検索
 HOME > サッカー部

ピッチを縦横無尽に走り2得点を挙げた中村健

サッカー部  九州共立大に6―0で圧勝 今季最多得点で初戦突破!/全日本大学選手権

◆12・7〜12・18 第65回全日本大学選手権(浦和駒場スタジアム他)
▼12・10 2回戦 対九州共立大戦(町田市立陸上競技場)
 ○明大6―0九州共立大

[得点者]
前半7分 丹羽(←河面)
前半16分 水町
前半29分 土居(←丹羽)
後半25分 中村健
後半29分 中村健
後半42分 柴戸(←櫻井)

≪出場メンバー≫
GK 服部
DF 小出、河面、水町、岩武
MF 柴戸、道渕(→櫻井=後半26分)、土居、小野
FW 丹羽(→岩田=後半22分)、中村健(→村田=後半32分)
 好調なスタートを切った。トーナメント形式で行われる今大会に関東第1代表のシードとして2回戦から出場。1回戦を勝ち上がった九州共立大に立ち上がりから攻め込み、前半7分には、先日愛媛FCへの来季内定を発表した丹羽詩温(文4=大阪桐蔭)がゴールネットを揺らし、勝利の流れを作った。その後もルーキー・中村健人(政経1=東福岡)は2得点を挙げるなど、5人の選手がゴールし6−0で圧勝。相手のシュート数を0に抑え、今季最多得点を記録した。


“果敢にシュートを狙う岩武<"align=right
果敢にシュートを狙う岩武
 流れは明治のものだった。前半7分、中央の空いたエリアに走り込んだ小野雅史(政経2=大宮アルディージャユース)が相手DFを引きつけ、左から上がってきた河面旺成(政経4=作陽)がパスを受けてクロスで折り返し。最後はファーサイドで待っていた丹羽が冷静に流し込んだ。「アキ(河面)がクロス上げる時には、しっかり見てくれてるっていう感覚はある」(丹羽)と息のあった連携から獲得した先制点。トーナメント特有の一発勝負の難しさから「いい距離感と守備の意識からしっかり入って、前向きな状態になってしっかりアクションを起こしていこう」(栗田大輔監督)。早い段階での先制点は6―0の大きな点差につながるきっかけとなった。また「一人一人のゴールへ向かう意識であったり、攻守においてのゴール前での気持ちが出始めた」(柴戸海・政経3=市立船橋)。6得点を5人の選手が決め、アタッカー陣の好調さが爆発した。



“水町はCBで出場<"align=right
水町はCBで出場
 新たな選手がチームに風を吹き込んだ。4カ月ぶりに公式戦のピッチに戻ってきた中村健。公式戦では出場機会が少なかったものの「成長してきたなっていう実感があるので今回使った」(栗田監督)。Iリーグでの試合を通して課題であった守備の強度を上げてきた。本職でないFWでスタメン出場した今試合ではピッチ上を縦横無尽に走り回り、成長がうかがえた。相手のスキを逃さず、インタイーセプトやハイプレスから決定機を演出。攻撃面でもチーム最多の2得点と役割を果たし、攻守で活躍を見せた。「他の大学は主力でリーグ戦からずっと出てる選手もいるので、やっと追い付いたという気持ち」(中村健)。1年生唯一のスタメン起用でしっかりと結果を残した。
 CBとして出場した水町政哉(政経4=ヴィッセル神戸U―18)は公式戦2試合連続出場を果たした。普段はボランチでプレーしているが「後ろから声かけてみんなをほぐして支えになろうと決めていた」(水町)。武器は巧みなボールコントロールと、状況に応じて頭を使いながらサッカーができることで、しっかりCBとしての役割を果たした。初めて水町とCBを組んだ小出悠太(政経4=市立船橋)も「チャレンジアンドカバーの面で迷うことなくできた」と評価。三原則の『球際、運動量、切り替え』を徹底したディフェンスは相手のシュート数を0に抑え、目標としていた無失点勝利へ導いた。


 上位チームとの戦いが始まる。中一日で行われる準々決勝の相手は、夏のリベンジをかけて戦ってくる大体大。2回戦を法大相手に3―0で勝ち上がってきているが「いつも通り明治のサッカーをするだけ」(服部一輝主将・法4=札幌大谷)。明大らしいサッカーで三冠に向け駒を進めていく。
 

[臼井美理亜]

試合後のコメント
栗田監督

「初戦で相手が一回やった上でのゲームだったので、初戦がすごく大事だなと思っていましたけど、まずは勝ててよかったと思います。立ち上がりというのをすごく意識して、やはり立ち上がりに失点してしまうとすごく苦しくなってしまうので、いい距離感と守備の意識からしっかり入って、前向きな状態になってしっかりアクションを起こしていこうということをすごく意識して入りました。前半はやはりもっと決められるシーンがあったので、そこの決定機で外していたのでああいうところを決めていかないと、この先、勝っていけないと思うので、そこは課題だなと、ハーフタイムもその部分はかなり話をしました。(選手起用は)リーグ戦が終わってからずっとトップの20何人で競争しながらやっていく中で、直前のJクラブとの3試合を経ていろいろな経験をさせてもらって、その中で調子のいい選手を単純に使いました。今非常に後ろから組み立てていくっていうビルドアップの部分をこの2ヵ月ずっと課題としてやってきていたので、そういう意味では水町はボールを動かすのも非常にうまいですし、やはりコーチングがすごくできるのでそういう意味では中でボールを失わなかったり、頭を使いながらサッカーができる選手なので、今ヒットしていると思いますね。(中村健は2得点)この1年間中村健人については本当に課題を突きつけながら、本人も向き合いながらやってきて、夏の総理大臣杯では自分自身がたぶん納得できない中で悔しい思いをしていたと思うので、リーグ戦もそんなに出場はなかったんですけどIリーグの方できちっと個の部分の強化とか個人で打開するとか運動量を多くするとか守備の強度を上げるとかっていうところに取り組んできて、ここ1ヵ月、2ヵ月非常に調子がよかったですね。成長してきたなっていう実感があるので今回使いました。(今期最多6得点、5人がゴールを奪いました)前半でいえばセットプレーからのこぼれが2点だったので、形からもっと点が取れるシーンがあったところを外しているというところが課題じゃないかなと思っています。リーグ戦優勝決まってから勝っていなかったので、久しぶりの勝ちだったのでそこは非常に満足しています。(リーグ優勝後試していた部分でインカレに生かしていこうという部分は)一つはやはりビルドアップの部分はすごく意識して、攻撃がどうしても縦に速くなってきて、我々はコンパクトな守備というのをすごく意識しているので、立ち上がりからばんばん蹴っちゃうとどうしても後半疲れてきてしまう。いい距離感の中でどうやって効率的にサッカーをやるかというのがテーマでした。そういう意味ではそこにものすごく取り組んできました。ただそれを目的にしてしまうと背後とかゴールの意識がなくなってしまうので、そことのバランスというのが課題かなと思っています。(次戦大体大)今日の試合だけ見ればうちがシュート24本で相手が0でゴールキックも0という、サッカーにおいてこういうゲームっていうのは本当に数少ないと思うんですけれども、そういったことがあっただけに気を引き締めてやらないと大阪体育大学さんは夏やった時よりも守備の意識がすごく高くなっているなというのを感じますし、坂本監督の件もあったりとかで気持ちもすごく入っていたりとか、夏のリベンジも含めてものすごく強い気持ちで向かってくると思うので、そこに我々はそれ以上の強い気持ちを持って臨まないとやられちゃうのかなと思っています。(3冠へのプレッシャー)プレッシャーはないんですけれど先のことを見すぎると足元すくわれてしまうので、今日のゲームをどうやって質を高めるかとか先にどうつなげるかというところが一番大事になってくると思います。そういう意味では今日もまだ質の部分が低いプレーが何度かあったし、やはり集中力が散漫になった時間帯もあるので、そのへんを改善してスキのないチームをつくっていかなければいけないなと思います」

服部
「立ち上がりがすごい気になるってチームで話していて、その立ち上がりで先制点を取れたってことがこの点差につながったんだと思います。点が取れたことは自信にはなるけど、相手が関東リーグでやっているレベルではなかったので、これで満足せず次に向けてやっていきたいです。シュートゼロも自信にはなると思います。チームもすごい良い雰囲気でポジティブな声も出ていました。結果は4戦勝ちなしできていましたが、個人的にはすごく良かったので良い形でインカレに入れたと思います。勝ちにこだわっていなかった訳でなかったが、一戦一戦戦い方を変えていた中での結果なので、僕たちとして不安要素として思っていなかったです。(水町選手がCBとして出場)政哉も4年間しっかり積み重ねている選手ですし、Jリーグと3試合やっている中ですごく存在感がありました。他のトリ(鳥海)や山崎と遜色ないというか、むしろ政哉の方が良かったんじゃないかと思うプレーをしてくれていました。信頼はしていますし、良いゲームをしてくれていました。(後半の立ち上がりは勢いが落ちたが)3点入れた後も後半しっかりやっていこうって話していたけど、油断やスキがあったと思います。ボールを持っている時間であっても距離感が少し遠かったので、縮めるように指示も出しました。(大体大戦)いつも通り明治のサッカーをするだけだと思います」

小出
「ディフェンスの自分としてはシュート0本に抑えられたというのがまずよかったと思います。今日初めて水町政哉とCB組んだんですけど、そういった中でも政哉は本当しゃべる選手なので特に問題点はなくて、お互い話し合いながらラインの上げ下げであったりそういったチャレンジアンドカバーっていう面では迷うことなくできたので、それがはっきりしたプレー、自信のあるプレーにつながったのかなと思いますね。前日に政哉とCBと言われて、本当はあいつボランチの選手なので。最近はCBもちょいちょいやっていて、そういった中での紅白戦でも敵同士でやることが多かったんですけど、政哉は本当にポジショニングがうまいし嫌な選手だったので、自分のチームでやったらやりやすくてそこは良かったと思います。(被シュート0本に抑えました)うまいことやるよりも自分たちは球際、運動量、切り替えって部分で圧倒することが今日の目標であったり、自分たちのやりたいサッカーだったので、そこを結果として体現できたというのはいいことだと思うので、次の試合もしっかりやっていきたいと思いますね。(試合の入り方)試合の入りというのは自分たちの課題であって、先に失点してしまったりというのがあったので、そこは全員が意識してやっていた中で、本当にいい入り方ができたと思うので次も続けたいと思います。早い時間帯に決めるべきところを決めたのが大きいですし、そのあとのゲーム運びというのも楽にはなったので、立ち上がりの得点というのはDFとしてもありがたいしチームとしてもやるべきことなんだなと思いますね。(次戦大体大との一戦です)サイドにはドリブラーが多いっていうのと交代選手もそういう選手がいると思うので、あとはパワーのある試合運びというか体の強さとかそういった面があると思うので、そこは注意してやっていきたいと思います。(課題は)後半の最後の方にも危ないシーンがあったと思うんですけどそういった守備の面であったり、攻撃に関してはラストパスの質とか、他にももっと決めるべきところはあったのでそういったところの課題というのは見えたので、1日もう一回しっかり話して意識次第で変わるところもあると思うので、そこは突き詰めてやっていきたいと思います」

丹羽
「(今日の試合)初戦ということもあって、みんな硬くなって、上手くいかないことが予想されたのですが、その中で先制点が何より大事で、早い段階で先制点が取れたので、いつも通り落ち着いた状態で臨めました。明治の攻撃としてサイド攻撃という特徴があるので、サイドにボールが入った時に、中の入り方であったり、シュートへの持っていき方っていうのは意識していまきた。アキ(河面)がクロス上げる時には、しっかり見てくれてるっていう感覚はあるので、ファーで待っていて、アキがしっかり見ていてくれていたので、あとは流し込むだけでした。(10番を背負ったことでの意気込み)歴代素晴らしい選手が着けてきた背番号を背負えるのはとても光栄に思いますし、1年だけでいうと、前期、後期と木戸が着けいたので、木戸がケガで出れない分、その思いも背負って望みました」

水町
「初戦ということもあって、全体的にみんな色々と緊張とか硬くなった試合になると思っていたんで、僕は4年生として後ろから声かけてみんなをほぐして支えになろうと決めていました。大量得点できてよかったです。4年生内では、リーグ戦や大臣杯でも言っていたんですけど、一戦一戦勝って優勝しようと言っていたので、焦らずに、優勝っていう目標はあるんですけど、一つ一つ積み重ねて優勝しようと話し合っていました。今回はポジションが変わったんですけど、僕の長所である周りを見れたりバランスが取れたり、あと後ろから声かけるという部分もそうなんですけど、それがここにきて必要とされたので、コツコツと準備もしていましたし、起用してくれた監督に感謝です。ボールを回したり、ポゼッション率は僕たちの方が高いと思っていたんですけど、一発で裏を取られたり、イージーミスで失点してしまうような怖いところがあったので、僕たちは最終ラインでリスク管理して無失点で終わろうと思っていました。ハーフタイムの話し合いでは、前半はゴール前でチャンスがあったのでそこを決めようということと、この試合は勝つだけじゃなくて僕たちのサッカーをしようとなりました。押し込んだゴールは日頃の行いがよかったのかなと思っています。これから上位チームと当たっていくので、一つ一つ勝っていって優勝できたらなと思います」

柴戸
「初戦ということで難しいゲームになると思っていましたが、無失点で終えられたってこととしっかり得点できたことでひとまず安心しています。しっかりこの1戦に向けて準備してきたことが出たと思います。一人一人のゴールへ向かう意識であったり、攻守においてのゴール前での気持ちが出始めたと思います。色んな選手が点を取れるってことはいいことだと思います。相手にシュートを打たせなかったことは本当に自信を持っていいことですし、相手のレベルもあるのでこういう自分たちのやりたいことができる試合を何回できるかがカギになってくると思います。中一日ですが、チームで統一しながら個人のやるべきことを明確にしていきたいです。(後半の入りの勢い)前半3点取ってしまったことで、チームに隙を生んでしまいました。本当に強いチームはああいう場面でも隙はつくらないし、あそこから圧倒していく力強さもあるのでまだまだこのチームにはもろさや弱さがあります。(神川元総監督やOB選手も観戦に来ていたが)こういう風にOBの方々が会場に足を運んでくださるのは心強いですし、自分たちの力にもなります。応援してくれている人のためにも一戦一戦しっかり戦って勝つことが明治の責任だと思います。(チームの雰囲気)インカレ前は少し緩んでいるような雰囲気はあったので、しっかり締め直してもう一回本気でというか、締めるところは締めてしっかりやっていこうと話しました。昨年もインカレは負けていますし、チャレンジャーなので特にプレッシャーはないです。次の一戦も絶対に負けられないので、全力で戦っていきたいです」

土居柊太(政経3=浜松開誠館)
「初戦ということもあって立ち上がりから明治のやるべきことをしっかりやろうという中で入って、明治らしいサッカーかできていたので良かったと思います。(6ー0と快勝となりましたが)決める時に決めれたっていうのが6ー0っていう結果にも表れたと思うんですけど、やっぱりまだまだ決めれるシーンもありましたし、そこはレベルの高い相手とやるってなったときにはチャンスも少ないですしそういうところをもっとこだわっていかないといけないなと思いました。(得点シーンを振り返ってみて)セットプレーだったんですけど、ああいうところにいることも大事ですし、やっぱりアタッカーとして得点、アシストっていうのは残していかなきゃいけないんで、そういう意味での1点っていうのは大きかったですしそれは継続していきたいなってふうに思います。(インカレに向けて重点置いてきた練習は)明治はまず守備なので、そこの守備の突き詰めっていうのは普段の練習からやってましたし、あとはプラスαで攻撃の部分での全体ビルドアップのところとかラストパスの質だったりとかそういうゴールにこだわる勝負どころっていうところを普段のトレーニングからこだわってやりました。(チームの中での自分の役割は)チームとしては守備からなので守備をしっかりやることと、サイドのアタッカーとしてクロスだったりとかスルーパスだったりとか最後ゴールまで持っていってシュートまで持ち込むってところでやっぱり結果を残すことが自分の役割だと思ってるので、そこはもっと今以上にこだわっていかないとなって思っています。(次戦は大体大との試合となりますが)大臣杯でも戦ってますし大臣杯では勝ってますけど、大体大は法政に勝って調子も上がってますし明治倒すぞっていう気持ちでかかってくると思うんで、そこはブレないで、僕たちは自分たちのサッカーをして明治らしいサッカーをして勝ちたいなって思っています」

中村
「初めは決めれなくて、切り替えてやったら、たまたま自分のところにボールが来たので押し込みました。中一日ですが、サッカー面では尽くしてきたので、あとはコンディショニングを崩さないことです。今回、明治としては1年生でインカレに出たのは一人なんですけど、他の大学は主力でリーグ戦からずっと出てる選手もいるので、やっと追い付いたという気持ちもありますし、明治として一人だけ出場しているということに関しては、1年生の代表として戦っているので、1年生の思いも背負って戦っています。相手のチームを分析した時に、ディフェンスラインの前が空くというのがあったので、明治は4−4−2なんですけど、自分のトップ下というポジションが生かせるということでスタメンになったんじゃないかなと思います。もう少し高めの位置でもらって、ディフェンスの前でボールを蹴れることができれば最高だと思ったんですけど、何回か中盤に入って崩すということはできたので役割を果たせたかなと思います。決定力ということと、個人での突破というところはもっともっとやっていかないと決勝に行った時は通用しないんじゃないかなと思いました。次節もメンバーに入って試合に出場する機会があれば中心になって戦えるように頑張ります」



ニュース
 
 この記事へのご意見はこちらからお寄せください。
 今後の明大スポーツ運営への参考にさせていただくほか、ご意見としてご紹介させていただく場合もございます。
 ※必ずEmailアドレスをご入力ください。
 ※htmlタグなど、一部本文中にご利用できない記号がございます。
Email: