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1年間チームを引っ張った杉山主将

アメリカンフットボール部  横国大に勝利でTOP8残留決定/関東学生1部秋季リーグ戦チャレンジマッチ

◆12・17関東学生1部秋季リーグ戦チャレンジマッチ(アミノバイタルフィールド)
▼12・17 対横国大戦(アミノバイタルフィールド)
 〇明大21{7―3、7―3、7―0、0―7}13横国大
 最後の最後、絶対譲れない勝利をつかんだ。負ければBIG8降格の大一番で横国大と対戦した。両校の思いがぶつかり合う試合で最初に先制点を奪ったのは明大。第1Q(クオーター)、自陣40ヤードからRB#32小泉亜斗夢(政経1=足立学園)がロングランでTD(タッチダウン)を決める。その後、2本のFG(フィールドゴール)を許すも、QB#18南卓真(政経4=日大三)とWR#7森平貴大(営3=横浜栄)の連係パスで2つのTDを決め、点差を広げる。第4Qに相手にTDを決められたが、DB#24織田祐樹(営2=明大明治)のパスインターセプトで勝負を決し、来季もTOP8の舞台で戦うことが決まった。

 
要所で活躍を見せた氏家"<"align=right
要所で活躍を見せた氏家

 ディフェンスのプレーが光った。「前半のピンチでTDではなくFGで抑えたのは大きかった」(DB#28杉山将太主将・文4=日大三)と自陣に攻め込まれてもディフェンスが最少得点に抑え逆転の機会を与えず、試合を進める。また「チームがしんどい時はディフェンスがやっていければと思っていた」(LB#8氏家倫太郎・政経3=埼玉栄)とオフェンスがパスインターセプトされ勢いを失いかけても、相手にファーストダウンを更新させず何度もチームを救った。杉山や氏家、LB#6茂木崇宏(政経2=佼成学園)のディフェンスも要所要所で決まりチームに流れをもたらす。最後に織田のパスインターセプトが決まり、課題は残るものの攻守ともに実力を発揮した。
南との連係で二つのTDを決めた森平"<"align=right
南との連係で二つのTDを決めた森平

 3年間築き上げた信頼関係が見えた。第2Q、自陣25ヤードからとなった攻撃。南から森平に向けてのロングパスが成功し一気に敵陣20ヤードまで詰め寄る。そこから、ランパスを織り交ぜ、刻んで前進。エンドゾーンまで残り4ヤードとなると前半も残り2分を切ったとき、南から森平へのパスでTDが決まる。さらに点差を離したい第3Q、続けざまにランを繰り出しフレッシュを獲得。敵陣13ヤードから南はポケットでボールを少しでも長く持ち、相手のプレッシャーが強くなり投げた先はエンドゾーン内の森平。森平はしっかりキャッチし喜びを現した。今試合で決まった三つのTDのうち二つは最上級生である南とその先輩を慕う森平の渾身のTDとなった。普段から仲が良いという二人だが「アメフトの面でも一番信頼していた」(南)と森平のWRとしての強みも十分理解した南からのパスでTDを決め追加得点。「先輩の南さんからパスを受け、TDを取れたことはうれしかった」(森平)と二人にも、チームにも大切なTDだった。
 皆の思いをプレーにぶつけた。「負けたら来年自分は甲子園を目指せる立場じゃない」(氏家)ともし敗れれば目標に挙げられる甲子園への道も閉ざされていた。特に来季最上級生となる3年生にとっては運命を分ける試合。「この3週間死ぬ気でやろう」(杉山)と4年生をはじめとした全員で最後の試合に全力を注いだ。このチームの思いが今試合での勝利につながった。

 4年生が引退し来季からはまた新たなスタートとなる。「日本一をしっかり目指していけるチームを作っていきたい」(DB#1佐藤成生・文3=駒場学園)。今季残った課題を修正しつつ、来季こそはTOP8の上位を目指し猛追する。
[花岡桃]




◆得点経過◆
TEAMTIMEPLAYPLAYER(S)PATPLAYER(S)G/NGScore
明大1Q7:4460yds  RUN#32小泉K#19山田G7―0
横国大1Q10:4320yds FG#13岩ア7―3
横国大2Q6:3836yds FG#13岩ア7―6
明大2Q10:044yds PASS#18南→#7森平K#19山田G14―6
明大3Q10:5213yds PASS#18南→#7森平K#19山田G21―6
横国大4Q7:3720yds PASS#12福岡→#7土生K#13岩アG21―13
◆横国大戦スコア◆
明大横国大
タッチダウン
P.A.T.(1点)回数-成功3-31-1
(2点)回数-成功0-00-0
フィールドゴール回数-成功1-02-2
セイフティ
1stダウン(ラン-パス-反則)12(7-5-0)16(6-8-2)
パス試投-成功-INT18-10-333-19-1
獲得ヤード127196
ラン回数-獲得ヤード30-19032-120
攻撃回数-獲得ヤード48-31765-316
反則回数-喪失ヤード7-354-30
ファンブル回数-喪失回数0-01-0
3rd DOWN CONV.55% 6/1120% 3/15
4th DOWN CONV.―% 0/075% 3/4
ボール所有時間23:1724:43


試合後のコメント
岩崎恭之監督

「ケガ人が多いなかよくやったんじゃないかなと思います。最低限は何とか保ったかなと思います。結果、不用意なインターセプトとかがあってオフェンスが止まっちゃって追い上げを食らうという悪循環に陥りかけたんですけど、何とかディフェンスが頑張ってくれたので良かったかなと思います。今日は1年生の小泉が大活躍したので来年以降期待できるんじゃないかなと思います。上の子たちがみんなケガをしていて何とか満身創痍でみんな最後の最後に何とかかけてやってくれたので良かったと思います。(先制点)リードをずっとできてたというところが勝てた要因かなと思います。リードで気が緩んでいるところがあってというところはあると思います。勝ち切ったことが重要だった。(試合前)今日が泣いても笑っても最後の試合なので勝って終わろうといいました。(TD)決めて当然のパスだったので決めきてくれたところは評価できるんじゃないかなと思います。4年生の意地だったんじゃないですかね。(ディフェンス)ちょっとずるずるいかれている場面があったので課題は残るんですけど一から立て直して来年TOP8には残れたのでやるしかないかなと思います。(QB)南中心で中村とケガ明けの阿江を使ってそれで何とか乗り切った感じなので。(来年に向けては)来年はうちよりも強いチームしかもういないのでどれだけ冬の時期とリーグ戦に向けてどれだけ個々のレベルアップができるかということに尽きると思います。冬のトレーニングの強度を上げてやっていきたいなと思います」

杉山主将
「中央戦に負けてからこの3週間死ぬ気でやろうとチーム全員で徹底して雰囲気を第一に考えて取り組んできた。今日の試合は立ち上がりから雰囲気も良くてオフェンスもドライブを出してくれて、ディフェンスでずるずる持っていかれた場面もあったが後輩たちを含めて全員で勝った試合だった。前半のピンチでTDではなくFGで抑えたのは大きかったと思う。氏家は信頼しているプレーヤーの一人で、氏家を含めて他の下級生全員を信頼してプレーできた。後輩たちには感謝している。中央戦含めてオフェンスのドライブ力だったりディフェンスの最後守り切れなかった部分など課題は分かりきっていたので、4年生でしっかり話し合って練習事態の雰囲気の上がり方など徹底してやってきた。試合内容自体にはまだまだ課題はあるのでそれはしっかり下級生一人一人が自覚を持ってやってくれればチームとして成長していくと思う。明治での4年間はケガに苦しめられた部分が大きくて最後4年に主将として責任もある中で仲間が支えになってくれたので感謝の気持ちしかない。主将をやってきて自分が発言したことに対して後輩や同期たちがしっかりとついてきたときと、このチーム全員で勝利したときがすごくうれしくやりがいを感じていた。ただ、主将として今日もそうだが、夏合宿でのケガの影響でシーズンを通してフィールドにずっといることができなかったことがすごく悔しかった。今年もそうだが、3年の氏家や成生が中心になってチームを盛り上げてくれたので、元気よくてハードかつ3年生中心の雰囲気の良いチームになると思う。誰が主将になってもやることや課題は分かっているので目に見えて分かっているので3年生を中心にみんなでチームとして成長していってほしい。今後もアメフトを続けたいが、今日ケガをしたのでまずは治してから頑張っていきたい。アメフトをやってきて仲間の大切さや勝ったときの喜びやフィールドに立ったときの熱いものが自分は好きでやってきたので、今日みたいにチーム全員で勝ってみんなで喜んだ瞬間がたまらない。来年はTOP8でやれるチャンスがあるので自分たちが悪い例だと思って今日の試合から一歩ずつ成長して上を目指してしっかりやっていってほしい」


「結果的には勝ててよかったが、要所でインターセプトされたりターンオーバーがあって詰めきるところを詰めきれなかったのは反省として残ってる。相手が相手なので、自分たちは力の差を見せつけるためにも結果と内容を両方ともこだわっていこうという話をしていた。結果としてはもっと点を取りたかった。森平とは誕生日も一緒でプライベートでも仲が良くアメフトの面でも自分は一番信頼していた。森平は体が大きく的が大きいので投げやすいし、森平自身もキャッチ力はあるのが強みだと思う。明治ではケガで始まってケガで終わってしまったがこの4年間はかけがえのない仲間と一緒に大切な経験をさせてもらった。QBはオフェンスはQBにかかってるといわれるくらい責任が重いポジションなので、勝ったときや成功したときはかなり大きいものを得られるのがやりがいを感じられるところだと思う。やってきてよかった。阿江と中村は二人ともタイプの違うQBなので二人でまとまってバランスよくやればいいチームになると思うので頑張ってほしい」

WR#19山田修平(法4=県立大宮)
「横浜国大はBIG8から上がってきて、相当気合入れてきたところで、苦しい試合になってしまったというところが心残りで、もっとできたなと思うところがあった。ただ、最後勝てて下の代に日本一目指せる状況を作れたのはよかった。(最後の試合に対する思い入れはあったか)最後の試合ということで楽しもうということをみんなで言っていて、楽しむこともできたし、雰囲気はチャレンジマッチまでの3週間で上げてこれたと思う。(チャレンジマッチへはどういった練習を積んでいったか)横浜国大の対策を一からやっていった。あとは雰囲気。シーズン中の反省として、特にオフェンスが試合中に浮き沈みが激しいということで、雰囲気を上げていこうという話になっていった。(今日は雰囲気の面はよかったか)サイドラインから盛り上げることができたので、その点はよかったと思う。(自身のプレーについて)自分としてはキャッチミスもあって、心残りはあると言ったらあるのだが、試合に勝てたので良かったと思う。最後のキックもはじかれてしまったので決めたかった」

氏家
「勝ててよかったです。試合内容としてはまだまだだったので来年こういうのを生かして、試合内容を濃くやっていきたいなと思います。ここを負けたら来年自分は甲子園ボウルを目指せる立場じゃないということを3週間考えてやってきたのでそこを自分で見せれてよかったです。チームしんどい時はディフェンスでやってければと思っていたのでディフェンスがうまくできてよかったです。みんな一人一人役割というのを僕らはずっと言っていてそれで役割通りできたから今日勝てたと思うので良かったです。みんなが一つになればTOP8で勝てるチームだと思うので、重要性をみんなで感じて一つになって勝てればなと思います。僕自身はもっと他の人をまとめられる人間になれればなと思います。

佐藤
「勝つのが当たり前だったので結果を出すことに加えて来年度に向けて下級生がどれだけ4年生のためにやれるかというのが今年は最後フィールドで体現できたのではないかなと思います。ディフェンスは最初前半しっかりTDなくて、FG決められてしまったんですけど、でもディフェンスはランから止めて後半はDB#2鈴木(祐希・商4=駒場学園)さんと杉山さんが抜けてしまったのですけどDBとしてはチーム全体でやれたかなと思いました。ユニット全体でカバーできたかなと思います。オフェンスが出なかった分ディフェンスが支えるというのは今年のテーマでもあったしこれがフットボールでもあると思うので今年はオフェンスが出ない苦しいシーズンだったんですけどディフェンスが巻き返せたのは今年一年間やってきたことだったのでこれが最後までできたのは良かったかなと思います。ランは山本さんと酒井さんが止めてくれて同期の氏家が大一番でやってくれたしDBとしてもDB#14児玉(啓嵩・営2=都立富士)、織田の2年生コンビがうまくして鈴木さんが抜けた分を僕としても納得はいってないですけどこれを来年持っていけたらいいなと思います。ランとパスをしっかり役割徹底していちいち負けてなかったかなと思います。(最後に決まったインターセプト)DBはずっとパスだけ見てたのでそれで僕の前に織田が入って取って試合決めてくれたので織田は今年からディフェンスに来た人間なんで最後結果出してくれて本当に頼もしいなと思います。(来年に向けては)まずフットボールどうこうより一人一人の人間性を改めて見直してチームの環境ももう一回見直して本当に自分たちが日本一にふさわしいチームなのかそれを自信もって、日本一にふさわしいチームであるというのをフィールドで体現できるように普段から人間性をもう一回見直してチームの底上げを1年生、2年生、3年生が日本一をしっかり目指していけるチームを作っていきたいと思います。チームを僕個人がどうこうというのはないんですけどチームを勝たせられる選手には結果を出せるように僕自身がチームを勝たせる選手になっていきたいなと思います」

森平
「要所要所で(パスを)捕ることができたので多少はチームに貢献することができたと思う。今日の自分のプレーに点数をつけるとしたら満点ではなく、60点から70点くらい。南さんとは普段から友達のような感覚で普段から接したり、遊んだりしてくれる。普段からキャッチボールもしている。最後の試合で先輩の南さんからパスを受けてTDを取れたことはとてもうれしかった。とにかく今日が勝手も負けても最後だったので、しっかり最後勝って4年生を送り出すという意味と、来シーズンへ向けての第一歩だと思うのでその面に関しては勝ってよかった。自分たちの代でもてっぺんを狙えるリーグでやりたいというのはまず大前提なので、今日は負けたくないという思いは強かった。自分はずっと先輩っ子だったので、4年生とは3年間一緒にやってきて仲良くもさせていただいて信頼できるいい先輩たちだった。来年からは今年の苦しいシーズンを忘れることなく、また勝てるチームを目指したい。自分自身も今シーズンは全然うまくいかなかったので、チームから絶大な信頼を得られる選手になりたい」

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