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主将としてチームをけん引する氏家


NO NEXT 〜2017 GRIFFINS〜  (1)氏家倫太郎主将インタビュー  

 昨季は1勝6敗という成績に終わり、19年ぶりに入替戦に回った明大グリフィンズ。なんとか残留は果たしたが、思い描いていた理想とはかけ離れた結果に終わった。再起を期す今季はLB氏家倫太郎主将(政経4=埼玉栄)の下、一丸となって甲子園を目指す。今回は春季オープン戦を前に、チームのキーマンに今シーズンにかける思いを聞いた。
 第1回はチームをグラウンド内外でけん引する氏家主将のインタビューです。(この取材は4月30日に行ったものです。)

――今の調子はどうですか
 けっこういい感じに仕上がっています。もう試合に臨める状態です。

――チーム状況はいかがですか
 新チームになって4カ月経つんですけど、まだ実戦をやってみないと分からないところがありますね。

――昨シーズンを振り返ってみて
 挑戦者の気持ちで臨もうという話だったんですが、まだその自覚が足りなかったですね。今年はその自覚をもっとチーム全体に刷り込ませてやっています。

――冬の間はどういったことを意識してやっていきましたか
 チームスポーツなので、一人一人がチームを良くする意識でやっていかなければいけないと思うので「ここでチームがどうしなきゃいけないのか」っていうことを意識づけてやっていますね。

――何か練習内でそれを根付かせるためにやっていることはありますか
 練習中に声を出すことは意識させています。独り言のようにぼそぼそ言うのではなく、他人を鼓舞するというか、盛り上げていくっていうことは意識しています。

――4年生の中でそういった意識を高めていっているのでしょうか
 そうですね。新チームが始まったときに4年生でミーティングをやった時にそういう空気づくりをしていこうという話になっていきました。

――ミーティングは定期的に行われるのでしょうか
 週に一度行っています。内容としては週の振り返りと、良かった点、悪かった点について話し合い、それを次週どういう風に持っていくのかということですね。

――各学年ミーティングは定期的に行っているのでしょうか
 今年は各代でミーティングを月に1回ほどやらせています。昨年はなかったんですけど、今年は自分たちの代が少ないので下の代の意見を取り入れるためにミーティングを始めました。

――重点を置いてきた練習はありますか
 基礎ですね。フットボールはやはり基礎が大事なので、冬の間は基礎中心でやってきました。ウエイトトレーニングとか走り込みが中心ですね。

――成長を実感することはありますか
 自分たちはずっと一緒にいるので体つきの変化とかは分からないんですけど、測定をした時に数値として伸びている人は伸びているんで、それは感じますね。

――Xリーグのオール三菱ライオンズと練習をしたそうですが
 僕らが日本一を目指すうえでは、1月3日のライスボウルに勝たなければならないので、ここで社会人と練習できたというのはあらゆる面で成長できると思うのでやらせてもらいました。

――得たものは大きかったですか
 自分たちがどれだけまだ弱いかということを実感できたなと思います。特にフィジカル面は冬の間やってきたんですけど、社会人はもっとフィジカルが強かったです。あとは、戦術理解度ですね。フットボールは頭をよく使うのでそこの差は強く感じました。このままいったら何も勝てないかなとは思いましたね。

――昨年とチームの変化を感じる部分はありますか
 スター選手が昨年は各ポジションに1人ぐらいずついたんですけど今年はいないので、全員でチームをつくっていく必要がありますね。一人一人がやんないと勝てないんで、全員でやろうということを言っています。

――チームをどういう風にまとめていきたいと思っていますか
 一人一人がこのチームをどういう方向性で持っていきたいのかっていうのを一つにまとめて、勝てるチームにしたいです。下の代が勝ちたいと思っていないとやっぱり勝てないので、そういうチームをつくっていければと思っています。フィジカル面とかは他のチームも強いですけど大学生なんで、同じ4年間しかないっていうステージで戦えるんで、方向性を一つにできれば勝てると思います。

――チームの理想像はなんですか
 フットボールはチームスポーツなんで、フィールドには11人しか出ないですけど、11人だけでやるわけじゃないんで、下の代が上の代に意見を言って、上の代は誰よりもやるっていうのを徹底していきたいです。もし、上の代がやってなかったら下の代が「なんでやってないんだよ」っていう風に言っても、チームを良くするためなら僕は全然いいと思うんで、むしろ言ってほしいです。フィールド内では誰が上とか下ではなく、一フットボール選手として勝利に向かっていってほしいです。

――ディフェンス陣の今季の出来はいかがでしょうか
 昨年は4年生にすごい人がいて、そういう中でチームをつくっていたんですけど、今年はそういった選手がいません。なので、いつも言っていることは「1対3だったら3の方が強いんだから全員で集まれ」って意識させています。誰か一人がやるんじゃなくて、みんなで止めるっていうのを意識させています。

――下級生の動きはどう見えますか
 試合に出る出ないはあると思うんですけど、出ようと思っている下級生はやっぱり一目瞭然なんで、ちゃんとやってない下級生を同期の中でいかにちゃんとやらせるかっていうのはありますね。

――そういった面では春季オープン戦はアピールのいい場になります
 きついシーズンなことは間違いないです。「春全勝」と掲げていますが、日本一になってる関西学大ともやりますし、関大ともやりますし、強いところとたくさんやるんですけど、そこで雰囲気悪くなったときとかに、下級生がチームを盛り上げてくれることを期待しています。

――オープン戦の初戦の相手は昨年敗れている東大です
 昨年は初戦で関大に完勝したんですけど、その次に当たって勝てるんじゃないかっていうおごりがあったと思うんで、このチームでは「そんなおごれるほど強いのか」っていうことを強く言っています。

――オープン戦では格下のBIG8と対戦する試合もあります
 BIG8のチームに接戦したり、もし負けてしまったりしたら日本一というのははるか遠くのものになってしまうので、やはり圧倒しなきゃ意味ないと思うので、結果、内容ともに圧倒したいです。試合するからには得るものがないと意味ないので。

――春の大一番はやはり昨年日本一の関西学大との定期戦です
 僕自身は昨年出させてもらったんですけど、最後のシリーズでは出ることができなくて、悔しかった思いがあります。チームとしても2点差とはいえ負けは負けなんで、勝たないと意味ないと思います。ここで関西学大に勝てばいい自信にはつながると思いますし、秋にいい雰囲気で向かえるんじゃないかなと思います。

――氏家選手自身の春の目標をお聞かせください
 流れを変えるビッグプレーを起こせる選手になりたいと思います。チームがきつい時にロスタックルだったりQBサックだったりパスインターセプトだったり流れを大きく変えられるプレーができる選手になりたいです。

――最後に、今年1年の目標をお願いいたします
 日本一になります。

――ありがとうございました。

次回は、森平貴大(営4=横浜栄)、佐藤成生(文4=駒場学園)のインタビューをお届けいたします。更新は明日、5月1日の予定です。
お楽しみに!


[加藤真人]



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