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自慢のボールキャリアで好機をもたらす


NEW MEIJI  (3)「大学ナンバーワンFWを復活させる」 古川満主将  


 新たな時代の幕開けだ。無念にも全国大学選手権初戦で京産大に敗れ、屈辱のシーズン閉幕となった昨年。雪辱を誓い新たに掲げた今年のテーマは「NEW “MEIJI”」。古川満主将(商4=桐蔭学園)と梶村祐介(政経4=報徳学園)を主軸に、FW・BKともに日本一の軍団を目指し、選手権優勝奪還に燃える。本企画「NEW MEIJI」ではチームを日本一へ導くキーマンを1年間に渡って紹介していく。

 第3回は、古川主将だ。昨季FWリーダーを経験し、最上級生同様の思いでチームに従事。「NEW “MEIJI”」を体現すべく、日々新たな挑戦を続けている。1年次から紫紺を背負い戦ってきた頼もしいロックに、昨季の振り返りとラストシーズンに懸ける思いを伺った。(この取材は4月14日に行ったものです。)
2017年度新体制発表 古川満が新主将に就任(2月5日更新)の記事中のインタビューを踏まえた内容となっています。本記事と併せて、そちらもご覧ください。

――昨シーズンの振り返りをお願いします
 1年間を通して、結局何をこだわってやってきたのかというのがシーズン終盤でちゃんと掲げられるものが無かったかなというふうに思っているので、そこがああいう結果につながってしまったのかなと思います。

――昨シーズンを踏まえてチームで意識していることは
 意識しているのは全員がコーチの目を持って、全員がこれは良いプレーこれは悪いプレーという共通認識を今みんなで持っているんですけど、それがまだバラバラなのでそれをしっかり共通認識をして、みんなでこれは駄目これは良いというのを言い合える準備を今している途中かなと思います。

――主将に選ばれた決め手をお願いします
 梶(村祐介・政経4=報徳学園)は確実に今年プレーを通しての中心になる選手なので、少しでも負担を減らすというかプレーに集中してもらうという意味でというのと、監督から言われたのは周りをすごく見れて気づくことができるというのを評価していただいているのかなと思います。

――スローガン『NEW MEIJI』が決まった経緯は
 4年生全員でいろいろと話し合って決めました。スタッフの体制も変わりましたし新たなことに積極的にチャレンジできる良いチャンスだなとみんなで捉えていて、選手主体となって新しい明治に変わっていこうという思いがみんなの中にあったので、それを言葉にしたという感じです。去年1年間リーダーとしてやらせてもらっていろいろチームのことを4年生みたいな感覚で見ることができて、何が悪かったのかというところを特に梶村と二人でいろいろ話し合って出すことができたのでそういうところを変えるというのももちろんですし、今まで3年間やってきて明治の悪いところというか傾向がどんどん見えてきたのでそういうところもやっていけたらなという意味でこれになりました。明治の悪いところというのはやっぱり強い代というのはしっかり4年生がまとまっていますし、それに対して1、2、3年生がしっかり信頼して付いてきているというのが一つあります。もう一つはコーチ陣と選手の関係性というかお互いに言いたいことが言い合える関係を持っている代が強いのかなというふうにみんなで思っています。4年生が引っ張っていかないといけないというのは4年生内ですごく出ているので、ABCD関係なく4年生がどのグレードでも引っ張る意識というか全員がリーダーという意識を持って今やっていると思います。

――新チームが始動して3カ月が経ちますが、現在のチーム状況は
 雰囲気はすごく良くて、4年生中心となって練習と私生活からどんどん引っ張っていって、それに対して1、2、3年生がしっかり付いてきてくれているという感覚はみんな感じていて、そういう意味ではすごく良い3カ月を過ごせているなと感じます。
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声出しにおいてもチームを引っ張る

――ヘッドコーチはじめスタッフも新しくなりました
 澄憲さん(田中ヘッドコーチ)が持ってきてくれたマインドの大切さというところがみんな意識できて変わっている。そこが大きく変わったところですかね。チームとしての最終形はFWはセットプレー絶対に負けないというところと、BKは一対一のところで相手に負けないというところ。

――練習で特に重点を置いていることは
 シーズン終盤でも使える高い基本スキルというのはみんな意識していて、FWだったらスクラムのセットアップのところであったり本当に基礎の基礎の部分を今はやっていっています。去年を通して基礎ができていないとシーズンを通して戦えないという反省が出たので、そういうところはしっかりコーチ陣と僕らの中でやらないといけないところは明確になっているので基礎の部分は結構やっています。基礎の部分の積み上げというのが去年はすごくできていなかったなという反省が出たので、基礎もそうですけどそれをどんどん一個ずつ一個ずつ積み上げていくというのが大事だなと思いました。でもとりあえず今は焦らずにしっかり軸を固めているという感じです。

――現時点での課題は
 去年だったらコンタクトの練習で少し激しさがないとかそういうのがありましたが今年は根本の部分というかそういう激しいとかはみんなできているので良いと思いますけど、さらにそこからレベルアップして細かいところの精度がまだちょっと良くなるかなというふうに思います。マインドとかが今年はみんな格段に変わっていて、練習に対する意識としっかり準備してくるというのはすごくできているのでそういうところは良いことですけど、それだけだとレベルはすごく低いと思うのでそれに対してさらに精度を求めていくというのが今の課題かなと思います。

――ご自身が目指す明治のチーム像とは
 大学ナンバーワンのFWを復活させるというところを僕自身もFWですけどそこはこだわって、強いFWのチームにしていきたいなと思います。そのためには練習からFWが引っ張るというところが大事だと思いますし、FWは前線で激しく戦っていればBKも頼もしいなと思ってくれるので、まずは練習からFWをどんどん盛り上げていくことが大事かなというふうに思います。自分がキャプテンなのでしっかりみんなの見本になるようにというのを今心掛けていて、今はケガしてますけどケガしてそれで終わりじゃなくてこのケガをどう生かすかというのは本当に大事だと思います。なのでそういうところはケガして今はチームのことを見れている時間が多いですし、何か生かしていけるようにしたいです。

――今シーズンに入って新しく始めたことは
 チームとして始めたことはすごく多いです。例えば駿河台でお昼食べる時とかに僕らの代がどういうものを食べていたとかを栄養士の山田さんと相談して一緒にマップのようなものを作って食堂に貼って、このご飯はこういう時におすすめとかそういうのをいろいろやったりとかしています。あと簡単な栄養に関するクイズを週に二つくらい出して食堂の各テーブルに置いて、それで次の週に反対側に答えが出てまた新しい問題も出るみたいなことをやったり。練習できる時間が限られているので、そういう練習していない部分でどれだけラグビーに生かせるかというのをみんな考えて僕らの方からもどんどんリクエストしたりしてやっています。あとアナリストの喜多川は映像を見れる環境をすごく作ってくれたりして、去年に比べて自分の練習の映像を見る選手が本当に増えて、自分の何が悪いのかとか自分自身の弱点を自分で分かる環境というのがすごくできていてそういうところは去年に比べると環境も変わりましたし、それをみんなが利用するというそこの意識が本当に変わってきていると思います。

――春季大会の目標は
 勝敗はつきますけどそこにこだわりすぎずに、チームとしてやってきたこととやるべきことをしっかり試合を通してというか春を通してやっていくことが大事かなと思っています。勝敗というよりかは内容にこだわっていきたいです。あとは選手は負けちゃったりしたら不安になることもあると思いますが、そこはしっかり僕らリーダー陣が全然焦ることはないよというのを伝えながら信じてやることが大事だと思うので、まずは春にしっかりやってきたことを秋に武器になるものを相手に対して通用するかどうかというところをこだわってやっていきたいなと思います。個人としては、まずはケガを治してしっかり出続けられるように頑張ります。

――最後に意気込みをお願いします
 ラストシーズンしっかり後悔のないように4年生中心となって優勝できるように毎日小さな努力を積み重ねて頑張っていきます。泣いても笑っても最後なので、今自分にできることをしっかり一個一個全部やっていって、最後終わった後にどんな結果であれやり切ったと思えるようにやっていきたいと思います。

――ありがとうございました

◆古川満(ふるかわ・みつる)商4 桐蔭学園高出 186cm・107kg
 主将。昨年度はFWリーダーを務め、試合では3年生ながら重戦車の先頭を切った。高校日本代表、U−20日本代表、ジュニア・ジャパンと豊富な代表経験もある。試合時の冷静な状況判断とボールキャリーで好機を生み出し、今季も突破口としての活躍が期待される。

[石塚真維]


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