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これからの飛躍を誓う市岡


東京六大学野球 2017〜春〜  (6)開幕前インタビュー 市岡奏馬、入江大生  

 「新生明治」で戦後初のリーグ3連覇だ! 昨年は3年ぶりのリーグ戦春秋連覇を達成し、明治神宮大会で5年ぶりの日本一を飾った。今季は戦後初、1938年以来となるリーグ戦3連覇に挑む。柳裕也選手(平29政経卒・現中日ドラゴンズ)ら主力選手が抜け、顔ぶれが一新したチーム。熾烈(しれつ)なレギュラー争いが展開されているが、投打ともに選手層の厚さは六大学随一。悲願の瞬間へ向け、準備は万全だ。
 選抜4強エースが六大学の世界に足を踏み入れた。市岡奏馬(情コミ1=龍谷大平安)はキレの良い直球と多彩な球種が魅力な本格派左腕。高校3年次の選抜では出場した全4試合で先発登板を果たし、3試合で完投勝利。大会を通じた防御率は0.94と抜群の安定感を誇った。既に春季オープン戦でも経験を積み、大学野球への適応力を見せている。 層の厚い明大投手陣内の競争を勝ち抜き、憧れの神宮デビューを飾る日は近い。(この取材は3月19日に行われたものです)。

――オープン戦で3戦投げられていますが、調子はいかがでしょうか
どれも良い内容とは言えません。結果が出ているわけではないので、とにかく自分のフォームをもう一度作って、進化した状態でもう一度投げたいです。

――修正しているフォームというのは
テイクバックの手の使い方とかですね。全体的に力みがあるので、それを少しだけ抜けるように意識してやっています。

――高校時代との違いを感じるところはどのようなところですか
一番最初に思ったのは体格差です。筋肉量も違いますし、全体的にがっしりしています。球が弱いと力で弾き返されてしまうので、そこが高校と大学との差だと思います。

――変化球でも直球でも、カウントや三振が取れることがご自身の強みだとおっしゃっていました
変化球は問題ないんですけど、今は真っすぐがあまり良くなくて。やっぱり、自分の持ち味が生かせていないので、真っすぐに磨きをかけて自分の持ち味をまたマウンドで出していきたいです。

――「大学でも自分の投球が通用するな」と感じることはありますか
あんまり連打を食らっているわけではありませんし、真っすぐも全く通用しないというわけではないので、ものすごく不安視しているわけではないです。ただ、今のままでは戦っていけないので、もっと空振りがとれるように精度を上げていきたいです。

――沼津キャンプでお話を伺った際に「まずは同じくスポーツ推薦で入ってきた投手との争いに勝たなくてはいけない」とおっしゃっていましたが、他の選手の印象はいかがでしょうか
やっぱりみんな良いピッチャーです。今はどんどん付属の人たちや指定校の人たちも入ってきているので、みんなで切磋琢磨(せっさたくま)して頑張っていきたいです。同じポジションを争うライバルではありますけど、最終的にはチームなのでお互いが良い結果になったらいいなと思いますし、良い投球をしていたら「ナイスピッチング」って声を掛けるようにしています。他の人のことを必要以上に意識しすぎず、しっかり自分を持つようにしています。

――沼津キャンプから1カ月半、チームの雰囲気には慣れてきましたか
寮生活やグラウンドの雰囲気、先輩たちと話すのも慣れたかなと思います。寮にもだいぶ居やすくなりました。落ち着いて過ごせているかなと思います。(同部屋は)中山(晶量投手・営1=鳴門)っていう同じスポーツ推薦のピッチャーなんですけど。ずっと話しているってわけではないですけど、野球以外のプライベートの話とかもします。(よく話をする先輩は)どの先輩も寮でも練習でも声を掛けてくださいます。上下関係が緩いわけではないですけど、がっちりした決まりはないので。この先輩とよく話すっていうのはまだないですけど、どの先輩も話してくださるので、自分としてもうれしいですし助かっています。

――プロアマ問わず、目標にしている投手は
あんまりいないですね。誰ですかね……(笑)。(フォームを参考にしている投手などは)真似はあんまりしないですけど、大谷選手(日本ハムファイターズ)が好きで。あれだけのスピードの球を投げられていますし、フォームも理にかなっていると思うので、伸び悩んでいる時にフォームを見たりはします。大谷選手だけではないですけど、いいピッチャーのフォームを見て自分のフォームと見比べたりはします。

――「明治のユニホームに早く袖を通したい」とおっしゃっていましたが、オープン戦で着てみていかがでしたか
まだユニホームに「着られている感」がありますね(笑)。もうちょっとかっこよく着たいなと思ってますけど、まだまだですね。着こなせるように頑張ります(笑)。

――今年から新人戦がフレッシュリーグと名前を改めて、リーグ戦期間中に行われます
欲を言えば、やっぱり新人戦よりも普通のリーグ戦で投げたいです。でも、自分はまだ神宮のマウンドで投げたことがないので、早く神宮で投げたいっていうのもあります。初めてなことには変わりがないので、リーグ戦でも新人戦でも違いはないですけど、相手も当然リーグ戦の方が強いと思うので、早く使ってもらえるピッチャーになりたいです。

――先輩や同期など、他の投手陣とのポジション争いはいかがでしょうか
生意気言える立場ではないですし、勝っているとも思っていませんけど、任された試合でしっかり結果を残して、アピールはしていきたいです。自分のやるべきことをやって、その上で監督に認めて頂いたり、評価して頂ければうれしいです。

――明大と龍谷大平安、チームとしての共通点はありますか
目標や意識の高さですかね。日本一を経験している大学なので、目指すのは日本一しかないっていう話を聞いて、平安でも日本一っていう明確な目標を持ってやってきたので。ただ漠然とした目標を掲げるんじゃなくて、そこに向かって意志の統一であったり話し合いをできているというところは共通点だと思います。やっぱり、二校とも名門なので似たような雰囲気を感じています。

――1年生内の雰囲気はどうでしょうか
自由な時間はあるので、みんなで集まって話したりだとか。野球の話以外でもわいわい話したりします。最近はスポーツ推薦ではない人も入ってきて、新しい仲間ができたり。1年生なのでやることも多いですけど、寮生活は楽しいです。

――1年生の間に掲げている具体的な目標はありますか
リーグ戦で勝てるピッチャーになりたいです。先発を任されたいとかじゃなくて、しっかりとゲームを作れるというか。信頼をおいてもらえるピッチャーになりたいと思っています。

――これからに向けての意気込みをお願いします
昨年成し遂げた「3連覇」っていうのをずっと中野さんがおっしゃっていて、1年生にもそう声掛けしてくださっています。チームなので1年生も同じ目標に向かってやっていかないといけないと思っているので、チームの勝利のために自分は何をできるのかってことを意識してやっていきたいです。しっかりと春、秋と優勝して、日本一になれるように。そのための練習と日頃の生活を、一年中気を抜かずにやっていきたいです。

――最後に、高校時代から応援してくださっているファンや明大ファンの方々に向けてのメッセージをお願いします。
高校時代の甲子園での活躍も大学に来たら関係ないと思っています。誰もが納得するような、ファンの方全員に認めてもらえるような、そういうピッチャーになりたいです。大学4年間を通じて成長した姿をお見せしたいと思います。

――ありがとうございました

◆市岡奏馬 いちおかそうま 情コミ1 龍谷大平安高出 180cm・74kg 投手 左投左打

投手で大学日本一に貢献する
投手で大学日本一に貢献する



 大学でも頂点を目指す。昨夏の甲子園優勝校で4番を務めた入江大生投手(政経1=作新学院)が明大の門をたたいた。史上7人目となる3試合連続弾を放ち、U−18(18歳以下)でも本塁打を放つなど長距離打者として名をはせた逸材。だが大学では高3春まで務めていた投手で勝負することを決意した。オープン戦でも登板し、投手として練習を重ねている入江にお話を伺った。(この取材は3月18日に行われたものです)

――大学に入られていかがですか
いい意味で慣れてきたといいますか、明治大学のカラーに染まってきたなと思います。(明治のカラーは)いい雰囲気で、グラウンドに出たら先輩、後輩関係なく切磋琢磨できる環境だと思います。

――明治を志望された理由は
自分が高校3年生の時に春のリーグ優勝して秋のリーグも優勝して、圧倒的に強くて。その強さを学びたいと思ったからです。(プロは)自分の実力じゃまだ全然程遠いです。大学入ってしっかりと実力つけて、チャンスがあったらプロに行きたいです。

――大学野球では投手で勝負する
好きなのはバッティングなんですけど、もともと自分は投手なので、ずっとやってきた投手で勝負したいなという自分の気持ちがあったので投手にしました。野手はどっちかというと急造で。新しく自分の中でチャレンジした部分もあって、今井(達也選手・埼玉西武ライオンズ)が出てきたというのもあって、ピッチャーで試合に出るところがなくて野手をやっていたので。ピッチャーは野球を始めた小学校の頃からやっていたので、こだわりというか、このポジションに対して思い入れがあるからですね。(自信のある球)今のところはこれっていう球がないので、今からしっかり練習して自分の中で見つけていければなと思います。

――自分自身の持ち味は何でしょうか
自分は体が柔らかいので、その体の柔らかさが出るボールが自分の持ち味だと思います。

――今、見えている課題はありますか
入ってきて大学のスピードだったり、パワーだったり、まだまだついてきてないので、自分の中でイメージトレーニングだったり、ダッシュだったり大学のスピードについていける体づくりをしようと思っています。

――実際練習に入られていかがですか
(沼津キャンプでは)これが大学生かって感じでした(笑)。(オープンでは)しばらく実戦から離れていた中で、少し制球に苦しんだんですけど、自分の中では初めてなんでこのくらいかなっていうのはあります。

――同じ甲子園で活躍した選手もチームメイトとなります
4年間切磋琢磨できるライバルがいて、自分を成長させてくれる存在だと思いますし。そいつらの背中を見るではないですけど、追い付け追い越せでやっていきたいです。(同期とは)1カ月も経つと慣れてきて、仲が良いって感じですね。(同部屋は)公家(響内野手・政経1=横浜)です。仲は良いです。中学校の頃に少し顔を合わせる機会があったくらいで、ちょっと知ってはいたんですけど。部屋が同じになって顔見知りから友達になったみたいな(笑)。(公家は)野球に対する姿勢とか、気持ちは熱いですし。グラウンドに出ると変わるというか。オンオフの切り替えが早いですね。

――これから大学での4年間が始まります
自分は先輩の背中を見て、チームの勢いをしっかり確認して自分の中で学年が上がるにつれて自分が引っ張っていけるチームになれたらいいなと思います。(個人としては)とりあえず負けない投手になりたいです。

――最後に意気込みをお願いします
春秋とまたリーグ優勝して、個人での目標はベンチに入って一生懸命やれればいいかなと思います

――ありがとうございました

◆入江大生 いりえたいせい 政経1 作新学院高出 187cm・80kg 投手 右投右打

[谷山美海・浜崎結衣]



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