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左から道渕・丹羽・岩田


一心  (7)〜インカレ直前特集〜 4年生対談A (岩田・丹羽・道渕)  

心を一つに頂点を目指す。昨季は総理大臣杯準優勝、関東リーグ戦2位、インカレ3位と好成績を残し続けたものの、ビッグタイトル獲得はならず。8名のプロ進出選手を要し、全国屈指のタレント陣を誇ったがあと一歩で栄冠を手にすることはできなかった。
 今季の目標は6年ぶりのリーグ戦優勝、創部初の総理大臣杯優勝、7年ぶりのインカレ優勝。昨季達成することができなかった3冠を再び最大の目標と定めた。今年のチームカラーは「みんながまとまって泥臭く勝ちにいくところ」と服部一輝主将(法4=札幌大谷)。球際・切り替え・運動量の3原則をベースに、組織的な守備と攻撃を貫き通す。本特集はそんなサッカー部の1年を追い続ける。
 12月7日の開幕が迫ったインカレ。明大は関東第1代表のシードとして10日の2回戦から出場する。総理大臣杯、関東リーグのタイトルを手に、創部初の3冠を目指す。インカレ直前特集では12月3日から全7回で、4年生2組の対談、4年生3選手の特集、4年生マネジャー対談、三浦佑介ヘッドコーチ、栗田大輔監督のインタビューをお届けします。明大の初戦である10日の前日には瓦版を掲載します。
 第2回は今年1年間攻撃をけん引してきた4年生アタッカー岩田拓也(商4=FC東京U-18)、丹羽詩温(文4=大阪桐陰)、道渕諒平(農4=ベガルタ仙台ユース)の3人の対談をお送り致します。(この取材は11月24日に行ったものです。)



――今シーズンをここまで振り返っていかがですか
丹羽:
開幕前の下馬評はあまり高くなくて、今年の4年生は試合を経験している選手も多くなかったので、どちらかというと不安が大きい開幕前でしたね。
岩田:昨年のちょうど今ごろ4年生に集められて「お前ら来年やばいぞ」みたいに危機感をあおられて、俺らもやべーやべーみたいになって、冗談交じりで残留しようぜみたいにも話していて、そんな感じで開幕を迎えました。なので、今こうなっているなんて想像もしていなかったです。
丹羽:想像できなかった。
道渕:俺は自信あったけどね。
一同:(笑)
道渕:そういうふうに言われる分、優勝して見返してやろうという気持ちが強かったです。
丹羽:そういう気持ちは例年よりも強かったと思います。
道渕:結構楽観的だったな俺は。何だかんだまとまって結果出せるんじゃないかと思っていました。

――今シーズン特に印象に残っているゲームはありますか
道渕:
俺は大臣杯の決勝かな。順天戦。優勝懸かったゲームだったので。
岩田:ターニングポイントじゃないですけど、天皇杯の予選は格下に負けて、その後のミーティングとかも印象に残っていますね。それがあったから大臣杯とか、リーグ戦につながったのかなと思います。
丹羽:俺は開幕戦かな。開幕前2月から新チームがスタートして、開幕前は練習試合でもあまり勝てないことが多くて、不安を抱えたまま開幕戦に臨んだんですけど、結果的に3−0で、相手のシュート0という最高の結果が出せたことで、僕を含めてあまり試合に出ていなかった選手が自信を深めることができたと思います。俺たちもやっていけるんだぞと思えましたね。

――今年からユニホームも変わりました
岩田:
着るユニホームがかっこいいのはうれしいですよね。
一同:(笑)
岩田:でも公式戦のユニホームの重さは変わらずという感じでした。諒平(道渕)の部員ブログにも書いてあったと思うんですけど。
道渕:部員ブログに書いたことを書いておいてください(笑)。

――4年生はどんな学年ですか
岩田:
まあ、仲良し?
道渕:普段から仲が良い分、サッカーの時でもまとまれる力があると思います。そこが今年結果出ている要因だとは思います。
丹羽:でもみんな真面目だと思います。トップにいたりセカンドに落ちたり、トップからセカンドに落ちたり、逆に上がったりする中でサッカーに対して気持ちが冷めている人はいなくて、みんなが常に本気で取り組んでいるので、お互いに刺激になっています。
岩田:僕らは誰かに対して言えないということがないので、みんなが言い合える環境ができていると思います。

――寮生活での思い出を教えてください
道渕:
めっちゃありますよ!
岩田:めちゃくちゃありますね。
道渕:語ったら1日あっても足りないんですけど...。
丹羽:下級生の時の仕事があって、僕らの代はあまり出来がいい方じゃありませんでした。できないと罰があって...。
道渕:掃除とか毎日やったり。怒られながらやっていました。
丹羽:毎日のようにミーティングをして、そのミーティングも結構深刻な雰囲気でやっていて。
道渕:ミスったやつがその他全員から怒られる。
岩田:基本的に僕ら二人なんですけど(笑)
丹羽:岩田、道渕ラインです。
道渕:毎回ミーティングは気が重い。マジで行きたくなかった。
丹羽:同期だけでやるんですけど、気が重たくなるくらい厳しく言い合うミーティングをね。
道渕:むしろ先輩に怒られるより、タメに怒られる方が気持ち的にきついじゃないすか。
岩田:最初はマジで俺1時間うつむいてた。みんなの顔見れなくて。
道渕:怒られる分サッカーでは先輩に負けないぞっていう気持ちがあったので、それが今サッカーが伸びている要因なのかなと思います。
丹羽:仕事がきつくてもサッカーだけは熱くやろうという話はしてました。
岩田:坊主にした次の試合でさ、政哉(水町・営4=ヴィッセル神戸ユース)が点決めた時めっちゃ喜んだよね。
一同:(笑)。
丹羽:まあでも毎日食堂に行けば誰かがいて話しながらご飯食べたり、部屋も8人部屋と16人部屋で一人になることがないので、風呂もそうですし、毎日が楽しいです。

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――朝練が明大サッカー部の一つの特徴です
道渕:
一週間くらいで俺は慣れたかな。
岩田:今でも慣れないですよ。
道渕:俺はもう朝起きたらパッと切り替えて、練習に向けての集中をしないといけないじゃないですか。絶対熱い風呂に入って、体温めたら目がバッチリ覚めるんで。
丹羽:俺も一緒やわ。
岩田:1年生の時俺は本当に眠かったから、朝起きてイヤホン付けて洋楽を爆音で流してた(笑)。鼓膜ちぎれるんじゃないかってくらいの音量で5分くらい流してましたね。

――セレクションや入部当初の印象を教えてください
岩田:
僕が練習参加した時、詩温(丹羽)と一緒で、最後の走りがあったんですけど詩温。が抜けていて...。
丹羽:練習生は最後の走り抜けていいよと言われていたので、僕はすんなり抜けたんですけど(笑)。拓也(岩田)はずっと先頭集団引っ張る勢いで走っていて、こいつ走れんな〜って見てました。その前に国体で東京と大阪でやったんですけど、その時に拓也が点を決めて東京が優勝したんですけど、その時のことをお互い覚えていましたね。
岩田:諒平は...。
道渕:いや俺側から言うと拓也しか知らなかったです。拓也は代表とかも入っていたので、名前見たことあるみたいな。
丹羽:ちょっと有名どころみたいなやつはいたんですよ。
道渕:拓也、翼(伊池・商4=横浜F・マリノスユース)、成(室屋・政経4=青森山田)、悠太(小出・政経4=市立船橋)とか、そういうところは当確チームみたいな。
丹羽:そういうところはお互い知っているから固まるんですよ。
道渕:俺らはビビリつつみたいなね(笑)。
丹羽:入部当初も若干Jユース組と高体連で派閥みたいなのができるんですよ。Jユースが若干高体連を下に見てたんですよ。
道渕:全然そんなことない(笑)。

――岩田さんは今季ケガで離脱する時期もありました
岩田:
前期いい形で過ごせていた中で、ああいうケガをしてしまって焦りもありました。でも皓貴(木戸・文3=東福岡)がたくさん点を取ってくれました。大臣杯で復帰したんですけど、今度は皓貴がケガをしてしまったので、皓貴のためにという気持ちが強かったです。
道渕:また誰かケガしてしまったのかという気持ちはありました。1人いないだけでかなりキツくなるポジションですし、誰がケガをしてもそうですけど痛いなというのがありました。
丹羽:拓也がケガしたのが大臣杯1、2ヶ月前くらいだったので、大臣杯が決まれば拓也が戻ってくると思っていたので、拓也が帰ってくる舞台を勝ち取ろうっていう話はしていました。FW陣は特にそういう思いがあったと思います。皓貴も。大臣杯で3人がそろった時はスタートから本気でやっても、ベンチに皓貴がいるので安心感がありました。
岩田:大臣杯は結構回してやっていましたね。

――リーグ優勝を決めてから4試合勝ち星がありませんでした
道渕:
4試合やって、やっぱり精神面がプレーに与える影響は大きいなと思いました。優勝とか意識しないで、成長することを考えてやったんですけど、なかなか結果が出なかったので精神的なところが大きいのかなと。
丹羽:諒平が言ったように、この4試合がインカレ優勝につながればいいなと思います。
岩田:天皇杯の時のようにうまくいかなかった経験を先に生かせればという4試合でした。

――現在のチーム状態はいかがですか
丹羽:
まだここから上がっていくとは思います。
道渕:ただみんなが思っていることは初戦。優勝というよりは1戦1戦になってくるので、足元をすくわれないように初戦に向けてやっていきたいです。
岩田:2年前も後期すごく調子が良くて、じゃあ優勝目指してやるぞってところで、1回戦で足元すくわれたことが印象に強く残っているので、初戦に向けてという気持ちはみんな持っています。
丹羽:2冠したことに対する慢心とかはなくて、逆に最後の4試合に勝てなかったことが危機感にもつながって、緊張感があります。
岩田:自分たちは本当に必死になってやらなかったら弱いんだということが分かったので、慢心とかはないよね。むしろ危機感。

――最後のインカレに向けた意気込みをお願いします。
道渕:
3年間自分は負けた試合に出ていて悔しさしかありません。負けて引退していく先輩たちの姿を見てきたので、自分たちは勝って笑って終わることができればいいなと思います。今までやってきたことが報われるような大会にしたいです。
丹羽:僕は4年目にして初のインカレになるので、人一倍この大会に懸ける思いは強いです。ただ今年は年間を通して試合に出てきたので、その自信とプライドを持ってやりたいと思います。
岩田:この3年間ケガとかもいろいろあってインカレに1試合も出られていないので、今年は本当にチャンスだと思っています。3冠っていう明治にしかできないことにチャレンジできるので、歴史をつくりたいという気持ちはありますし、この同期たちと最後笑って終わることができればいいなと思います。

――ありがとうございました。
次回は4年生3選手を特集します。更新は明日12月5日です。お楽しみに!

[鈴木拓也・亀井笙子]

◆岩田拓也 いわた・たくや 商4 FC東京U‐18出身 177cm・74kg
◆丹羽詩温 にわ・しおん 文4 大阪桐陰高出身 177p・73s
◆道渕諒平 みちぶち・りょうへい 農4 ベガルタ仙台ユース出身 177p・75s


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