっていうパターンが自分たちの強みなので、それをどんどん出していけるようにしたいです。レシーブしてるよりも攻め続けた方が点数にもなることは分かっていたので、少しでも自分たちが球を上げない展開にしようと。そしたら流れも良くなるので、なるべく攻めて攻めてって感じです。(年上として)試合に入る時だったりとか1年生だと特に緊張しますし、流れが悪くなった時にリーグの雰囲気に飲まれてしまうことがあるので、なるべく自分が試合とかラリー始まる前に『楽しくやろう』とか『ここ1本取ろうね』とか声を掛けて、コミュニケーションを多く取るようにしています。明日も試合に出させていただいたらチームを盛り上げられるような試合を心掛けたいですし、自分も思い切りやれたという後悔がない試合ができれば結果も付いてくると思います」

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