検索
 HOME > ラグビー部

ルーキーながらトライを決めたウィリアムズ海

ラグビー部  オール早慶明 全早稲田に引き分け、全慶応に僅差で勝利を収める/チャリティーマッチ

◆4・16 オール早慶明三大学ラグビー東日本大震災復興支援チャリティーマッチ(秩父宮ラグビー場)
▼全明治19―19全早稲田
 ○全明治14―10全慶応
 今年も早慶明3校による東日本大震災チャリティーマッチが開催され、例年通り現役選手とトップリーグなどで活躍するOBの混合チームで行われた。全早稲田では惜しくも同点に終わったが、全慶応戦では春の練習の成果をいかんなく発揮し僅差で勝利を収めた。

<対全早稲田戦>
 公式戦さながらのし烈なシーソーゲームが展開された。開始5分で先制トライを許した明治だったが11分、自陣から右フランカー山本紘史(平20政経卒・現東芝ブレイブルーパス)がディフェンス3人を抜き、一気に敵陣へゲイン。フォローに入った左ロック土井暉仁(政経3=常翔学園)がノーホイッスルトライを決める。そして逆転を許したあとの31分、自陣でのマイボールスクラムからBK陣がボールを順目に展開していく。最後は右ウイングウィリアムズ海(文1=北条)がトライを奪取し、19―14と再び追い越した。自陣でのプレーが長く続いたが「ずっと走り勝っているなという自信があった」(左ウイング山崎洋之・法2=筑紫)。しかし残り4分には明治のペナルティーによって自陣深くに攻め込まれてモールトライを献上。19―19とタイスコアに終わった。

<対全慶応戦>
 FWが明治の底力を見せつけた。開始2分、自陣ゴール前でマイボールラインアウトのキャッチミスから先制トライを許す。反撃したい明治は12分、敵陣でBK陣が素早いパス回しでアタックする。最後は敵陣22メートルラインでパスを受けた右ウイング紀伊皓太(平27文卒・現中部電力)が軽快なステップでディフェンス3人を交わしそのままグラウンディング。ペースをつかみたい明治だったが、15分には自陣でオフロードパスをつながれ簡単に得点を許してしまう。それでも「FWが体を張って前へ出てくれた」(スタンドオフ堀米航平・商4=流経大柏)。7―10で迎えた26分、敵陣ゴール前で慶応がペナルティーを犯し明治はすかさずスクラムを選択。明治らしくFWでスクラムトライを勝ち取った。最後は終了10分前の猛攻をしのぎ切り14−10でノーサイドとなった。

 「新生・明治」の幕開けだ。昨年の悔しさを教訓とし、今まで以上に春から基礎である走り込みや体力づくりなどを特化して練習してきたチーム。そのため「きつい場面でも足を止めずにしっかりみんな走って、いい場面で阻止できた部分もあった」(堀米)と、実際プレーする中で選手たちも自身の変化を実感していた。2週間後に迫った春季リーグ戦。覇権奪回へ向け、古川組の新たなシーズンが始まる。

[木村優美]

試合後のコメント
左ロック土井暉仁(政経3=常翔学園)

「1日前にOBの方々と合わせるのでコミュニケーションが難しくて、いつもと違う雰囲気、プレーになってしまうけどディフェンスもアタックもコミュニケーションができていました。緊張はするがよい結果になりました。相手チームも仲間も有名なトップリーガーが出ていてついていくのが精一杯でした。いろんな技術を教えてもらうよい機会でもあります。自分のトライはみんながつないでくれて、最後もらってトライできました。自分もサポートプレーを出していきたいと思っているので自分の理想とする形でトライができました。明治のファンは年配の方から若い人が幅広くいて人数も多いです。そういったファンの方々とのつながりも大切なのでこれからも大事にしていきたいです。春の大会はこのままどんどん調子を上げていって出場できるよう頑張りたいです」

左ウイング山崎洋之(法2=筑紫)
「今日は今シーズン入って初めての15人制だったので、自分のできることを精一杯やろうと思って臨みました。今はずっと走り込んでいるし体づくりを主にやってきたので、走り勝つことと相手に体で圧倒することを試合で出していこうと思っていました。(東日本)セブンズのときからずっと走り勝っているなと思っていました。今日15人制でやってみてまだまだなところはありますが、今やっていることは間違いじゃないと実感しました。今年は昨年よりも特化して練習しています。走る日だけの日とかあったりして、練習が明確というか自分たちの目指すところがわかっているのでそこが昨年とは違うかなと思います。(トライに繋がるプレーは)それまでFWが体を張っていてくれていたので、あそこで抜けられたことはよかったと思います。ただ、まだミスとか自分のコネクションのところでコミュニケーションがまだなっていないところがあったので、そこを次に生かしていきたいです。昨シーズンもよかったですが、今シーズンはみんなメリハリがあって練習もいいパフォーマンスでできています。昨年は自分のプレーに軽いところがあったので、今年はしっかり取るところは取り切ってできることをきちんとやろうと意識して今はやっています。昨シーズンケガして秋シーズン試合に出られなかったので、今年は秋シーズンに全ての目標を置いて頑張っていきたいです」

右ウイングウィリアムズ海(文1=北条)
「大学ラグビーはコンタクトのレベルとかバックスラインの広さとか高校とはレベルが全然違うなと感じました。身体の大きさやパスの早さもレベルが違う。僕自身高校ではレベルの高い試合は経験したことなくて、最初は不安でした。それでも慣れてくると良いプレーができました。トライは11番の山崎(洋之)さんがあそこまで運んでくれたから取れました。僕としてはサポートにつけたことがよかったです。相手が因縁の早稲田大学というのもあって緊張で夜もあんまり眠れなかったが、実際にやってみて練習でやったことを出せば僕でも通用すると思いました。僕はフィットネスとディフェンスのしつこさ、タックルの芯を外すことが強みです。早くAチームに定着して日本一に貢献できるようになりたいです」

森勇登(政経1=東福岡)
「短い出場だったけど、紫紺着るまでは緊張していました。紫紺を着たらやってやろうという気持ちになりました。先輩が指示してくれてとてもプレーしやすかったです。ディフェンスもチームでやれました。自分の持ち味は判断力です。パスか自分で仕掛けるか。今日は外が空いていたのでパスを回していきました。体がまだまだ小さいので、筋トレしてもっとご飯食べてまず体を作って試合に出られるように頑張ります」

左ロック箸本龍雅(商1=東福岡)
「昨日から緊張が止まらなかったです。試合中は先輩がアドバイスをくれたので落ち着いてプレーができました。OB先輩からはスクラムの押し方、ラインアウトのジャンプの仕方などこれから自分のステップアップにつながる良いアドバイスをいただきました。スクラムトライは高校時代にはなかったので新鮮な感覚でした。大学ラグビーと高校ラグビーはレベルが全然違いました。メンバーに絡めるように努力続けて先輩に追いつきたいです。春からAチームで出られるように頑張ります」

スタンドオフ堀米航平(商4=流経大柏)
「今日はチャリティーマッチということでしたが、久しぶりの試合だったので自分としてはしっかりと気持ちを持って挑もうと思っていました。向こうの12番の人とかトップリーガーで有名な人がたくさんいて最初勢いがあってさすがだなという印象があったんですけど、明治もそこで足を止めずにしっかりみんな走っていい場面で阻止できた部分もあったので慶応のアタックはそんなに脅威じゃなかったかなと思います。明治のアタックは基本の部分しかやっていないのでそこのみで今日アタックに挑んだが、シェイプや形がまだできていなかったんですけど、ここからだなという感じです。ディフェンスは前に出るという意識があったので、しっかり前に出られていたかなと思います。もう少しコミュニケーションを取って横との連携があったらなお良かったかなと思います。FWが前に出てくれたから、BKも空いているところにボールを運べました。最初の15分くらいは立ち位置やディフェンスも感覚をつかむのに時間がかかりましたが、だんだん慣れたと思います。今年は4年生はじめ全員がマインドチェンジして本気で優勝を狙いに行くためのことを今しているので、昨年が悪かったということではないんですけど、今年は今までの明治の感じとは違うなと思います。食事とか体重もフィットネスもみんなしっかりと意識が高くなっていています。昨年がああいう結果だったからそこの悔しさが一番だし、スタッフさんも何人か入れ替わってWNEW MEIJIWというスローガンも掲げている中で、全員がスローガンに向かって新しい明治を作るための気持ちをしっかりと作れていると思います。春シーズンはまず体づくりとか走り込みとか土台、基礎的な部分をしっかりしていかないと夏秋に成果が出ないと思うので、今は土台となる部分をしっかりと強化しながらやっています。昨春は結構負けたりしていたがそうではなくて、春からしっかりと勝って勝ちにこだわって勝ち癖をつけて、春からどの試合でも負けないようにしていきたいです」

対オール早稲田戦の先発メンバー&リザーブ◆
1.PR勝木 来幸(平27営卒・現神戸製鋼コベルコスティーラーズ)→17.久原(22分)
9.SH加納 遼大(平27文卒・現明治安田生命ホーリーズ)→21.安部(22分)
16名嘉 翔伍(平23政経卒・現ヤマハ発動機ジュビロ)←2.牛原(22分)
2.HO牛原 寛章(平27政経卒・現NTTドコモレッドハリケーンズ)→16.名嘉(22分)
10.SO茂木 大輔(平20営卒・現日野自動車レッドドルフィンズ)
17久原 綾眞(政経4=佐賀工)←1.勝木(22分)
3.PR吉岡 大貴(農4=日向)→18.祝原(22分)
11.WTB山崎 洋之(法2=筑紫)
18祝原 涼介(情コミ3=桐蔭学園)←3.吉岡(22分)
4.LO土井 暉仁(政経3=常翔学園)
12.CT B鶴田 馨(営4=筑紫)
19小宮 カズミ(文3=目黒学院) ←6.吉住(26分)
5.LO舟橋 諒将(文3=札幌山の手)
13.CTB河野 晴吾(平16政経卒・現中部電力)→22.森(26分)
20井上 遼(政経3=報徳学園)←7.山本紘(22分)
6.FL吉住 仁志(平21法卒・現横河武蔵野アトラスターズ)→19.吉住(26分)
14.WTBウィリアムズ海(文1=北条)21安部 耕平(法2=大分舞鶴)←9.加納(29分)
7.FL山本 紘史(平21政経卒・現東芝ブレイブルーパス) →20。井上(分)
15.FB高橋 汰地(政経3=常翔学園)→23.澤田(22分)
22森 勇登(政経1=東福岡)←13.河野(26分)
8.No.8朝長 駿(農3=長崎北陽台
23澤田 陵(文4=明和県央)←15.高橋汰(22分)


◆対オール慶応戦の先発メンバー&リザーブ◆
1.PR田中 健太(平28営卒・現近鉄ライナーズ) →17.齊藤剣(22分)
9.SH三股 久典(政経4=佐賀工)→21.梅川(29分)
16古田 雄也(商4=国学院久我山)←2.朴(22分)
2.HO朴 成浩(政経4=大阪朝鮮)→16.古田雄(22分)
10.SO堀米 航平(商4=流経大柏)→22.射場(29分)
17齊藤 剣(政経3=能代工)←1.田中(22分)
3.PR塚原 巧巳(平29政経卒・現神戸製鋼コベルコスティーラーズ)→18.船木(22分)
11.WTB齊藤 剛希(平28商卒・現九州電力キューデンヴォルテクス)
18船木 頌介(政経3=秋田工)←3.塚原(22分)
4.LO箸本 龍雅(商1=東福岡)
12.CT B川田 修司(平28情コミ卒・現セコムラガッツ)
19坂本 龍哉(商2=国学院久我山) ←5.外岡(29分)
5.LO外岡 悠太郎(商3=国学院久我山)→19.坂本(29分)
13.CTB松浦 康一(平28政経卒・現NECグリーンロケッツ)←23.渡邉弐(29分)
20中辻 厳毅(商1=京都成章)←8.前田(29分)
6.FL高橋 広大(情コミ1=桐蔭学園)
14.WTB紀伊 皓太(平28文卒・現中部電力)
21梅川 太我(営1=石見智翠館)←9.三股(29分)
7.FL安永 賢人(平28営卒・現清水建設ブルーシャークス)
15.FB石井 雄大(政経3=国学院栃木)
22射場 大輔(政経2=常翔学園)←10.堀米(29分)
8.No.8前田 剛(営4=報徳学園)→20.中辻(29分)

23渡邉 弐貴(営3=国学院栃木)←13.松浦(22分)





ニュース
 
 この記事へのご意見はこちらからお寄せください。
 今後の明大スポーツ運営への参考にさせていただくほか、ご意見としてご紹介させていただく場合もございます。
 ※必ずEmailアドレスをご入力ください。
 ※htmlタグなど、一部本文中にご利用できない記号がございます。
Email: