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Lifter’s High 2016―限界のその先へ―  (5)プラット対談B  

 人並み外れたパワーで鉄の塊と向かい合う。最大の敵は自分。1kgでも記録を伸ばすため、日々己の限界に挑戦する。バーベルを持ち上げ頭上高く挙げる。このシンプルで孤独な戦いを制するために欠かせないのは仲間の存在だ。厳しい練習を共に乗り越え、同じ釜の飯を食べ、互いを高め合う。それが明大ウエイトリフティング部だ。
 12月23日から3日間にかけて行われる全日本大学対抗選手権がいよいよ近づいて来ました。各校から選出された8名の代表選手の成績をポイント化し、その合計点を競う今大会。まさに各校の意地と意地がぶつかり合う大一番に向けて、ウエイトリフティング部の練習や寮生活の特集を行います。ルーキーやプラット、マネージャーの座談会や写真館、インカレ出場選手の紹介などをお届けする予定です。どうぞお楽しみに!
 第5回は、日々練習を共にするプラットでの対談です。今回お届けするのは齋藤竜磨(農3=金足農)・松本康貴(政経3=常翔学園)・佐藤右規(政経2=宇佐)のプラットと、美島亮(政経4=名城大付)・佐藤匠(政経2=宮城農)・戸田樹(政経1=白鴎大足利)のプラットの2組。お互いを知り尽くした者同士で語ってもらいました。

齋藤・松本・佐藤右プラット
――このメンバーになった経緯を教えてください。
松本
 この2人(齋藤、佐藤右)が同階級で記録が同じくらいだから組ませたら面白いんじゃないかなというのが一番ですかね。初め佐藤右規と自分ともう一人だったんですけど、それより齋藤の方が面白いんじゃないかっていうことで変えたのかな?
齋藤 急きょ変更を告げられて。
松本 このプラットになってから1カ月半くらいかな。

――プラット長になってどんなプラットにしたいと思いましたか。
松本
 全員がやらされているんじゃなくて自分からできるようなプラット。齋藤に関しては同期やから自分から強くやれやれって言うんじゃなくて結構自由に。でもって新記録が出るプラット。
齋藤 結構自由というのは多いのかなと。自由ですね。

――メニューはどう決めていますか。
松本
 右規にも来た時に何がやりたいとか。自分はあまり一週間のメニュー決めるの嫌いなので、その日にやりたいこととか見つかったりするので、前日とかに次の日何かやりたいのあればとか。基本当日に決めますね。練習前に何したいって一人一人言っていってそれをうまいこと混ぜて組む感じです。みんなのやりたいものを基本入れたいので。

――練習中はどんな話をされていますか。
齋藤
 後輩があおってきます。(笑)
佐藤右 先輩がちょっとメンタルをえぐってきます。
齋藤 自分がやった1s上を狙ってやってきたりしますね。
松本 これがこのプラットにした理由ですよね。(笑)
齋藤 取った瞬間にやっとしてこっち向かって来たりとか。
松本 そうやな。二人でやり合ってんな。俺は真面目にやって、二人は遊んでるみたいな。これが差かなって。
佐藤右 (齋藤に)なんか言ってますよ。
松本 まあ教えたりとかっすね。自分がコミュニケーション取るのは。
齋藤 松本くんの指導が入ります。

――このプラットでの練習で成果が出たものはありますか。
松本
 成果出ているのが自分しかいないので。
齋藤 ちょ、ちょっときついなあ。
松本 結局はプラットどうこうじゃなくて各々にやる気とか、いくらいい人に教えてもらっても自分がそれを受け入れたいって思わないと意味がないのかなと思うので、特に個人競技ですし、どれだけいいこと言っても素直にそれを受け入れて試してみようとかそれをどう生かすか自分なりに工夫しないと意味ないのかなとは思うな。だからたぶんプラットとかじゃなくて個人のやる気とか考える力、ただただ漠然と練習していても強くなることはないのかなと思うな。まだそこが、このプラットだけじゃなくても、足りない人が多いなとは思いますね。
齋藤 そ、その通りですね…。
松本 (佐藤右に)馬鹿みたいなことしとったもんな(笑)。デッドリフト強くしろって言って、強くするためには何が必要か考えろって地面から足で引くようにデッド引けって言ったらスクワットばっかしとったんです、こいつ(笑)。お前それデッドリフトとちゃうぞって。スクワットあほみたいにやって『足鍛えたら強くなるかなと思って』って。(笑)
齋藤 強くなるためには強じんな体をつくらないといけないからな。
佐藤右 そう。そうなんです。
松本 馬鹿や。
齋藤 それしか言わない。(笑)
松本 強くなるにはもっと考えられんとな。
齋藤 (ため息)

――プラットメンバーのことをお互いに教えてください。松本選手からお願いします。
齋藤
 (佐藤右に)日ごろの溜まった分を発散してもいいんだよ。
松本 練習中ってことやんな? 言ってこいよ。
佐藤右 練習中より私生活の方がいっぱいありますよ。
一同 笑い。
佐藤右 (齋藤に)先輩、組みましょう。チャンスですよ。
齋藤 うん、まあ、良くも悪くも自由かな〜。好き放題やってるな〜って。
松本 せやな。好き放題やってるな。
佐藤右 パシリが多いっすね。
齋藤 俺別にないけど…。
松本・佐藤右 えっ?
齋藤 同期でパシられてるなんて言いたくない…。(笑)
一同 笑い。
松本 練習面で言えよ。もっと。
齋藤 まあでも確かに、素直にすごいなって思う時はあります。認めたくないですけど。
佐藤右 確かに教えてくれることは多いな〜と。
松本 ほんまか、お前。(笑)
齋藤 全然心こもってない。
佐藤右 いやでも教えてくれますよ。
松本 全然強くならんけどな。教えるっていうても基本なことしか教えんもんな。入口しか教えへんから、俺。そうしたらスクワットあほみたいに毎日やって足ケガして。(笑)
佐藤右 あれはすごかったですね。

――齋藤選手についてお願いします。
松本
 まあ昔は強かったんすけど…。
齋藤 まーたそれ言う…。
松本 だいぶ、今何か困ってるのかな〜(笑)。自分昔齋藤より弱かったので馬鹿にされてたんですよ、結構。
齋藤 言われ放題…。
一同 笑い。
松本 『俺、松本より強いから』って結構言っていたので。今何か困ってるのかなって。(笑)
齋藤 調子乗り出した時期もあったんだよね…。
松本 自分のプラットの下について、どうなんかな〜?
齋藤 (ため息)。何度言われたか、何百回聞いてる、この話。
松本 いつになったら強くなるのかなって。
(佐藤右選手からはいかがですか)
佐藤右 いい先輩です。
松本 弱いっすって言えよ。
齋藤 いつも言っているくせに。
佐藤右 ええ〜。
松本 言っとった、言っとった。
佐藤右 一緒に頑張りましょう。
松本 真面目すぎるやろ。真面目すぎると思わん?
佐藤右 真面目すぎっすね。
齋藤 右規に言われるのはちょっと…。
佐藤右 スクワットだけしとけば何とかなりますよ。
齋藤 何とかなってないやん。
松本 まあ齋藤は昔強かった人、って感じかな。
齋藤 これから強くなる人って書いといて。(笑)
一同 笑い。

――佐藤右選手についてお願いします。
松本
 とりあえずすねるのをやめてほしい。
佐藤右 言うことないっすね。
松本 いや、だいぶあるよ。練習中すぐすねる。それがまあ一番やめてほしいかな。
佐藤右 あ〜きついなあ〜。
松本 すねるのと、記録は弱くないから期待は全然できるけど、もっと考えてほしい、うまいことやってほしいな。ぐらいかな。へたくそすぎる。(笑)
佐藤右 それはもうどうにもならないです。
松本 へたくそなのにある程度の記録やるもんな。
齋藤 憎たらしい…。
佐藤右 えっ?
一同 笑い。
齋藤 まあ負けられないですね。それだけです。

――プラットメンバーで出掛けたりはしますか。
松本
 自分の行きたいと思った時のコンビニに齋藤が行く、みたいな。(笑)
齋藤 (ため息)。たまたまコンビニに行くときに、あれ買ってきてこれ買ってきてって。財布持った動作を見た瞬間『どっか行くの?』って、すぐさま。(笑)
松本 右規と出る時は、最近いつ出た? 乾燥機か整骨院やな。
佐藤右 そうですね。
齋藤 俺の扱いが一番ひどいな、これ…。
松本 基本俺が寮から出ないから。なあ?
齋藤 全然出ない。
松本 まじで出んよな、寮から。オフの日でも基本寮におる。
齋藤 基本的に十人部屋に戻ってきたら松本がいる。
松本 まじで外出してへんな。最近いつしたやろ。
齋藤 この前の寿司食いに行ったときくらい。
松本 うん。せやな。明大前まで寿司食べに行ったくらい。まじで出んわ。
齋藤 その時は一緒に。あと朽名(泰河・法3=名城大附)と…。
松本 俺が自己新取ってテンション高くなって行こうぜって。(笑)
齋藤 メンバーではほとんどない。
松本 趣味とか全然合わないもんな。こいつ(齋藤)はあほみたいに外出てく。1年か2年の時『どこ行ってたん』って言ったら『ちょっと神田川沿い自転車で漕いで来た』言うて。
一同 笑い。
松本 すごない? 無意味すぎてやりたくないもんな。(笑)
齋藤 ちょっとその辺のベンチに座って、休んで帰ってくるみたいな。

――練習中の雰囲気はいかがですか。
松本
 練習中…そんな悪くはないんかな。こいつ(佐藤右)がすねへん限りは悪くないんかな。ちょっときついのとかな『嫌っす。やりたくないっす』みたいな。
佐藤右 ただ単に嫌いです。
松本 デッドやれって言うとすぐすねるから。
佐藤右 もう嫌っす、あのデッド。
松本 こいつがすねへん限りは笑いながらやってるかな。

――練習中に起きた面白いエピソードはありますか。
松本
 何かあったっけ?
齋藤 うーん。全然思い浮かばない。
松本 ないかも。基本おちょけてるから。しゃべりながら、笑いながらやってるから。俺がそんな集中タイプじゃないもんな。スクワットとかデッドとかやってる時は、笑いながらやっとるよな。種目やってる時は集中してるけど。ほんと、こいつ(佐藤右)がデッド鍛えろつったらあほみたいにスクワットやってたやつくらい。あほみたいにバックスクワットやってたから、俺があほちゃうって思ったのは。

――この3人でよかったと思うことは何ですか。
松本
 一応全員自己新出てるから、その面では自分はプラット長としてはうれしい。もっと伸びてほしいというのが大きいけど、まあ自己新は取れてるなって。あとは練習付いてきてくれるのはありがたいっすね。すねるやつもいるんですけど、齋藤に関しては結構ついてきてくれますし。右規は練習面では手こずってるんですけど。何か『痛いっす。やばいっす』つって俺らが練習終わったらやりだしたりとか、よく分からん。(笑)
齋藤 うんうんうん。
松本 まあ2年生では一番記録高いので、その面では自分が期待してる選手を見れてうれしいですね。
齋藤 プラット変わって、いろんなことを学びました。
松本 感謝しかないやろ。
齋藤 救ってもらいましたね。あとこいつ(佐藤右)がいるので、どうしても負けられないっていう気持ちがすごい出てきたのかなと。
佐藤右 種目をいっぱい教えてくれます。
松本 それはへたくそやから。
佐藤右 今まで補助しかやってこなかったので、スナッチ、ジャークを教えてくれるので。

――このプラットを一言で表すと。
松本
 一言で。
齋藤 難しいな。
松本 なあ。一言でいうと…。「俺と奴隷たち」。(笑)
齋藤 いや、でも最初に一瞬頭をよぎったのは「松本の傘下」っていう言葉が浮かんだけど、これだけは絶対に言いたくないと思って、心にしまった。(笑)
一同 笑い。
齋藤 俺がこれを言ったらもう駄目だと思って。
松本 俺もうそんなんしか思い浮かばん。全員伸びてたらさ、あれやけど。まあ、あれかな。「計画的なプラット」。
齋藤 計画的…?
松本 まあ計画的にいってるの俺だけやけど。
齋藤 全然俺らな、計画的にっていう気が…。
佐藤右 そうっすね。
松本 将来的に? 将来的に計画的なプラットにしたい。
齋藤 将来を見据えてるんだ、俺らも。

――ありがとうございました。
(左から)齋藤、佐藤右、松本
(左から)齋藤、佐藤右、松本












美島・佐藤匠・戸田プラット(美島選手は私用のため取材することができませんでした。)
――このプラットになった経緯を教えてください。
佐藤匠
 特に分からんな。気付いたらなってたもんな。
戸田 後期のはじめのプラット変更で自分と亮先輩で組んでて、インカレ前のプラット変更で匠先輩が入ってきました。

――メニューはどう立てていますか。
佐藤匠
 現状として、戸田は全然調子が悪いわけじゃないんですけど、自分がまだ記録が全然戻ってないので、記録を戻すように自分に足りない部分を補うための練習をするメニューをつくっている感じですね。今自分に足りない部分が戸田にも足りない部分だったりするので、それをちょっと考えながらつくってます。自分が大体考えて亮先輩に提案して最終的に決まる感じですね。おおまかに自分が考えます。今はその日練習が始まる前にばーっとつくって、本当は一週間分決めた方がいいと思うんですけど、今は特に試合とかもないので試合当日にぱっと思いついたもの、これだったらプラスになるかなというやつをぱっと組んでやる感じですね。

――戸田選手は意見を出したりしますか。
戸田
 そんなにないっすね。
佐藤匠 あるわ。お前しょっちゅう言ってる。
戸田 6限の時くらいですね。
佐藤匠 6限の時は絶対言う。
戸田 6限の時は自分これやりたいですって。6限の時は言ってます。正規の時は言わないです。
佐藤匠 極力取り入れて。でも戸田はやりたいやつしかやらない時もあるので、それをさせないためにも足りない部分をやらせる感じになるように。戸田の意見も入れながら考えてはいるんですけど。

――練習中はどんな話をされていますか。
佐藤匠
 基本的に自分はアドバイスとかもらえないので、自分が戸田にアドバイスする感じです。
戸田 結構自分から聞くことが多いです。
佐藤匠 あとそれでも足りてなかったら自分から言ったりとか。自分は自分で何とか気付いてっていう感じなので、先輩とか同期に言われることはそんなにないですね。競技歴かなり長いので自分で気付いてって感じですね。亮先輩は戸田に指導してって感じですね。
戸田 前期のうちからたまに見て頂くことがあったので、そのつながりで結構教えて頂くことが多いです。
佐藤匠 自分は本当たまにしかアドバイスされない(笑)。でも言ってくださるときは言ってくださるので、結構助かる時はあります。どうしても自分でやっていて納得いかなくて自分で解決できない時があるので、そういう時はアドバイスしてもらったら解決の方向につながるかなと思います。

――このプラットでやってよくなった練習はありますか。
戸田
 自分ホーム練です。ケガしてこのプラット入ってからは結構戻るスピードが速かったので、自分はそれです。
佐藤匠 自分は前回の試合の時に試合前に全然記録戻ってなかったんですけど、結構毎日同じ重量でやって戻せる範囲には戻せたのでっていうのがあるので、触りたいときに触れるっていうのが今の良いところかなって思うし、自分でメニューとか考えたりするので自分がこういうのやりたいっていう時にやらせてもらえるので助かってるのかなと思います。

――お互いのことを教えていただけますか。
佐藤匠
 亮先輩は最近結構自分に重量とか対抗してくるので、対抗してこられたらやる気結構出るのでやりやすかったりするので、そういうところは助かってます。戸田はどうかな…。自分でやってるだけじゃ気付けないですけど、人に教えていて俺もこれ必要だなっていうことがあったりするので、そういう意味では教えていて気付ける部分もあるので、戸田にも感謝というか助けてもらっている部分はあるのかなと思います。
戸田 そうなんですか。
佐藤匠 そうなんですよ。
戸田 亮先輩は前期から一緒にやってみたいなと思っていたので、この人に教えてもらいたいと思っていました。匠先輩は階級を一つ上げられたので同じ階級になりましたし、同じ階級の人と練習していてでもレベルは全然違うので、どれだけ付いていけるかという対抗心を持ちつつ練習に取り組んでいます。
佐藤匠 最近戸田が自分のこと抜かすとかって言ってて、
戸田 頑張ります。
佐藤匠 抜けなかった時の事を何か考えておこうかなと思っています。(笑)

――プラットメンバーで出掛けたりはしますか。
戸田
 ご飯行ったくらいですかね。
佐藤匠 そうですね。自分と戸田はたまにご飯に行ったりとか。自分と亮先輩はたまにキャッチボールしたりとか、出掛けるじゃないですけど。亮先輩が野球好きなので、半強制的に前の道路でやってます。その日の練習メニューとか雑談しながらやってますね。
戸田 自分知らないっすね。
佐藤匠 お前キャッチボールしろって言われないもんな。言われるの俺と右規だけだもんな。
戸田 自分全くないっすね。一回亮先輩に土曜練の時に『もっと早ければな〜』と言われたくらいですね。出掛けたことは一回もないです。

――プラットの雰囲気はいかがですか。
佐藤匠
 個性的だよな。
戸田 うん、まあそうです。
佐藤匠 人それぞれな。自分と亮先輩は結構話しながら笑いながらやっています。雰囲気は悪くないかなと思います。
戸田 自分そんなしゃべらないっす。
佐藤匠 そうか? しゃべってるイメージあるけどな。
戸田 分からないところは聞きます。ここが分からないですって。業務連絡みたいな感じです。(笑)
佐藤匠 話に入りやすい雰囲気ではあるので。ただ戸田が入ってこないっていう。
戸田 立場が立場ですから。
佐藤匠 言うて外で休憩している時は入ってくるだろ、普通に。
戸田 いや、そんなことないっすよ。
佐藤匠 いや、入ってる。入ってるわ、お前。(笑)
戸田 外での方が話しかけられることが多いです。
佐藤匠 まあ休憩中だからな。ていうか休憩長くない? 体冷える。
戸田 長いっすか? 後藤先輩プラットの方が長かったです。回数が多いだけじゃないですか?
佐藤匠 まあ自分が結構休憩なくても最後までできる感じなので、結構休憩あるので気付いたら体冷えたりとかしています。冷えるのは良くないですけど体休めるのはいいかなと思います。
戸田 亮先輩結構見て休憩入れてくれますよね。節目節目に。
佐藤匠 それは亮先輩のリズムがあるから。
戸田 そうですね。ここで入れないのって思う時ありますけど。
佐藤匠 俺は逆にえ、ここで入れるのっていう時あるけど。
戸田 ここで入れるの、はないですね。
一同 笑い

――プラットでの面白いエピソードはありますか。
戸田
 素で一回亮先輩に怒られたことあります。
佐藤匠 何したん?
戸田 それは自分が調子乗ってただけです。
佐藤匠 それはお前が悪い。(笑)
戸田 自分が悪いっす。普通に怒られました。
佐藤匠 自分特にないですね。
戸田 パンチ腹筋くらいしか印象ないです。あれめちゃくちゃ効きますよ。
佐藤匠 俺全然効かない。
戸田 まじすか。腹筋割れますよ。
佐藤匠 俺あれ痛いだけだもん。
戸田 後半3セット目とかになると皮膚的に痛いです。
佐藤匠 皮膚が痛い。表面的だな。中じゃないよな、表面的にくるよな。(笑)
戸田 まじで皮膚的に痛いです。

――このメンバーでよかったことは何ですか。
戸田
 自分は匠先輩で入ってきていただいたことで回るスピードが遅くなりました。
佐藤匠 え? 回るスピード遅くなったら意味なくない?
戸田 自分と亮先輩めっちゃ早かったので。周りが種目触ってるうちにもう終わりましたって。
佐藤匠 俺速い方がいいんだけど。
戸田 スローテンポでいっぱいやります。
佐藤匠 疲れるもん。お前は体力がない。分かった。戸田はスタミナがないのですぐ疲れるんですよ、単純に。
戸田 休憩ほしいっす。
佐藤匠 でも自分は戸田より体力あるので、スピードとか別に関係なくできるんですけど。
戸田 後期の最初自分と亮先輩の2人だったので、亮先輩は結構早く入れってタイプじゃないですか。すぱぱぱぱって早く終わってくんですよ。まじで早かったです。
佐藤匠 そんなもんじゃない? 俺自分一人でやってる時、中田先輩にインターバル1分とか2分でやれって。
戸田 その分自分たちだけ早く終わって、あいつら練習してなくね、みたいになりました。
佐藤匠 まあ自分はやりたいことができるのでそれはいいかなと。な、やりたいメニューができるよな?
戸田 自分やりたいメニュー通らないですけど。
佐藤匠 それはまあ、な?
戸田 立場上の問題が…。
佐藤匠 差があるからな。(笑)
戸田 みんな集団意識というより個人的なところが強いので結構面白いプラットかなと思います。
佐藤匠 だから個性的やん。
戸田 個性的っていうのとはまたちょっと違う気がするんですよね。何か変わっているというか。
佐藤匠 どこが変わってる?
戸田 皆さんメニュー決められて当たり前のようにここに休憩挟んで、ここで最後筋トレしてストレッチして終わるみたいな、そういうのがないじゃないですか。結構自分たちは『じゃあこれやりまーす』みたいな感じで決まっていくのがスタイル的に面白くていいと思います。何て言えばいいか分からないですけど、自分は特殊で面白いと思います。
佐藤匠 メニューはその日の体調に合ったものをつくったりするので、今日これ無理だみたいにはならないので決めたからこれ絶対やるっていう感じです。やらされたら意味ないので、自分からやるっていうのが一番いいのかなと思うんですけど。
戸田 自分みたいな1年の立場でも少なくとも意見通りますからね。少しなら。
佐藤匠 少しだけな。俺がそれを許さないけどな。(笑)
戸田 そういう意味では下の立場からしたら結構、聞いてくださるんだという面ではいいプラットだと思います。
佐藤匠 普通無い刺激があるのがいいのかなと思いますね。順番とか。種目の前にデッドやったり。
戸田 トリッキーですからね、このプラット。
佐藤匠 大体いつも他のプラットだとスナッチやってからジャークとかですけど、あえてジャークやってからスナッチとか。いつもはない感じでやったりするので。そういうのもいいのかなとは。

――プラットを一言で表すと。
戸田
 もう決まってます。
佐藤匠 決まってんの? じゃあ言って。
戸田 「自由」です。
佐藤匠 笑い。
戸田 そのままです。もうそれ以外ないと思います。協調性とか言ったら引きますよ?
佐藤匠 そんなの今頭になかったわ。確かにやりたいことやれるから自由だよな。
戸田 個人個人も自由ですし、いろんな意味で。
佐藤匠 何かな。一言で表すと。
戸田 自由以外ないと思いますけど。亮先輩がいても自由って言っていると思います。
佐藤匠 自由しかないな。自由しかないな、これ。(笑)
戸田 それ以外ないです。
佐藤匠 自由だな。やりたいことできて。
戸田 いい意味で自由ですからね。

――ありがとうございました。
(左から)佐藤匠、戸田
(左から)佐藤匠、戸田














翌週、美島選手も含めて取材することができましたので、こちらもお届けします!
――美島選手はどのようにプラットを率いていますか。

美島 まず授業があって、こいつと練習することがあまりなくて、匠、何回かぶってるっけ?
佐藤匠 自分は週2回ですね。
美島 こいつもケガが多くて「できないです」みたいなことが多いから、だいたいこいつができるメニューを最初にやる感じ。だいたいできんやんおまえ。
佐藤匠 最近はできていますよ。(笑)。
美島 雰囲気は自由やな。戸田はまだ1年生だからフォームも出来上がってないし、スクワットとかデッドリフトとかはもう自分次第やぞって言って、あとのスナッチ、ジャークの技術的なことは教えてって感じですね。で、匠に関してはもうケガ多いし好きなようにやらせています。来年からこいつがプラット上の方にいくので。

――美島選手の期待に応える後輩2人ですか
美島 戸田は応えているけど、匠は…。
佐藤匠 なんですかそれ!(笑)
美島 こいつケガが多いんですよ。
佐藤匠 最近はちゃんとやってますって。
美島 「どこどこ痛いです」って言ったら3日後くらいに「治りました!」みたいな。
佐藤匠 あれはたまたまです。
美島 たまたま? まあ匠もあと20日で上級生になるからいいんじゃないですか、自分で考えてやらせて。戸田はな、頑張っとるよな最近。
戸田 はい。
美島 俺が見てない授業の日は知らんけど。伸びとるからな。ちゃんとやってるよな。

――プライベートで遊んだりとかはしますか。
美島 3人ではないですね。これから…行きたい?
戸田 それは自分が言っていいようなものじゃ…。(笑)
美島 10時までやろ練習。俺らその頃には食べ終わっとるし、オフの日くらいやな。
佐藤匠 そうですね、木曜か土曜くらいですね。
美島 行きたいって?行きたいって言っとった?
佐藤匠 それは言ってないです。(笑)
美島 他のプラット行ってるっけ?ご飯とか出かけることないよな。
佐藤匠 自分と亮先輩でキャッチボールしたり。
美島 匠、手首痛めたよな。(笑)
佐藤匠 痛めてはいないですけど、めっちゃ腫れました。真っ赤に。今日どうですか。
美島 今日やるか。
戸田 自分、球技めちゃくちゃ下手なんですよ。
美島 たぶん(戸田は)ボール捕れんやろなって思ってたから今まで誘ってなかった。
佐藤匠 今日チャンスですよ。グラウンドで。
美島 おまえ(佐藤匠)ですら捕れんかったやん。
佐藤匠 大半は捕ってましたよ!ただ5球くらい捕れなかっただけで。
美島 「速いっすよ〜」とか言って。
戸田 自分、兄弟と5mくらいのキャッチボールしかしたことないんですよ。
佐藤匠 え、5m⁉(笑)
美島 こっからすぐそこやん。キャッチボールやない、トスよな。
戸田 それぐらい下手なので…。

――プラットでの印象的な出来事は何ですか。
美島 最近、戸田が調子いいってことかな。匠もな、ぼちぼちな。ケガを治したらやってくれるんじゃないですか。印象に残ってることある?逆に。
戸田 先週は「パンチ腹筋」のこと言いました。自分は初めてだったので。
美島 そう、腹筋って丸めるのより縦の方がいいってYouTubeで聞いて、ボクサーとかもパンチで殴られて筋肉が付くじゃないですか。それをやろうっていうことで。中の体幹が固まるじゃないですか。20発ぐらい殴ってっていうのをやっとったよな。結構固くなったんですよまじで。最初はぷよぷよで「痛いっすよ」とか言ってたけど最近は「殴っていいですよ全然」って。あとはデッドで対決したことかな。
佐藤匠 そうですね。
美島 デッドリフトでもともとMAXが30`差なので、「30`差で勝負しよう」みたいな。あとは殴り合ったり。
佐藤匠 殴り合ってはないです。自分は殴ってないです。(笑)
美島 おまえが拒否るんやん。「いやいいです」って。
佐藤匠 あれ痛いんですよ。(笑)
美島 痛くないよなんも。
戸田 もう慣れました。
佐藤匠 表面的に痛いですね。
美島 っていうことです。

――このメンバーで良かったことは何ですか。
美島 二人とも伸びしろがあるからね。特に戸田は。匠もケガ直せば伸びしろあるし。結構戸田はフォームが固まっていないから教えることもいろいろあったから、技術的なことに関してはなかなか自分で発見するのって時間かかるから。スクワット、デッドは教えることはそんなにないし「やるだけだよ」って言っています。フォームに関してはここが悪いとかって自分では分からないじゃないですか。なので早めの段階から教えています。こいつ(戸田)本当に入部してから立てなかったんですよ。
戸田 はい、全然でした。
美島 立てんところから始まったんですよ。
戸田 シャフトも40いっぱいいっぱいでC&Rも5本しか立てなかった。
美島 そこから「徐々にやっていこうな」みたいな感じだったよな。
戸田 そうですね。
美島 筋力はこれからやな。匠は早くケガ治せよ。節々痛いもんなおじいちゃんみたいに。(笑)。
佐藤匠 最近痛いのは、膝だけです。

――どんなプラットにしたいですか。
美島 もう匠に任せています。来年から匠が上級生だから、自分で考えさせてやっている感じです。

――このプラットを一言で表していただけますか。ちなみに後輩二人には答えていただきました。
美島 一致した⁉
佐藤匠 しっかり考えてくださいよ。(笑)
戸田 自分は即答しました。
佐藤匠 こいつ(戸田)は早かったです。
美島 え、ありきたり?
佐藤匠・戸田 もうそのままです。(笑)
美島 一言?「自由」?
一同 おー!(笑)
佐藤匠 すげー。(笑)
美島 自由ですよ。全員インカレメンバーに入っていないので、こいつらは来年再来年を目標にしてやっている。だから長期的な計画で練習ができる分、自由なところはあります。

――ありがとうございました。

次回はプラット対談です。アップは12月16日(金)の予定です。お楽しみに!

[谷澤優佳・星川裕也]


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