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スケート部(スピード部門)  個人種目で入賞者現れず 最終日に巻き返しを図る/日本学生氷上選手権

◆1・4〜9 第89回日本学生氷上選手権(苫小牧市ハイランドスポーツセンター)
▼男子500m(2本合計)
 9位渡邊――75秒16
 23位村山――80秒09
 24位上條――81秒18
▼男子1000m
 21位渡邊――1分17秒26
 22位久保――1分17秒65
 25位高村――1分18秒35
▼男子1500m
 19位高村――2分00秒60
 22位久保――2分00秒99
 30位上條――2分07秒84
▼男子5000m
 10位小林――7分16秒69
 11位今井――7分17秒58
   関口――失格
▼男子1万m
 10位小林――15分13秒53
 11位今井――15分13秒55
 14位関口――15分29秒67
 6日から開幕した日本学生氷上選手権スピードスケート部門。初日の500mで渡邊勇人主将(政経3=白樺学園)が9位に入り、ポイントを獲得。2、3日目では小林耕大(政経2=佐久長聖)をはじめとした長距離部門の選手らが15位以内の順位を取り、ポイントをさらに積み重ねた。しかし、個人種目すべてを終え、入賞者なしという厳しい状況。総合成績で上位に食い込むためにも、最終日での巻き返しに期待がかかる。

上位入賞を逃した久保
上位入賞を逃した久保

 上位陣に食い込む選手は現れなかった。エース久保廉(政経2=帯広三条)が、今大会はポイント圏内である15位以内にも入れないというまさかの結果。加えて、上位進出が見込まれていた長距離部門でも一桁順位を輩出することはできなかった。「実力では自分たちはもっと稼げたはず」と渡邊主将。チーム全体で、結果のついてこないレースが続き、個人種目は悔いの残る結果で幕を閉じた。

 エース復活とはならなかった。1000m、1500mに出場した久保廉は、昨年度同大会で1000m5位、1500m4位入賞を果たした実力者。今シーズンは、記録に伸び悩んでいるものの「スピード感が戻ってきている」(久保)と本人自身も復調の兆しを感じながら今大会に臨んだ。しかし、結果は惨敗。1000mでは、自己ベストの1分13秒台には遠く及ばない1分17秒65。1500mでは、自己ベストタイムから5秒以上遅い2分00秒99となった。今季は夏場のケガや、器具の故障により練習ができない時期があったことなど、練習不足感が否めない。そんな点も今大会での不調の一因となってしまった。試合後、久保は「自分のポイントが足りない分がそのまま今の明大のポイントランキングの順位に反映されていると思うので、そこはすごく責任を感じている」と悔しさをにじませた。

もう一伸びが出なかった今井
もう一伸びが出なかった今井

 もう一伸びが生まれなかった。長距離部門を引っ張る今井裕介(政経1=長野)は、5000mと1万mに出場。今シーズン、1万mでチームトップの14分20秒86をマークしているだけに、上位入賞に大きな期待がかかっていた。しかし結果は粘り切れず5000m、1万mともに11位。「タイムも順位ももう少し上に行けた」(今井)。ポイント獲得は果たしたものの、悔しさの残るレースとなった。

 最終日にすべてをぶつける。残るは、2000mリレーとチームパシュートレースの団体種目2つ。総合順位を上げるためにも、この2種目では絶対に負けられない。「みんなの気持ちは1つなので、協力して戦いたい」(高村憲孟・政経2=富士北稜)。チーム一丸となって最終日に挑む。

[藤田幸大]

試合後のコメント
渡邊主将

「200はよかった。レース展開を考えてやっていたが、200のスピードを生かせずに殺してしまったのでタイムは全然だった。展開はラスト1周で力を出して勝つと決めていたので、遅れなどは気にしていなかったが、予想以上にラップも出ず、足にもきていた。そこまで遅いのかという感じ。関口のこともあってかなり気合入っていた。関口もかなり落ち込んでいたのでその分も取ってあげたいと思っていたが、レース展開を気にしすぎたために力を出し切れなかったと思う。(1000mでまだポイントを取ったことないのは)悔しい。高2から結果が出て全国でも戦える自信はついた。大学では500mをやろうと思っていたから高校時代やっていた中距離の練習があまりできていないのが、スピードを維持できていない原因だと思う。2種目のポイントが7点しか取れなかったのはやはり悔しい。500mは特に入賞する気満々でいたし、実力的にも6位から8位の間は狙えると思っていたので入賞したかった。1000mも持ちタイムは15位圏内で前回の学生で自己ベストで上り調子だったので10位以内を狙っていたのでもう少し取りたかった。500mの9位だけじゃ最低限。リレーは一つでも上に行けるようにいきたい。与えられた滑る場所を全力で滑るだけであとは自分がチームを引っ張っていきたい」

小林
「11月中旬から今までずっと調子悪かったが、インカレという独特の雰囲気のおかげで何とかポイントを取れるくらいまで戻ったと思う。(5000mの)入りが自分の設定ラップよりも1秒くらい早かったが、自分の中でいけるところまで気にせず滑った。結局落ち幅が大きかったので最初は入りが早かったからどうにか10位に入れたのだと思う。(1万mは)入賞を狙っていたので10位は悔しい。入りは自分の考えていた設定ラップと同じくらいだが、レース中盤がだらしなくて37秒台に落ちるのが早すぎた。今日は34から35で回って37秒台を出さない設定ラップで14分50秒を目指していた。インカレは順位も関係があって同走に負けることは順位を一つ落とすことになるので負けることは視野に入れていなかった。だから先行されたときは気持ちの中で焦りもあった。でも足を動かそうと思っても動かせなかったので力が相手の方が上だった。もともと力が同じくらいだったので負けるような相手ではない。気持ちが弱かったということ。(長距離陣)相手にシーズンを通して調子いい悪いはある。みんなが個々でレベルを上げて調子も合わせられなければ点は取れたと思うが、入賞者が短中長全てにいなかったのでポイントを取れても入賞者を出さないと上にはいけない。パシュートは3人がゴールした時点のタイムなのでそこは3人で足を合わせるところは合わせる。3人で協力できるところは協力して上位を目指したい」

久保
「今日は入りのラップもトップに比べたら遅いし、ラップもキープしようと思ったけど、前半に思ったよりも体力を使ってしまって、後半に落ちてしまって、そこで落ちた差が順位の差になったレースだった。昨日は結構楽に入れてそのままキープできたけど、今日は意識してラップを出そうとして時間を使ってしまって、そこで体力を取られてしまった。(リンクのコンディションは)トップの方はリンクレコードとかも出ているので、悪くなかったと思う。結果は夏場の練習とか、普段の練習の姿勢がそのまま順位に表れてしまったのかなと思う。本来ならば自分が20ポイントぐらい稼いでいなければいけない立場だったが、0ポイントで終わってしまって、自分のポイントが足りない分がそのまま今の明大のポイントランキングの順位に反映されていると思うので、そこはすごく責任を感じている。(監督からは)夏場や普段の練習でどれだけ自分を追い込めてなかったかっていう点を指摘された。今日のレースに関しては、900mくらいまでは自分なりに落ち着いて、フォームも意識して滑れていたけど、そこから自分のタイムを見て、危ないなと思って、慌てだしたらどんどん崩れていってしまったので、そこは悪い点だった。(リレーの練習は)バトンの受け渡しの確認をした。(レースプランは)相手は山学大で、1走と2走は拮抗してるかちょっと勝ってくるぐらいだと思うので、アンカーの渡邊さんに大幅なリードで渡せるようにしたい。渡邊さんはただいいタイムを目指して走るだけでいいようにしたい。練習で、バトンの受け渡しも一発で決まって、一発で決まった中での問題点も練習終わった後で話し合えていた。丁寧にバトンを渡すようにしたい。絶対に山学大と信州大に勝たないとポイントは見えてこないので、そこを目標にしていきたい。それはチームの目標でもあるので、絶対に達成できるようにしたい」

高村
「結果的にはポイントが取れなかったので、すごい悔いは残りますし、辛いです。中距離では1ポイントも取れていないので、長距離に負担をかけてしまっていることが申し訳ないです。長距離の選手も、入賞者は出ていないですけどしっかりポイントを取っているので、総合的に見るとその点はまだ救われているなと思います。入賞者がいないことは、根本的な力がないので仕方がないことだと思います。(リレーに向けて)明日の同走は総合順位で近い山梨学大で、これに勝てば逆転のチャンスも全然あるので絶対に負けないようにしたいです。その後に行われるパシュートが気楽になるようなリレーをしたいです。みんなの気持ちは1つなので、協力して最終日を戦いたいです」

村山
「あまり良くなかった。リンクとの相性は悪くないと思っていて、昨日までのタイムはそこそこ良かったので本番もこれぐらいのコンディションでいくと思っていた。今大会はみんなタイムが良くない中ではあったが、自分もその中の1人になってしまった。2本目はみんなタイムを上げてきているにも関わらず、0.2秒しかタイムを縮めることができなかったのでリンクに対応した滑りができていなかった。北海道の外リンクで、さらに1月ということもあってかなりリンクが硬かったと思う。それでも、その硬さなりの滑りをしなくてはいけないが、その滑りはできなかった。(レースを振り返って)100mのタイムとしては2本とも自分のベストで滑れたのでその点は良かった。あとは、あまり進んではいなかったが、足も良く動かせたかなと思う。今までは1000mと1500mを主に滑ってきたが、今シーズンから本格的に500mも滑るようになってきていて、練習のパートナーである渡邊先輩からいろいろなことを教えてもらいながらやっていこうと思う。自分は、渡邊先輩より1つでも多くメニューをこなしたり、いろいろなことを意識して滑っていたら今大会の結果も変わっていたかもしれないので、来シーズンに向けて経験を積むイメージでやっていけたらと思います」

今井
「(5000mは)今まで負けたことのない選手や専門外の選手に負けてしまって、納得のいくレースではなかった。でも少しでもポイントがもらえたのでその点は良かったかなと。最初の入りとかは良かったが、残り5、6周のところでラップタイムを落としてしまったところが反省点。あまり外リンクは得意ではなくて、しっくりはきてなかったがやらないといけないなという気持ちだった。(今大会に向けて)最近までは足を作ることをメインにやってきて、会場に入ってきてからは調整をしていた。(1万mは)納得のいかないレースだった。タイムも順位ももう少し上にいけたと思う。(入賞者がいないことについて)また一からやり直して、強い1年生も入ってくるので頼ったりしながらみんなで実力をつけていけたらいい」

関口
「全然ダメだった。最初から最後まで全然しっくり来なかった。学生選手権の時とか、いつもは粘れてるけど、今回は全然ラップが落ちるのが止まらなかった。体力的には問題もなくて、昨日の失格から切り替えて臨めたけど、ダメだった。(ポイントを稼がないとという意識は)少しあった。でも2ポイントしか取れなかった。昨日失格した分が4ポイントだったので、その倍を意識していたがダメだった。(要因は)アップの仕方ですかね。監督にも言われたけど、アップの仕方がダメだったのかなって。いつも通りやったけど、屋外リンクだと環境が違うので、その場に合ったアップをしないといけない。いつも通りでも失敗する場合もある。(明日のパシュートでリベンジを)そうですね。明日こそは正真正銘の団体戦なんで。自分1人だけの力じゃないので、3人で力を合わせて頑張りたい。(レースプランは)自分がまず先頭に立って、その後1周交代で回していくっていう感じ。自分が先頭に立った時には、バタバタしない程度に、楽に、後ろが疲れないように、でもラップは速くいく。(目標は)今総合8位で、6位には上がりたいので、信州大と山学大に勝てるようにしたい。2レースともダメだったので、最後ぐらい活躍して終わりたい」

上條
「今日の500mのレースは正直納得いってないので、2日後の1500mに合わせて自分なりに調整したい。久しぶりの500mで、インカレまでの練習もほとんど1500mを中心にやってきたので、ダッシュが全然できなくて、加速が全然つかずに終わってしまった。(リンクのコンディションは)氷が結構硬かったので、力を伝えようとしてもはじかれるって感じだった。(1500mの練習は)実践練習をしてきた。毎日必ず1回は全力でやって、レースのような感覚で滑るようにしていた。(一緒に1500mに出場する先輩から何かアドバイスは)久保さんに、姿勢を低くとか、コーナーは左肩下げないようにとか、基本的なことを教えてもらった。(初めてのインカレは)高校のインターハイとは違う独特の雰囲気がある。学校でしっかりまとまってるという感じがした。(目標である部門3位に向けて)1ポイントでもできたらいいと思う。競技会では1500mを中心に滑ってきて、(調子は)今は普通だけど、少し前がいい状態だったので、それに戻せるように明日の公式練習でしっかり滑りたい。(目標タイムは)2分切れればいいと思う」実力では自分たちはもっと稼げたはず。勝負強さに欠けていた。みんな緊張やプレッシャーがあって、力んで自分の滑りができなかったと思う。長距離の1年生もこれまでの実力ならもっと上位だが、経験や1年目は緊張するので今回の経験と反省ができていれば来年以降もっと結果は出ると思う。入賞者0は予想していなかった。自分が初日に入賞する予定だったので。各種目入賞者出る実力はあったと思う。調整が合ってなかったのかもしれないし。今年の経験は無駄にしてはいけない」

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