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チームを率いた3人が来年からはプロに挑む

サッカー部  小出副将ら2冠支えた3選手がプロへ決意表明/Jリーグ加入選手合同記者会見

◆11・29 Jリーグ加入内定選手合同記者会見(明治大学駿河台キャンパスグローバルフロント)
 来季からJリーグ内定が決定している小出悠太(政経4=市立船橋)、河面旺成(政経4=作陽)、道渕諒平(農4=ベガルタ仙台ユース)の3選手が29日、内定記者会見に臨んだ。昨年は7名のJリーガーが生まれ、今シーズンに入ってからは室屋成(政経4=青森山田・現FC東京)がFC東京に加入したこともあり、大幅な戦力ダウンが予想された。しかし、結果は史上初の総理大臣杯優勝、6年ぶりのリーグ優勝を果たし、2冠を達成。栗田大輔監督も「この3名をはじめとする4年生が中心となって引っ張ってきたことが一番」と3人の功績をたたえた。チームを代表する3人がプロの世界に挑む。

 プロ入りを決めた小出は「1日でも早くヴァンフォーレ甲府の力になること」とプロ入り後の活躍を誓った。それでも選手たちの目標は集大成であるインカレに向いている。「本当に明治が強いというところをしっかり出すためにも結果を求めながら一戦一戦しっかり戦っていきたい」と河面。悲願の3冠達成を足掛かりに、プロでの躍進を誓う。






[明大スポーツサッカー部担当一同]

井上優部長
「3名の選手が内定を決めることができました。昨年は大量にJリーグに加入していい選手が抜けたあとということで当初から戦力的にきついのではないかって言われていたと聞いています。その中で私が試合を何試合か見ていく中で、不安要素を感じない非常にたくましい戦いをしており、本当に戦力ダウンしているのかって思うくらいの戦いぶりでした。個人の力は昨年より勝るところは少ないかもしれませんが、それを補って余りある『考えるサッカー』がしっかりできていました。その中で3人の選手が内定する結果になりました。また、この3名を引き継いでいく選手がいると思うとこれに勝る喜びはないと思います。彼らの活躍を祈ると同時に、3選手の活躍を見届けていきたいです」

栗田大輔監督
「昨年は7名のプロフットボーラーが誕生しました。シーズンに入るにあたって室屋成がリオ五輪に向かうこともあり、FC東京に加入いたしました。そういうこともあり、中心選手が大幅に入れ替わるシーズンインをしました。そこで今年の明治は強くないってことに強く自覚をもちその上で何ができるかを追求しました。4年生を中心に「一心」のスローガンで全体でまとまって行こうと、まとまりを大事にしていきました。全員守備、全員攻撃、ハイプレス、ショートカウンターを掲げてとにかく動こうと献身的なサッカーを目指しました。その成果もあり夏に全国大会優勝を初めて果たしました。リーグ戦でも優勝することができ現在はインカレに向けてトレーニングを重ねています。やっぱり2冠ができたのはこの3名をはじめとする4年生が中心となって引っ張ってきたことが一番です。インカレも優勝を掲げながら各大学も様々な取り組みをしてくるので決して楽ではないです。一戦一戦きちんと戦って結果を積み重ねていきたいと思います。小出はリーダー的存在で、1年の頃からレギュラー格としてプレーしています。高校の市立船橋高校で2年生の時に優勝を果たしていて、1年生と3年生の時は準優勝と悔しい思いもしています。その経験が総理大臣杯の優勝に貢献してくれたと思います。特徴としましては、やはり対人の強さやゴール前の厳しさには抜群のものがあります。プロの場であとは柔軟性や自分より屈強な選手にどのように対応していくかを経験を積みながら成長していってほしいです。道渕はベガルタ仙台ユースから明治大学に来まして、当時はいわゆるボランチ、守備的なミッドフィルダーとして入りました。2年次からはフィジカルの強さと、一対一の強さとスピードに乗ったドリブル、その辺に磨きをかけたいなということでサイドハーフをやりまして、もともと守備も上手な選手でしたのでサイドハーフとして頭角を現しました。今明治の中ではサイドアタッカーとして、得点を奪ったりアシストで貢献したりということで中心的な選手として活躍してくれています。特徴は先ほども言いましたけど強靭なフィジカルを生かしたドリブル突破です。課題としましては判断力のところかなと思っているので、その辺りがプロのスピードだとかより洗練された戦術の中でどのように磨かれていくのかということで期待をしております。ただ個人スキルの部分、いわゆるボール持った時の強さ失わない強さっていう特徴を伸ばしてくれれば必ずやチームに貢献してもらえるんじゃないかと思っています。河面は作陽高校から明治大学に入りまして、高校3年次には全国高校サッカー選手権の優秀選手として活躍し明治の方に入ってきました。1年次はちょっとケガ気味だったんですが持ち前の勝気な精神力、一見静かに見えるんですが、内に秘めた闘争心、試合の時の厳しさっていうものを詰められるタイプでして、特徴としてはまずは左利きなのですが左足の多彩なキックですね。このキックっていうものの精度は非常に武器になっていると思います。また、恵まれた体格を生かして対人の強さそしてオーバラップの質が彼の特徴だと思っています。これから大宮アルディージャの方へ進むわけですけど、よりキックの精度に磨きをかけて、例えばダイレクトの縦パスだったりくさびのボールだったりの精度を高めていくっていうのはすごく武器になると。それと同時にオーバーラップの数と質。そこを追求することで日本を代表するようなサイドバックに成長していってほしいなという風に思っております。以上が3名になりますが、これからプロに進むにあたって各チームでチームのために貢献してもらって早くプロの場で慣れてみなさんに愛されるような選手に成長していってほしいなと思います。そして早く試合に出て長く選手として継続できるケガのない選手に成長していってほしいなという風に思っております。(ここ数年でプロ選手を輩出されていますが、どういったところでプロチームの評価を受けているのか)たまたまこの2、3年というだけで、要因の1つは今に始まったことではなくて、神川前総監督(現J3・グルージャ盛岡監督)含め個の部分、3原則という言葉を用いてるんですけど『球際・運動量・切り替え』というところ、一対一のスキルを徹底したこと、練習のトレーニングでの環境の設定ですね。そこで、お互いに厳しくやり合える空間だったり守備の速いプレスの状況の中での攻撃の質を高めたりしたことで、成績が徐々に出て来たんだと思います。日々の積み重ねの結果として、昨年・今年度といい結果につながり、いろいろな方の目に止まるようになったのではないかと思います。それと選手自身が慢心することなく、日々謙虚に研究している姿勢が、いざという苦しい時に逆境に立たされた時に何か力になっていると思います」


河面
「明治大学での4年間を振り返ってみると、自分の中では苦しい時間が長くて、その中でもやっぱり1年間くらいずっとケガをしていてサッカーができなくて、本当にその時は苦しくて辛かったんですけど、そういう時だからこそ自分に何ができるかであったり何が足りていないかを考えるきっかけになりましたし、そういう時期があったからこそ今の自分があるんじゃないかと思います。これからインカレが始まりますけど、長くいうとこの4年間の集大成となる大会だと思っていて、今まで自分たちが取り組んできたことに自信を持っているので、その自信っていうのを結果で表すために一戦一戦しっかり戦っていきたいと思います。自分のプレースタイルの特徴としては左足のキックと攻撃参加っていうところでまだまだ質を高めるべきところもありますし、そういう自分の特徴っていうのを大宮アルディージャでもしっかり生かしてチームの勝利に貢献できるようにこれからも頑張っていきたいと思っています。(今年いい成績を残してのプロ入りですが、その点についてどう捉えてますか)プロに行くにあたって、個人としてもそうですけど、個人としてしっかりしてればチームも成績が残せると思います。ここまでの結果を見てれば、個人としてもチームとしても結果は出でくるのかなと思いますし、インカレを最後残して、そこもしっかり獲らないと今まで獲った2冠も薄れてしまうので、インカレ向けて3冠獲れるように頑張りたいです。(大宮アルディージャの印象と小出・河面が所属しているヴァンフォーレ甲府と対戦することになったら、どうやって止めたいか)内定先の大宮アルディージャの印象としては今年J1でもしっかり結果が出ているように、組織的にしっかり守備から闘えるチームだと思っていて、戦術理解っていうのが自分の中で課題だと思っているので、そういうところをうまくはまるようにやっていきたいと思っています。対戦した時はたぶん道渕がマッチアップだと思うので、持ち味のドリブルをさせないようにしていきたいです。(プロに入ったら対戦したい選手・チームはありますか)対戦したいチームは同じ埼玉市の浦和レッズで、現段階では日本一のチームなので、そういうチームに対して自分がどれだけ上回れるかだったり、チームとして結果を出せるかっていうところを一番経験してみたいです。本当に大学生活も残り少しなので、その中で少しでも成長してプロに入れるように常に意識してやっています。しっかり自分が周囲の期待に応えられるようにプレーで表現していきたい。(明大4年間で培ってきたもの)やっぱり個人としてのスキルは常に求められているところであって、自分もまだまだ高校卒業段階では足りないところだったので、そういうところは『試合に出るためには』『成長するためには』ということを考えて、一対一の対応だったり、オフの時のポジショニングだったりは常に意識していました。(今、感謝したい人)一番は両親です。小さい頃からサッカーだけをやって来れたのは親のおかげです。そういうところと、自分はケガが多かったので、そういう時にいかに支えてくれていたのだということは、今になって感じていますね。(プロサッカー選手になるという夢がかないましたが、次の夢・目標はなんでしょうか)大きく言えば、日本代表にSBとして定着することです。(プロチームとの練習試合がありましたが、手応えは)相手の戦術とかも色々あったんですけど、ボール持った時は自分がやりたいところでやって、出したいところで出せるという感覚はあります。(来年からプロの舞台に立つということで、プロチームと対戦して見つかった課題)やっぱり、プロの選手なので簡単に一対一でボールを失わないところとかすごい感じましたし、でも来年はそういう舞台でやっていかないといけないと思います。ですので、そこでしっかり奪い取れる力はまだまだ付けないといけないと思っています。(インカレへの意気込み)本当にこの1年間二冠を獲って来て、それを含めての集大成となる大会だと思っているので、本当に明治が強いというところをしっかり出すためにも結果を求めながら一戦一戦しっかり戦っていって、その試合の中でも結果を残せるようにしていきたい」
プロ内定発表時のインタビュー記事「河面旺成がJ1・大宮アルディージャへ来季新入団内定!」も併せてご覧ください。


小出
「幼い頃からの夢であったプロサッカー選手になることができて率直にうれしいと感じています。この現状というのは、自分だけの力ではなくてこれまで関わってきてくださった多くの方々や支えてきてくれた両親のおかげがあってこそだと思っているので、これからも感謝の気持ちを忘れずにプレーするということを常に心に持っておきたいと思います。プロ入り後の目標といたしましては、1日でも早くヴァンフォーレ甲府の力になること、1年目からレギュラーを獲得し試合に出続けることです。そのためにはこれから控えているインカレをまず一戦一戦戦い抜いて優勝し、明治大学の目標である3冠を達成する。そうすることで大きく成長してプロへ行けると思うので、まずそこを目標にやっていきたいと思います。(今年いい成績を残してのプロ入りですが、その点についてどう捉えてますか)2冠を獲っていますが、最後インカレを獲れるかどうかで大きく変わってくるので、現状でできることを最大限尽くすことが自分にできることなので、そこだけを見てやっていきたい。(ヴァンフォーレ甲府の印象と河面の所属する大宮アルディージャと対戦する時になったら、どうやって止めたいか)ヴァンフォーレ甲府は守備的なイメージがあるので、対人であったり、ゴールを割らせないといった守備での活躍が大事になってくるので、そこをまずしっかりやることをぶらさないでやっていきたいと思います。河面選手と対戦する時はどんどん道渕にボールを回していって、2人の一対一を引き出せるようにしていきたいです。あと河面からのクロスを弾き返して、しっかり勝利に貢献したいです。(プロに入ったら対戦したい選手・チームはありますか)自分が対戦してみたい選手は和泉竜司(政経4=市立船橋)です。高校・大学と7年間共にした選手で、本当に自分の成長にもつながりましたし、ずっと仲間としてやって来たので、その中でプロの舞台で同じピッチに立てれば楽しいだろうなと思います。(今からプロに向けてどう積み上げていきますか)大学サッカーでもそうだったんですけどJ1の世界でも、目の前の相手に絶対負けないということを毎試合意識するということですね。あとはもちろん日々の練習の積み重ねで、現状に満足しないで常にレベルアップしていくということを意識しています。(プレー面で伸ばしていきたいところは)一対一の部分だったりゴール前でシュートを打たせないとかそういうところは、身長とか関係なく伸ばせる部分だと思うので、練習の時も意識してますし、伸ばしていかなければいけないなと思います。(課題になってくること)やっぱりキックの精度とかは今は本当に足りてないと思うので、そこは本当に課題になってくるかなと思います。(和泉さんとマッチアップしたいとのことでしたが)でもプロに居続ければ必ず試合することはあると思うので、それを楽しみにしつつ、自分も負けないように成長していきたいなと思います。(明治大学に行って良かったこと)メンタルの部分が大きいですね、もちろん技術といった部分もそうなんですけど。サッカーってミスが出るスポーツなので、そういったミスに対して一喜一憂せずにすぐに切り替えて次にいいプレー出すとかそういった精神的な面っていうのは大学サッカーを通じて成長したなと思いますし、これからもっと大きな舞台でサッカーしていく中で、そういうのは必要だと思うので、さらに成長していきたいと思います。(日本代表というのも)日本代表っていうのは小さい頃からの夢ですしもちろん目指したいですけど、今まで遠くを見るより近くの目標をどんどんクリアしていった方が自分の中で合っていたので、これからも目標は高く設定しますけど、そのために何が必要なのかを常に逆算して目の前の目標をクリアしていくという形でしていくと思います」
プロ内定発表時のインタビュー記事「小出悠太がJ1・ヴァンフォーレ甲府に新加入内定!」も併せてご覧ください。


  道渕
「この4年間を振り返ってみると、やはり人間的な部分で成長できたって自分の中では思っていて、下級生時代の寮の仕事であったり学生間のミーティングっていうのが自分にとって大きな糧になっていると思っています。今年に関しては、戦力ダウンっていうのが言われていてそれは自分の中ではとても悔しくて絶対結果を残してやるっていう反骨心を持って取り組めたことが今の結果につながっているのではないかなと思います。自分のプレースタイルの特徴ですが、攻守においてハードワークできるところと、攻撃面ではドリブル突破であったりアシストであったりクロスというのが特徴です。プロ入り後の目標としては、まずは1年目からしっかりヴァンフォーレ甲府の主力として定着すること。そのために得点であったりアシストであったりっていうのを追求して結果を残していきたいです。苦しい時にしっかりチームのために貢献できる選手になりたいです。(今年いい成績を残してのプロ入りですが、その点についてどう捉えてますか)自分は反骨心を持って、4年生中心にやって来たことが今の結果につながっていると思います。そういう時に目を向けるのは、内容であったり、そこのクオリティの部分だと思うので、そこに目を向けて、チームとして個人として成長することが今、1番大事なことだと思います。(ヴァンフォーレ甲府の印象と河面の所属する大宮アルディージャと対戦する時になったら、どうやって止めたいか)ヴァンフォーレ甲府は守備が素晴らしいチームだと思っていて、その守備っていうのは大学中に培った戦術眼とかが生きていくので、まずは大学で培ったものをしっかりやっていきたいです。河面選手と対戦する時はボールを持ったら必ず仕掛けて抜いてクロスかシュートで終われるようにしたいです。(プロに入ったら対戦したい選手・チームはありますか)自分は室屋成選手で、やっぱり彼は世界を経験しているので、そこに対して自分がどれだけできるのかっていうのを試してみたいです。対戦したいチームはベガルタ仙台です。自分は下部組織出身ということもあって、成長した姿を見せられるように頑張りたいです。(明治での生活)サッカーだけじゃだめってことに気付かされた場所です。そういう意味でも明治に入れたのは人生においてプラスでした。プロの養成所じゃないって井澤GMやスタッフ陣に言われてきましたが、今思えばそれは最もなことです。プロサッカー選手も社会人なので、社会人としての部分を身につけないと人間として対応できません。みんなそうだと思うけど、入った時はみんなプロの養成所だと思っていたと思います。あとは寮での仕事は振り返れば自分のためになりました。同期同士で嫌われるようなことも言い合いましたし、かなり鍛えられました。想像絶する厳しさでした。つらくて辞めたくなる時もありました。今も1年生も坊主になったいますし。良き伝統だと思います。(サイドハーフへコンバート)それまではさばいてフィードをするタイプでドリブルも得意ではなかったです。まさか自分がこのプレースタイルになるって高校の時は想像もできなかったです。反骨心でこれまで成長してこれたと思うので、それはずっと持ってやっていきたいですし、プロの世界でも生きると思います。今となってはドリブルも伸びたけど、そのスタイルは自分でつくっていくものなので部内で参考にした選手とかはいません。要所要所で良いプレーとかは参考にはしてきましたが、練習や個人練習でドリブルをするっていう意識ができるようになった要因かなって思います。(甲府の残留)ずっと気にしていてすごくうれしかったですし、来年の責任感など背負っていくものはとても感じたのでそういう立場になるってことを考えながら今からやっていかなきゃです。(目標)みんなに言われますが、仙台に取っておけばよかったのにって言われるくらいの活躍をしていきたいです。将来的にはA代表になりたいです」
プロ内定発表時のインタビュー記事「道渕諒平がJ1・ヴァンフォーレ甲府に新加入内定!」も併せてご覧ください。


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