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ゴール下で体を張った宮本

バスケットボール部  白鴎大に敗戦で無念のベスト16 順位決定戦へ/関東大学選手権

◆4・22〜5・7 第66回関東大学選手権(代々木第二体育館他)
▼5・2 6回戦(墨田区総合体育館)
明大70{18−16、8−11、16−26、28−20}73白鴎大○
 ヤマ場を乗り切れなかった。2戦目の相手は、昨年のリーグ戦で3位を収めた白鴎大。立ち上がりは体を張った守りで一進一退の攻防を繰り広げ、前半を26−27で折り返す。しかし後半になると疲労によりパフォーマンスが低下。相手に5連続でシュートを決められ一時は15点差まで広げられた。第4クオーター(Q)残り2.9秒で齋藤拓実(営4=桐光学園)が4点プレーを決めるなど、最後まで戦う姿勢を見せたものの、70−73で敗戦。9〜16位を決める順位決定戦へ駒を進めることとなった。

スターターは、齋藤、綱井勇介(文3=大阪学院)、松本大河主将(文4=能代工)、今川友哲(営3=大阪桐蔭)、宮本滉希(政経4=明成)

 実力差を見せつけられた。第3Qで大量失点を喫し、11点ビハインドで迎えた第4Q。相手のパスミスやシュートミスに救われ、残り3分で2ゴール差まで縮める。しかし「ここを1本守ればいけるなっていうところでファウルをしてしまった」(齋藤)。その直後、相手に痛恨のバスケットカウントを許す。オフェンス面では決定的な場面を作るも身長210cmを誇るイブラヒマ(白鴎大)の強烈なブロックショットを食らい決め切れず。さらに外からのシュートも嫌われ焦りが募る中、時間は経過。残り31.8秒、7点ビハインドの時点でファウルゲームを仕掛けるも万事休す。リバウンド、シュート率ともに相手に劣り、70−73で苦杯をなめる結果となった。

 交代要員が求められる。「休ませるポイントを試合展開上で見つけてあげられなかった」(濱西康一監督)。スターター5人のうち4人のプレータイムは36分を超え、ほぼフル出場となった今試合。インサイドにおいて相手とし烈なリバウンド争いを繰り広げた今川は「最後はバテてしまって試合をコントロールできなかった」と体は限界だった。同じくインサイドの宮本も、スリップしてくる相手に対し「疲れて足が動かなくてそのカバーにいけなかった」。選手層の薄さが浮き彫りになり、スターターの体力、集中力が問われることになった。

 一方で手応えもあった。松本のハイプレスや齋藤の意表を突くパスで、前半は互角の戦いを展開。得点差は、試合全体を通しても最大で15に抑え、最終的に3点差まで詰め寄ることができた。「まだまだできる」(宮本)。長丁場となる秋のリーグ戦までに、今回出てきた課題を修正し、白鴎大相手に成長した明大を見せたい。

 トーナメントはまだ終わらない。ただ、待ち構えるのは9〜16位決定戦。優勝を狙っていただけに残りの試合へのモチベーションを保つのは難しいが「とにかく明治らしく元気よくディフェンスからやっていきたい」(松本)。これからにつながる試合をしていきたい。

[亀井笙子]


試合後のコメント
濱西監督

「内容的には昨日とは違い、選手達が協力して対策を練って、戦う姿勢を見せてくれました。負け惜しみではなく、可能性を感じるという意味で評価できます。入りは昨日と同じく良く、チームとでディフェンスのルールも徹底していました。第2Qもディフェンスが崩れたわけではなく、継続して相手のポイントを抑えるいいディフェンスをしていたが、うちの方が点数が取れなくなってもたついたかなと。ディフェンスは集中して40分間継続できたと思う。3Qで最大15点差くらい離されたところでも、我慢してもう一度ディフェンスを継続して、投げやりにならず持ちこたえられた理由は集中したチームのディフェンス。戦う姿勢をディフェンスで見せてくれた。(メンバーをほとんど交代させず)こういった勝負のかかった試合で明治の代表5人を出すわけだが今までの春先の京王電鉄杯、六大学、練習試合も数ゲームやってきた中で信頼できる5人を選んだ。戦うレベルが高くなればなるほど出場する5人には体を削り40分間耐えられる体力、精神力、集中力が求められる、それに耐えうる人間だということで長く使った。ただ、休ませるポイントを試合展開上見つけてあげられなかった。相手はエースを休ませる時間があった、うちには休ませる余裕がなかったところの差もあったのかなと思う。 (選手への声掛け)白鴎戦を一つの第一関門として捉えていました。ミーティングもビデオを見たり、相手の先をどうやるのか、どう守るのか声を掛け続けました。監督が立って指揮するのは初めてみたんじゃないかな。やっぱりのんびり座って悠長に見てるのもね。ディフェンスが効いているから後はリバウンド頑張ろうとか、単純な誰でも言えることをしか言えないけど、ベンチに座って指揮するよりも僕は立っていたい。今日は負けてしまったけど大会は終わっていません。今度秋のリーグで白鴎は戦うわけだから、今日の借りを返すという気持ちで頑張ろうという話をしました。明日以降は、今日スタートをだいぶ使ったんで疲弊していると思うけど、公式戦なので。その後、昨日(明学大戦の時)のセカンドチーム、サードチームも反省していると思うので、もう1度チャンスを与えて、明治のバスケをやってほしいです」

松本
「後半に相手にセカンドチャンスを取られたり、走られている部分がありました。いい流れでシュート打たれたりとか速攻で持って行かれてる部分も良くなかったと思います。(シュートが入らなかった印象)白鴎大の野崎とイブラヒマの点数をできるだけ抑えようとミーティングで話をしていました。シュートが入らないというのもあるんですけど、最終的に20点近く2人に取られているので、その部分がどちらかというと痛かったと思います。(マッチアップしていた野崎は)スカウティングとかミーティングをされている時点で、あの選手はシュートが上手いからそこのところをずっと持たせなかったり打たせないというのを意識していたのですけど、どうしてもスクリーンとかでできたズレで打たれてしまいました。正直、野崎選手(白鴎大)はうまいし、それを止めないといけないとは思っているので、今回は負けてしまったんですけど、リーグ戦でも当たるのでその時にしっかり止められるように頑張っていきたいです。(劣勢の時に意識したこと)とりあえず声を出して全体的に集中を切らさないようにという声掛けをしました。オフェンスの部分でだめだったところは止まって、プレーしているところだったので、とにかく走ってボールを動かせればよかったです。そこを意識していたといえばしていたけどできてなかったのかなと思います。実際に点数が離れていた時でも10点くらいだったので、それ以上離されたらどうしても厳しいので、こっちの点が入らなくても相手に取らせないような常にディフェンス、リバウンドの意識というものを声掛けしていました。(今回の結果を受けて)正直悔しいんですけど、この結果を受け止めて、明日から順位決定戦があります。自分たちの課題でもある流れが悪かった時にどのように立て直すとかそういうのをしっかり順位決定戦の方で克服できればいいと思います。とにかく明治らしく元気よくディフェンスからやっていきたいです」

齋藤
「最終的に3点差で負けてしまったんですけど、去年の白鴎大とリーグ戦とかで負けてしまった時と違って、実力をある程度出した上での結果だったのかなって感じています。出だしはよかったですが、向こうも修正する能力が高いチームなので、いつかは絶対追いつかれるなっていうのは感じてはいました。リードを許してしまったとき、15点差くらい開いてしまったんですけど、そこで20点差まで離されずにちゃんと少しずつできたのはチームの力なのかなと思います。(第3Qで一気に離された)インサイドの2人、今川と宮本が長い時間出ていたんですけど、後半になって足がきてしまってっていうのもあるかもしれないですけど、リバウンドを取られてしまったり、弾いたところを4番ポジションの人にリバウンドを取られてしまったりして。後半でリバウンドの差がついちゃったのでそこが良くなかったかなというのは感じています。(インサイドでは疲れも大きいのか)実際に聞いてみないと分からないですけど、実際に数字で出てしまっているし、ゲームに出ていてもそれは感じているので、それをどうにかしてあげたい気持ちはあるんですけど、どうしようもできなかったです。宮本、今川だけじゃなくて交代できる選手がもっと出てくれば、もっと負担は減ると思いますし、その部分で森山の復帰も含めて、4年の今西だったり、ルーキーの植松だったりがリーグ戦までまだ時間はあるので、そこに向けでもっともっと頑張ってほしいなというふうに思います。(自身は26得点)積極的に行けたのはよかったと思うんですけど、確率の部分ではよろしくないかなっていうのをゲーム中から実際感じていて。シュートとパスの選択の判断もそうですけど、プルアップジャンパーでいくのか、中に切り込んでレイアップまでいくのかっていう判断が、前半、特に2ピリくらいは良くなかった。結果的に26点ですけど、内容のいい26点ではなかったかなと感じています。(試合前の雰囲気は)昨日はちょっとゲームクローズが良くなかったっていうのはありますけど、明学に向けて練習してきたってわけではなかったので、まず白鴎と戦えるっていう舞台を手に入れたってことで、みんなモチベーションはしっかり上げられていたと思います。アップの時でもいいアップができたので、1ピリのああいう入りができたのかなと思います。(第4Qは勝てそうな雰囲気はありましたか)勝てそうだなっていうよりは、ここを一本守ればいけるなっていうところでファウルをしてしまったりとか遠投決められたりだとか、決めたいところでレイアップ外してそのあとフォローしてもブロックされて相手ボールになってしまったりという。勝負強さとはまた違うかもしれないですけど、ここ大事だっていうところで5人が1つになったりチームが1つになっていれば。だから逆に白鴎はそういう部分ができていたのかなと思います。(順位決定戦へのモチベーションは)チーム自身のモチベーションはやっぱり難しいと思います。勝ちたかったところで勝てなかったので。でも明学の時みたいな感じで行っちゃうと、同じように競ってしまうと思うので、もちろん負けたのは悔しいんですけど、しっかり締めて、交代をできるだけ多めにして、いろんな人がちゃんと経験できればなっていうのはありますね。今回は交代が少なかったので。リーグ戦になると2カ月と長いので、交代の選手っていうのはすごく重要になると思うので、先に公式戦で慣れさせるためにはトーナメントの経験っていうのはすごく大事かなと思います」

宮本
「率直な感想としては、悔しかったのと、まだまだできるなということです。前半は外国人を抑えられたんですけど、後半は自分のディフェンスの甘さでスリップにされてしまって、そこでズレができて決められました。試合の入りはいつもよりかは良かったんですが、相手が2Qのところで外国人を下げたのに、そこで自分たちが離せなくて、逆に留学生が戻ってきて逆転されてしまいました。(相手の0番)後半かなりやられた。ポイントゲッターを抑えるのが目標だったんですが、自分とか今川が外でヘルプサイドにディフェンスいった時に、相手の3線目からスリップしてきた時のオフェンスを守れなかった。3線4線がもっと動いてカバーして、パス入れさせないくらいにしないといけなかったのに、疲れて足が動かなくてそのカバーにいけませんでした。シュートのタイミングもなかなか合わなくて、自分のシュートの確率が低いせいでチームを苦しめてしまった。昨年ケガしてから、狂い始めてた部分はあります。バスケットやってる時はそんなに痛みはないんですけど。(58番)18点位やられましたね。今川も今日すごいバテていました。今川がバテてるのに早く気付いて、ヘルプいったりすれば良かったって思います。逆に相手は余裕を持ってシュート打っていました。後半は追い付けたんですけど、実力差はまだあると感じました。シュート力もリバウンドも断然向こうの方が上。こっちは後半からリバウンドがもろくなってしまった。まだトーナメント残っているので、切り替えて頑張りたい」

吉川
「明大のバスケができていなかったのが敗因だと思います。野崎のところを大河と綱井が守るということだったんですけど、序盤でやられてしまいました。一発目で3Pを決められたのが大きかったと思います。最初の3Pは止めようという話になっていたから、そこをやられたことで乗られてしまいました。あとはずっと課題と言ってたリバウンドが取れていなかったです。甘かったと思います。(チームとして気になったのは)途中とかも打てるのにフェイクしてというのがよくありました。普段だったら打っているのに今日は打ってなかったりとか。そういうところで、ズレて全然崩れてないということがありました。一発目のキャッチアップシュートで打って欲しかったなと。野口(龍太郎・政経2=九州学院)がバスケットカウントで3Pを決めた感じで打ってくれたらいいんだけど、みんな少し消極的だった。点数も負けてたし、メンタル的にも弱かったです。あとは26点もやられてるから、外国人選手と野崎は10点に抑えようということだったんですけど、野崎は20点越えだったから、全然課題クリアで来てないです。(結果を受けて)ここで負けるわけにはいかなかったし、みんな頑張ってたからめっちゃ悔しい。今日勝っていれば、絶対優勝できていたと思う。最後はもっと10点20点離れてしまうと思ってたけど、そこで持ちこたえて、1桁にしたのは、あの展開にしては結構良かった。だったら最初からやってれば全然勝てたんじゃないかと思います。そう思うから本当に悔しいし、最後20点差くらいいくかなと思った。そこで持ちこたえられたのは実力あると思う。次につなげられたと思う。(明日からは順位決定戦)モチベーション保つのが難しいです。でも、そこで適当にやってしまったら次につながらないので、どういう形になるかわからないけど、そこは4年生として、ちゃんとやらないといけない。全部勝って終わりたいし、多分その順位決定戦は今まで出てない選手がたくさん出れるから、そこでみんな結果を残してほしいと思います。昨日みたいに変になめてやったら、流れを持っていかれて、全然面白くないバスケになってしまう。だから出だしから引き締めてやって、しっかりとやることやれば点も取られないと思います」

今川
「勝てる試合だったなと思います。個人的には点数を全然取れていないですし、バスケットに絡めなくて不甲斐なかったです。チームとしてはディフェンスの対策をして、それがはまってうまくいっていた感じはあったんですけど、最後バテてしまって。試合をコントロールし切れなかったのが反省です。前半も27点に抑えたのに、こっちも26点しか取れなかったので。40点くらい取って十何点かリードするというのが理想なので、甘かったですね。プレータイムはハードにやってみんなで回そうということを言っていたんですけど、ああいった形になりました。相手のキー選手2人が下がった時に僕らも休まないと、最後走り負けてしまったんで、僕らの体力不足はもちろん反省なんですけど、もうちょっと上手くやれたのかなとは思います。リバウンドも結構取られてしまいました。イブラヒマがピックにいってスリップしてくるところをローテーションして僕が止めにいって4番をフリーにさせるという作戦で、作戦自体はうまくいったけど、そこで取られてしまった部分があったので、運もなかったのかなというのもあります。僕個人は昨日も今日もやれたことはほとんど変わらなくて、そもそも自分がボールに触れなかったからミスをしていないように見えただけだと思っています。この大会2日しかやってないですけど、個人としてはいいとは全く言えないですね。相手が大きいというのもありましたけど、ポジションについてもボールが入らないのはやっぱり頼りないからだと思うので、そこで信頼されるようになっていかなくちゃいけないと思っています。明日からはまだ青学もいますし、いい経験はできると思うので、最後まで勝ち切れるようにしたいです」

綱井
「前半はすごいディフェンスが良かったんですけど、拓実さんがプッシュしてくれた時に周りが付いていけなかったです。それで拓実さんが単発になってミスになってっていうのが続いてしまって。一緒に走ってツーメンゲームだったり、自分がプッシュしてフィニッシュしっかり決めるとか、もっとガードの役割も担わないといけなかった。個人的には、初めてこんな長い時間出させてもらって、接戦の3ピリ4ピリ追い付けっていう場面で出たことがなかったんで、そういう場面で消極的なパスしてターンオーバーとかになってしまった。もっと経験積んだら、そういうところも自分でいこうと思えるから、いい経験になったなと。(白鴎対策)やっぱり野崎さんと留学生のところがキーになると話していました。野崎さんのところには自分と大河さんが代わりながら、エネルギーしっかり出して止めるっていうことでやっていました。インサイド陣はしっかり留学生止めてくれたんですけど、後半野崎さんのところで、自分たちの体力がきてたところもあってやられてしまった。(自身のプレー)もっと自信を持ってプレーしないとだめだっていうのはあります。もう開き直って攻めようって攻めたら成功できるんやなっていうのは分かりました。でもまだドライブして他人に任せるところがあって、自分もしっかりフィニッシュしたいです。(後半攻め切れない)4ピリ全部で逆転できればっていう感じでやっていたので、単発にならないようにパッシングからしっかり打つっていうのはありました。でもパッシングの中でも誰かがしっかりドライブして、さばいてオープンシュートってやらなきゃいけなかった。(トーナメントに向けて準備)チームの対策とかじゃなくて、自分たちのバスケットをつくろうっていうことをやっていました。今年はオフェンスでたくさん点取ろうっていうコンセプト。でもやっぱり地盤にはディフェンスがあって、ディフェンス、リバウンド、プッシュしてブレークっていう流れをつくる練習ばっかりやってました。それでセットになった時にピックで崩すっていう練習しかしてなくて。しっかり充実した練習をできた期間が短かった。(大きな敗因)昨年と同じなんですけど、確実に得点できる選手が明治にはいないかなっていう。相手には野崎さんっていうエースがいて、勝負どころでリバウンドだったりレイアップしっかり決めてくるところがあったんで。そこの不在と、あとは4番ポジションのオフェンスリバウンド。やっぱり留学生がいるからそこに2、3人いってこぼれたのを拾えないのはしかたないんですけど、そこのカバーリングまでしっかり手が回らなかったかなっていう感じですね。(エース不在)2年生3人に期待してます。(順位決定戦)相手のレベルは落ちると思うんですけど、そこで適当になって自分たちのバスケができないっていうのはメンタリティの部分で絶対だめだと思うんで、しっかり集中してやりたいです」

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