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帝京大の強力ディフェンスに苦戦を強いられた

ラグビー部  全勝対決で王者・帝京大に敗北 攻守で後手に回りペースつかめず/関東大学対抗戦

◆9・11〜12・4 平成28年度関東大学対抗戦リーグAグループ
▼11・20 対帝京大戦(秩父宮ラグビー場)
明治15{8―21、7―21}42帝京大○

◆スコア◆
明治
帝京大
前半後半得点前半後半
PG
DG
2121
15
合計
42

 王者の壁は厚かった。事実上の優勝決定戦となった帝京大戦。開始から相手の展開アタックを前に後手に回り、自分たちのペースを継続できなかった。後半も開始直後にトライを許すと前半同様の展開に。攻守に一枚上手だった相手に対して主導権を握ることができず、対抗戦全勝対決に15−42で敗れた。

赤壁打破できず
 課題となっている試合の入りを克服することはできなかった。前半6分、ペナルティーからボールをターンオーバーされ自陣に攻め込まれる。「FWで前に出られてしまって、ゲインを切られてBKでフィニッシュされた」(ナンバーエイト前田剛・営3=報徳学園)。BKの素早いパス回しに対応しきれず先制を許した。続けて前半14分にもゴール前のラックからトライを献上。前半27分にはPG、前半終了間際には左ウイング山村知也(営1=報徳学園)がトライを返すも、8−21で前半を折り返した。
 出鼻をくじかれた。後半開始直後、相手のキックオフボールを取りこぼしトライを許す。明治は順目のアタックで外に展開するも、帝京大の強力ディフェンスを崩すことはできなかった。「全てのプレーで帝京の方が一つ上だった」(ゲームキャプテン・スクラムハーフ兵頭水軍・農4=仙台育英)。後半18分、41分にもトライを献上。一矢報いたい明治はロスタイムに入った後半45分、スタンドオフ堀米航平(商3=流経大柏)からの飛ばしパスを受けた右ウイング矢野湧大(文1=大分舞鶴)が右隅にねじ込むも、ここで時間切れ。そのままノーサイドとなり、最終スコアを15−42で終えた。

プレーの統一へ
 まだまだ伸びしろはある。桶谷宗汰主将(営4=常翔学園)や成田秀平副将(営4=秋田工)、田中真一(法4=国学院久我山)ら主力選手を欠きながら王者との一戦に臨んだ明治。要所のプレーではペースを握るシーンも見られた。「FW勝負は勝っていた部分もあった」(右ロック古川満・商3=桐蔭学園)。マイボールスクラムは全てキープし、フィジカルにおいても引けは取らなかった。
 今後は、試合の中でのプレー選択の統一を図る。「場面場面でのチームとしてやるべき事が、全員同じ方向を向いているわけではなかった」と丹羽政彦監督(平3文卒)。アフターマッチファンクション後には4年生をはじめとしたリーダー陣を集め「自分たちの中でわからないこと、もやもやしていることを全部話してほしい。それを今週の水曜日までに俺のところに持ってきてくれ」(丹羽監督)と伝えた。選手と首脳陣の間におけるコミュニケーションの成熟を図り、今一度プレー精度の向上と統一を目指す。

前半終了間際に1トライを返した山村
前半終了間際に1トライを返した山村


 いよいよ次戦は明早戦だ。対抗戦の最終戦であるとともに、互いの母校のプライドを懸けた一戦となる。昨年は32―24で3年ぶりに勝利を挙げ、帝京大との同率優勝をつかみとった。毎年「下馬評関係なく何が起こるかわからない試合」(兵頭)。永遠のライバル対決を制するのはどちらか。2週間後の12月4日、紫紺の誇りを胸に明早戦に臨む。

[石塚真維]

◆関東大学対抗戦Aグループ 星取り表  11/20現在◆
 帝京大 明治 筑波大 早稲田慶応青学大日体大成蹊大勝敗
 帝京大 
○42―15
12/3 14時○75―3○42―31○111―0○134―3○91―06勝0敗
明治
●15―42
○48―28
12/4 14時○31―29
○60―5
○79―0
○70―05勝1敗
筑波大12/3 14時
●28―48
●12―46●20―28○15―13○46―14〇82―143勝3敗
早稲田●3―7512/4 14時○46―1211/23 14時○48―19○45―40○71―04勝1敗
慶応●31―42●29―31○28―2011/23 14時12/3 14時○55―0○85―73勝2敗
青学大●0―111
●5―60
●13―15●19―4812/3 14時〇31―24○21―32勝4敗
日体大●3―134
●0―79
●14―46●40―45●0―55●24―3111/26 14時0勝6敗
成蹊大●0―91●0―70●14―82●0―71●7―85●3―2111/26 14時0勝6敗


◆対抗戦 対帝京大戦の先発メンバー&リザーブ◆
1.PR久原 綾眞(政経3=佐賀工)→18.矢野佑(後半21分)
9.SH兵頭 水軍(農4=仙台育英)→21.福田健(後半12分)
16佐藤 公彦(法4=明大中野)←2.武井(後半13分)
2.HO武井 日向(商1=国学院栃木)→16.佐藤公(後半13分)
10.SO堀米 航平(商3=流経大柏)
17塚原 巧巳(政経4=国学院栃木)←18.矢野佑(後半3分)
3.PR板橋 将貴(政経4=流経大柏)→18.矢野佑(前半29分)
11.WTB山村 知也(営1=報徳学園)
18矢野 佑弥(政経4=城北)←3.板橋(前半29分)→17.塚原(後半3分)←1.久原(後半21分)
4.LO尾上 俊光(政経4=尾道)
12.CTB梶村 祐介(政経3=報徳学園)
19近藤 雅喜(商4=東海大仰星) ←5.古川(後半33分)
5.LO古川 満(商3=桐蔭学園)→19.近藤(後半33分)
13.CTB尾又 寛汰(商4=国学院栃木)
20葛野 翔太(商4=深谷)←8.前田(後半7分)
6.FL石井 洋介(情コミ1=桐蔭学園)
14.WTB渡部 寛太(文3=北条)→22.鶴田(後半27分)
21福田 健太(法2=茗渓学園)←9.兵頭(後半12分)
7.FL井上 遼(政経2=報徳学園)
15.FB森田 澄(政経4=天理)→23.矢野湧(前半17分)
22鶴田 馨(営3=筑紫) ←14.渡部寛(後半27分)
8.No.8前田 剛(営3=報徳学園)→20.葛野(後半7分)

23矢野 湧大(文1=大分舞鶴)←15.森田(前半17分)


試合後のコメント
ゲームキャプテン・スクラムハーフ兵頭水軍(農4=仙台育英)

「悔しいの一言。勝てる実力はあったと思うし、春シーズンから目指していた相手だったので良い準備ができていると思った。全てのプレーで帝京の方が一つ上だった。いつもはディフェンスラインの裏で全体のコントロールをしていたが今回は試合前にスタッフ陣から強みのディフェンスを出せるように入っていけと言われたので積極的にいった。もっと精度を上げていける。慶応戦からチームはワンチームになってきているし、集中力と最後までやり切る力には自信がついた。今日は前半の集中力はもっと高めたい。今回もキャプテンだが、しっかり体を張ることと冷静さを持って臨んだ。プレーの面では梶村と古川に任せることも多く、キャプテンであることはあまり意識せずにできた。明治はチャレンジャーなので全力でやっていこうという気持ちが全員にあった。評価できるのは、ボールをキープできれば得点につながるチャンスに持ち込めること。早稲田戦は伝統の試合で、下馬評関係なく何が起こるかわからない試合。しっかりと勝ち切って選手権で帝京にリベンジしたい」

フッカー武井日向(商1=国学院栃木)
「いつもよりも前半の入りは良かったが、先制トライを決められてしまった。明治はいつも入りが悪くて、その原因はやっぱり練習にある。常に練習の入りからもっと意識していかないと改善できないと思う。スクラムでは優位に立てた部分はあったが、相手ボールの時にターンオーバーまでもっていくことができなかったのでそこがまだまだ課題。(練習を見に来ていた)中村駿太(平28商卒・現サントリー)さんには、セットアップの時にいい形で、自分のやりたいようなことを相手にして、相手が嫌がることをしろと言われた。この1週間そこを意識してやってきたので、今日も出せた。ラインアウトの精度はまだまだ悪い。自分たちの動くスピードであったり、クイックセットの部分が課題。相手が揃った状態でこっちもラインアウトしてしまった。クイックに動いて優位な状態でできるようにしたい。ブレイクダウンではターンオーバーできたところもあったが、無理にターンオーバーをしようとかけてしまって、そこで人数少なくなってゲインを切られてしまったりしたので、まだまだそこの見極めというのは必要だと感じた。(一対一でのディフェンス)入れたところは入れたが、ロータックルで入った時に離してしまった部分もあったので、タックル面での精度も上げていかないといけない。(試合終了間際の矢野湧のトライ)最後まで諦めないでトライを取りきったというのは、チームにとっても大きいこと。いきなり対抗戦に出場して、あんなふうにトライまで持っていけるというのは同じ1年として自分も頑張らなければいけないなと思った。主将、副将がいないとか関係なく、選ばれた人が明治の代表だからと監督もおっしゃって下さったので、その責任を持ってプレーできた。(FWは主力が抜けている中で)やるべきことは変わらない。そういう面でも選ばれた代表としての責任はあったが、細かい部分でのミスが多く出てしまった。代表として出場するという意識をもっと持って、一つ一つ修正していきたい。次の早稲田戦はすごく重要になってくる。早明戦ということもあるが、全国選手権につなげられるように圧倒して勝ちたい」

左ロック尾上俊光(政経4=尾道)
「悔しさしかない。もっと得点は増やせたし、失点も減らせた。特にディフェンスはFWで食い込まれてしまった。そこをもっと前に出て止められたら失点は減らせたと思う。ゴール前ではしっかり止められたシーンもあったけれど、結局取られてしまっては意味がないなと感じる。あとはラインアウトの伝達ミスもあって、そこはしっかり取り切らないといけないなと。コーラーとリフターがかみ合っていなかったり。スクラムはしっかり組むことはできたけれど、ターンオーバーを狙えるシーンもあったと思う。今日の試合で個人として得た手応えは、ラインアウトのディフェンスでプレッシャーをかけられたこと。次は伝統的な一戦なので、しっかり勝てるようにしたい」

右ロック古川満(商3=桐蔭学園)
「FWは前半ファイトはできたと思うがちょっとしたところで受けてしまったりゲインを切られたりというところでどんどん後手に回ってしまった。そこの特に後半の入りをもう少しずっと出ている課題なので修正しないとこれから厳しい戦いになる。そういうところをもう少しみんなで意識統一してやっていきたい。ラインアウトは最初は取れたが中盤になってくるとクリーンなボールが出せなかったのでそこはFWとして少しスピードのところをもう一回見つめ直して良いボールをBKに供給できるように80分通してやっていかないといけないなと思う。スクラムはマイボールは基本的にクリーンに出せたが、ラインアウトの部分できれいなボールがなかなか出せなかったり本当は後ろで取りたかったがなかなか敵のディフェンスもうまかったりして僕らがやりたいようにはやらせてくれなかったというのがある。そこもリーダー陣を含めて何が悪かったというのをみんなで見つけ出して早明戦に向けて2週間で課題を修正していきたい。僕らも準備はしていたがそこでなかなか準備していたことができなかったりはあった。でもそういう時にどれだけ良い方向に持っていけるかということが僕だったりFWリーダーの仕事だと思うので、そういうところで言ったら少し甘かったかなと思う。FW勝負は勝っていた部分もあったが総じてみると負けていたかなと思う。敵の圧力だったりとか僕らの集中力だったりとかちょっとしたところだとは思うが、全員の意識が統一している帝京さんに対して僕らは個々でいってしまったりする場面が多く見受けられた。フィジカルに関してはそこまで負けてはいないと思うがそういう細かい意識の部分であったりをしっかりやっていきたいと思う。立ち位置のオフサイドであったりずっとレフリーから指摘は受けていたが少し冷静になれなかったところがあった。そこはFWの近場のオフサイドだったりペナルティーの部分はもっとリーダーとして気付いて言っていかないといけなかったなと思う。失点が30点を越えてしまうとなかなか厳しいものがあるし、取られた分は取ろうという話はしていたがチャンスでのミスが目立ったりとか取りきるところで取りきれなくてミスをスコアされたという形だった。もう少し敵陣に入ったときのスコアをする確率を上げるのが重要だと思うし、それを上げるには良いセットプレーが重要になってくると思う。敵に対して一対一でいってしまったり上にいってしまったりしたときはゲインを切られて厳しいことになるし、一人目が下に入って二人目が上に入れているときはしっかり止められていると思うので、その回数をもっとどんどん増やしていくのとそのダブルタックルの精度を上げていかないと帝京さんにはゲインを切られたりスコアされると思う。そこは意識はしていたがまだまだ負けている部分があるので、この負けをただ負けたというだけにしないで経験を次帝京さんとやるときに生かせるようにしたい。FWだったら近場のフィジカルの部分だったら一対一ならそこまで完敗というわけではなかったと思うので、そこでもう少し僕らも磨き上げていかないといけないなとは思う。(明早戦に向けて)下馬評だったら明治が有利というふうに思われていると思うが僕らは全然それをうのみにしてはいけないし、僕が入ってから3年間クロスゲームになっていて下馬評関係なく明治がやるべきことをしっかりやればかならず勝てると思っている。妥協せずに2週間しっかり高い精度を求めてやっていきたい。FWのセットプレーの部分では絶対に負けないように優位に立つというところと、BKは今年はすごく得点力があると思うのでそこでどれだけFWが優位に立てるかが大事になってくるかなと思う。しばらくはFWが大事な試合が続くのでそこをもっと意識を上げるようにしていきたい」

左フランカー石井洋介(情コミ1=桐蔭学園)
「自分たちの実力不足だったんじゃないかなと。頑張っててもこれだけ点差が開いてしまった。スクラムはマイボールは出せていたけど、セットプレーでプレッシャーをかけられていなかったと思う。攻めれば通用するけど、ディフェンスの一対一でやられてしまった。一つ一つのプレーの精度の差があった。帝京は一つのプレーを辞めずに次のプレーにすぐ映る。もっと一つのチームにならないと勝てないと思うので、キャプテン中心になって頑張りたい。(明早戦は)順位もかかっている試合なので絶対に勝ちたい」

右フランカー井上遼(政経2=報徳学園)
「やっぱり入りが課題だった。前半10分、後半10分相手にスコアされてしまってなかなか明治の流れに乗ることができずこういう形になった。アタックでのミスが多くて、相手はディフェンスでキープしているのに対してこっちのディフェンスは我慢する時間が多かった。アタックがうまくいった時には明治の流れにできていた。粘り強くはディフェンスができたが、やっぱり一つ一つのプレーで帝京に一歩二歩下がってしまって、しんどい展開になって後半足が止まった。ブレイクダウンでは細かい精度が足りなかった。ラインアウトは帝京にフォーカスして新しくやっていたが、サインミスやチョイスミスでマイボールを獲得することができず苦戦した。相手のラインアウトボールをうまいことターンオーバーすることはできたが、そこからボールをつなげられなかった。帝京のディフェンスが良くて自分たちはマイボールをキープしているが、プレッシャーで上げられてスコアを取りきれなかった。スクラムでは負けはしなかったが圧倒できたらもっと違う展開になった。慶応戦からもそうだが集中力は80分高くできるが、それをもっと早くできれば良かった。明早戦勝って、対抗戦2位で通過してもう一回帝京と決勝で当たれるようにしたい」

ナンバーエイト前田剛(営3=報徳学園)
「帝京はチャンピオンチームだが、明治はチャレンジャーなので失うものはないと思って挑んだ。前半FWで前に出られてしまって、どんどんゲインを切られてBKでフィニッシュされた。FWで勝たないといけない相手なのに遂行できなかった。スクラムは互角で組めたがフィールドプレーで1人目で食い込まれてしまって2人目もゲインされて、少しずつゲインされるのが大きくゲインされてしまった。明治は一番ハードワークしてきた自信があったので我慢してればいつかチャンスがくると思っていた。明治のバックローはかなりスキルは高い。自分が一番のナンバーエイトだとは思っていないが、熱さとか気持ちの部分では負けないと思って声を出し続けた。自身の課題はリアクションが遅かったこと。自分からもっと動いていきたい。フィジカルで戦えてないわけではなかった。しっかりと精度を上げていきたい。全員が高い意識を持てた。早明戦はFWから圧倒していきたい」

スタンドオフ堀米航平(商3=流経大柏)
「点差が思った以上に開いてしまった。抑えられたトライやチャンスを生かせられなかったのでもったいなかった。最後トライ取れて終われたのはみんな諦めずにやった結果だったので、ノーサイドの瞬間は悔しかったけど次につながると思って前向きに捉えていた。試合中は梶村と2人でゲームメイクしていた。(試合後、監督と梶村選手と話していたのは)次に早稲田があるので修正点を話していた。タックルは今日何本も入っていて止めれていたけど、ゴール前で一本いかれたので冷静になっておけばよかった。(前半14点差の場面でショットを選択したのは)まず3点とって、そこからトライ取ればという判断だった。相手も7点、7点と決めていたので。(調子が良い中でのキックを一本外したのは)あそこは絶対に決めなきゃいけなかった。甘かった。調子は良かったし惜しかった。当たってない訳じゃなかったので。ただ、本当に数センチだったので紙一重だった。決めなければいけなかった。早稲田は明治に対して必死にくると思うので、向こうに合わせないようにしないと。コテンパンにすると言うか何もやらせないようにしたい。明治のラグビーをして早稲田を倒したいと思う」

左ウイング山村知也(営1=報徳学園)
「帝京大はチャンピオンチームなので、こっちはチャレンジャーという気持ちを忘れずに思い切りやろうとチームで話していた。最初にチャンスはあってトライを持っていけたかなと思ったんですけどそこからペナルティーになってしまって向こうに思うようなアタックをさせてしまって入りが悪かったなと思う。(トライは)ゴールラインが見えていたので、ボールを持ったらトライを取りに行こうという気持ちでいった。ハーフタイムには、前半の細かいところのミスを改善していこうとチームで話した。失点が多かったがそれ以上にトライを取ることができなかったので、こういう形になってしまったかなと思う。焦りとかあって、もう少し大事にボールをつないでいければもっと元気出たかなという部分もあったので、そういう部分も修正しながら早稲田戦に向けてやっていきたい。慶応戦も前半良い試合内容ではなかったので、帝京戦もこういう結果につながってしまって課題はあるので、しっかり集中していきたい。(トイメンについて)もともとFWをやっているような強い選手だったので、そこにはしっかり自分の強みを持ちながらやっていきたいなと思っていた。細かいルーズボールの反応であったり、一人一人のフィジカルやスキルが帝京のほうが上手かったかなと思う。自分自身だとボールのもらい方であったりとかポジショニングとかのところを、チームとしてはボールをどう継続させていくかとかどうテリトリーを取っていくかが早稲田戦では大事になってくると思う」

左センター梶村祐介(政経3=報徳学園)
「想定していたこと、僕らがプランしていたところで狂わされたのが大きい。ブレイクダウンで劣勢になってしまってあのような結果になってしまったと思う。立ち上がりの攻守の入れ替えの時に反応スピードが帝京の方が早かった僕らも遅いわけではないけど、スコアまでにつなげようとする意識が帝京の方が上。最初のスコアはチームで決めたこと。あの時間帯でフェーズを重ねてスコアできなかったのでまずは3点を取ろうと。攻めれば攻めるだけゲインラインは切れていたけど、スコアまでのフェーズ数の差が力の差だと思う。技術もフィジカルも負けてないので、意識の差だと思う。全員がやろうとしていることを遂行する意識やスコアまでつなげようとする意識。もっと集中力高めるところ高めないと。僕自身マークされてはいたけど、ゲインラインを越えられていなかったわけではない。ただ、後半少しいきすぎてしまったところもあるので、周りを使えるところはもっと使って簡単にゲインラインを越えられたと思う。ディフェンスで向こうのFWがパワフルで、向こうのFWがくると明治のFWが内側によってしまう癖があるので、外側のスペースを作られてしまった。(後半戦は)ゲームキャプテンという意識はなかったけどレフリーにキャプテンと呼ばれて気づくくらい意識はしていなかった。後半は帝京もだいぶメンバーを代えてきていたので、これが本当に通用したかはわからない。ただ、何もせずに終わるよりかはスコアして終われたのでよかった。(試合後監督に)チームの中でやることがもやもやしている部分があるので、それを修正することと、やりたい練習などを意見させてもらった。もう少し試合がしたかった。課題は、後半一ついらないキックをしてしまったところ、いきすぎてしまっていること。自分で判断していかないといけないと思うので、自分で決断できるようにしたい。チームの意識を固めたつもりだったけど、強いチームにあたった時に崩れるということはまだ固まっていないということなので。早稲田までより密にコミュニケーションを取っていきたい。伝統戦は特別意識をしないようにしているけど、意識してしまう選手もいると思うのでいつも通り冷静に。いつも通りやれば勝てる」

右センター尾又寛汰(商4=国学院栃木)
「(梶村、山村がマークされる)その辺の予想はしていたので、BK全体の総合力で勝負していければいいと思っていた。BKでうまくいけた部分もあったけれど、思っていたより帝京大のブレイクダウンや規律がすごくてディフェンスが余らなかった。完敗ですね。(規律の部分が)帝京大の一番の強い部分。80分間しっかり自分たちのマインドを持って戦うのは帝京大の方が上だった。チームとしてはもちろん早明戦で早稲田に勝つのは大切なところだが、個人的には大学のチャンピオンの帝京大を倒すために明治に来たと思っている。毎年負けているが、ここにフォーカスしてやってきたので本当に悔しい。帝京大の持ち味を出させてしまった。チャンピオンチームに勝つにはいかに自分たちの強みを80分間、帝京大より多く出すかがカギ。そこで負けてしまったところに尽きる。個人的にすごく悔しかったのが、試合終わった後に明治のファンの方に「早稲田に勝ってくれればいい」と言ってもらったこと。本当に悔しいし、ファンの方に申し訳ない気持ちで顔も見れなかった。その思いが一番強い。慶応戦でも入りは悪かったけれど劇的な勝利をして期待してもらっていたのにこんな試合をしてしまった。明治のラグビーを見せられなくて本当に申し訳なかった。BKアタックのところはこっちも自信を持っているし負けるつもりはない。でも結局スコアに差がついている。いつもスクラムは勝っていたとかセットプレーは勝っていたとかいっているが、結局負けている。そんなことを言っていても始まらないので、いいところはいいところで置いといて、帝京大になんで勝てないのかの弱点を一人一人が考えたい。特に4年生と、出ていてメンバーは肌で感じていると思うので。早稲田に勝っていい形で選手権につなげるのもだが、絶対に決勝まで残って帝京大を倒すっていうのを自覚を持ってやっていきたい。(大学選手権で再戦したら)今日は個人的に全然自分のプレーが出せなかった。強みが消されたというか。外にチャンスがあってボールを動かすのを意識してアタックしたりディフェンスやブレイクダウンで体を張ることばかり意識してしまった。それも自分の実力だと思うし、帝京大の方が上手だったから自分のプレーが出せなかったと素直に思っている。もっと自分のスキルとかラグビーに対する姿勢を見つめ直す。まだまだ伸びるチャンスはあると思うので次は万全の状態で帝京大に自分のプレーをして「MUST WIN」したい」

右ウイング渡部寛太(文3=北条)
「今日はFWで受けてしまった部分とBKでも帝京のいいアタックに対して受けてしまっていてそういうところでじわじわと点差がついてしまった。自分たちがやりたいことを相手にやらせてしまった。森田さんが抜けてからフルバックで出てて練習はしていたのだけれどアクシデントがあった中でもそこで対応できてゲームを崩れることなく自分のアピールポイントとしてフルバックもできるっていうので前向きに捉えていきたいなと思う。こっちが想定していた帝京のディフェンスと実際にやってきたディフェンスが違っていてそこで空いていると思っていたところが空いていなかったりしてうまくいかない部分があった。そこはもっと自分が判断して一番後ろから見える立ち位置なのでやっていけたらよかった。相手はポジションチェンジをしていてオープンウイングとブラインドウイングでオープンに常に竹山を置いててブラインドに吉田を置いていた。ランナーが速いというのは分かっていたのでそこは意識していたので外のディフェンスは大丈夫だった。一本ハイパンが上がってきていいキャッチができたので慶応戦でも一本キャッチがあって今のところハイパンの精度は上がってきた。大学選手権でも最後まで続けていきたい。山村は毎試合トライゲッターとして仕事をしてくれるし矢野もタッチラインギリギリのところをきっちりと決めてくれた。何回か抜けていった時に軽いプレーをしてしまってもったいないことをしてしまった。ゲインラインをしっかり切れるっていうのは今日で自信になったのでこれからもどんどん出していきたい。今日はキックでトライを取られてしまっていたので正フルバックの人が変わったとはいえバックスリーのコミュニケーション不足だった。前半最初オブストラクション取られてしまったけど外でもトライを取れているしあれだけゲインできているのにターンオーバーされたりしてしまってこっちがいいアタックできなかった。もっと改善できるところを改善していったら勝てない相手ではないと思う。今日は前半の入りは攻められたのだけれど後半の入りに簡単にトライ取られてしまった。もったいないトライを取られてしまっているのでこれから修正していく。相手のFWのランナーとかが一人一人でゲインを切ってきてそれに受けにまわってしまってしんどくなっていった。そこでいかに明治が前に出れるか。これから東海とかフィジカル強いチームと戦っていくのにも大事になっていく。今日出た課題を修正していく。2週間は長いようで短い。早稲田との試合は独特な雰囲気なので出るのは初めてだが雰囲気にのまれることなく、自分らしいプレーを出していきたい」

佐藤公彦(法4=明大中野)
「ハーフタイムで後半の最初の10分、20分が帝京はしっかりしてくるチームだからと言われてたなかで、最初のトライを1分以内に取られてしまった。もっと集中して取り組まなければならないし、悪い流れを断ち切るようにプレーしようと思って入った。ブレイクダウンはBKにボールを下げた時に捕まってしまったり、少し受け気味の部分はあったが春からブレイクダウンはフォーカスしてやってきたので今後はもっと圧倒しなければならない。ラインアウトは多少のサインミスはあったが、うちもしっかり準備してきてる部分なのでプレッシャーだったり考えながら投げるということもなくいつも通りできた。この前の慶應戦でみんな試合終盤には自信が持てたし、それか今日の最後まで諦めずに取ったトライにつながった。そこは一つ成長できた部分。つぎ早稲田とかはどういう展開になるかわからないので、最後まで集中力が切れずにプレーできるのは大きい。後半の入りなどのちょっと時間があって流れが変わったときが悪いというのが毎年現れているので今度こそ修正したい。早稲田には負けられないし去年も勝っているので自分はできるプレーを出し切って絶対に勝ちたい」

葛野翔太(商4=深谷)
「試合前からチームの雰囲気も良くて、前半の入りも明治自体は良かったが、やっぱり自分たちのミスから崩れてしまった。今回はミスで終わってしまったが、今回の前半の入りを継続していくことで自分たちの勝ちにつながっていくと思うので、負けてしまったが得るものはあった。スクラムのところではフロントローの選手たちが乗って勝ってくれていたので、後ろの自分たちもやりやすかった。セットプレーで帝京に勝てたというのは大きい。一人目のボールキャリアがゲインできないと、帝京さんは集散が早くて寄るところは寄ってかけてくる。そこから帝京さんのペースに乗せられて、ディフェンスからターンオーバーされてしまった。もっと初めのボールキャリアがゲインラインを切ることによって明治のテンポに持っていけたらよかった。(ラインアウトでは)相手の張られているところにサイン出ししてしまってスチールされてしまったので、どこが空いているのかとか早めに判断してチョイスしていけたらなと。チャンスボールに対して、トライを取るのに急ぎすぎてしまった部分があった。堅くアタックしていってからBKに回せるように途中から喋っていた。焦らず、冷静に自分たちのアタックをしていけるようにしたい。自分としてはみんなに勢いを与えるプレーというのが求められていると思うので、そこを意識して入った。下の学年の子たちが頑張ってくれているので、やっぱり主力がいない中でも今残っている4年生が引っ張っていって、主力が帰ってきたらまた一段階上がれるような状態にしたい。桶谷(宗汰主将)とか秀平(成田)だけのチームではないので、リーダー陣に頼るのではなく自分たちでもっと喋っていけたらなと思う。この試合でもう一度課題が明らかになったので、そこを修正していくとともに自分たちの持ち味であるセットプレーとアタックの部分で、確実にゲインラインを切れるようにやっていきたい」

福田健太(法2=茗渓学園)
「(前半)ゴール前までは行けていてもテンポが上がっていないところだとか、エリアマネジメントがうまくいっていないところがあったので、自分が入ったら点差も見ながらエリアを取れるところは取りに行こうと思っていた。一本そういった形でコミュニケーションを取って蹴ったが、ああいうキックを混ぜながらテンポを上げていこうと考えていた。コーチ陣にもテンポを上げることと、持ち味の仕掛けだったりはまだ精度が甘いところがあったがある程度はできたと思う。FWがきつくなったところの声かけやゲームコントロールはまだまだなので、早稲田と大学選手権もあるのでビデオでチェックしていきたい。FWは近場の帝京のディフェンスにかかったときに、BKがもっと助けてられればよかった。FWは今のまま頑張ってもらって、BKがもうちょいレベルアップしなければいけない。(ブレイクダウンの寄り、ミスボールへの反応が)チャンピオンチームとの差。細かいところからしっかりやっていくチームが、そういう姿勢が大事だと思う。明治が見習わなきゃいけないところの一つ。(大学選手権で再戦したら)帝京もフィジカルは強いが明治も負けてはいないと思う。フィットネスもあるので、そこを落とさず継続してやっていきたい。今日やっていて、追いつけない点差ではないと思った。自分たちがどうやればいいのか考えながら、常に帝京を想定して練習していきたい」

鶴田馨(営3=筑紫)
「外から見てる時間の方が長かったからどういう風にやろうかと考えながら準備はしていた。後半自分が入ってチームにどれだけエネルギッシュなプレーができたかは分からないけど、チームとしての課題が明確に出たので次につながる試合になった。外にスペースが空いてるからそこにアタックしようというのはチームでできていたと思うが、帝京のプレッシャーやブレイクダウンのところで差し込まれていた。それも全部練習から想定してやっていけば良い結果が出るのかなと思う。試合中に帝京に対して修正して合わせていかないといけないところもあるし、帝京が強い立ち上がりの時間帯にノーホイッスルでトライ取られた場面もあるし、そこをもっと全員が意識してやっていかないといけない。技術以外のところ、試合の立ち上がりだったりをチームで意思統一すれば点数も抑えられた。自分は12も13も練習していたからそれなりに動けた。まだできていない部分もあるが、今日の経験があるから試合中にもっとこうした方がいいというのが分かった。森田さんが序盤で抜けて、矢野が入って寛汰さん(尾又)がウイングだったり慣れないことがあってもしっかり戦っていかなければいけない。そこはもっとコミュニケーションでカバーしていければと思う。(明早戦に向けて)まずは自分もメンバーに入ること。前半からとか後半からとか関係無しにチームが一番良い状態になるようにリザーブからエネルギーを与えられたらと思う。絶対勝ちます」

矢野湧大(文1=大分舞鶴)
「今日は初めての対抗戦だったので、リザーブだったがこんなに早く出るとは思ってなかった。だいぶプレッシャーも緊張もあったが自分のやるべき仕事だけをしっかりしようと思った。やるしかなかった。会場に入ったら先輩も気を使って言葉かけてくれて、緊張はほぐれて試合に挑めた。いつ出てもいいように準備していたので、あまり焦らずプレーできた。帝京には高校時代から知っている有名な選手がたくさんいて、同じグラウンドに立てて光栄だった。自分がどれだけ通用するかも分かったので、とても良い経験になった。明治は相手を3トライ以内に抑えようと話していたが、相手のアタックに押されてしまってプラン通りに試合を運べなかった。終盤、山村がフルバック、尾又さんがウイングに入ったのは想定外のこと。これだけケガ人出るとも思わなかったので。自分のミスでピンチになる場面もあったので、最後ぐらいはチームに貢献しようという思いで取り切った。あのグラウンドであれだけの大観衆の中で自分もトライは取りたいなという気持ちはあったので、絶対取ってやろうという気持ちはあった。それで実際に取れたし名誉なこと。対抗戦で初めての試合での初トライだったので、これからも忘れないトライになると思う。これからの自信にもつながる。早明戦は今日よりも観客が入ってプレッシャーもあると思うので、もし出られるなら名誉なこと。出られるように自分は今日から2週間準備していきたいと思う」



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