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2試合連続ゴールでチームの勝利を導いた佐藤亮

サッカー部  慶大に2−0で完封勝利 次戦、社会人代表・東京23FCに挑む/東京都トーナメント

◆3・22〜4・8 第22回東京都トーナメント(味の素フィールド西が丘他)
▼3・26 対慶大戦(国士大グラウンド)
 ○明大2−0慶大
[得点者] 
前半37分 佐藤亮
後半45+1分 土居
≪出場メンバー≫
GK 後藤
DF 岩武、鳥海、袴田、森下(→橋岡=後半36分)
MF 金原(→中川=後半26分)、中村健、安部、櫻井(→柴戸=後半34分)
FW 佐藤亮、土居
 苦しい試合を勝ち切った。東京都トーナメント学生系の部決勝・慶大との一戦は、試合開始から自陣内に押し込まれる展開が続いた。しかし、システム変更で試合を安定させると、前半37分に佐藤亮(商1=FC東京U―18)が自身で獲得したPKを決めてリード。1−0で迎えた後半は、33分と36分に相手から退場者が2名も出たことで、圧倒的優位に試合を展開。アディショナルタイムに土居柊太(政経3=浜松開誠館)が得点し、2−0で完封勝利した。次戦は4月2日に社会人代表・東京23FCと対戦する。

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鋭いオーバーラップでサイド攻撃を牽引した岩武
 2度の修正が機能した。準決勝と同じフォーメーションである4−3−3で臨んだ今試合。しかし、アンカー・安部柊斗(政経1=FC東京U−18)の両サイドを効果的に使われ、「自分たちの守備がつくれなかった」(金原唯斗・農3=ジュビロ磐田U−18)と序盤は押し込まれる時間が多かった。そこで、4−2−3―1にシステムチェンジ。「落ち着かせられるように配置を変えた」(池上礼一コーチ)と、中村健人(政経1=東福岡)を安部と同じラインに下げ、守備陣形の安定を図った。これにより、中盤での支配率が相手を上回るようになった。さらに、1−0で迎えた後半は、慶大にロングキックを前線にボールを放り込まれる展開に。そのため「ボールの出どころを抑えた」(池上コーチ)とフォーメーションを4−4−2に変更。FWを2枚に増やし、前線からのハイプレスで相手DFやGKにフリーでロングキックを蹴らせなかった。相手の戦術に合わせた柔軟性が勝利を呼び込んだ。
 
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10番を背負い決勝点を決めた土居
 十八番のドリブルでゴールまでの道を開いた。後半37分、佐藤は相手陣内中央でボールを奪うと敵に仕掛けながらも、奪われない巧みなボールタッチを披露。「ゴールまではいけるという自信はあった」。自身も「得意」と称するドリブルでゴールまで迫るとペナルティーエリア内で倒され、PKを獲得。そのままキッカーを務め、2試合連続ゴールを決めた。昨年はルーキーながらリーグ開幕戦で初出場を果たすと、第7節専大戦では初ゴールをマークした佐藤。しかし、総理大臣杯、後期リーグ戦、インカレでの出場時間はゼロ。後半戦での出場機会はなかった。「その時期の悔しさが生きた」(佐藤)と前試合では、昨年の関東大学トーナメント国士大戦以来、約7カ月ぶりの出場と得点をマーク。今試合でも劣勢の中で得点を挙げ、目標である「チームを勝利に導くこと」に確実に貢献した。早熟ストライカーの飛躍に期待がかかる。
 
 目標はここではない。「学生系でトップを取ったという認識はなくて、ここは通過点」(金原)。見据えるは天皇杯出場。そして、「J」を倒すことだ。次戦は社会人代表チームである地域リーグ所属の東京23FCとの対戦になる。「学生系で勝たせてもらった相手のこともあるので、それに恥じないように代表としてしっかり戦っていければ」(池上コーチ)。負けていった学生の思いを背負って、社会人に挑んでいく。

[古賀章太郎]

試合後のコメント
池上コーチ

「勝てたのは良かったと思ってます。でも、結構前半立ち上がりから慶応ペースで進んでいるなというのは感じていたので、その中で一点獲れたっていうのは結構ラッキーなところがあるんですけど、もうちょっと主導権握ってサッカーできたら良かったなというところと逆に主導権を握れていなかったので、もう少し練習していかないといけないなというのは感じました。(慶大のペースになってしまったのは)立ち上がりの試合の入り方です。慶応さんの方が雨のコンディションやトーナメント戦の立ち上がりというところを考え、クリアするところだったらはっきりクリアするとか、明治の背後に落とすボールならはっきりと背後に落としていました。逆にうちは縦のボールに対して、CBが強くいけなかったり、足元でつなぐ時にもミスが多かったので、そういった違いは試合の序盤からしっかり感じてました。そういった意味で慶応のペースだったなと思います。もう少し意思統一をして試合に臨めば良かったなと思います。やっぱり立ち上がりなので前に行くとか、相手の縦パスがあれば強く行くとかです。そういった基本的な部分のところです。(雨のコンディション)ピッチコンディションが良く分からなかったんですけど、人工芝で全然悪くないですし、水も溜まってないですし、ボールもどんどん走らせた方がいいなという風には感じていたんですけど、動かす段階で中盤のゾーンでうちのミスとかが起きていたのが選手たちはストレスに感じていたのかなと思います。(フォーメーション)4ー3ー3から4ー2ー3ー1にして、その後4ー4ー2にしました。最初、4ー3ー3で主導権を握りたかったんですけど、慶応の方が主導権握っていたので、安部の両脇を使われていたこともあって、枚数かけて2枚にして、試合を落ち着かせて、立ち位置というかみんなの頭の中を少し揃えるっていうことで4ー2ー3ー1に変えましたね。それで前の枚数を減らしたんで、後半は相手が負けているということもあって、ロングボールを入れてきたので、ボールの出どころを抑えるということで、4ー4ー2にしました。攻撃で主導権握れなかったので、守備で主導権じゃないですけど、落ち着かせられるように人の配置を変えたというのが一個ベンチワークとしてありますね。でも、その変更にも選手がしっかり対応してくれたのは、こちらとしてはいい材料でした。(佐藤が2試合連続得点)去年そういう経験がある中で、今年のスタートから結果をよく残してくれるんであれば、明治にとっても良いことなので、もっと続けてくれればと思います。あと、途中から出た中川とかもすごく良くなってきているので、そういう意味で監督も使っているし、得点こそなかったですが、それに値するくらいすごく良い活躍をしてくれているので、そういった意味ではチーム内の競争もより出てくればなと思います。(次の試合へ)意気込みは次の選手の方が入ってると思うので、明治の今年のサッカーを追求していくことと相手に対する準備を一週間でやっていければいいかなと思います。やっぱり学生系で勝たせてもらった相手のこともあるので、それに恥じないように代表としてしっかり戦っていければと思います」

金原
「一回戦と同じように勝ちから逆算して、勝つことが大前提であったので、勝ちきれたことはチームとしてはよかったのかなと思います。4−3−3で、アンカーの両脇をつかれるシーンが立ち上がり多くて、自分たちの守備が作れないというところで、だったら4−2−3−1、ボランチを2枚にして、自分が1.5列目という形の方が、自分たちの守備の陣形も整いますし、はめやすいのかなというのがあって、そこから4−4−2になった感じですかね。木戸がいなくて、柴戸もコンディション不足といいますかケガの影響でいなかったというところで、自分が引っ張るしかないというのがすごくあって。プレーで引っ張るというか、声だったりチームの雰囲気を気にして、ポジティブな声を90分間出せたらなという思いで試合に臨みました。そもそも僕たちは天皇杯に出場してJのチームと戦うというのを最大の目標というのでやってて、学生系でトップを取ったという認識というのはなくて、通過点ですね。次に当たるのはおそらく東京23だと思うんですけど、そういったところをみて今一戦一戦を戦っているというところなんで、あまり学生系で1位になったという実感はなくて、次社会人とやるにあたって、今日出た課題をもっと突き詰めていかないと、よりレベルが上がった相手に対して戦えないと思うんで。今日は課題が多く見えた試合でした。やるべきことはまだまだあるかなと思います。自分たちのサッカーというのは前からの守備で、プレッシャーかけて、ボールを奪ったら自分たちのアイデアなどでゴールに迫っていくというのなんですけど、まだまだファーストアプローチいけてないシーンがありますし、攻撃の部分でも、今日はスリッピーだったんですけど、なかなか積極的に個人個人がボールに関わるというのが少なくて、どちらかというと受け身で。あと基礎のところやイージーなミスが多かったのでそういったところを詰めていかないと、レベルが上がった相手に対してゴールを奪えないのかなと感じました。今日出た課題を、一週間、時間があるので頑張っていきます」

袴田
「前半結構押し込まれるシーンあったんですけどそこで焦れずに、自分たちのやるべきサッカーをもう一回やろうとなって、また明治らしさがでて今日の勝利につながったと思います。自分の武器というのは身長高いんでヘディングの強さっていうのと、左利きなんで左足から攻撃のリズムを作るというところです。今のところ2試合出れてるんですけどスタメンには定着できていないんで、公式戦で結果を出し続けることで信頼っていうのも生まれてくると思うんで、0失点にこだわって、これからもやっていけるよう練習からも自分が引っ張っていくという気持ちでやっていきます。前回は緊張があって、それを言い訳にしてはいけないんですけど、イージーミスとか相手にやられてしまう場面があって、今日はまず集中して絶対に背後取られないとか、簡単にシュート打たせないとか自分で追求していこうと練習から意識していました。無失点にこだわって、DFである以上自分がチームの勝利に貢献できるようやっていきたいと思います。(ポジションは)1年の時までは左サイドバック、2年生くらいになってからそれからずっとセンターバックやっています」

佐藤
「天候も悪い中で、相手も強いし難しい試合になることはわかっていたんですけど、すごい個人としても硬かったし、でもやっぱりその中で自分の特徴生かしてドリブルで相手のペナルティーエリアの中入って、ファールもらえて、自分でPK決めれたというのは今後にもつながると思います。やっぱりもっともっと内容にこだわっていかないと、レベルが上がってプロと当たった時に通用していかないと思うので、毎試合そうですけど、結果を出すのは当たり前で、内容にこだわってやっていければいいかなと思います。毎試合毎試合課題というのは出るものなので、この一週間課題に向き合って厳しくやっていこうと思います。自分がFWやってて、背負って受けたりとか、裏に抜け出してボールを受けたりとかっていう動きがまだまだ足りないので、やっぱり味方とコミュニケーション取りながらやっていかないと。ボールを自分で奪った所から、ドリブル開始した所からゴールまではいけるなという自信はあったので、自分で仕掛けていくうちに、相手の状態だったり体の向きだったりというのを考えながら、ボールの置く位置を考えていました。あそこでファールをもらえたのは大きかったですけど、もっと上を目指すならファールを受けないで自分でゴールまでいければ理想的でした。ドリブルは自分の得意なプレーなのでそこはもっともっと伸ばしていきたいです。自分は体が大きい選手ではないので、どうしても自分より大きい選手に潰されてしまうことがあって、そういうところをもっともっとフィジカル面鍛えていかないといけないと思います。筋トレとか、体幹トレーニングは取り入れています。自分より強い選手はたくさんいるので、少しずつ少しずつ大きくなって強くなっていきたいです。2年生がスタメンで4人出ましたけど、日々一緒に寮の仕事をしていて本当に仲間なので、これからもっともっと出てくると嬉しいし、刺激になるので、同期とはこれからも切磋琢磨してやっていきたいです。ケガ人が多いですがそういう選手が復帰してきた時に自分のポジションを取られないように今日みたいに結果を出し続けたいです。日々自分との戦いなので、自分との戦いにしっかり勝っていけばポジションもしっかりつかめていけると思うので、もっともっと頑張っていきたいです。今回の学生系はスタートラインではないと思うので、これからの社会人の2試合を絶対に突破しないとプロとはできないので、まずは自分がしっかり結果でチームに貢献して、これからの2試合を絶対に勝って、Jリーグのチームにも勝っていきたいです」

森下龍矢(文1=ジュビロ磐田U−18)
「(初スタメン)明治のために戦うというところを意識して入りたいと思ってて、やっぱり岸本英陣君の代わりに入るじゃないですけど、そういった立場でどれだけ自分を試せるか、どれだけ自分がトップチームの一員として、自分を出せるかというところを特に意識して出しました。監督もコーチも期待してくれていたと思うんですけど、自分の中で自分の上には英陣君がいてと考えてて、その人を抜かない限りは明治でスタメンはないし、プロにも行けないしという風に考えているので、まずは英陣君が持っているもので、自分には持ってないものを埋めていくことだったり、逆に英陣君が持っていないもので自分が持ってるものを伸ばしていくことだったり、そういうことを公式戦で成長できたらいいなということを考えながら、試合に臨んでました。今日は最後足をつってしまって、交代になってしまいました。去年、立てた目標が一年生でトップチームの公式戦出て、フル出場して、勝利に貢献するという目標を立てて、去年1年間で達成できなかったので、今回こういう風にスタメンに出させてもらって、フル出場して、このチームを勝たせたいと思ってプレーしたので、勝利できたのはよかっです。でも、フル出場できなかったのが自分の中ですごい悔しい思いがあって、だからこそ次の試合でも出たいっていう気持ちがあって、モチベーションで練習して行けば、絶対自分の目標は達成できるなと改めて思いました。(次の試合への意気込み)次出るか出ないか全くわからないですけど、やっぱ日々の練習が鏡映しになって自分のところに返ってくると思うので、来週の試合というよりかはまずは明日の練習とか明日のケア、明後日の練習と近いところから目を向けてやっていきたいと思います」

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